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Spotifyで聴く、季節に寄り添う公式プレイリスト【冬編】

Spotifyで聴く、季節に寄り添う公式プレイリスト【冬編】

 春の兆しも見えてきましたが、まだまだ寒さも油断ならない冬の終わり。冷たい空気を身に受けながら、もしくは温かな部屋で過ごしながら、音楽を聴くのも一興です。そんな季節にもSpotifyのプレイリストがきっと役立つことでしょう。

(※公式プレイリスト内の曲は日々更新されます。取り上げた曲は、2024年3月時点のものです)

 まずは『Winter is Here #真冬のサウンドトラック』。沢山の冬ソングを収録したプレイリストです。槇原敬之「冬がはじまるよ」やレミオロメン「粉雪」といった長年愛されてきた冬うたから、4s4ki「winter again」やSouth Penguin「kani」といった個性的な最新ウィンターソングまで、幅広く網羅しているのが特徴です。back number「冬と春」やチョーキューメイ「snowspring」といった、春待つ季節にもぴったり合う、決定版のような選曲になっています。

 また『I’m cold』はBTS、ハリー・スタイルズといった面々の中でAimer「cold rain」、ego apartment「Wrong with u」といった邦楽曲も存在感を示すグローバルなラインナップ。ザ・ビーチ・ボーイズ「God Only Knows」やフランク・シナトラ「Moonlight In Vermont」といった往年の名曲を収めた『Snow globe』は煌びやかなムードに。また『Ice Time』はカナダのホッケーシーズンをイメージしたもので、ブラー「Song 2」やフォール・アウト・ボーイ「Dance,Dance」といったアッパーな楽曲が揃い、気分昂る冬を演出してくれます。

 Spotifyは1年を通して、その瞬間にぴったり合うプレイリストを用意しています。音楽とともに厳しい寒さを乗り越えていきましょう。

『Spotify Music Seminar』レポート 日本の音楽を世界へ届ける最良のパートナーとして

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 Spotifyは11月27日、渋谷の TRUNK(HOTEL)にて『Spotify Music Seminar』を開催。当日はレーベルやマネジメントなど音楽業界関係者約100名を招待し、Spotifyの経営陣によるプレゼンテーションやスペシャルゲストを招いた対談などを実施いたしました。

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スポティファイジャパン 代表取締役 トニー・エリソン

 まずはスポティファイジャパン 代表取締役のトニー・エリソンが今回の『Spotify Music Seminar』開催の意図を説明し、「グローバルストリーミングプラットフォームの中でも、音楽業界のパートナーとして創設したのはSpotifyだけ。真面目なネーミングにしちゃいましたが、仲間・友人の集まりのようなものだと思ってください」と語り、セッションがスタート。

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 そのまま“Spotifyからの日本の音楽業界関係者への提案”として「目の前に広がる世界輸出のチャンスを掴もう」「国内市場もまだまだ成長」「Spotifyは海外のみならず日本でもベストパートナー」と3つのキーワードを掲げました。

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 トニーは「日本ではここ数年、フィジカルの売り上げが減少しており、その分をまだストリーミングだけでは補填できてはいないが、今後ストリーミングによって必ずやV字回復できると考えています。それには海外での需要創出と国内でのさらなる需要拡大が鍵を握っていると思います。ストリーミングの普及によって、いつでもどこでも、好きな音楽を繰り返し楽しむことができるようになり、リスナーが音楽を聴く時間も、聴かれる音楽の多様性も爆発的に広がりました。音楽業界にとって良いことです。ストリーミングによってボーダーレスになった今の音楽市場は、まるで数百年前の大航海時代のよう。関係者は新しい文化や貿易に対応しないといけませんが、同時にそれは新たなビジネスチャンスといえます。Spotifyは皆さんがそのチャンスを掴むお手伝いをさせていただきます」と熱く語りました。

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 特に「海外進出」を強く推奨しており、その理由の一つとして「日本文化が世界で愛されていること」を挙げたトニー。「一見関係ないように思えますが、文化と音楽は切り離せない。『世界で一番行きたい場所』として日本が挙げられることも多く、『一番食べたい食』として和食という声が挙がることも多い。かつては日本人がメジャーリーグで成功するなんて誰も思っていなかっただろうし、サッカーでスペインやドイツに勝つなんて思ってもいなかったが、いずれも現実に起きた。外国人が生の魚を食べるなんて考えられなかったし、アニメだってニッチなエンターテインメントだったのに、いまや世界に受け入れられている。音楽だけが違うはずがなく他のもの以上にグローバリゼーションは簡単なはず。日本の音楽を世界に広げるまで、Spotify Japanのチームは決して満足しません」と語った。

 続いて世界におけるJ-POPとK-POPの再生回数を比較したグラフを示し、「日本にはBTSのようなスケールで世界的に成功したアーティストはまだいないと思いますが、それでもすでにJ-POPはK-POPの半分近くにまで来ている。これは決してサプライズではなくて、事業戦略に基づく順当な成長なんです」とコメント。独自の発展を遂げた日本のユニークな音楽カルチャーを世界のリスナーに紹介する目的で今年立ち上げたプレイリスト「Gacha Pop」をはじめ、日本のアーティストが海外でリスナーを広げるサポートを様々な形で展開していることを強調しました。

 次に「国内需要の拡大」については、ライフステージや生活環境の変化から少し音楽から距離が離れていたかつての音楽ファンたちに、プレイリストなどを通じて音楽の楽しさを呼び覚まし、懐かしさや情熱をかき立てるような様々な活動を行っていることも紹介しました。1976年から2019年までの各年を彩った楽曲の数々を当時の文化風俗や世相とともに振り返るプレイリストシリーズ「スローバックTHURSDAY」もその一例です。

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 最後にトニーは、新進アーティストがリスナーを広げ、キャリアを軌道に乗せられるようにプレイリストからライブイベントまで立体的に支援してきた『RADAR:Early Noise』に続くプログラムとして、女性アーティストの活躍を後押しする「EQUAL」と、LGBTQ+コミュニティのアーティストやクリエイターに脚光を当てる「GLOW」を紹介し、来年以降より多様なアーティストやクリエイターがリスナーとつながり、ファンを広げられるように注力していくことを宣言しました。またTikTokとアプリ上や「Buzz Tracker」を通じて連動し、楽曲のバズをいち早くキャッチしてストリーミング上でヒットに繋げる取り組みを行っていることや、アーティストとファンが結びつきを強化できるようにオンラインとオフラインで多様なプログラムを展開していること、さらにアニメファンに音楽の楽しさを感じてもらえるように話題のアニメ作品とコラボレーションしていることなどを紹介し、業界関係者がパートナーとしてSpotifyをより積極的に活用することを呼びかけました。

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 続いて、Spotifyでグローバル市場におけるビジネスとサブスクリプション事業を統括するGustav Gyllenhammerと、音楽部門のグローバルヘッドを務める Jeremy Erlichが登場し、ストリーミング時代における世界の音楽ビジネスの状況とSpotifyの影響についてトニーとともにパネルディスカッションを行いました。

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 ジェレミーはまず「CEOのダニエル・エクはサービスを開始した15年前から『数百万人のアーティストが音楽によって経済的に自立できるようになり、10億人の音楽ファンがその作品を楽しめる世界を創る』ことをミッションに掲げ、一貫して取り組んできた」と振り返り、「いまやこれは達成可能な数字だと感じているし、この数字を超える道筋も見えてきた」と宣言。Gustavは「世界においてストリーミングが市場を牽引している国が増えてきた。もっとも大きいのは北米で、続いてラテンアメリカが挙げられるが、アジア太平洋地域も急速に伸びつつある」とデータを交えて解説しました。

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Jeremy Erlich

 また、英語圏の音楽だけでなく、様々な言語の音楽がグローバルチャートを賑わしていることについて、グスタフは「2017年にルイス・フォンシの『Despacito』が世界的にヒットしたことを皮切りにラテン・ミュージックが世界中で広く聴かれるようになり、2020年から2022年の3年間はバッド・バニーがSpotifyでも世界で一番聴かれたアーティストであった」とラテン音楽の世界的な躍進について触れると、続けてジェレミーは「最近ではアフリカ発のアフロビーツも盛り上がってきている。アフリカの音楽は長い間さまざまな音楽に影響を与えてきたが、つい先月にはレマの『Calm Down (with Selena Gomez)』が10億回再生を突破するなど、より影響力の大きなジャンルとなっている」とコメント。

