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クリエイターとリスナーにとって、より信頼できるポッドキャスト体験の構築へ

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 ポッドキャストは進化を続けており、それに伴いSpotifyも進化していますが、私たちが未来を創造するなかで、一つだけ変わらないことがあります。それは、ポッドキャストが「つながり」の上に成り立つメディアであるということです。共同ホスト間のケミストリー、クリエイターと毎週聴いてくれるファンとの関係、そしてアイデアやカルチャーをめぐる対話の中にこそ、ポッドキャストの魅力は宿っています。

 コンテンツ制作がより身近になるにつれ、プラットフォームにおける透明性と信頼性はかつてないほど重要になってきています。そこでSpotifyはクリエイターの信頼性を担保し、リスナーが誰の声を聴いているのかをより明確にするため、今回ポッドキャスト番組向けに「Spotify 認証バッジ」を導入いたします。

 「Spotify 認証バッジ」は、明るいグリーンのチェックマークアイコンとともに「Spotify 認証済み」として表示されます。これは番組ページや検索結果に表示され、クリエイター、パブリッシャー、またはブランドの公式な番組であることを示すためのものです。番組がSpotifyの定める真正性と信頼性の基準を満たしていることを意味し、リスナーが誰の番組を聴いているのかを理解しやすくすると同時に、クリエイターがプラットフォーム上で自身のアイデンティティを確立するための明確な手段となります。

 新しいバッジは本日から一部の番組で表示され始め、今後数ヶ月をかけて順次展開される予定です。対象となる番組は、以下の要素の組み合わせに基づいて確実に認証できるものに焦点を当てます。

■ 継続的なリスナーアクティビティとエンゲージメント:長期にわたって一貫したオーディエンスのエンゲージメントを獲得している番組

■ Spotifyのプラットフォームポリシーへの準拠:コンテンツがSpotifyのルールに準拠しており、良好な状態を維持している番組

■ リスナー層の真正性の確認:不正行為やボットによる再生に対するセーフガードを含め、オーディエンスが真正である番組

 新たなAI技術により、ポッドキャストコンテンツの制作、発見、エンゲージメントはかつてないほど容易になっています。AIが最大限に活用されれば、新たなクリエイティブの可能性が広がり、リスナーがよりパーソナルな方法でポッドキャストと出会う助けになります。しかし一方で、声を偽ったりリスナーを混乱させたりするなど、AIが悪用されるリスクも存在します。

 Spotifyのポリシーは、これまでも無断でのなりすましを禁止してきましたが、改めて生成AIを用いた創作という文脈を踏まえて、このポリシーを再確認します。Spotifyは、AIによる音声クローニングやその他の手法にかかわらず、許可なく他のクリエイターやホストの肖像になりすましたポッドキャスト番組やコンテンツを削除しています。

 クリエイターとリスナーは、Spotifyのすべての活動の中心にいます。ポッドキャストは彼ら同士の「信頼」によって成り立っており、フォーマットが成長する中でその信頼を守ることは不可欠です。

 今回のアップデートは、クリエイター、パートナー、そしてリスナーにとって、より信頼できるポッドキャストエコシステムをサポートするために私たちが講じる一連のステップの第一歩です。今後も取り組みを進め、次のステップを共有していく予定です。

Spotifyの2026年度 Investor Dayレポート メディアの新時代にさらなる高みへ

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 本日、Spotifyはニューヨークにて3度目となるInvestor Dayを開催し、投資家の皆様に向けてビジネス、プロダクト戦略、および長期ビジョンの詳細をご紹介しました。

 今年はSpotify創業20周年にもあたります。本イベントでは、2026年初頭に共同CEOに就任して以来初めてのInvestor Dayに臨んだAlex NorströmGustav Söderström、そしてグローバルリーダーシップチームのメンバーが登壇しました。

 「Spotify Machine」のコンセプトを打ち出してから4年、本イベントではその次なる進化が示されました。プラットフォームはキュレーションとレコメンデーションの時代から、生成の時代へと移行しています。独自の「Large Taste Model」と、ユーザーから日々寄せられる3.4兆件のユーザーの嗜好シグナルを原動力に、真にパーソナルでインタラクティブなメディアの未来を構築しています。Spotifyは、誰もがより多くの方法でコンテンツを制作・発見・つながることができる世界を目指しています。

 登壇者ごとの主要トピックを以下にご紹介します。

Alex Norström 、 Gustav SöderströmによるSpotifyの成長の振り返りと今後の展望

Alex Norstrom and Gustav Soderstrom Investor Day 2026
Alex Norström(左)とGustav Söderström(右)

 両CEOはSpotify創業20周年を祝うとともに184の国と地域7億6,100万人のアクティブユーザーという規模の大きさを強調しました。現在、有料会員数は3億人に迫り、Spotifyは世界最大規模のサブスクリプションビジネスの一つとなっています。

 「Spotifyはクリエイティビティとカルチャーを世界に届けるビジネスを展開しており、アーティスト、クリエイター、作家がオーディエンスとつながり、キャリアを成長させる支援をしています」とAlexは語り、「これほど大きなチャンスはかつてなかった」と付け加えました。

 AlexとGustavは、2022年の前回Investor Day以降の進展として、為替中立ベースの売上高年平均成長率(CAGR)18%売上総利益率32%営業利益率の18%ポイント超の改善、そして2025年のフリーキャッシュフロー約30億ユーロを達成したことを伝えました。

 さらに、Spotifyが今後注力する4つの重要テーマを示しました。

 第1に、エンゲージメントの高いユーザー層からの収益最大化です。「平均的なユーザー」というものは存在しないため、Spotifyは最もエンゲージメントの高いオーディエンスからより多くの価値を引き出すため、より高いARPU(ユーザー一人当たりの平均収益)をもたらすプロダクトやアドオンのポートフォリオを構築しています。これはすでに成果を上げており、Audiobooks+のユーザーはプレミアムユーザーと比較して、複数倍のライフタイムバリューをもたらしています。

 第2に、Spotifyを複数人で楽しめるインタラクティブなプラットフォームにすることです。ユーザーが自然にプレイリストを共有・共同作成する行動に着目したことが、この戦略の出発点です。現在、約5,000万人が利用する「Jam」や共同プレイリスト機能を通じて、音楽を介してリアルな人間関係を強化するネットワーク効果が生まれています。

