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Music + Talkのコンテンツが拡充!アーティストやクリエイターが、音楽や「好き」を語り尽くす「#音楽を話そう」

Spotify Music + Talk 音楽を話そう

2021年8月に日本のAnchorユーザーでも使えるようになった新しい音声フォーマット「Music + Talk(ミュージックアンドトーク)」。Spotifyが提供する7,000万の楽曲とトークを組み合わせ、誰でもラジオのような音声番組を作れるこのMusic + Talkで、日本のクリエイターが続々と番組を公開しています。

文化の日、11月3日を挟んだ10月23日から11月5日まで、Spotifyのソーシャルメディアでは「#音楽を話そう」のハッシュタグを使い、新しく公開されたMusic + Talk番組を紹介していきます。本記事ではその中からいくつかの番組をご紹介。

アーティストが音楽とともに語る

・三浦大知「Music Made in Japan」 
三浦大知が、国産の音楽について語り、紹介するプログラム。日本人の音楽プロデューサー、アーティスト、クリエイターにフォーカスしてトークを展開。

・SKY-HI「Trash Talk Gang」
SKY-HIが身近なSTAFFや関係者や仲間と、仕事のことや、近況などをおしゃべりし倒す番組。SKY-HIの活動の歴史と現在、そして、向かう未来が垣間見られる?

・超特急「男子、かく語りき」
ニューアルバムをリリースする超特急が、筋書きのないトークと音楽をお届け。エピソードごとのテーマを出発点に、ありのままを語ります。

音楽のプロが語る

・「New Music Wednesday Music+Talk Edition」
毎週水曜日、話題の新曲を最速で紹介するSpotifyオフィシャルプレイリスト「New Music Wednesday」と連動し、プレイリストの中身をさらに深掘りするMusic+Talkエディション。ナビゲイターは竹内琢也。

・「アーティストが語る! Anime Music Deep Talk」
Spotifyのジャンル「アニメ」「マンガとサブカルチャー」でもリスナーに高い人気を誇ってきたアニメやメディアミックス作品の数々。それらの作品になくてはならないオープニング/エンディング曲、劇伴を手掛けるコンポーザーが、作曲の極意、アニメ作品との関連や思い入れ、自身の音楽との関わりなどを語るこの番組。制作の裏側や、今だからこそ話せる、ここでしか語れないトークも。めくるめくAnime Music のディープな世界へ誘います。

・「ブルース&ソウル リズムトーク」
日本で唯一のブルース/ソウル/ゴスペルの専門誌『ブルース&ソウル・レコーズ』が送る「ブルース&ソウル リズムトーク」は、ブルースやソウルの世界を幅広い角度から紹介し、ディープな音楽空間へ誘う番組。隔週水曜日に配信、編集長の濱田廣也をMCに、毎回様々なゲストを迎え、往年の名曲解説から話題の映画、最新リリースまで、編集裏話など雑談も交えながら、ブラック・ミュージックの魅力を語ります。初回は音楽ジャーナリストの林 剛氏をゲストに招き、「ソウルの女王」として知られるアリサ・フランクリンについて、今秋日本で劇場公開される映画『リスペクト』の話題も交え、彼女の音楽、生き方を振り返ります。

クリエイターが音楽を使って楽しくトーク

・「ゆうこすととのいタイム
モテクリエイターゆうこすがサウナにハマったきっかけから、ゆうこす流サウナのたしなみ方、サウナ論など、のぼせないように音楽を挟みながら、サウナの本場フィンランドに伝わる独特の入浴法「ロウリュウ」の様な熱いトークを展開する番組。

https://open.spotify.com/show/0GQys7bO91bHFJlQFsS0AO

・「にじさんじ
VTuber / バーチャルライバーグループ「にじさんじ」の公式ポッドキャストアカウント。個性溢れるにじさんじライバーの、ここでしか聞けないSpotifyオリジナルトークをお届け。最初のエピソードはにじさんじライバーでも音楽好きで有名な緑仙。

・「お笑い芸人×音楽|お笑いラジオアプリGERA
お笑いラジオアプリGERAのパーソナリティをつとめるお笑い芸人たちがお気に入りの音楽を紹介する特別番組。普段の放送ではなかなか聴くことができない音楽にまつわるトークと各パーソナリティの新たな一面を垣間見ることができます。