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Gustav Gyllenhammer

 では、アジア圏の音楽はどうでしょう。グスタフはK-POPを例に挙げ「2023年にリリースされたK-POP関連楽曲の合計再生数は500億回だった」と明かし、今後も「韓国の音楽レーベルや事務所と密に連携してさらなる世界展開を後押しをする」と語った。

 続いてトニーから海外でリスナーを増やすための方法について聞かれたジェレミーは、「アーティストごとに様々な魅力があるのだから、全てに当てはまる定型はないものの」と前置きしたうえで「成功の鍵はまずは何よりも質の高い作品を作ること」とコメント。日本の音楽についても、「ストリーミングの普及と共にこれまで以上に世界に広がっている」と語り、「死ぬのがいいわ」が昨年世界で人気となった藤井風を最近の成功例として挙げました。

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 藤井風の躍進については、「Spotifyでは2020年から『RADAR: Early Noise』プログラムを通じてサポートしてきた。日本でリスナー基盤を広げた後、まずは動画投稿やソーシャルメディアなどをきっかけに東南アジアでバズが起き、楽曲がストリーミングで聴かれるようになったことで世界中に広がっていった。『死ぬのがいいわ』が世界で4億以上の再生回数を記録し、日本のアーティストとしては初めて月間リスナーが1000万人を突破した」と紹介。また他の事例として、「世界中で5億回再生を突破したYOASOBIや、韓国でのバズからバイラルヒットになったimase、アニメをきっかけに世界にリスナーを広げたAdoなど、様々な成功事例が散見されるようになってきた」と語り、「大事なのはまずは本国で基盤を作ること。そこから最初は近隣諸国でリスナーを広げ、ヨーロッパやアメリカなどより大きなマーケットにリーチしていく。まずはぜひ日本のSpotifyチームと協力して国内で楽曲をヒットさせた後、私たちと一緒に世界へ進出しましょう」と、日本のアーティストへのグローバル規模でのサポートに助力を惜しまないことを宣言し、セッションが終了しました。

 続いて、スペシャルゲストとしてYOASOBIのプロデューサーを務めるソニー・ミュージックエンタテインメントの屋代陽平さんと山本秀哉さんが登場し、スポティファイジャパン 音楽企画推進統括の芦澤紀子と対談を繰り広げました。

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スポティファイジャパン 音楽企画推進統括 芦澤紀子

 芦澤はまず「2023年はYOASOBIの『アイドル』が多くの話題を作った。2023年6月10日付の米ビルボード・グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”でJ-POPとして史上初めての1位を獲得。再生数も国内アーティストでは最速で1億回を、さらに9月には2億回を突破し、国内アーティストとして2組目となる月間1000万フォロワーを突破しましたね」と多くの快挙を成した今年のYOASOBIの活躍を振り返ると、屋代氏は「観たことのない景色を『アイドル』に見せてもらっている。この曲によって海外展開を考えるいいきっかけになりました」と語り、山本氏は「昨年12月にインドネシアとフィリピンのライブに出演し、海外のファンの熱量をダイレクトに体感する機会があった。J-POPにはどのような良さがあり、どうすればそれが海外のオーディエンスに伝わるかを考えてきた結果ではないか」と語り、セッションがスタート。

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 続けて芦澤が「バズのきっかけとなった『歌ってみた・踊ってみた』的なUGC動画が爆発的に投稿されたのは意図的ですか?」と質問をすると、屋代氏は「あくまでも結果論ですね。リリース前にはインフルエンサーを仕込むことなども模索しましたが、結果的には実施せず、アニメ『推しの子』とのコラボレーションに絞ってプロモーションを展開したほうが、アニメの引力も引き出せると思いました」と語りました。

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ソニー・ミュージックエンタテインメント 屋代陽平さん

 また、芦澤は「世界に広がった曲の多くはバイラルチャートをきっかけに注目を集めたヒットになっている。そもそもバイラルチャートを普段から意識しているのでしょうか?」と立て続けに問いかけると、屋代氏は「YOASOBIとして最初にトップを取ったチャートがSpotifyのバイラルチャートなんです。2020年の冬に美容室で髪を切っていたら『夜に駆ける』が国内バイラルチャートの首位になったLINEが届いて、初めてその存在を知って以来、YOASOBIはバイラルチャートとともにあると思っています。」とバイラルチャートの重要性を再確認。ソーシャルメディアでの広がりを促進するために、「実際にUGC動画を作った方の投稿を見て、引用ポストなどもしているんです」と公式アカウントの運用方法についても語ってもらいました。

 Spotifyは楽曲を配信しているアーティストやその関係者向けに様々なリスニングデータを分析できるツール「Spotify for Artists」を提供していますが、芦澤は「Spotify上でYOASOBIがどの国で聴かれているかをデータで見ていくと、アメリカ、メキシコ、インドネシアが上位などとわかります。こうしたデータは活用されることはあるのでしょうか?」と質問。屋代氏は「日々拝見していて活用しています。今週末からフェスへの参加とワンマンで海外にいくのですが、『この国はこの曲が聴かれているからセットリストに入れよう』とか、訪問する都市をどこにするかなど、アクションを立てる際の参考にしています」と、様々な活動に活かされていることをを明かしてくれました。

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ソニー・ミュージックエンタテインメント 屋代陽平さん(写真左)と山本秀哉さん(写真右)

 最後に「日本のアーティストや楽曲がこれまで以上に世界で勝っていくには?」と質問された山本氏は「日本の良さや日本独自のものをわざわざ変えるよりは、それらを世界にちゃんと発信していくことが大事だとわかりました。また、日本人の特性かもしれませんが、自分たちが積極的に世界に発信していくというよりは、海外の人に見つけてもらってピックアップされることが多い。でも、欧米では自分たちがしっかりと主体的に発信しており、目的意識を持って発信していくことの大事さを改めて感じています」と実体験をもとにした意見を述べ、セッションは幕を閉じました。

 最後にスポティファイジャパン音楽部門の統括責任者・大西響太が登壇。イベントの締めくくりとして「日本の音楽市場の未来について我々の考えをシェアできたことがうれしい」と述べたあと、業界関係者に向けた具体的な提案として「Spotfy For Artistの活用」、「Playlist Ecosystemの理解とカタログ作品の充実」、「Spotify MasterClassの利用」などを呼びかけ、イベントは終了しました。

 Spotify Japanはこれからも、日本のアーティストたちの良きパートナーとして国内市場を盛り上げ、海外進出を支援したいと考えています。

(写真=林直幸)

Lampの音楽はなぜ海外で支持されたのか ストリーミングが広げた新たなリスナーとの出会い

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 2000年に結成された3人組バンド、Lamp。2003年にインディーレーベルMotel Bleuより1stアルバム『そよ風アパートメント201』をリリースし、ボサノバを基軸としながらフォークやサイケ、AORなどの要素を散りばめたそのサウンドがコアな音楽ファンの間で密かに話題になりました。

 大掛かりなプロモーションやツアーなどは積極的に行わず、ひたすらマイペースに作品をリリースし続けてきた彼らでしたが、ストリーミングサービスにて楽曲配信を開始した2018年頃から主に海外で着実に再生回数を伸ばし、現在Spotifyの月間リスナー数が200万人を超えるほどの存在となりました。

 前作『彼女の時計』からおよそ5年ぶりの新作『一夜のペーソス』(2023年10月リリース)も順調にリスナー数を増やし続けているLamp。なぜ彼らの作品が海外の若い世代に受け入れられてきたのでしょうか。海外リスナーへのアプローチはどのような経緯で始まったのか、メンバーの永井祐介さん(Vo)、榊原香保里さん(Vo)、染谷大陽さん(Gt)に話を聞きました。

楽曲配信「以前/ 以後」で変化した海外リスナーからの反響

Lamp

──Lampは現在、Spotifyの月間リスナー数が200万人を超えています。この状況について率直にどう思われますか?