 第3に、AIを中心とした取り組みです。世界は生成の時代へと移行しており、ユーザーがコントロールを握る時代です。キュレーションとレコメンデーションを超え、各ユーザーの好み・状況・ニーズに合わせてリアルタイムで体験が形成される時代が来ています。Prompted Playlistsやあなたのリスニング趣向などの機能を通じて、ユーザー自身がより多くのコントロールを持てるよう、生成の時代に対応した初のメディアプレイヤーを構築しています。

そして第4に、「Time Well Spent(価値ある時間の提供)」へのコミットメントです。Spotifyがオンラインでの最も価値ある時間として一貫して高い評価を受けているのは、あらゆるコストをかけてエンゲージメントを最大化することではなく、ユーザーが心地よく感じられる持続可能なプラットフォームの構築に注力しているからです。後悔するようなことには時間を使っても、お金を払いたいとは思わないものです。

Gustav Gyllenhammarが10億ユーザーに到達するためのプレイブックを共有

Gustav Gyllenhammar Investor Day 2026
Gustav Gyllenhammar

 マーケット&サブスクリプション担当SVPのGustav Gyllenhammarは、再現性のある成長戦略と、将来10億ユーザーに到達するという確信を示しました。ユーザーの体験は無料プランから始まり、エンゲージメントを高め、習慣を形成しながら、プレミアムへの移行を促す基盤を築いていきます。そこからサービス価値の向上、リテンションの強化、ARPUの拡大へとつなげていきます。この戦略が、市場・カルチャー・成熟度を問わずスケールし続けています。Gustavはまた、AIがこのモデルを加速させ、ローカライズの迅速化や無料プランから有料プランへの転換を適切なタイミングでパーソナライズ可能にしていることも強調しました。

 プレゼンテーションでは、先進市場・成長市場・成熟市場におけるSpotifyビジネスの強さを示す世界各地のデータも紹介されました。スウェーデンでは有料会員の浸透率が人口の50%に迫っており、世界平均の10倍以上です。米国ではMidiaのデータによると、過去6年間でプレミアム市場シェアが8〜10ポイント成長しました。ブラジルではコンバージョン率が2016年以降2倍の44%となり、ユーザー数は14倍に拡大しています。そして月間アクティブユーザー数で最大級のマーケットとなったインドでは、前回のInvestor Day時と比較して会員数が7倍に成長しています。

Nicole BurrowとNatasa Solticが語る「Time Well Spent」をビジネス戦略の核に据える理由

 プロダクトデザイン担当VP Nicole BurrowとコアエクスペリエンスVP Natasa Solticは、Spotifyでの時間を価値あるものにすることが、プロダクト開発およびビジネス成長のすべての基盤となっていることを説明しました。

 Spotifyはプロダクトとカルチャーが交わる場所です。「Spotifyまとめ(Wrapped)」では、2025年に6億2,000万回以上シェアされ、「後悔しない」というシンプルなコンセプトのもと、毎年世界的現象となるマーケティングキャンペーンを実現しています。また、先週公開した、Spotify創業20周年を記念した特別なアプリ内体験には、最初の6日間で約1億人が参加し、サービス開始以来最多となる1日あたりの新規ユーザー獲得数を記録しました。

 「私たちは毎日、Spotifyでの時間が価値あるものになるよう意図的な選択を行っています。Spotifyでの体験を通じて、日常のひとときをより豊かに、パーソナルに、そしてより意味のあるものにしています」とNicoleは語りました。

 「この信念と、ユーザーとの信頼を築く中で私たちが行う選択が、デザインの指針となっています。ユーザーが価値を感じ、意識的に戻ってきたいと思えるような体験に集中し続けられるのはそのためです」。

 また、彼女は最近実施されたブランド好感度調査にも言及し、Spotifyが主要プラットフォームの中で「Time Well Spent」の分野で1位を獲得し、最も「後悔せずに使えるサービス」に選ばれたことも紹介しました。

続いてNatasaは、プロダクトチームがユーザーの行動に注目し、最も重要なシグナルを見極めることから始めると説明しました。SongDNAAbout the Songといった機能はこのアプローチから生まれており、ファンの関心をより深い理解や強いエンゲージメント、再び訪れたくなる体験へとつなげています。3月のローンチ以来、SongDNAは2億6,500万回以上利用されています。

 AIはまた、構想から実行までのスピードを変革し、ユーザーが自分でコントロールでき、つながりとパーソナライゼーションを感じられるプロダクトを届ける大きな力となっています。

Charlie Hellman、 Joe Hadley、 Rene Volkerが描くSpotifyにおける音楽の未来

Charlie Hellman Investor Day 2026
Charlie Hellman

 音楽部門グローバル責任者(SVP)のCharlie Hellman、音楽パートナーシップ&オーディエンスグローバル責任者のJoe Hadley、ライブイベント事業統括のRene Volkerが登壇し、ビジネスの核心である音楽について語りました。

 Charlieはまず、業界へのコミットメントの規模を示しました。Spotifyは2025年だけで110億ドル以上を音楽業界に支払いました。これは前年比10%以上の増加であり、他のすべての音楽収益源の合計成長率の2倍以上にあたります。Spotifyのこれまで音楽業界に対する累計支払額は700億ドルを超えました。

 また、ユニバーサル ミュージック グループおよびユニバーサル ミュージック パブリッシング グループとの画期的なライセンス契約を発表しました。これにより、ファンが参加アーティストやソングライターのカタログからカバーやリミックスを制作できる新ツールをSpotifyがローンチすることが可能になります。同意・クレジット表記・報酬の仕組みを最初から組み込むことで、アーティストやソングライターがすでにSpotifyで得ている収益に加え、新たな収入源を創出します。この新ツールは、Spotify プレミアムユーザー向けの有料オプションとしてリリース予定です。

 Charlieは、次のように語りました。「生成AIは前例のないスピードで創作を加速させています。新しいオリジナル作品と並行して、既存の音楽を基にしたカバー・リミックス・再解釈が急増しています。権利システムがなければ、アーティストは作品のコントロールを失い、価値がクリエイターに還元されないまま生まれてしまいます。これはまさにSpotifyが解決すべき問題です」。