【2021年10月21日(木)配信 Music + Talk配信番組ラインナップ】
・ラランド(レモンジャム)


・ザ・マミィ(プロダクション人力舎)


・ママタルト(サンミュージック プロダクション)

グローバルで第3位の大人気番組

その他、8月のローンチ時に大人気だった小泉今日子とYOUのK-POP Partyも第二弾が公開。ゲストに古家正亨さんを迎え、今回もK-POPへの愛をたっぷり語っています。

村上春樹の朗読がSpotifyで聴ける

Tokyo FMのイベント「MURAKAMI RADIO October Music Fest.」と連動し、早稲田大学 村上春樹ライブラリーで開催する朗読会『Authors Alive』の一部音源と音楽を組み合わせたコンテンツも公開しています。

まだまだたくさんの番組が公開されていますので、コンテンツが勢揃いしているMusic + Talkコーナーをチェックしてみてください。

Music + Talkの神回エピソードを集めたプレイリストも公開しています。

https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWUILOxRyscOq?si=a575a28610fc4766&nd=1

期間中、SpotifyのTwitterInstagramで番組を紹介していきますので、ぜひフォローを。

Music + Talkは誰でも簡単にラジオのような番組が作れます。作り方のヒントを知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

「Spotify Audience Network」が広告主とAnchorを利用するクリエイターのためにさらにパワーアップ

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今年2月に開催されたイベントStream Onにて、Spotifyは革新的な広告プラットフォーム「Spotify Audience Network」を発表しました。同プラットフォームは、音楽やポッドキャストなど幅広いオーディオコンテンツを楽しむリスナーと広告主とを結ぶ、世界初のオーディオ広告マーケットプレイスとなります。

以来、米国、英国、オーストラリア、カナダでサービスの提供を開始し、Spotifyオリジナル&独占のポッドキャストだけでなく、The Wall Street JournalやViacomCBSをはじめとする、Megaphoneで配信されているサードパーティのポッドキャストにも広告を配信できるようになりました。

サービス開始から、Spotifyネットワーク内のポッドキャスト番組の数は50%以上増加しており、その数は今後も増え続ける見込みです。

Spotify Audience Networkはまだ始まったばかりですが、このリスナー中心の新しい広告モデルがもたらすインパクトを私たち自身も感じています。

実際にこれまでの結果、同プラットフォームの誕生をきっかけに、広告主によるリスナーへのリーチと、Megaphoneで配信されているポッドキャスト番組の収益、その両方が拡大したことがわかっています。

AnchorがSpotify Audience Networkに参加

Spotify Audience Networkの現状に満足することなく、私たちはポッドキャストクリエイターの新たなマネタイズ方法を模索し続けています。これまでに、Anchorのサブスクリプション機能の開発などにも取り組んできました。

そして本日、テスト期間を経て、Spotify Audience NetworkをAnchorを利用する米国のクリエイターに正式に公開することになりました

昨今ポッドキャストに対する広告主の関心が急速に高まっていることから、今回のSpotify Audience Networkの拡大により、Anchorのトップクリエイターたちは新たなマネタイズの手段を手に入れられることになります。

そして広告主は「Alyssa Milano: Sorry Not Sorry」「How Long Gone」「Office Hours live with Tim Heidecker」などの急速に人気を増すポッドキャスト番組に広告を配信し、より多くのリスナーとつながりを持つことができるようになります。Spotify上のポッドキャストの70%がAnchorから配信されていることを踏まえると、広告主のリーチは今後より一層広がっていくでしょう。

「AnchorのクリエイターとしてSpotify Audience Networkの一員になれることをとても嬉しく思います」とrSlashのクリエイターは語っています。「Anchorというすばらしいプラットフォームのおかげで、私はここまで番組を成長させることができました。AnchorとSpotifyからこれまでに受けた恩恵を考えると、この新しいマネタイズモデルが、私のようなクリエイターのビジネスをさらに拡大するのに役立つと確信しています」。

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すべての人にポッドキャスト広告を

お知らせはこれだけではありません。

これまで大小さまざまな広告主が、我先にとポッドキャスト番組への広告出稿を試みてきましたが、その実現は一筋縄ではいきませんでした。従来、Spotifyのポッドキャスト番組に広告を出稿するには、Spotifyチームとの直接的なやり取りや多額の予算が必要だったからです。