染谷: 僕たちの音楽を聴いてくれている人が増えたことは嬉しいですし、海外の方々がこんなに聴いてくれていることに驚いています。ただ、こういった数字は音楽の本質的な部分とはほとんど関係ないので、気にしないようにしたいなとも思っています。

榊原:実をいうと、私自身はそういった数字は興味がなくて。周りに言われても「ふうん」という感じでずっと過ごしてきました。今はこうやって取材を受けることもあるので、状況は把握しているつもりですが、それでもあまり意識したことはないですね。これまでの活動の中で、取り立てて注目を集めたこともあまりなかったですし。ただ、こうやっていろんな人たちに聴いてもらえたことについては、それなりにやってきたという自負もあるので、「不思議だけど、不思議じゃない」みたいな(笑)。そんな感覚が続いています。

永井:これまでずっと、「売れる/ 売れない」というところで活動してこなかったというか。バンドを始めたばかりの頃は、音楽だけで食べていくことを想像していたんです。でもインディーズで1枚、2枚と作品を発表してみて、現実的に「あぁ、これは無理だな(笑)」と思ったんですよね。そこからは、音楽を仕事にするということをほぼ諦めていたし、商業的なことをあまり期待もしていなかったんです。なので、自分たちがこういう状況になったのはきっと時代の流れにうまく乗れた運もあっただろうし、商業的な成功とは無縁の世界で純粋に自分たちが良いと思える音楽を本気で作りつづけてきたからなのかなと。こうやって見つけてもらい、聴いてもらっていることに関しては「運が良かった」という気持ちと、「まわりを気にせず本気で作ってきて良かったな」という気持ちの両方がありますね。

──海外リスナーへのアプローチが始まったのは、2016年~2018年にアジアライブを行ったことがきっかけだったそうですね。

染谷:2003年に6曲入りの1stアルバム『そよ風アパートメント201』を出したのですが、その直後くらいから韓国のレーベルから「音源をリリースしたい」「ライブをやってほしい」というコンタクトがありました。00年代後半には、Myspaceという音楽を軸としたSNSサービスが流行っていて、それを通じてアメリカ等海外のレーベルから連絡をもらうこともあったんです。僕らは基本的にレコーディングなど創作活動が主体で、ライブに関しては「新規ファンを獲得するため」というよりはむしろ普段から僕らの音源を聴いてくれている人たちに対する「お礼」みたいな気持ちでずっとやってきました。なので、僕らから海外リスナーに対して「アプローチ」をしたわけではなくて。オファーがあったので「楽しそうだし、じゃあ行こうか」という感じでした。

──Lampの楽曲が配信される「以前/ 以後」で、海外リスナーからの反響はどう変化しましたか?

染谷:先ほどのMyspace以降で言うと、「A都市の秋」という楽曲がSoundcloudのリンクが貼られる形でRedditというアメリカの掲示板サイトで広まったというのは認識しています。それがおそらく2015年くらいだったと思います。そういった感じで配信前から徐々に海外に広まっていった感覚はありますが、やはりストリーミングサービスで配信を開始し、SpotifyがYouTubeやInstagram等他のプラットフォームと連動するような形になったのか、僕らに目を向けてくれる海外の方が一気に増えました。僕らにとってそれが大きな変化だったのは間違いありません。

自分たちの楽曲は新しい生活様式との相性が良かったのかもしれない

──2021年には、ユーザーのTikTok投稿に使用された「ゆめうつつ」という楽曲がバズを生み出します。現在Spotifyでもこの曲の再生数が、Lampのレパートリーの中で最も多く、同曲を収録したアルバム『ランプ幻想』(2008年)の楽曲も多く聴かれています。

染谷:この曲は、たとえばドノヴァンの『The Hurdy Gurdy Man』収録の「Peregrine」や「Teas」、ビートルズの「Blue Jay Way」、スタックリッジ「32 West Mall」とかマイケル・ゲイトリー「The Way Your Love Is Going」なんかを意識しながら作りました。自分たちとしては良くできた曲だしめちゃくちゃ気に入っているんですけど、まさかこんなに多くの人に気に入ってもらえるとは思ってもいなくて(笑)。TikTokで流行る音楽はビートが強かったりキャッチーなフレーズがあったりするものが多いと思うのですが、コロナ禍で1人で家にいる時に音楽を聴く人が増え、そういう状況で聴いてもしっくり来るものを探すようになったのかなと勝手に予想してます。自分たちの楽曲がコロナ禍の新しい生活様式と相性が良かったのかもしれない。

──「ゆめうつつ」はアメリカ・カナダ・イギリスの順に再生回数が多いそうです。

染谷:どこの国が特別ということはないですが、強いて言うなら、僕自身、10代の頃から特に60年代のアメリカやイギリスの音楽に対しての憧れがありました。バンド結成の頃から海外の人にいずれは聴かれるだろうということを常に意識しながら楽曲を制作していたし、世代は違っても自分たちの音楽をこういう形で届けることができたのは嬉しいですね。

──昨年は『恋人へ』のアルバムジャケットを真似したTikTok投稿が、ファンアートミーム化する出来事がありました。

榊原:あれもすごく不思議な現象でしたね(笑)。

染谷:そもそもあの写真は、カメラマンとメンバーと4人で海へ行き、ジャケットのための撮影をしているときに偶然撮れたものなんです。しかもカメラマンじゃなくて僕が(笑)。その頃持っていた安いデジタルカメラのファインダーを覗き込んだときに「あ、この感じ!」と思う瞬間があって、それで撮った写真がとても気に入ったので有無を言わさずジャケットに使用しました。当時、つげ義春の「海辺の叙景」の雰囲気、陽気な海ではなく少し淋しさを感じる海の景色に憧れを抱いてました。そういう雰囲気になったかなと。撮った瞬間に僕が感じた「良さ」が海外の人の感覚に響き、真似されるようになったのだとしたら嬉しいですね。

これからも純粋に音楽のことだけを考えて制作していく

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──Lampが断続的な活動で23年も続けてこられたのはなぜだと思いますか?

染谷:僕から見ると2人はあまり前に出たがらないタイプだし、自分から「こういうことがやりたい」とも言ってこないんですよね。その上、僕が考えた企画とかあらゆるオファーをまあほぼ嫌がるので(笑)、とにかく「無理強いをしない」ということは気をつけています。一方、僕は結構思い込んだら通したいタイプなので「どうしてもこれはやる!」と思ったことは2人を引っ張ってでも実現しちゃいます。それでなんとかアルバムを完成まで持っていったりツアーをやったりしているんです。2人はそういうところは僕を理解して歩調を合わせてくれてますね(笑)。

榊原:大陽のおかげでLampは続いていると言ってもいいかもしれない。まあ、バランスがいいんだと思いますね。彼のようなアグレッシブなタイプと、なんとなくついていく永井と私、みたいな。

──いい塩梅で引っ張ってくれているというか。

榊原:そうですね。そこは結構、考えてくれているんだと思います。

──2000年代の作品がストリーミングサービスなどを通じて今の若い世界中のリスナーに聴かれるようになり、それで新作を出すとなったときに音楽の作り方、届け方が変わったところはありますか?

染谷:バンドをやり始めた時から「売れた/売れなかった」で音楽を作るスタンスや信念みたいな部分は変わったらダメだなと思っていました。もちろんリスナーが増えることも、再生数が上がることも良いことです。ただ、音楽を作るときにそういうことは全く考えません。結果的にたくさん聴かれている僕らの楽曲も、ヒットさせるとか再生数だとかを一切気にせず純粋に音楽のことだけを考えて作ったわけですし、今回も同じように音楽と真摯に向き合いながら作りました。届け方に関してもそうですね。特にプロモーション活動などやってこなくてもこれだけ広まった経験があったので、今回も別にやらなくていいと思ったんです。新作に関しても今後少しずつでも広まっていけばそれで良いと思っています。

Spotifyのリニューアルされたホーム画面を使いこなそう プレビュー機能で「好き」がすぐ見つかる

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 Spotifyは、今年4月にホーム画面をリニューアルし、新たなお気に入りの音楽やポッドキャストをこれまで以上に簡単に見つけられるようになりました。本記事では、新ホームフィードの特徴をいくつかご紹介いたします。

プレイリストや楽曲のプレビュー再生で、新たな音楽との出会いを促進

 Spotifyのホーム画面では、音楽とポッドキャストそれぞれのフィードに切り替え可能で、2つを混在することなく、簡単にお気に入りのコンテンツを見つけられます。音楽のフィードをスクロールすると、おすすめのプレイリストが縦長のショート動画と共に自動的にプレビュー再生されます。再生中の楽曲のミュージックビデオやイメージ映像などが表示され、視覚からも楽曲やプレイリストの世界観を感じることができ、より自分好みな音楽に出会いやすくなりました。