Joe Hadley Investor Day 2026
Joe Hadley

 Joeは、AIへの依存度が高まる世界において、人間の専門知識はより希少で価値あるものになると強調しました。20年にわたるSpotifyのキュレーションの知見とカルチャーへの深い洞察、そしてローカルに根差したナレッジとグローバルなリーチの組み合わせは、簡単に模倣できない独自の基盤です。また、ミュージックビデオの成長にも触れ、プレミアムユーザーの3分の2以上がSpotifyでミュージックビデオを視聴したことを紹介しました。

Rene Volker Investor Day 2026
Rene Volker

 Reneは音楽セクションの締めくくりとして、本日最大の発表の一つである「Reserved by Spotify」を発表しました。これは、アーティストの最も熱心なSpotifyプレミアムユーザーに対して、一般発売前にツアーチケットを2枚確保する初の取り組みで、今夏より米国よりLive Nationをローンチパートナーに迎えスタートします。

 SpotifyはLive Nationチケットへのこのような先行アクセスを提供する唯一のオーディオストリーミングサービスであり、ファンが米国で最も注目される多くのツアーにアクセスできるように支援しますさらに多くの市場への展開も急ピッチで進めています。

 Reneは次のように語りました。「どのストリーミングサービスも、扱っている音楽は同じです。Reservedは、Spotifyにしか提供できないものであり、Spotifyの有料会員である意味を新たに定義するものです」。

Roman WasenmüllerとMaya Prohovnikが描くポッドキャストの未来 収益を生む第2のエンジンへ

 ポッドキャスト部門グローバル責任者(VP)のRoman WasenmüllerとポッドキャストプロダクトVPのMaya Prohovnikがポッドキャストについて詳しく説明しました。

 Romanは、ポッドキャストが黒字化2年目を迎え、成長が加速していることを紹介。またSpotifyの優位性は、エンゲージメントを深めるコンシューマープラットフォーム、広告収益をスケールさせるパブリッシャー、そしてクリエイターの収益化と成長を支援するツール群という3つの事業領域から生まれると説明しました。

 さらに、対象クリエイターがSpotify上で最も熱心なファンに直接サブスクリプションを提供できる新ツール「Memberships」の近日ローンチも発表しました。

 Maya Prohovnikは、ポッドキャストをより見つけやすく、より使いやすくするプロダクトの革新を紹介しました。文字起こし自動チャプターリスニング中のリアルタイム質問機能などが含まれます。

 Mayaは「Personal Podcasts」にも言及し、ユーザーが独自のエージェントでカスタム音声を作成してSpotifyに保存したいというニーズの高まりを受け、Spotify内で短いプライベートなパーソナライズ音声を直接生成できる機能を近日公開予定と発表しました。

 さらに、Pelotonとのパートナーシップによるワークアウトビデオなど、フィットネス体験の拡充にも言及しました。近日中には、ランニング中に希望のテンポやペースを指定してプレイリストをリクエストできる機能も追加予定です。

Owen Smithが示すオーディオブックから書籍全般への拡大戦略

Owen Smith Investor Day 2026
Owen Smith

 オーディオブック部門グローバル責任者(VP)のOwen Smithは、書籍分野での急速な拡大について説明しました。

 2年間でSpotifyのプレミアムにおけるオーディオブックタイトル数は15万から70万以上に成長し、現在22の国と地域で展開しています。リスナーのほぼ半数が35歳未満と市場全体より若い層が中心で、出版業界がなかなかリーチできていなかった「若い男性」層の獲得にも貢献しています。聴取時間は2024年から2025年にかけて60%増加し、オーディオブック利用者のほぼ半数が過去12ヶ月以内に聴き始めた新規ユーザーです。

 異なる読書体験をつなぐツールの開発も続けています。紙の本や電子書籍とオーディオブックをシームレスに行き来できる「Page Match」や、Spotifyアプリから紙の本を購入できるBookshop.orgとのパートナーシップもその一例です。

 Owenは、Audiobooks+が今年7月に年間経常収益1億ドルを達成する見込みであることを明らかにしました。また、ヘビーリーダー向けの追加課金や、ファミリー・学生プランも近日ローンチ予定です。

 作家向けには、「Spotify for Authors」10の新たな言語に拡大すること、6月初旬にベータ版として提供開始されるオーディオブック制作ツールにより、自費出版の作家が独占契約なしでプラットフォーム内のデジタル音声生成を利用できるようになることを発表しました。

 今夏にはオーディオブックへのPrompted Playlists機能も追加予定で、書籍における自然言語での発見が初めて可能になります。

Katie Englishが語る、刷新されたSpotify広告事業

Katie English Investor Day 2026
Katie English

 広告プロダクトグローバル責任者のKatie Englishは、Spotifyの体験を中心に広告ビジネスを再構築したと説明し、「広告プラットフォームはSpotifyのために作られるべきであり、後付けであってはなりません」と述べました。4億8,300万人の無料ユーザーに対して、音楽・ポッドキャスト・動画にわたる優れた広告体験を、一元化された新システムによって提供できる機会を強調しました。

 Katieは、プレミアムスポンサーシップ大規模な運用型広告の成長にも触れ、これらが合わさることで広告主がカルチャー・パフォーマンス・自動化を通じてSpotifyオーディエンスとつながる手段が広がっていると説明しました。入札型チャンネルは現在、広告事業の3分の1以上を占めており、Spotifyは世界最大規模のオーディオ広告取引所の一つとなっています。

 第1四半期の力強いモメンタムにも言及し、アクティブな広告主が前年比68%増となったほか、欧州、中東およびアフリカ地域(前年比約10%増)およびラテンアメリカ(前年比25%増)での大幅な成長が確認されています。今後の展望として、Spotify広告市場の拡大、AIを活用したプラットフォームの強化、Spotifyの環境になじむ新しい広告体験の構築に注力していくと述べました。

Gustav SöderströmとNiklas Gustavssonsが語る、AIがもたらすSpotifyのビジネス変革

Gustav Soderstrom Investor Day 2026
Gustav Söderström

 Gustav Söderströmがエンジニアリング担当VPのNiklas Gustavssonとともに再登壇し、次世代のパーソナライズ体験を支えるインテリジェンスとインフラの構築について説明しました。