しかし、私たちは現在、ポッドキャスト広告への参入障壁を打ち破るべく、さまざまな取り組みを進めています。近い将来、大学やインディペンデントなアーティスト、アプリ開発者など、あらゆるタイプの広告主がポッドキャスト広告の価値を実感できるようになるでしょう。

その取り組みの一環として、これから数週間のうちに、セルフサービス型のSpotify Ad Studioで、ポッドキャスト広告枠を手軽に購入できるようになります。まずは米国からのスタートとなりますが、将来的にはより多くの市場に導入していきます。

ブランドを守る環境を維持し、広告主に安心とコントロールを提供

さらに本日、SpotifyはGlobal Alliance of Responsible Media (GARM)にオーディオプラットフォームとして初めて加盟することを発表しました。GARMのメンバーとして、すでに確立されたガイドラインに準拠しながら、オーディオコンテンツにおけるブランドセーフティの基準を業界に先駆けて設定していきます。

「今年、Spotifyは消費者から最も信頼される広告プラットフォームであることがわかりました」と、グローバル広告ビジネスを統括し、バイスプレジデントを務めるリー・ブラウン(Lee Brown)は言います。

「リスナーと広告パートナーの双方からの信頼を維持することは、私たちにとって最重要事項です。すでにSpotifyは、コンテンツとブランドの安全性を確保するために、人とテクノロジーの力を組み合わせて適切なコンテンツを選定していますが、やるべきことはまだまだあります。GARMへの加盟は、業界のガイドラインを遵守することへの私たちのコミットメントの表れです」。

また、近日中にはセンシティブなトピックを除外する機能の導入も予定しています。これにより、広告主は安心して自分たちのメッセージを託すコンテンツを選べるようになるでしょう。

さらに、コンテクストターゲティングツールを強化することで、広告主はサービスや製品に関連するポッドキャストのトピックを選択できるようにもなります(例:ペット関連の番組を楽しんでいるリスナーにアニマルシェルターを提供する広告主がリーチする)。上記のサービスや広告運用に関する詳細は、Ads.Spotify.comをご覧ください。また、Spotify Audience Networkや一連のマネタイズ機能についての詳細は、Anchorのブログをご参照ください。

Anchorの「Music + Talk」機能を使った音声コンテンツ制作のヒント

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2020年10月、Spotifyは新たなオーディオ体験「Music + Talk」を一部の国と地域でリリースしました。このユニークなフォーマットでは、音楽とトークをひとつの番組として楽しむことができます。

このフォーマットは、ポッドキャストをはじめとする音声コンテンツの配信プラットフォームAnchorにて制作できるもので、このたび、日本中のクリエイターとリスナーがこの新しいフォーマットを利用できるようになりました。

そこで本記事では、Music + Talkを使って初めて音声コンテンツを作るクリエイター向けに、制作に活かせるヒントをご紹介します。

Music + Talkを聴いてみる

Music + Talkの特徴や操作性を確認するために、まずはリスナーとしてその機能を活用したコンテンツを聴いてみましょう。

SpotifyのMusic + Talkコーナーでは、小泉今日子さんとYOUさんがK-POPの魅力について語る「小泉今日子とYOUのK-POP PARTY」、kemioさんが最近気になっているアーティストやお気に入りの楽曲を紹介する「kemio’s selection!っていうか、いい曲すぎて耳たりなくね?」、そして、三原勇希さん、あっこゴリラさん、長井優希乃さんの3人が、小中高時代を振り返り、当時のヒット曲を流しながらトークする「令和GALSの平成ポップ鬼語り」など、16のコンテンツが公開されています。

人気ポッドキャスト番組「奇奇怪怪明解事典」や「Off Topic」でも、Music + Talkを使って作られたエピソードが配信されています。気になるものからチェックしてみてはいかがでしょうか。

コンテンツの構成を決める

Music + Talkを使えば、音声コンテンツの表現の幅が大きく広がります。

例えば、自分だけの音楽ラジオ番組を作りたいなら、楽曲の合間にトークを加える形式はいかがでしょう? 特定の曲やアーティスト、ジャンルなどについて深く語り尽くしたいなら、逆にトークの時間を長めに設定し、要所に音楽をはさみ込む構成でもいいかもしれません。