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 プレビュー画面には、アーティストや楽曲の概要が記載されているので、聴いたことのないアーティストの情報もホームフィード上で簡単にご確認いただけます。プレイリストのプレビュー再生では、収録されている曲のダイジェストが再生されるので、試聴するような感覚で気軽に全体像を掴むことができるのも特徴のひとつです。

字幕が表示されるポッドキャスト番組のプレビュー再生

ポッドキャストのフィードでは、ユーザーの聴取履歴をもとに、おすすめの番組のエピソードが表示されており、音楽同様にフィード上でプレビュー再生できます。音声をオフにしていても、番組の字幕がテロップで表示され、文字を読みながら聴くことで、内容がより理解しやすくなるように感じます。

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また気になる番組を見つけたら、ワンタップで、聴取開始、または該当エピソードの概要ページに移動でき、さらにプラスボタンをタップすると“保存”、矢印のボタンをタップすると“ダウンロード”可能です。

新しいホーム画面をご活用いただき、Spotifyで新しい音楽やポッドキャストとの出会いをお楽しみください。

ポッドキャスト番組を始めるには? Spotify for Podcastersを使用して番組を作る手順を紹介

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 インターネットの普及や音声デバイスの発展に伴い、一気に需要が増したポッドキャスト。Spotifyでも、国内で月に一度以上ポッドキャストを聴取するユーザーの数は42倍以上に、また1ヶ月あたりのポッドキャスト聴取時間も同期間で168倍以上になっています。

※Spotifyが「Audio First」という新たな成長ビジョンを打ち出し、ポッドキャストに本格的に注力し始めた2019年から今年6月までの数字を比較

 こうしたポッドキャスト人気に伴い、新たな発信ツールとして「音声」に着目するクリエイターも広がっています。一方で、番組の収録や配信方法など、具体的な始め方を知らない人も多いはずです。そこで、今回は、実際に番組を始めるにはどのような手順を踏むべきかを、誰もがスマホ一つで簡単に番組を録音・編集・配信・分析できるクリエイター向けツール「Spotidfy for Podcasters」と共にご紹介していきます。これから番組を配信しようと思っている方は、この記事を参考にしてチャレンジしてみてください。

番組コンセプトの設定

 ポッドキャストをはじめる際、最初に番組コンセプトを決めることをお勧めします。初めて番組を録音する場合、なにをやりたいのか、なにを話したいのかを明確にしておくと、話し始めがスムーズになります。加えて、自分の属性をラベリングすることも重要です。「こんな人が喋りますよ」ということがリスナーに伝わると、聞きやすい番組をつくることができます。

 初回は自己紹介をするのがおすすめです。なぜ番組を始めたのか、自分はどういう人なのかをリスナーに伝えましょう。

一人でポッドキャストをはじめる際のポイント

 一人で話す自信がない場合は、自分のほかに、ラジオ番組の放送作家のような仮装の相手がいることを想定すると話しやすいです。仮装の相手をつくると、『うーん』などといった話の間を埋めるような相槌が生まれやすくなり、話に緩急がでてきます。

 また、事前にタイムスケジュールを決めておくのもおすすめです。最初はスケジュール通りに話すのが難しくても、次第に尺に合わせて調整ができるようになります。

実際に番組を録音する

 いよいよ録音です。『Spotify for Podcasters』は、音声録音から編集、配信、リスナー分析まで、音声配信のすべてを単一プラットフォームで行うことができます。

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 まずは『Spotify for Podcasters』の「作成してみる」からスタートしましょう。ちなみに、Spotifyのアカウントがあれば、新たなアカウントの作成は不要です。

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 「録音または編集」で次の画面へ。音源がある場合は、データをドラッグして番組をアップロードしましょう。

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 「今すぐレコーディングする」で、 PCやスマホのマイクを使いそのまま録音ができます。機材を使用して、収録後に音源データをアップロードすることも可能です。

 また、『Spotify for Podcasters』には、Spotify上で利用できる楽曲をトークに差し込む『Music + Talk』という機能があります。この機能を使えば、番組を盛り上げることができたり、楽曲についてのトークも展開しやすくなります。

動画をアップロードしてみる

 音源を撮り終えたら、アップロードです。

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 番組のタイトル名、エピソードの説明文を記入しましょう。

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 作成した番組は、予約投稿をすることも可能です。どんな時間帯の録音でも、流したい日時に設定することができます。

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 カテゴリーを選択します。

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 カバーアートの選択をします。

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 ここまでできたら、いよいよ公開です。

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 これで、番組配信の準備ができました。

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 その後、番組に挿入したい曲を『Music + Talk』で登録します。

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 エピソードはあとから編集ができるため、不要だと感じた部分はカットをするのがおすすめです。

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 番組公開後は、上記のような画面が表示されます。

 『Spotify for Podcasters』ならスマホで音源を撮り、そのままアップロードすることが可能です。とても手軽に番組を作成することができ、自分のペースで配信を行うことができます。気になっている方は、ぜひ『Spotify for Podcasters』を活用して、音声コンテンツを作成してみてください。

Spotifyで聴く、季節に寄り添う公式プレイリスト【秋編】

Spotifyで聴く、季節に寄り添う公式プレイリスト【秋編】

 かつてないほどの猛暑に見舞われた夏を越えてやってきた秋。穏やかな気候と今年が暮れ始める気配に少し寂しい気分にもなるこの季節。Spotifyのプレイリストを聴きながらゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

(※公式プレイリスト内の曲は日々更新されます。取り上げた曲は、2023年10月時点のものです)

秋の訪れから風物詩まで…テーマごとに楽しむ定番/最新曲

 まず外せないのは『秋の気配』。フジファブリック「赤黄色の金木犀」やスピッツ「楓」といった情感たっぷりの定番ナンバーから、“秋冬の帝王”ことスカート「オータムリーヴス」や現在世界中にリスナーを増やしているLampの「秋の手紙」や「A都市の秋」などを取り揃えています。また、金木犀の香りをモチーフにした、なとり「金木犀」、くじら「金木犀 (feat.Ado)」、オレンジスパイニクラブ「キンモクセイ」など、季節の匂いを感じさせるナンバーも収録されており、その名のとおり“秋の気配”を味わえるプレイリストです。

 また秋の風物詩であるお月見のBGMにもぴったりな『Fly Me To The Moon -月のサントラ-』というプレイリストも。エレファントカシマシ「今宵の月のように」やスガ シカオ「黄金の月」といった往年の名曲から、ROTH BART BARON「月に吠える feat.中村佳穂」やD.A.N.「No Moon」といったクールな楽曲、TOMOO「Grapefruit Moon」やKyrie「燃え尽きる月」などの話題曲も随時更新されています。アーティストごとに異なる“月”の描き方を堪能するのも面白いかもしれません。

 また『秋の旅立ち』というプレイリストは松任谷由実の楽曲のみで構成されています。「木枯らしのダイアリー」や「サファイアの9月の夕方」といった隠れたユーミンの名曲たちが1本の映画のように紡がれています。

https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX4vKjYqriWWo?si=075f430d8eb4419c

季節のシーンにピッタリな洋楽/ジャンル別プレイリスト

 洋楽プレイリスト『fall feels』では、Clairo「Amoeba」からBig Thief「Change」まで、より幅広い曲調で秋を演出してくれます。

 その他にもメロウなエレクトロやアンビエントナンバーがリラックスしたムードを誘う『Autumn Lounge』なども季節を彩ってくれます。また、秋の夜長の読書タイムには多種多様なピアノインストを揃えた『Autumn Piano』や、ムーディーでジャジーなナンバーが大人な時間を演出する『Jazz for Autumn』などが寄り添ってくれるはずです。

https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWTSPqolnbHgK?si=bab54bf3554f4af1