 Gustavは、SpotifyのAIにおける長期的な優位性は最先端のLLMを構築することではなく、独自の「Large Taste Model(LTM)」に汎用インテリジェンスを適用することから生まれると説明しました。LTMは音楽・ポッドキャスト・オーディオブックにわたる数兆件の行動シグナルと長年のユーザーインタラクションデータで学習されています。LTMはユーザー行動、ライセンスされたメタデータ、クリエイターツール、文化的コンテキストなど複数の知識レイヤーを組み合わせることで、レコメンデーションを超えたリアルタイムの生成とパーソナライゼーションを実現します。

 早期展開ではすでに測定可能なエンゲージメント向上が見られ、Autoplay(自動再生トラック)の楽曲保存数9%増、ホームからのポッドキャスト発見率9%改善、DJメッセージとのインタラクションが約20%増加しています。Gustavは、AIは単なるコスト削減の手段ではなく、リテンションの強化、ライフタイムバリューの向上、そして最もエンゲージメントの高いユーザー向けのプレミアムAI体験やアドオンを組み合わせた段階的な価格モデルを支える収益化の機会であると主張しました。

 続いてNiklasは、AIがSpotifyのプロダクト開発の手法やリリースのスピードをいかに変革しているかを説明しました。メンテナンス作業を自動化し、エンジニアがよりスムーズに動けるよう支援するSpotify社内のAIコーディングエージェント「Honk」を紹介しました。現在、Spotifyエンジニアの99%が毎週AIを活用しており、コードコントリビューションの73%以上がAI支援によるものです。AIを活用したワークフローにより、社内全体でのアイデアのプロトタイプ作成・テスト・検証にかかる時間が大幅に短縮されています。

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Niklas Gustavsson

 Niklasはまた、ユーザーとSpotifyの関わり方が大きく変わりつつあることについても説明しました。従来、Spotifyはスキップや保存などのシグナルから意図を推測していました。生成AIにより、ユーザーは自然言語でSpotifyに直接リクエストできるようになり、DJPrompted Playlistsあなたのリスニング趣向など、よりインタラクティブでパーソナライズされた体験が実現しています。

 さらに「Studio by Spotify Labs」を発表しました。Personal Podcastsをさらに進化させる単独のデスクトップアプリで、毎日のニュースまとめなどのプライベートなパーソナライズ音声を生成し、Spotifyのライブラリに直接保存できます。20以上の国と地域のプレミアムユーザー向けに先行体験版として近日公開予定です。Studioは音楽・ポッドキャスト・オーディオブックにわたるユーザーの好みを理解し、幅広い情報をもとに聴きたい音声コンテンツをより素早く見つける手助けをします。また、トピックのリサーチ、ウェブ検索、情報整理、日常ツールを使ったタスク実行など、ユーザーに代わってアクションを起こすことも選択できます。

 最後にNiklasは、SpotifyのAIにおける競争優位性は「Large Taste Model」から生まれると強調しました。これは音楽・ポッドキャスト・オーディオブックにわたるリスニング&エンゲージメントデータを理解・予測するために訓練されたシステムです。

Christian Luigaが示す財務サマリーと今後の成長戦略

Christian Luiga Investor Day 2026
Christian Luiga

 CFOのChristian Luigaは、2022年以降の進展と2030年目標への道筋を説明しました。売上総利益率の改善のうち約3分の1は音楽事業が、残りはオーディオブックとポッドキャストが牽引しています。現在、音楽・非音楽のいずれのセグメントも売上総利益率30%超を達成しており、2025年のマーケットプレイスから生み出した粗利益は、2021年の4倍となりました。

 また、Christianはこれまでの改善が規律ある財務モデルの成果であることも強調しました。ユーザーと有料会員数の拡大、売上総利益率の向上、そしてリターンが見込める分野への投資を続けながら、コストも厳しく管理しています。米国だけで2022年以降に顧客LTVが70%以上増加しており、ビジネスモデルの強さと投資効率の高さが裏付けられています。

 2030年に向けた財務目標として、売上高のCAGRが10%台中盤売上総利益率35〜40%営業利益率20%以上、そしてフリーキャッシュフローの力強い成長を掲げています。

 Christianはこう付け加えました。「本日お伝えしてきた通り、Spotifyの成長を支える仕組みはすべてつながっています。私たちが重視するKPIはエンゲージメント・収益・効率・そしてリテンションです。Audiobooks+からDJ、そしてReservedに至るまで、それぞれの施策には明確な数値目標が設定されています。そしてこれらの施策が互いに連動し積み上がることで、LTVの継続的な向上につながります」。

両CEOが締めくくる「野心を高める年」への誓い

Alex Norstrom Investor Day 2026
Alex Norström

 Alex NorströmとGustav Söderströmは、Spotifyの目標と今後の展望を改めて示し、イベントを締めくくりました。Alexは、本日共有されたアップデートは、Spotifyの将来性を確信している理由を示すものであり、その根拠は、これまで築いてきた規模だけでなく、その先に広がる大きな機会にもあると述べました。

 Gustavは、Spotifyの進化がアクセスパーソナライゼーション生成という明確な道筋を辿ってきたと説明しました。各ステップがSpotifyの可能性を広げながら、規模・データ・ユーザー理解における優位性を複利的に積み上げてきました。

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Gustav Söderström

 Alexは締めくくりとして次のように語りました。「次のステージで最も重要なもの、嗜好、信頼、そしてカルチャーは、Spotifyが常に大切にしてきたものです。それが私たちの存在意義であり、私たちが成果を上げてきた領域であり、そしてこれからも築き続けていくものです」。

 Gustavはこう締めくくりました。「私たちが築いてきたものを誇りに思います。そして、次の20年がさらに楽しみです」。

Spotify 2026年 Investor Dayのすべてのニュースと発表はこちらよりご覧いただけます。
また、一部のサービス・特典はご利用いただける地域が限られます。