また、ゆったりとした曲とあなたの声を組み合わせた瞑想ガイドや、音楽をタイマーに見立てた料理番組、ランニングやワークアウトのお供にぴったり番組を作る、といった手も。

Spotifyオリジナル番組「Music + Talk: Unlocked」では、聴いた人を深い集中状態へと導き、仕事の生産性を高めるガイドや、ドライブのお供にぴったりな音楽トリビアクイズなど、クリエイティブな音声コンテンツの数々をご紹介しているので、アイデアに困ったらチェックしてみてください。

Anchorのブログでもテーマやトピックスの選び方に関する記事を公開しているので、こちらもぜひご参考に。

AnchorでMusic + Talkを使ってコンテンツを作る

自分が作りたいものが決まったら、さっそくAnchorでアイデアを実際に形にしてみましょう。必要なものは、お手持ちのスマートフォンとAnchorのアプリだけです。

1. Anchorで番組を作る

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Anchorのスマートフォンアプリ、もしくはWebアプリで音声を録音するか、ほかのデバイスやプラットフォームで録音した音声をAnchorにアップロードして、トーク部分を作成します。

Anchorを初めて使う方は、ポッドキャストの始め方を紹介したこちらの記事をご参照ください。

2. 曲を探して挿入する

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スマートフォンアプリの「Music + Talk」ページ、もしくはWebアプリの「Music」ボタンを押すと、音楽検索画面に移動します。そこで曲名やアーティスト名を入れると候補が表示され、選んだ曲が制作中のエピソードに挿入されます。

3. 全体の流れを確認して公開

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トークと音楽が正しい順序で並んでいるかを確認できたら、あとは通常のポッドキャストを制作するときと同じように、タイトルやエピソード情報を埋めるだけ。

トークの合間に挿入された曲は、Spotifyプレミアムプランのユーザーであればフル再生、無料プランのユーザーは30秒まで聴くことができます。

なお、Music + Talk対応番組はスマートフォンもしくはデスクトップアプリから再生が可能で、ブラウザでの再生はできませんのでご注意ください。

このように、Anchorを使えばだれでも簡単かつ無料で、7000万曲以上の音楽を自由に活用した音声コンテンツを作ることができます。
さあ、早速Anchorのスマートフォンアプリ(iOSAndroid)をインストールして、あなただけのオリジナルコンテンツを作ってみましょう!

米国のポッドキャストクリエイター向けに有料サブスクリプション機能の提供を開始

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Spotifyは設立当初から、クリエイターが作品を収益化するためには、より多くの選択肢があるべきだと考えています。Spotifyでコンテンツを配信するクリエイターが増えるにつれ、広告モデルの改善や、リスナーから直接サポートを受けられる仕組みの整備など、収益化ツールの拡充を進めてきました。

今年4月には、ポッドキャストを配信するクリエイターが、Spotifyやそのほかのプラットフォームで有料サブスクリプションリスナー限定のコンテンツを提供できるよう、ポッドキャスト制作プラットフォームAnchorを通じて「Podcast Subscriptions」の試験運用を開始しました。期間中は100以上のポッドキャスト番組に同ツールを提供し、ジャンルや形式を問わず、さまざまな番組に大きな可能性があるとわかりました。

そして試験運用を経て、本日よりPodcast Subscriptionsを米国のすべてのポッドキャストクリエイターに対して提供する運びとなりました。これによってクリエイターは、Anchor上で対象エピソードを有料購読者限定コンテンツとして設定し、Spotifyをはじめとするさまざまプラットフォームで配信できるようになりました。

今回米国で正式に導入されたPodcast Subscriptionsの特徴は次の通りです。

  • 選択できる価格設定を20種類に拡大し、柔軟性を高めました。
  • 購読者の連絡先リストをダウンロードできるようになりました。これによりクリエイターはファンとより深く交流できるうえ、さらなる価値を提供できるようになります。

またクリエイターの収益を最大化し、購読者限定コンテンツの普及を促進するために、Spotifyは以下のような具体的な施策を実施しています。

まず、Sporifyではポッドキャスターが購読料から受け取る収入の割合を、業界最高水準に設定しています。クリエイターは2023年までは購読料を100%(決済手数料を除く)得ることができます。2023年以降は、購読料の5%をSpotifyの手数料として徴収する予定です。