 秋の過ごしやすい気候は心をそっと和らげ、ゆったりとした時間を与えてくれます。そんな時間のお供としてSpotifyのプレイリストを活用してみてはいかがでしょうか。

音楽と食文化が交差する特別なひとときを通じて、さらなるパートナーシップを。日本初開催となる『Spotify Supper Club』をレポート

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 10月18日、Spotifyは食と音楽に彩られた特別なひとときをお届けするイベント『Spotify Supper Club』を国内ではじめて開催。会場となった寺田倉庫B&C Hall(東京都・品川区)には、広告ビジネスやマーケティングの分野で活躍するビジネスパーソンやクリエイターが集いました。

 国内のデジタル音声広告市場は目覚ましい成長を続けています。日本でもサービス開始から7年を迎え、気分やシチュエーションにあった音楽やポッドキャストを一日中ストリーミングで楽しむライフスタイルが広く浸透する中、商品やサービスのマーケティング施策にSpotifyというプラットフォームの活用を検討する企業の皆様の関心も高まっています。Spotifyとしても、今後国内でも広告事業にさらに注力していくというこのタイミングに、Spotifyの世界観を五感で体感いただける機会を設け、広告主や広告業界のパートナーの皆様と交流を深めたいという思いから、世界中で行われてきた『Spotify Supper Club』のイベントを日本でもこの度初めて開催する運びとなりました。

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 イベントの冒頭では国内広告事業部門をリードする立石ジョーが挨拶。さらにこの日にあわせて来日したSpotifyのグローバルにおける広告事業責任者であるリー・ブラウンも「世界でも最先端のトレンドを生み出し続けている日本という市場に深くコミットできることに興奮しています。皆様とのパートナーシップに応えるためにも、この市場を勝ち取ることをお約束します」と意気込みを述べ、乾杯しました。

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 この日のために特別メニューを用意してくれたのは、ミシュラン二つ星を獲得した日本料理店『傳』(東京都・渋谷区)の長谷川在祐シェフとJoyeta Ngシェフ。普段から音楽にインスピレーションを受けて料理をつくることもあるという長谷川シェフは「音楽のプレイリストをつくるように、最後まで飽きずに楽しんでもらえるように工夫しながらコースをつくりました。前菜からデザートまでどれも自信作ですが、皆様の心に長く残る料理が一皿でもあれば嬉しいです」と語りました。

 会場を音楽で彩ってくれたのは、DJ YonYonさん。心地よい音楽につられるように、皆様の会話が弾んでいく様子が印象的でした。

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 イベントのもうひとつの目玉となったのが、シンガーソングライター・有華さんによるスペシャルライブです。今年リリースされたシングル「Baby You」が、日本のみならず世界各国のSpotifyバイラルチャートでトップ10入りを果たし、現在月間リスナー数も約85万人を数える有華さん。いま注目のアーティストのひとりです。

 Spotify日本法人代表であるトニー・エリソンの紹介で登場した有華さんは、10月25日にリリースされたメジャー1stフルアルバム『messy bag』にも収録されている「Bestie」を皮切りに、ソーシャルメディアを中心に大きな話題を呼んだ「Partner」や「Baby you」などの人気曲を披露しました。合間のMCで「実は今月、誕生日だったんです」と明かすと、会場から「おめでとうー!」と声援が上がる一幕も。最後は「歌手として活動をはじめた頃からずっとずっと歌ってきた曲」だという「バースデーソング」を歌い、ライブを締めくくりました。

 閉会の最後の挨拶には、日本を含むアジア太平洋地域の広告事業を統括するブラッド・グリーリーが登場。「来場してくれた皆様とのパートナーシップに本当に感謝しています。これからも一緒に音声広告市場を成長させていきましょう」と呼びかけました。

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 Spotifyは、ブランドの皆様が毎日のサウンドトラックとして音楽やポッドキャストを楽しむ国内外のオーディエンスとつながり、関係を構築できるような機会やソリューションをお届けしてまいります。

Spotifyの「Jam」はみんなの“好きな音楽”を楽しめる! 友達とリアルタイムで曲を共有し合える新機能の使い方

Jamの使い方

 Spotifyは、パーソナライズされたリアルタイムセッション機能である「Jam」の提供を世界中のSpotifyプレミアムおよび無料プランのユーザーを対象に開始しました。

 Jamを利用すると、プレミアムユーザーは、ホストとして、他のSpotifyユーザーを招待し、リアルタイムのリスニングセッションをお楽しみいただけます。

 同機能では、ホストが選曲するだけでなく、他の参加者も全員好きな楽曲を共有キューに追加できます。また、参加者全員の聴取履歴に基づいたAIによるレコメンドも受け取ることができます。

 現段階では、Jamのセッションをホストできるのはプレミアムユーザーだけとなり、無料ユーザーはホストから招待を受けることでJamに参加いただけます。

▼使い方を解説動画でも確認▼

Jamの利用方法は以下のとおりです。

1.プレミアムユーザーは誰でもJamを始めることができます。まず接続が完了したら再生するプレイリスト、曲、またはアルバムを選んで、「Jamを開始」を選択します。スマートフォンまたはスピーカーなどの再生するデバイスを選択したら、プレイリストか楽曲の上部にある3つの「…」をタップします。

2.JamのホストになったらSpotifyユーザーを招待することができます。以下3つの中から用途に合わせた方法を選択してください。

・リンクをシェア(「共有」をクリック、SNS、テキスト、SMSなどで送信)

・スマートフォンを近づける(Bluetoothをオンにして、携帯電話を一緒にタップ)

・QRコードをスキャン(友達にホスト画面のQRコードをスキャンしてもらう)

※Spotify無料ユーザーは、同じBluetooth上でのみセッションに参加することができます。

3.Jamに参加したら、各自のデバイスから共有キューに楽曲を追加してみましょう。プロフィール写真も一緒に表示されるので、誰がどの楽曲を追加したのかも確認できます。AIによるレコメンドを参考に、グループの好みに基づいたおすすめから追加する曲を選ぶこともできます。

4.ホストはJamの参加者を決定したり、楽曲の削除や順番を変更できる権限を持っています。ホストは「ゲストコントロール」をオンにすることで、セッションに参加する全員に楽曲の削除や順番の変更を許可できます。

Jamの機能を使ってあなたのおすすめの音楽を友達と一緒に楽しんでみませんか。まずはホストになってゲストを招待してみましょう。

Spotify広告事業部門リーダーに聞く “デジタル音声広告の可能性とビジョン”

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 Spotifyは昨年8月に国内でデジタル音声広告事業を拡大するために、人材増強をはじめ投資を強化する発表を行いました。実際にこの一年で積極的に採用を行い、専門性の高いチームづくりに取り組んできました。今回はそんな広告事業部門のリーダーである立石ジョーに、Spotifyへ入社した理由から、今後の広告事業に関するビジョン、リーダーシップに対する考え方などについて話を聞きました。

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▷まずはこれまでの経歴を伺えればと思います。

立石:前職はTwitter(現在のX社)でパフォーマンス広告に関するアジア太平洋地域全体の営業統括をしていました。それ以前は、NIKEで日本のeコマースチームを立ち上げたり、ウィメンズの営業部長を担当していました。

▷Spotifyには2022年の8月に入社しました。Spotifyへの入社を決めた理由は?

立石:Spotifyは国内でサービスを開始する以前の2015年ごろよりユーザーとして愛用していた、自分にとってもすごく愛着のあるサービスなんです。Spotifyがないと1日が始まらないといえるくらい毎日の生活に欠かせないサービスが、日本国内で広告事業を拡大していく重要なフェーズにあることを知り、「これは運命だ!」と思って入社を決めました。

▷ユーザーとして元々接していたというのは大きいですね。普段はどういったジャンルの音楽を聴くのでしょう?

立石:プレイリストで聴くことが多いです。ジムに行く時は「ワークアウトプレイリスト」や通勤中はハッピーなプレイリストで気分を上げて、夜には「Chill Out Music」のような落ち着くプレイリストが好きですね。Spotifyにはその時の気分や生活場面にマッチしたプレイリストがたくさんありますし、使うほどにどんどん自分の好みに合った曲が提案してくれるのが醍醐味です。

  アーティストではボーカルが強くてしなやかな洋楽の女性アーティストが特に好きです。ホイットニー・ヒューストンリアーナアデルとか。最近はテイラー・スウィフトを小学生の娘と一緒に聞いていて、来年初めてコンサートに連れて行くつもりです。

▷Spotifyが作り上げたプレイリスト文化への愛情を感じます。国内ではサービス開始から今年で7年になりますが、ビジネス全般の状況はいかがでしょうか?