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・将来見通しに関する記述
上記記載の一部には、1933年米国証券法(改正済み)第27A条および1934年米国証券取引所法(改正済み)第21E条に定義される「将来見通しに関する記述」が含まれておりますので、ご留意ください。「will(〜する予定)」「expect(予想する)」「believe(考える)」その他これらに類する表現は、将来見通しに関する記述を示すことを意図したものです。将来見通しに関する記述には、当社の将来業績に関する予測または見積もりに関する記述などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

これらの将来見通しに関する記述には、重大なリスク、不確実性および前提条件が含まれており、その結果、実際の結果が当社の過去の実績や現在の期待または予測と重大な差異を生じる可能性があります。これには、新規ユーザーを獲得し既存ユーザーを維持する能力、ならびに当社の製品およびサービスを収益化する能力、ユーザー・ユーザーの利用時間・広告主を巡る競争、当社の国際事業に関連するリスク、当社の成長ならびに事業規模および事業の複雑性を管理する能力、人工知能の活用に関連するリスク、ならびに米国証券取引委員会への提出書類に記載されたその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。

当社は、本書の日付以降に発生した事象または状況を反映するために、将来見通しに関する記述を更新する義務を負うものではありません。

非IFRS財務指標:上記の説明には、国際財務報告基準(IFRS)に従って算定された財務指標の代替として解釈されるべきではないnon-IFRS財務指標が含まれています。これらのnon-IFRS財務指標と最も比較可能なIFRS財務指標との調整については、当社ウェブサイトに掲載されているCFO Investor Dayプレゼンテーションの付録をご参照ください。

Spotifyが“ポッドキャストの文化祭”で明かした「クリエイター支援の現在地」 『PODCAST EXPO 2026』セッションレポート

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 2026年5月9日〜10日に開催された国内最大級の音声コンテンツの祭典『PODCAST EXPO 2026』内のカンファレンス「P7 PODCAST SUMMIT」にて、Spotifyは「Spotify TALK LAB Where Podcasters Talk & Grow」と題したトークセッションを実施しました。

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 本セッションには、Spotify JapanでPodcast Partner Managerを務める関根麻美が登壇。今日から使えるPodcast制作のTipsや、Spotifyが注力しているクリエイター支援プログラムについて解説したほか、後半では、ゲストとして『GOLDNRUSH Podcast』のパーソナリティを務めるIsaac Y. Takeu氏を迎え、様々なトークを展開しました。

 本記事では、Spotifyがクリエイターの皆様に向けてどのような支援を行い、共に歩んでいこうとしているのか、Isaac氏の番組に向けて行ったサポートの事例を交えながらレポートしていきます。

クリエイターの成長を後押しする、Spotifyの多様な支援プログラム

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 セッションの前半、関根は「Spotifyは、クリエイターさんのリスナー基盤を拡大し、成功をサポートすることを目指しています」と語り、現在展開している具体的な支援プログラムを紹介しました。

 これからの飛躍が期待される次世代ポッドキャスターを毎年4〜5組選出し、Spotifyが多角的にサポートするプログラム「RADAR:Podcasters」や、LGBTQIA+のクリエイターやアーティストの発信を後押しするプログラム「GLOW」、女性の声を広げるためのグローバルプログラム「EQUAL」、そして今回のような「Spotify TALK LAB」をはじめとするセミナーやイベントの開催も、クリエイターを支援するための重要な取り組みの一つとして位置づけられています。

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 セッションの後半には、ゲストのIsaac氏がステージに登場。

「RADAR:Podcasters」の2025年度選出クリエイターの一人でもあるIsaac氏は「多文化人が活躍する社会を創る」というビジョンのもと、2022年に『GOLDNRUSH Podcast』をスタート。最初は地元のコミュニティにいる『BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権』で有名になったラッパーをゲストに迎えるなどし、徐々に番組が成長。ヒップホップカルチャーやマイノリティの自己表現をテーマにした内容は国内外から注目を集め、現在は総フォロワー数50万人以上を誇る国内トップクラスのビデオポッドキャストへと成長しました。

 「RADAR:Podcasters 2025」に選出されてからの1年間について、Isaac氏は「Spotifyのメンバーの皆さんはファミリーのようで大好きです。いろいろなアドバイスをいただいたり、ゲストとしてアーティストさんを紹介していただいたりしたことは、昨年チャンネルが大きく伸びた要因の1つでした」と、プラットフォームからのサポートが成長の原動力になったと振り返りました。

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 また、Spotify公式の「RADAR:Podcasters」という肩書きを得たことで、周囲の反応やゲストのブッキングのしやすさも大きく変わったといいます。「RADAR:Podcasters」を通じたサポートの結果、同番組はSpotifyの国内Podcastチャートで1位を獲得し、Isaac氏自身も夏の大型フェスティバル『SUMMER SONIC 2025』の「RADAR: Early Noise」ステージMCや、冬の『potify On Stage Tokyo 2025 -Year-End Special-』でのインタビュアーに抜擢され、さらにはForbesが選ぶ「『世界を救う希望』100人、次代を担う新リーダーたち(「NEXT 100」)」に選ばれるなど、目覚ましい飛躍を遂げました。

「ビデオポッドキャスト」の影響で拡がった“ポッドキャストの可能性”

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 そんなIsaac氏はポッドキャストの魅力について“エディット(編集)をしていないリアルさ”を挙げ、「作り込まれたイメージや広告的なメッセージではなく、パーソナリティの人間性や空気感がそのまま伝わることが、若い世代の信頼を獲得している」と分析。

 現在、日本のポッドキャスト市場は大きく成長しており、番組数は昨年比130%(国内番組に限ると約140%)の伸びを記録しています。特に15歳〜29歳の「Z世代」におけるポッドキャストへの接触時間は急激に増加し、主要なメディアとして定着しつつあります。
なかでも関根が「いますぐ始めた方がいい」と強く推奨するのが「ビデオポッドキャスト」。「日本のビデオポッドキャストの番組数は昨年から200%(2倍)に増加し、再生時間に関しても約3倍まで伸びています」とその急成長ぶりを解説すると、Isaac氏も「映像があることでZ世代のトレンドに乗りやすく、TikTokなどのSNSでハイライト(切り抜き動画)をPRとして活用しやすい」と、新規リスナーの獲得に非常に効果的であることを明かしました。