さらに、先述した私たちの考えを収益化ツール自体にも反映させ、購読者限定コンテンツをSpotify以外のプラットフォームでも配信できるようにしました。Anchorで購読者限定コンテンツを配信すると、Spotifyに公開されるだけでなく、プライベートなRSSフィードが生成されるので、他のプラットフォームを利用しているリスナーにも限定コンテンツを届けることができます。また、SpotifyはiOSやAndroidだけでなく、さまざまなデバイス(スマートスピーカー、ゲーム機、自動車など)でも利用できるため、Podcast Subscriptionsを利用するクリエイターは、どのような聴き方をするリスナーにもリーチすることができます。

Podcast Subscriptionsは今後も日々進化していきます。米国外のリスナーも9月15日から購読者限定コンテンツにアクセスできるようになり、また世界のクリエイターがこのツールを利用できるようになる予定です。(日本での導入は未定です)

詳しくはこちらのAnchorのブログ(英語)をご覧ください。

音楽とトークで新たなリスニング体験をお届けする「Music + Talk」を日本を含む15の国と地域でスタート

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昨年10月、Spotifyは音楽と音声(トーク)を組み合わせた一つの番組を楽しめる新たなオーディオコンテンツ「Music + Talk」を米国やカナダなどで提供開始いたしました。また対象国のクリエイターは、Anchorを利用すれば誰でも簡単にこの新しい音声フォーマットの番組を作成できるようになりました。

そして本日より、より多くのクリエイターやリスナーにこの新たな体験をお届けすべく、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアの15の国と地域でMusic + Talkを導入しました。

Music + Talkを利用できる国と地域

本日より新たに、日本、インド、フィリピン、インドネシア、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、オランダ、スウェーデン、メキシコ、ブラジル、チリ、アルゼンチン、コロンビアで、この新しいオーディオ体験にアクセスできるようになりました。

これらの対象地域のクリエイターは、Anchorを使えばSpotify上で配信されている7,000万以上の楽曲をどれでも自分の音声番組に利用できるようになります。一方、リスナーはプレイリストを再生したときと同じように、Music + Talkの番組に含まれる曲に「いいね!」をしたり、保存や共有をすることができます。

配信されたMusic + Talkの番組は、無料プランかプレミアムプランにかかわらず、すべてのユーザーが楽しむことができます。プレミアムプランのユーザーは、すべての曲を始めから終わりまで聴くことができ、無料プランのユーザーは各曲を30秒まで聴くことができます。Music + Talkを活用した番組は、Spotifyが利用可能な国や地域であれば、世界中どこでも聴取できます。

クリエイターにインスピレーションを

今回の対象市場の拡大に伴い、Music + Talkに興味があるクリエイターが必要な情報や企画のヒントを得られるよう、Spotifyは今後さまざまなリソースを提供していきます。

Spotify上のMusic + Talkコーナーでは、この機能を活用した多様な番組を見つけることができます。日本では、小泉今日子とYOUが、K-POPの魅力について語る「小泉今日子とYOUのK-POP PARTY」や、kemioが最近気になっているアーティストやお気に入りの楽曲を紹介する「kemio’s selection!っていうか、いい曲すぎて耳たりなくね?」、三原勇希、あっこゴリラ、長井優希乃の3人が、小中高時代を振り返り、当時のヒット曲とともにトークする「令和GALSの平成ポップ鬼語り」など、16のコンテンツが公開されています。

多くのクリエイターがこの機能を活用することで、より革新的でクリエイティブなストーリーテリングが世界中で生まれることを楽しみにしています。Anchorのブログ記事クリエイター向けページでもMusic + Talkの使い方をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

ポッドキャスト配信プラットフォーム「Anchor」日本での本格展開開始、クリエイターを一気通貫で支援

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Spotifyではクリエイターの創作活動やリスナーとの繋がりをサポートするために様々なツールの開発やデータの提供などに取り組んでいます。

ポッドキャストでは2019年2月に、番組の録音・編集・配信・分析が無料で一つのプラットフォームでできる「Anchor」がSpotifyに加わりました。すでに日本語版アプリも提供していましたが、このたび、日本語でユーザーをサポートするAnchor専用サイトと、配信のコツやクリエイターを紹介する日本語のTwitterアカウントを開設し、日本でもAnchorをより使いやすくなりました。