立石:おかげさまで大変好調でユーザー数も順調に伸び、日本でも代表的なオーディオストリーミングサービスとして認知されるようになりましたし、国内のデジタルオーディオ消費の成長を牽引してきたと自負しております。Spotifyは「パーソナライズされたリスニング体験」をお届けすることに力を入れているため、リスナーは自分好みの、生活場面やその時の気分にあった音楽やポッドキャストと日々自然に出会うことができるのが醍醐味ですし、一方でアーティストやクリエイターはこれまでにない方法で新たなリスナーを獲得し、つながりを強めることができるようになったと考えています。

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▷広告プラットフォームとしてのSpotifyについてはどのように変化してきたと考えていますか?

立石:国内で利用が広がるに従い、企業やブランドから広告やマーケティングを展開するプラットフォームとして注目も増しているように思います。広告事業を今後大きく成長させていくための強い基盤がすでに作られていると感じています。

▷国内でのデジタル音声広告市場の可能性についてどのように考えていますか? また、どのような戦略で実際に成長を実現する予定でしょうか?

立石:日本におけるデジタル広告市場の成長には可能性を感じており、Spotifyが広く浸透したこのタイミングに投資を強化することで、オーディオストリーミングサービスのリーダーとしてデジタル広告市場の成長に寄与していきたいと考えています。採用の強化はそのための第一歩ですね。

 これを推進するために国内の広告代理店とより有意義なパートナーシップを結び、Spotifyは日本の若い消費者とエンゲージメントを深められる媒体であることについてブランドや企業の理解を深め、利用を促していきたいと考えています。

 また、一部海外では既に実装済みの革新的なアドテクやポッドキャスト広告ソリューションのローカライズを進め、日本においても効果的にリーチできるようにサポートすることも重要だと思います。実際に私たちは世界に5億人超のリスナーを抱えており、日本のブランドはSpotifyに広告を出すことでこれらのリスナーにもリーチすることができますから。

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▷Spotifyのデジタル広告を利用する最大のメリットは何だと考えますか?

立石:スマートフォンが普及した社会において、あらゆるコンテンツで可処分時間の奪い合いが起こっています。ゲームや映像コンテンツ、SNSなどの視覚情報に関しては現状かなりのレッドオーシャンとなっていますが、耳から入る情報は“他のことをしながらできる”というメリットが大きいんです。実際に通勤中やリラックス時も含め、一日を通して使っていただいているユーザーも多いので、広告主は、その時々のモーメントに合ったメッセージをお届けすることができ、大きな効果を生めると考えています。実際に聴取後の広告想起は他メディアより5倍高いというデータもございます。また、自分の好きな音楽や気分に合った音楽を聴いているなかで、間に挟まれる広告というのはブランドメッセージが伝わりやすく、エンゲージも高いです。エンゲージメントについては、あらゆるメディアより19%高いと言われています。

 加えて、ブランドと関連性のあるオーディエンスをターゲティングできますし、基本的にライセンス契約をしている楽曲や、社内チームが制作するハイクオリティなSpotify上のコンテンツに対して配信されるため、安心してブランドセーフティな環境でメッセージを届けることができます。ちなみに、Spotifyが実施したSpotifyへの広告出稿によって得られるブランドリフト結果に関する調査(「Spotify Brand Lift」)では、ユーザーの70%がSpotifyというブランドを信頼できると考えているようです。

▷国内で出稿が増えているクライアントの業種・製品・サービスなどはありますか?

立石:業種やサービスにおいては、広く様々な業種業界の広告主様に出稿いただいていますが、国内で特に最近増えているのがテック業界および消費財、食品や飲料などです。

▷デジタル音声広告に向いている業種・製品・サービスというのはあるのでしょうか。

立石:業種に限らずオーディオプラットフォームの特性を活用してユニークかつクリエイティブなキャンペーン施策を展開できるので、あらゆる業種と相性がいいと考えています。あえて言うなら、今後さらに日系企業やブランドの皆様にご出稿を増やしていただきたいですね。

▷昨年8月に入社し、1年が経過しました。改めて「働く場」としてのSpotifyの魅力はどのようなところにあると感じていますか?

立石:私自身がSpotifyに来て本当に良かったと思うのは、社風がフラットで、風通しがよく、とても働きやすい点です。これまでの働いた外資系のどの会社よりも立場やチーム、部署なども関係なく、話しやすくてコミュニケーションを取りやすい企業文化が魅力です。まさにバリューのひとつである“Playful”を体現しているなと感じますね。

▷Spotifyは日本でも音楽やカルチャー好きな人々の間でかなり浸透したように思います。Spotifyをこの先どのようなブランドにしていきたいですか?

立石:私自身の目標としては、音楽は人の気分を明るくしたりモチベーションを上げたり、幸せな気持ちにさせる力があるので、そういったことにより多くの方に気づいていただきたいと思っています。Spotifyは音楽ファンに高く支持され、広く浸透している認識ではありますが、今後さらにビジネスを拡大していく上で、最近あまり音楽を聴いていてなかった方々や受動的に聴いているといったような方々にも、音楽のある生活の楽しさを改めて感じていただけるきっかけを提供できるようなブランドに育てていきたいです。

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▷第一線で活躍するリーダー、特に女性リーダーとして大事にしている考え方や日頃意識していることがあれば教えてください。

立石:リーダーはあくまでもチームがあってこそのものだと思っていますので、チームをどうエンパワーするか、チームメンバーの一人ひとりが最大限のパワーを発揮するために、自分に何ができるのかを常に考えています。また、メンバーにとってなにが障壁となっているかをいち早く把握し、それを取り除くことを補助するのもミッションだと思います。

▷尊敬している女性リーダーとその理由を教えてください。また、そのリーダーを表すような音楽があるとしたらどんな曲になるでしょうか?

立石:ニュージーランドの元首相のジャシンダ・アーダーンを尊敬しています。リーダーにしては比較的若く、母親である点がクローズアップされがちですが、コロナ禍や銃撃事件など様々な危機を通して強いリーダーシップを発揮しつつも、常にエンパシーと思いやりを心がけるリーダーだからです。そんな彼女をイメージすると、ホイットニー・ヒューストンがカバーした「I’m Every Woman」が頭に浮かびます。

▷これからキャリアを形成していく後進に対して、なにかアドバイスはありますか?

立石:障壁はキャリアにおいて大事なチャレンジだと考えているので、壁にぶつかってもめげずに乗り越えられるように色んな人の力を借りながら頑張ってみてほしいです。私もメンバーには常に「大丈夫だよ、失敗してもいいんだよ」「私が責任を取るから大丈夫」と伝えるようにしています。

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▷最後に、チームメンバーの採用にあたって「こういった人と一緒に働きたい」というビジョンはありますでしょうか。

立石:「とにかくチャレンジしてみたくて、そのようなカルチャーを愛する人」でしょうか。すでにあるビジネスを上手く回していくのではなく、新しいものを作りたいと思っている人や、過去の体験にあまりとらわれずに挑戦してみたいという人が向いている仕事でもあると思うので、一緒に楽しみながらチャレンジしていける仲間に巡り会いたいです!

カウントダウンページでアーティストのニューアルバムリリースを盛り上げよう!

カウントダウンページ

 みなさんは、自分の好きなアーティストの新曲が配信と同時にマイライブラリに追加されるように事前に予約できるプリセーブ機能(Pre-save)を知っていますか?