 また、ポッドキャストは他のSNSと異なり「30〜40分と平気で聴いてくれる」「半分近くの人が最初から最後まで聴いてくれる」という、圧倒的な接触時間の長さを誇ります。その影響からかパーソナリティに親しみを覚える方も多いようで、Isaac氏は「街でめちゃくちゃ話しかけられる。その声のかけられ方も元々は(切り抜きを出していた)『TikTok・Shortsの人ですよね?』というものから、最近は『ポッドキャスターの人ですよね?』というものに変わっている」と、ポッドキャスター自体の認知が拡がっていることを明かしてくれました。

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 最後に関根は、クリエイターが自身の番組の健康状態を測るツールとして「Spotify for Creators」のアナリティクス機能を紹介。「一つの指標とはなりますが、最後まで聴いてくれる方が50%を超えていると良い番組とされています」と、データを用いた具体的な運用アドバイスを送り、セッションは終了しました。

 なお、Spotifyは『PODCAST EXPO 2026』に自社のPodcast Studioを再現したフォトブースを出展。クリエイターやイベントの来場客たちからは「見たことある!」というリアクションが見られたり、記念撮影をする人たちが続出。Spotifyブースでの記念写真は、期間中の2日間で400件以上SNSに投稿されるなど大盛況でした。

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 今後もSpotifyは「プラットフォームの提供」にとどまらず、RADARやEQUALといった独自プログラムや、データ分析ツールの提供、そして専任のパートナーマネージャーによる伴走を通じて、クリエイターが「自分らしさ」を発信し、深く強いファンダムを築くための支援をこれからも全力で続けていきます。

Spotify、サービス開始20周年を記念して歴代で最も再生された音楽・ポッドキャストの各種ランキングを初公開

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 Spotifyは、2026年4月23日にサービス開始20周年を迎えるにあたり、創業以来初めて、歴代で最も再生された各種ランキング(グローバル)を公開します。

 今回発表するランキングは、アーティスト、楽曲、アルバム、ポッドキャストの4カテゴリーです。長年にわたり蓄積されたリスニングデータをもとに、単なるヒットにとどまらず、人々の日常生活に深く根ざし、世界中で愛され続けてきたコンテンツをご紹介します。

 各種ランキングの結果は、以下のとおりです。

歴代で最も再生されたアーティスト

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  1. テイラー・スウィフト
  2. バッド・バニー
  3. ドレイク
  4. ザ・ウィークエンド
  5. アリアナ・グランデ
  6. エド・シーラン
  7. ジャスティン・ビーバー
  8. ビリー・アイリッシュ
  9. エミネム
  10. カニエ・ウェスト
  11. トラヴィス・スコット
  12. BTS
  13. ポスト・マローン
  14. ブルーノ・マーズ
  15. J.バルヴィン
  16. リアーナ
  17. コールドプレイ
  18. ケンドリック・ラマー
  19. フューチャー
  20. Juice WRLD

歴代で最も再生された楽曲

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  1. Blinding Lights” by ザ・ウィークエンド
  2. Shape of You” by エド・シーラン
  3. Sweater Weather” by The Neighbourhood
  4. Starboy” by ザ・ウィークエンド, ダフト・パンク
  5. As It Was” by ハリー・スタイルズ
  6. Someone You Loved” by Lewis Capaldi
  7. Sunflower – Spider-Man: Into the Spider-Verse” by ポスト・マローン, スワエ・リー
  8. One Dance” by ドレイク, Wizkid, Kyla
  9. Perfect” by エド・シーラン
  10. STAY (with Justin Bieber)” by The Kid LAROI, ジャスティン・ビーバー
  11. Believer” by イマジン・ドラゴンズ
  12. I Wanna Be Yours” by アークティック・モンキーズ
  13. Heat Waves” by Glass Animals
  14. lovely (with Khalid)” by ビリー・アイリッシュ, カリード
  15. Yellow” by コールドプレイ
  16. The Night We Met” by Lord Huron
  17. Closer” by ザ・チェインスモーカーズ, ホールジー
  18. BIRDS OF A FEATHER” by ビリー・アイリッシュ
  19. Riptide” by Vance Joy
  20. Die With A Smile” by レディー・ガガ, ブルーノ・マーズ

歴代で最も再生されたアルバム

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  1. ‘Un Verano Sin Ti’ by バッド・バニー
  2. ‘Starboy’ by ザ・ウィークエンド
  3. ‘÷(Deluxe)’ by エド・シーラン
  4. ‘SOUR’ by Olivia Rodrigo
  5. ‘After Hours’ by ザ・ウィークエンド
  6. ‘SOS’ by SZA
  7. ‘Hollywood’s Bleeding’ by ポスト・マローン
  8. ‘Lover’ by テイラー・スウィフト
  9. ‘AM’ by アークティック・モンキーズ
  10. ‘WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?’  by ビリー・アイリッシュ
  11. ‘Future Nostalgia’ by デュア・リパ
  12. ‘beerbongs & bentleys’ by ポスト・マローン
  13. ‘?’ by XXXTENTACION
  14. ‘MAÑANA SERÁ BONITO (BICHOTA SEASON)’ by Karol G
  15. ‘YHLQMDLG’ by バッド・バニー
  16. ‘Doo-Wops & Hooligans’ by ブルーノ・マーズ
  17. ‘Views’ by ドレイク
  18. ‘Midnights’ by テイラー・スウィフト
  19. ‘Scorpion’ by ドレイク
  20. ‘Beauty Behind The Madness’ by ザ・ウィークエンド

歴代で最も再生されたポッドキャスト

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  1. The Joe Rogan Experience
  2. Gemischtes Hack
  3. Crime Junkie
  4. Armchair Expert with Dax Shepard
  5. Last Podcast On The Left
  6. The Daily
  7. Fest & Flauschig
  8. Morbid
  9. My Favorite Murder with Karen Kilgariff and Georgia Hardstark
  10. Relatos de la Noche
  11. Call Her Daddy
  12. Não Inviabilize
  13. Pardon My Take
  14. Distractible
  15. La Cotorrisa
  16. Dateline NBC
  17. Mordlust
  18. Baywatch Berlin
  19. Hobbylos
  20. Killer Stories with Harvey Guillén