本記事では「これからポッドキャストを始めたい」「すでに番組を運営していてもっと多くのリスナーに聴いてもらいたい」という方に向けて、番組の「作成」「配信」「分析」という3つの観点からAnchorの使い方をご紹介します。

Spotify ポッドキャスト Anchor

番組の作成:スマホ一台で今日からあなたもポッドキャストクリエイター

Anchorの魅力の一つは、特別な機材を(パソコンさえ)必要とせず、録音、編集をスマートフォンアプリ上で完結できる点です。AnchorはiOSAndroidに加え、ブラウザでもご利用いただけます。

その場で手軽に始めたい方であれば、Anchorのアプリを開いてからわずか2タップで録音を開始できます。5人までであればリモート環境でも一緒に収録できるため、チームでの番組制作、運営も簡単です。

録音を終えたら、次は編集のステップ。Anchorアプリには編集機能が標準装備されているので、不要な箇所をカットしたり、複数の音声データを統合したりできます。さらに、100種類近いBGMや間奏、20種類もの効果音がすでに用意されており、著作権について心配することなく、あなたの番組に効果的な演出を加えられます。

すでに他のプラットフォームやツールを使ってポッドキャストを配信している人であれば、RSSフィードのURLをコピー&ペーストするだけで、Anchorに移行できます。RSSにリダイレクトを設定できるため、リスナーの体験には影響ありません。

またAnchorに移行すると、後述するデータ分析機能が使えるようになります。

番組の配信:ホスティングと配信も無料で手軽に

これまでポッドキャストを配信するには、自分でサーバーを準備してそこにオーディオファイルをアップロードし、それぞれのプラットフォームに配信申請をしなければいけませんでした。

しかし、Anchorであればそのすべてを数タップで、しかも無料で行えます。

配信設定画面でエピソードのタイトルや説明文を記入、カバーアートを入力し、配信ボタンを押せば、Spotifyをはじめとする様々なプラットフォームにそのエピソードが自動的に配信されます(審査はそれぞれのプラットフォームが行うため、なんらかの理由で配信が許可されない場合もあります。また配信開始までにかかる時間もプラットフォームによります)。

番組の分析:聴取データから番組改善のアイデアを得る

番組を成長させるのに欠かせないのが、リスナーの聴取傾向の分析です。

冒頭部だけ聴いて止めてしまった人と、最後まで聴いた人とでは、番組の楽しみ方に違いがあるのは明らか。また、複数のコーナーで構成される番組であれば、どのコーナーが人気で、どのコーナーが不人気だったかをダウンロード・再生数で判断することはできません。

そこでAnchorでは、クリエイターがリスナーの属性や聴取傾向をもとに番組を成長させられるよう、以下のような多種多様な分析データを提供しています。

・日別、週別、月別の再生数
・推計リスナー数
・リスナーの属性(国や地域、使用プラットフォーム、使用デバイス、性別、年齢層)
・各エピソードの離脱率の推移(ブラウザ版のみ利用可)

改善のアイデアが生まれたら、この記事の冒頭に戻って、新しいエピソードを収録してみましょう。

Spotify ポッドキャスト Anchor

人気クリエイターからインスピレーションを。「How I Podcast」

今後For the Recordにて、第一線で活躍する人気ポッドキャストクリエイターにお話を伺うインタビューシリーズ「How I Podcast」を配信していきます。7月以降、「Japan Podcast Award 2020」で今年「Spotify NEXT クリエイター賞」を受賞した「奇奇怪怪明解事典」、「Off Topic」、「ノウカノタネ」のインタビュー記事を掲載していきます。

それぞれのクリエイターがポッドキャストを始めたきっかけや番組制作の過程、Anchorのお気に入り機能、番組を成長させるコツや今後の展望などをご紹介しますので、どうぞお楽しみに。

ポッドキャストを収益化するための新ツールをすべてのクリエイターに提供開始

Spotify 広報サイト For the Record 「ポッドキャストの収益化するための新ツールをすべてのクリエイターに提供を開始」カバー画像

Spotifyにポッドキャストを配信するクリエイターが増加しています。3億4,500万人の月間リスナー数を抱えるSpotifyでポッドキャストを配信するクリエイターには収益化の大きなチャンスがあり、様々な選択肢が必要だと考えています。