 Spotifyは、そんなプリセーブ機能をさらに発展させた機能として「カウントダウンページ」を今年3月に開催されたグローバルイベントStream Onにて発表しました。

Stream On 2023: Countdown Pages

 カウントダウンページは、ファンがお気に入りのアーティストのリリース予定のアルバムを事前にプリセーブしたり、トラックリストをプレビューしたり、新しいグッズを予約注文したり、Clips(30秒未満のショートビデオ)やリリースまでのカウントダウンタイマーをすべて1ヶ所で見ることができる新しい機能です。

 この機能は、アーティストがニューアルバムの宣伝効果を高め、リリース初週のストリーミングを促進するために導入されたものです。グローバルではすでにEd Sheeran、Taylor Swift、Karol G、Florence and the Machine、Quevedo、Paramoreなどのアーティストが試験的に導入したり、日本でもずっと真夜中でいいのに。が今年6月のニューアルバム『沈香学』(2023年6月6日リリース)リリース時に利用しています。これまでにSpotifyでプリセーブしたリスナーの80%以上が、リリース初週にニューアルバムを再生したという結果も出ており、新譜の再生促進に大きな効果を生み出しています。

ZUTOMAYOのビデオ

 カウントダウンページは展開期間中、常にアーティストページ上で表示され、ファンはホーム画面やプッシュ通知によってカウントダウンページについて認知することができるほか、SNSにシェアすることで他のフォロワーにプリセーブをおすすめすることも可能です。

ZUTOMAYO シェア

 カウントダウンページはアルバムがリリースされる国と地域のユーザーであればどなたでもモバイル(iOS/Android)、デスクトップアプリ、WEBプレイヤーでご利用いただけますが、Clips機能については日本を含む76の国と地域の対象ユーザーのみ視聴可能です。

 9月27日にニューEP『NEW DNA』をリリースするXGも、現在カウントダウンページを実装しており、ファンはプリセーブやClips機能、カウントダウンタイマーなどを1つのページの中で見ることができます。

XG Spotifyアーティストページ

XGカウントダウンページ

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 カウントダウンページを実装することで、アーティストはアルバムごとにプラットフォーム内で独自の戦略を立てることができます。カウントダウンページの設定方法は、Spotifyで楽曲を配信するアーティストや関係者向けのツール「Spotify for Artists」で必要な詳細情報を入力するだけです。本機能を利用してアルバムを待つ時間も楽しめるコンテンツをファンに届けてみませんか?

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※同機能は現在パイロットローンチ期間中です。

Spotify、月9ドラマ『真夏のシンデレラ』の公式スピンオフポッドキャスト番組『真夏の海斗ーク』を独占配信中

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Spotifyは、7月10日より放送がスタートした月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)の制作陣が手掛ける同ドラマの公式スピンオフポッドキャスト番組『真夏の海斗ーク』を、8月7日よりSpotifyで独占配信しています。

本ドラマは、海辺で一緒に生まれ育った女性3人組と一流大学出身の男性3人組という交わるはずがなかった男女が、真夏の海で運命的に出会い、恋愛へと発展していく様を描いています。彼らの青春群像劇がどう展開していくかも注目したいポイントですが、本作にはそれぞれの俳優がキャラクターを背負う形で“キャラクターのオフ“を演じるポッドキャスト番組『真夏の海斗ーク』があることも、これまでのドラマとは違った仕掛けとなっています。

今回、『真夏の海斗ーク』のMCを務めるのは、夏海の弟の蒼海斗(大西利空)。学校でSpotifyのポッドキャストがブームになっていることをきっかけに配信を始め、記念すべき第1回目のゲストには「水島健人」を迎えました。真面目な健人と末っ子の海斗の掛け合いが魅力的な初回となっています。

トークでは、健人の好きな食べ物から高校時代の恋愛遍歴、親友である修と守との出会いのきっかけなど、ドラマ視聴者に耳寄りな裏話が語られています。時折、「早く宿題しないと夏海に叱られるよ」といった真面目な健人らしいセリフだったり、毒舌な修のことを「率直なタイプ」と優しく表現したりなど、人柄が滲み出ている部分も感じることができます。

最後には、健人の夏に聴きたい曲であるBUMP OF CHICKENの「天体観測」を紹介。選曲した理由については「学生のころからよく聴いてて、夜1人で散歩しながら聴くのが好きなんだ」と明かしました。

「天体観測」を含む「水島健人のプレイリスト」がSpotifyには公開されているので、ぜひチェックしてみてください。健人らしいセレクトのプレイリストになっているので、よりドラマを身近に感じることができます。ぜひ、ポッドキャストと合わせてプレイリストもお楽しみください。

SpotifyとSUMMER SONICがプロデュースするスペシャルステージ「Spotify RADAR: Early Noise Stage」に注目の新進アーティストが集結

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 Spotifyは、日本最大級の都市型音楽フェスティバル『SUMMER SONIC(以下、サマソニ)』とのコラボレーションにより、国内の新進気鋭のアーティストをサポートするプログラム「RADAR: Early Noise」を体現する特別なステージ『Spotify RADAR: Early Noise Stage』を8月19日(土)と20日(日)の2日間にわたり幕張メッセ内で開催しました。

 Spotifyは、「RADAR: Early Noise」の一環となるライブイベント『Early Noise Night』を2017年5月より定期的に開催しており、これまであいみょんやSIRUPなど、多数のアーティストがブレイク前に出演を果たしてきました。今年3月にはTOMOO、ヤングスキニーら5組を迎えた第15回をSpotify O-EASTにて開催。オンラインとオフラインをつなぐイベントを通して、「RADAR: Early Noise」選出アーティストをサポートしています。

 その流れも汲んだ本公演では、春ねむり、chilldspot、Skaai(yonawo x 鈴木真海子 x Skaai名義によるコラボステージ)、Daichi Yamamoto、Bialystocks、DURDN、CHAI、LANA、tonun、ao、新しい学校のリーダーズ、imaseの計12組がパフォーマンスを行いました。ここでは2日間のライブの模様を振り返っていきます。

■8月19日(土)

chilldspot
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 初日のトップバッターを飾ったのは、全員2002年生まれの4人組バンド・chilldspot。比喩根(Vo、Gt)は「去年に続いてサマソニ2回目、嬉しい!」と喜びを爆発させ、「素敵なアーティストしか出ない中、ここに来てくれてありがとうございます。次はみんなに知ってもらうきっかけになった曲を」と告げて「ネオンを消して」を演奏。Honda VEZEL e:HEV CMソングでお馴染みのロックチューン「BYE BYE」、アッパーな「Like?」ではナイスな煽りを受けてジャンプする人が続出。ラストのアンセミックな「Don’t lose sight」まで、高い熱量の30分を走り抜けました。

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<セットリスト>
1. supermarket
2. full count
3. ネオンを消して
4. Groovynight
5. BYE BYE
6. Like?
7. Don’t lose sigh

Bialystocks
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 甫木元空(Vo)、菊池剛(Key)からなる音楽ユニット・Bialystocksがサポートメンバーとともに登場。力強いドラムが地響きを起こしたかと思えば、いきなり甫木元のトップノートで始まる「雨宿り」でスタートしました。高い歌唱力と演奏スキルで圧倒したあとは軽快な「Upon You」「差し色」で和ませます。「サマーソニック、初出演でこんなに集まっていただいてありがとうございます! 一日、楽しんでいきましょう」と甫木元が笑顔で呼びかけると、菊池の柔らかなエレピの響きで「Over Now」へ。スリリングな「I Don’t’ Have a Pen」の披露など、初見のオーディエンスも含め大いに魅了しました。

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<セットリスト>
1. 雨宿り
2. Upon You
3. 差し色
4. 灯台
5. Over Now
6. I Don’t Have a Pen
7. Nevermore

DURDN
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 シンガーのBaku、トラックメイカーのSHINTAとトップライナーのyaccoによるプロデュースデュオ・tee teaによるプロジェクト、DURDN。ベース、ドラム、キーボードを従えたバンドスタイルで、ダンサブルなR&Bナンバー「TOKIDOKI」や「WARUNORI」、「Vacation」をテンポよく披露していきます。強いグルーヴとワードを持つ新曲「Runner’s High」では、自由に体を動かし踊るオーディエンスの姿も。キャッチーなナンバーをスピーディに演奏し続け、フロアをロックした彼らのラストはフェスにぴったりな「Drink!」。夕方に向かう時間を楽しく彩りました。

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<セットリスト>
1. TOKIDOKI
2. WARUNORI
3. Vacation
4. Apart
5. Runner’s High
6. All of You (Remix)
7. Drink!

yonawo×鈴木真海子×Skaai
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 今回、唯一のコラボレーションであるyonawo×鈴木真海子×Skaai。yonawoの「矜羯羅がる」の曲中で鈴木真海子とSkaaiを招き入れます。それぞれの曲をyonawoのバンドサウンドで披露することが最大の見どころであるこのスタイル。特にフロアが沸いたのはSkaaiの「FLOOR IS MINE」でした。鈴木真海子の「じゃむ」の歌い出しでは、荒谷翔大(Vo)とのデュエットでグッとオーディエンスの心を掴みます。意表を突いたのは「夏の終わりのハーモニー」カバーでのSkaaiの熱唱。そして、この3組ならではの一曲「tokyo」をラストにドロップ。笑顔が絶えない貴重なコラボステージとなりました。