 これからもSpotifyで、さまざまな音楽やポッドキャストをぜひお楽しみください。

広告パートナーとともに奏でる未来──日本発・グローバル初『Spotify Advertising Agency Awards 2025』レポート

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 Spotifyは2026年2月27日、渋谷 Spotify O-WESTにて、広告会社向けのイベント『Spotify Advertising Agency Awards 2025』を開催しました。

 このイベントは、Spotifyの広告ソリューションを深く理解し、クライアントのビジネス成長に貢献してくださった、Spotifyと共に新たな広告体験を切り拓くパートナーのみなさまへの感謝を形にするために誕生したイベントです。今回はアワード形式で「Agency of the Year」や「Hitmaker」「Multi-format Maestro」「Rising Star」「DIY Impact」「Amplifier」といった各賞を発表いたしました。本稿では会場を包み込んだ熱気と、各社代表の皆様から語られたエピソードの数々をレポートいたします。

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パートナーとの共奏がもたらしたSpotify広告の「進化」

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 ラジオパーソナリティ・ナレーターのサッシャ氏が司会を務めた今回のアワードは、表彰式に先立ち、Spotify JAPAC 広告事業部統括のエリサ・ケルサルより、本アワードの核となる4つの評価軸が語られました。それは、音という枠組みを超えてオーディエンスを動かす「Creative Excellence」、Spotify広告マネージャーをはじめとするソリューションを駆使する「Platform Mastery」、大胆な挑戦で市場に活気をもたらす「Growth Momentum」、そして卓越したビジネス成果を共奏する「Partnership Impact」です。

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 続いて、Spotify Japan 広告営業統括部長の磯田 敬太郎より、2025年のビジネスアップデートが共有されました。現在、日本のSpotifyユーザーは年々拡大しており、特に昨年秋に行われたフリープランの大幅アップデートが巨大な推進力となっていることを明かしました。

 会場の耳目を集めたのは、データによって裏付けられたSpotify広告の圧倒的なパフォーマンスです。電通ジャパン・インターナショナルブランズ様との「アテンション・エコノミー」の検証では、単に画面に広告が表示されているかだけでなく、「ちゃんと見られ、ちゃんと聴かれているか」という深いアテンション指標において、Spotify広告が非常に強いインパクトを持つことが実証されました。 さらに、動画プラットフォーム単体での出稿よりも、動画プラットフォームとSpotifyの音声広告を掛け合わせたクロスメディア展開の方が、ブランドリフト効果が著しく高いという結果も発表されました。

 また、電通様とのデータクリーンルームを用いた検証では、オフラインの店舗来店リフトにおいても高い貢献度が確認されており、Spotifyが単なる認知目的のメディアから、フルファネルでビジネスインパクトを生み出すメディアへと確実に進化していることが示されました。

受賞者たちが語る、Spotifyとともに歩んだ軌跡とその可能性

 続いて、Spotify Japanの広告事業クリエイティブ戦略統括である橋本 昇平が登壇し、表彰式がスタート。橋本は音声・動画・ディスプレイなど、Spotifyの幅広い広告フォーマットを巧みに使いこなし、革新的なキャンペーンを生み出した代理店に贈られるアワード「Multi-format Maestro」のプレゼンターを務めました。同賞を受賞したのはdentsu Japan。代表して、電通デジタル プラットフォーム部門 プラットフォーム4部の日比野みく氏が登壇しました。

 日比野氏は受賞スピーチにて「今朝、自分のSpotifyプレイリストを見たら『勇敢な朝(Brave Morning)』というタイトルが表示されていました。今日という日にふさわしく、ガチガチに緊張していた私の背中を押してくれたような気持ちになり、さすがSpotifyのユーザー分析だと驚きました」とコメント。続けて「私たちは広告会社として、ユーザーの生活動線に寄り添ったこのプラットフォームで、あらゆる広告フォーマットを活用しながらアプローチすることが一番の活用法だと信じてきましたので、今回”マエストロ”と名の付いた賞をいただけたことを大変光栄に思います」と力強く語りました。

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 Spotify Japan プロダクトマーケティング&パートナーシップマネージャーの河田 淳がプレゼンターを務めた「DIY Impact」は、Spotify広告マネージャーを使いこなし、DIY精神あふれるセルフサーブの取り組みで売上に貢献した代理店に贈られるアワードで、受賞したのはdentsu Japan。同社から電通デジタル プラットフォーム部門 プラットフォーム4部の遠藤ひなの氏が登壇し「DIYという名前の通り、自らSpotifyの広告マネージャーを触り、試し、学び、改善し続ける。その自走する力や挑戦する文化を評価していただけたことがチーム全体の誇りです」と述べました。

 3つ目の賞である「Amplifier」は、Spotify広告マネージャーの成長をリードし、導入の推進、フィードバック、教育、そして新たな取り組みに至るまで幅広く貢献した代理店担当者に贈られるアワード。プレゼンターであるSpotify Japan 執行役員 カスタマーサクセス本部長の林 大輔が電通デジタル プラットフォーム部門 プラットフォーム4部の小尾口 陽菜氏の受賞を発表すると、会場からは大きな歓声が起こりました。

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 自身の兄弟がポッドキャストに精通しているという小尾口氏は、受賞スピーチで「日常的に『Spotifyって体験としてすごくいいよね』と家族で話していた中でアサインを受け、運命を感じました。いざ運用を始めるとその奥深さに魅了され、プロダクトに専念するため社内で異動願いを出したほど熱中しました」とコメント。

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 続けて、小尾口氏が初期の広告マネージャーは機能が限られており、事例も少ない状況だったなかで「事例がないなら自分が一番最初に作ろう」と奮起したことを話すと、林は「Spotifyに対して英語で60ページにも及ぶ渾身のプロダクトフィードバックを提出してくれたことは、Spotifyチームにとってもひとつの“伝説”として語られており、その熱意がグローバルの開発チームを動かした」と明かしました。

 その後、小尾口氏は具体的な運用ノウハウについて「没入感の高いSpotifyでは、戦略的にフリークエンシーを高める方が記憶の定着や信頼感に直結します。耳への刷り込みを計算し、ボトムファネルにも寄与できるように設計することが重要です。また、テキストからボイスオーバーを生成できる機能により、ナレーションのトーンによるABテストのスピードが劇的に上がったことも大きな強みです」と、プロフェッショナルならではの視点で語りました。