Spotifyは、2月に実施したバーチャルイベント「Stream On」にて、Spotify上でのポッドキャストの有料サブスクリプションを実現し、SpotifyのAudience Networkの中で独立系クリエイターたちが活発な活動を行えるようにポッドキャストでの収益化の選択肢を導入すると発表しました。

本日、あらゆるクリエイターに向け、収益化オプションの提供を開始します。有料サブスクリプション、Spotifyのオープンアクセスプラットフォーム、そして独立系クリエイターのSpotify Audience Networkへの参加です。

有料サブスクリプションプラットフォーム

ポッドキャストのクリエイター向けに、発見されやすい環境を提供することで幅広いリスナーにリーチし、収益を最大化する有料サブスクリプションプラットフォームを提供します。本日よりまず米国内で提供を開始し、今後数ヶ月のうちにその他の国と地域にも拡大していきます。

この機能は、Anchorを通じてクリエイターに提供されます。ポッドキャストクリエイターはエピソードを有料サブスクリプション専用に設定して、Spotifyやその他のポッドキャストプラットフォームに公開することができるようになります。クリエイターは今後2年間はこの機能を無料で利用できます。つまりクリエイターは、サブスクリプションリスナーから得た収益を決済手数料を除き100%受け取ることができるのです。なお2023年からは、このツールの利用に5%の手数料を導入する予定です。

Spotifyは、有料サブスクリプション専用コンテンツを広く配信できるようにすることで、ポッドキャストクリエイターが既存のリスナーの中からサブスクリプションリスナーの数を増やせるようにしたいと考えています。有料サブスクリプション専用コンテンツは、Spotifyのアプリ内で、通常のポッドキャストのエピソードと同様に検索や発見することが可能です。

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第一弾として、12組の独立系ポッドキャストクリエイターが有料サブスクリプションプラットフォームに参加します。12組はそれぞれ、自身のポッドキャストのフィードに、有料サブスクリプション限定のボーナスコンテンツを表示できるようになります。

今後数ヶ月中に、有料サブスクリプションプラットフォームの利用を申し込んだクリエイターのウェイティングリストにも対応し、世界のより多くのクリエイターにプログラムを展開してまいります。

またNPR(米国の非営利・公共ラジオネットワーク)と協業し、NPRが配信する番組の一部を有料サブスクリプション向けにスポンサーフリーで提供することになりました。5月4日より、「How I Built This with Guy Raz」、「Short Wave」、「It’s Been a Minute with Sam Sanders」、「Code Switch」、「Planet Money」の5つの番組で、スポンサー広告の入らないものが有料サブスクリプション向けに配信されます。NPRの番組で「Plus」と表示されているもの(例:Planet Money Plus)を探して、NPRのスポンサーフリーのコンテンツをサブスクリプションし、お気に入りの番組をサポートしてください。

Spotify オープンアクセスプラットフォーム

Spotify以外のプラットフォームでサブスクリプションリスナーを持つクリエイターやパブリッシャーに対しては、リスナーが既存のログインシステムを使って、Spotifyでコンテンツを聴けるようにする技術にも取り組んでいます。これによりクリエイターは、既存のサブスクリプションリスナーにSpotifyを使って有料コンテンツを配信することができ、リスナーとのつながりを直接管理することができます。

この技術は現在テスト中で今後数ヶ月のうちにパートナーや機能について発表する予定です。

Spotify オーディエンスネットワーク

Stream OnではSpotify Audience Network(SPAN)についても発表しました。SPANは、広告主が幅広いコンテンツを聴取するリスナーとつながることができる、初のオーディオ広告のマーケットプレイスです。すでにMegaphoneのパブリッシャーインベントリーをSPAN経由で提供していますが、5月1日からはAnchorを使っている独立系クリエイターにもSPANを開放し、多くの方がこの独自ツールを利用できるようになる予定です。

このテクノロジーによって、RSSを利用した従来のポッドキャスト広告ソリューションよりもはるかに優れた価値を広告主に提供することができ、これによってより多くのクリエイターがポッドキャストから有意義な収益を上げられるようになると考えています。最終的にポッドキャスト市場により多くのお金が投入され、広告を通して収益化を目指すクリエイターに利益をもたらします。