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<セットリスト>
1. 矜羯羅がる
2. FLOOR IS MINE
3. じゃむ
4. 夏の終わりのハーモニー(カバー)
5. tokyo feat. 鈴木真海子, Skaai

Daichi Yamamoto
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 Daichi Yamamotoがサポートメンバーとともにステージに登場すると、観客からは大きな拍手が巻き起こりました。冒頭はノリのいいヒップホップナンバー「Let it be」「One Way」、コーラスのソウルフルなアカペラが響き渡るターンを挟み、リリックがこの場所にしっくりハマる「Paradise」などを披露。ステージが進むごとに、Daichiのバックボーンが窺えるナンバーがオーディエンスを深いところへ誘います。約30分のセットリストでも物語性を感じさせるステージは「EVERYDAY PEOPLE」、自分の内面を見つける「ATHENS」と続き、Daichi Yamamotoと仲間が一つの旅のような体験を残してくれました。

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<セットリスト>
1. Let it be
2. One Way
3. interlude
4. Paradise
5. MYPPL
6. Blueberry
7. Wanna Ride
8. Power
9. EVERYDAY PEOPLE
10. Athens

春ねむり
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 初日の大トリは海外フェスでも常に注目を浴びるシンガーソングライター/ポエトリーラッパーの春ねむり。バンド形態で臨む1曲目「Kick In the World」から、春のスクリームとバンドの生音が入った瞬間の凄まじい音像に圧倒されます。「Riot」や「森が燃えているのは」に続いて投下されたのは、SiNNER MOONとPeatleが参加した「Old Fashioned」。終盤はギリギリの精神状態を思わせる「あなたを離さないで」、現在の春ねむりを代表する「春火燎原」を体の中の全てを吐き出すように歌い切る絶唱を見せ、初日のステージを終了しました。

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<セットリスト>
1. Kick in the World(déconstructed)
2. Riot
3. 森が燃えているのは
4. Old Fashioned feat. SiNNER MOON & Peatle
5. あなたを離さないで
6. 春火燎原

■8月20日

ao
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 2日目の一番手には17歳の高校生アーティスト・aoが登場。MCでは「現役高校生なので夏休みフェス」といって笑いを生んだり、自分を知っていてステージを見に来てくれた人の数の多さにテンションが上がるなど、aoの素直なキャラクターにふれてオーディエンスも笑顔に。ラテンテイストのR&Bナンバー「余所見」や10代のリアルな心情を聴かせる「幻想」など、気がつけば会場はすっかり彼女の世界観に染まりました。新曲の「ENCORE」、ハーゲンダッツCMに起用された「月の光」を経て、aoの声と曲の良さが広く知られるきっかけになった「you too」で締めくくりました。

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<セットリスト>
1. チェンジ
2. リップル
3. 余所見
4. 幻想
5. ENCORE
6. 月の光
7. 4ever
8. you too

tonun
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 昼下がりの幕張メッセを宵のムードに塗り替えたのはtonun。腕ききのメンバーがセッションする中で登場し「東京cruisin’」からスタート。「Sweet My Lady」ではtonunもギターを奏でます。ダンサブルな「d.s.m」はオーディエンスの腰を揺らすグルーヴが心地よく、サビでは多くの手が上がりました。曲の認知度の高さを実感した「Sugar Magic」での歓声、「Friday Night」では思い思いに踊る人たちでフロアが華やぎます。最後は残りの夏を愛おしむようなニュアンスの「琥珀色の素肌」で幕を閉じました。

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<セットリスト>
1. 東京cruisin’
2. Sweet My Lady
3. d.s.m
4. Sugar Magic
5. Friday Night
6. 琥珀色の素肌

LANA
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 場内が暗転しただけで壊れんばかりの歓声が起き、ステージに現れたLANA。ほとんどビートのみで、その圧倒的なラップの力を証明していくナンバーが続きます。ブロンドの三つ編みツインテールもビキニトップスのワイルドな衣装も、全てが彼女流で堂々とした佇まいがカッコかわいい。ダンサーとのパフォーマンスはセクシーかつパワフル。ほとんどのナンバーをショートアレンジにして、次々と間髪入れずに披露していきます。“うちら令和のBad bitches!”と強めのヴァースをキックする「Huh?」など、曲のおいしいところを惜しげもなく畳み掛け、令和ギャルズのリアルなアンセム「L7 Blues」では最高の盛り上がりを見せました。

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<セットリスト>
1. FLAME
2. Twerk Jersey Remix
3. PULL UP
4. Huh?(Solo)
5. HATE ME
6. Somebody to you
7. Makuhari
8. TURN IT UP(Solo)
9. What’s Poppin(Solo)
10. BASH BASH
11. L7 Blues

imase
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 幅広い年齢層のオーディエンスで溢れかえったimaseのステージ。まずは「みなさん、imaseです! サマソニは去年初めて見せてもらっていつか出たいなと思ってたら、翌年出させていただいて、ありがとうございます」と挨拶。短期間のうちに飛躍を遂げたimaseの自然と音に乗るようなパフォーマンスの魅力に、オーディエンスは一気に引き込まれていきます。歌い出しから大歓声があがった代表曲「NIGHT DANCER」では、柔らかな声がいきるファルセット、思わず口ずさみたくなるサビメロでフロアは一体に。鳥山明の名作アニメ化で話題の『SAND LAND』への書き下ろし曲「ユートピア」でフェスらしい祝祭的な空間が広がりました。

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<セットリスト>
1. Nagisa
2. 僕らだ
3. Pale Rain
4. Have a nice day
5. NIGHT DANCER
6. ユートピア

CHAI
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 この日初となるバンドは、タフな海外ツアーも重ね、さらに進化したパフォーマンスが期待されるCHAI。マナ(Vo、Key)とカナ(Gt、Vo)のマイクパフォーマンスで魅せる「END」や、彼女たちのキャッチフレーズを冠し、サウンドをグッとアップデートした「NEO KAWAII, K?」などを披露。マナもユウキ(Ba、Cho)もサンプリングパッドを叩き、ゲームミュージックのようなトラックをプレイした「PING PONG! feat. YMCK」では、会場が一気にダンスフロアに。パワフルな音圧でオーディエンスを大いに沸かせた「クールクールビジョン」は、圧倒的なヒューマンパワーでフロアをロック。よりいっそうスケールの大きなバンドになったCHAIの魅力を存分に堪能できるステージでした。

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<セットリスト>
1. END
2. NEO KAWAII, K?
3. N.E.O.
4. PING PONG! feat. YMCK
5. クールクールビジョン
6. PARA PARA

新しい学校のリーダーズ
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 暑く熱い2日間もいよいよ大詰め。トリには海外フェスでも大きな反響を呼んでいる新しい学校のリーダーズが登場。チャイムが鳴ると騎馬でステージに登場し、全力という言葉が生ぬるいほど強烈なダンスで「青春を切り裂く波動」を投下。「最終人類」はキレの良いフォーメーションに圧倒されます。背中に“青春日本代表”の刺繍を施した長ラン姿で臨んだのはハードコアトランスな「Pineapple Kryptonite(Yohji Igarashi Remix)」。汗だくの長ランを脱いだあとは大ヒット曲「オトナブルー」が続きます。誰にも似ていないオリジナルなパフォーマンスに満場のオーディエンスは興奮気味に会場を後にしたのでした。

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<セットリスト>
1. 青春を切り裂く波動
2. 最終人類
3. Free Your Mind
4. マ人間
5. Pineapple Kryptonite(Yohji Igarashi Remix)
6. オトナブルー
7. NAINAINAI
8. 迷えば尊し

    国内のみならず海外でも注目を集める12組が、それぞれ唯一無二の個性や圧倒的な才能を惜しみなく見せつけた2日間のステージ。Spotifyはさらなる躍進の可能性に満ちた彼らをこれからも引き続きサポートしていきます。出演アーティストの演奏曲は、プレイリスト「RADAR:Early Noise Stage in SUMMER SONIC 2023」にてお楽しみいただけます。