クリエイターが有料サブスクリプションを設定する方法は、Anchorのニュースブログ(英語) をご覧ください。

SpotifyのAnchorでのイノベーションがもたらすオーディオの未来

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ここ数年、SpotifyのAnchorチームは、プレイリストやポッドキャストなどの標準的なフォーマットを超え、さらに高度なリスニング体験を実現する機能をいくつか発表してきました。Your Daily DriveThe Get Upといった、リスナーそれぞれの1日に合わせて音楽と音声コンテンツをダイナミックに融合させる機能がその例です。しかし、新しいリスニング体験のエコシステムをしっかりと形作るためには、新しいオーディオフォーマットを創り出す必要があります。こうした考えのもと昨年秋にMusic+Talkの番組形式のテストを開始した際には、新しいリスニング体験とともに、誰もが自分自身で選んだ楽曲を音声コンテンツに直接取り入れられるというコンテンツ作成機能も導入しました。

ポッドキャストの作成は、AnchorやSpotify for Podcastersのようなプラットフォームによって簡単に行えるようになりました。実際に2020年にSpotifyに追加された新しいポッドキャスト番組はAnchorで作成されたものが8割を占め、新番組の数は100万を超えました。オーディオの未来をしっかりと形作るため、私たちは誰もが創造性を発揮できるような機能を提供したいと考えています。それにより、ポッドキャストの既成概念を超越した、これまでにないオーディオ体験を実現することができるはずです。私たちはその可能性こそを「オーディオの未来のスタイル」と考え、誰もがコンテンツ制作を行えるようにすることこそが、オーディオコンテンツのエコシステムを創り出す最善の道であると確信しています。

こうした一連の取り組みの第一歩としてMusic+Talkの番組展開を開始し、これに対応する制作ツールをAnchorで提供しています。そして、これは始まりにすぎません。本日、Stream Onではオーディオの未来の創り出すためのいくつかの新機能や、今後追加予定の機能について発表しました。詳細を以下ご紹介します。

AnchorWordPressの連携を活用し、テキストをさらに広く届ける

本日発表されたAnchorとWordPressとのパートナーシップ締結により、コンテンツクリエイターはオーディオの力を使って作品を進化させ、新しいオーディエンスにリーチする機会を拡大できるようになりました。この新しいツールを使えば、たった数クリックで、ブロガーは執筆したコンテンツをポッドキャストとして配信し、ポッドキャスターは自身のポッドキャスト番組のためのウェブサイトを簡単に作成できるようになりました。これまで文章を書くことでメッセージを伝えてきたクリエイターはこのツールにより、そのメッセージをSpotifyでオーディオとして発信し、まったく新しいリスナーにリーチすることが可能になります。詳しくはAnchorおよびWordPressのブログをご覧ください。

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リスナーと直接つながることができる新たなインタラクティブ機能

従来のポッドキャストは一方通行で、クリエイターからリスナーへの発信しかできず、直接反応を得る機会が限られていました。ところが、SpotifyとAnchorの連携により、制作と視聴のテクノロジーが同じエコシステムに一体化され、シームレスなやり取りが可能になったことで、投票やQ&Aといったインタラクティブな機能を構築することができました。すでに小規模なクリエイターグループの協力のもとで、ベータ版のテストが進められています。グループの規模は今後数ヶ月間で拡大する予定です。インタラクティブ機能に興味をお持ちで、今後のユーザーテストへの参加を希望するクリエイターの皆様は、こちらからご登録いただけます。

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動画ポッドキャストにより音声と映像を組み合わせたストーリーテリングを実現

今後数ヶ月のうちに、Anchorを使ってクリエイターが公開するポッドキャストに、動画を追加する機能をテストする予定です。これにより、視覚情報を使ってオーディオコンテンツを補完することができるようになります。Spotifyの動画ポッドキャストは昨年7月に最初のテストを開始し、それから継続的に改良を行っています。今年後半には、テストの規模を拡大する予定で、より多くのクリエイターにこの機能を使っていただけるようになります。

Spotifyで作品を収益化するための新モデル

新たな収益源を模索するクリエイター向けの機能についても今後テストを予定しています。この機能は、有料のサブスクリプションによりリスナーがクリエイターを応援するというものです。一部のクリエイターは、すでに有料のサブスクリプションを行っているリスナーに限定版のボーナスコンテンツを提供し、収益の獲得を始めています。Spotifyでも間もなく同様のことが可能になります。この機能に関心を持つクリエイターの皆様は、こちらからご登録いただき、詳細をご確認ください。