 Spotify Japan・エージェンシーパートナーの峯苫 龍之介がプレゼンターを務めた「Rising Star」は、2025年に目覚ましい成長や大胆なイノベーション、そしてブレイクスルーとなる成果を生み出し、Spotifyの可能性を大きく広げた“ライジングスター”として輝きを放った代理店2社に贈られるアワード。受賞したオプトとワンメディアの2社からは、それぞれオプト プラットフォームサクセス本部 VPの山本 孝太郎氏とワンメディア 代表取締役CEOの明石 ガクト氏がスピーチを担当。山本氏は、「我々はダイレクトマーケティングのお客様が多い中、Spotifyというプラットフォームに大きなポテンシャルを感じました。営業全員を集めて勉強会を実施し、社内の認知を上げたことで、取扱高を前年比6倍にまで拡大することができました」と、組織を挙げた圧倒的な推進力の裏側を語りました。

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 続いて明石氏は、動画マーケティングを主戦場とするワンメディア社が音声に取り組む理由について「実は2年前から『これからは音声の時代に突入する』と信じて向き合ってきました。ビジュアル表現でできることも多いですが、音声だからこそできる深いコミュニケーション、心に残る新しい体験にものすごい可能性を感じています」と語り、この日の朝に自社で制作するポッドキャスト番組が、強豪ひしめくランキングの中で長年の壁であった超人気ラジオ番組を抜いて急上昇ランキングで1位に輝いたと報告。「時間をかけて育てれば必ず結果は出る。共にこのプラットフォームを盛り上げましょう」と熱く呼びかけ、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こりました。

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 Spotify Japan 執行役員 営業本部長の岸 昭がプレゼンターとして登壇した「Hitmaker」は、Spotifyにおいて数多くの「ヒット」を生み出し、目覚ましい成長を遂げた代理店に贈られるアワード。2025年、トップクラスの広告出稿実績を誇り、戦略的なパートナーシップを通じてオーディエンスの心を掴み続けた会社として受賞したのは博報堂・Hakuhodo DY ONE。代表して登壇した博報堂 プラットフォーマー戦略局の眞口 健司氏は「トップクラスの実績と高い成長を評価いただき光栄です。この賞は『2026年はさらにもう一段高いところを目指せ』というSpotifyからのメッセージだと受け止めています。グループで連携し、さらに上を目指していきたい」と、次なる飛躍への力強いコミットメントを示すスピーチを披露しました。

 最後に発表された「Agency of the Year」は、2025年にSpotifyとのパートナーシップにおいて最も卓越した成果を収めた代理店に贈られる、最高位のアワード。年間を通じて最大の広告出稿実績を記録し、市場を牽引する戦略的なアプローチでSpotifyのビジネスに最大級の貢献を果たした会社に選ばれたのはdentsu Japanだ。代表してスピーチを行ったのは電通デジタル プラットフォーム部門 部門長の荻島 裕樹氏。同氏は「Spotifyの皆さんのことを、我々は家族のように感じています。オフィスにお邪魔すると必ず置き手紙を用意してくださるなど、この賞はSpotifyの皆様の手厚いサポートがあってこそのものです」と、深い信頼関係を強調。続けて荻島氏は「競合他社の方々とカラオケに行くと必ず盛り上がるように、そこにはいつも『音』があります。Spotifyはセレンディピティのあるメディアであり、自分のステータスに合わせて曲を流し、知らない世界を見せてくれます。まさに『熱狂の渦中にあるメディア』です」とSpotifyの魅力を熱弁しました。

 そして最後に「実は今日、ぎっくり腰で立っているのも辛い状況なのですが、今朝Spotifyから流れてきたZARDの『負けないで』に励まされてこの場に立っています」というユーモアと愛に溢れたエピソードを披露し、会場は温かな笑いと万雷の拍手に包まれました。

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 その後、表彰式の興奮冷めやらぬ中でSpotify Japan 上級執行役員 広告事業部統括の香川 晴代による「Closing Remarks」が行われました。デジタル広告の黎明期から様々なグローバルプラットフォームを牽引してきた香川が「日本の音声広告市場の巨大なポテンシャルと、それを開花させるためのエージェンシーの皆様との強固なパートナーシップの重要性」を力説し、第一部が終了いたしました。

 その後のAfter Partyでは、参加者の皆様にSpotifyのブランドカルチャーを五感で楽しんでいただくための特別なエクスペリエンスが用意されました。 会場を彩るのは、Spotifyのネオンが煌めくスタイリッシュなバーカウンター。そこでは音楽ジャンルやプレイリストをモチーフにしたオリジナルカクテルや上質なフードが振る舞われ、グラスを傾けながら業界の垣根を越えた活発なネットワーキングが行われました。また、受賞の喜びや仲間との記念の瞬間を切り取る特設のフォトブースも設置され、会場は笑顔に包まれていました。

 そして、この熱狂の夜を音楽で祝福してくれたのが、Spotifyが選ぶ注目の新進気鋭アーティストをサポートするプログラム「RADAR: Early Noise 2021」にも選出された音楽プロジェクト、Tokimeki Recordsです。都会の夜を舞台に、80年代から90年代の洋楽・邦楽の名曲をノスタルジックなサウンドで奏でる彼らのスペシャルなライブパフォーマンスは、オーディエンスの心を優しく、そして力強く揺さぶりました。データやロジックが飛び交うビジネスアワードの最後に、純粋な「音楽の力」で参加者が一つになる瞬間。これこそが、他社のいかなるビジネスアワードとも異なる、Spotifyにしか生み出せない独自のカルチャーを表していたといえるでしょう。

 この日登壇した各社のスピーチの端々から感じられたのは、Spotifyというプラットフォームへの深い愛着と、音楽やカルチャーへの愛を広告につなげることへの飽くなき探求心。これからもSpotifyは、かけがえのないパートナーの皆様とともに、音を通じた新たな熱狂を世の中に届けてまいります。

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Spotify、日本発・グローバル初開催となる「Spotify Advertising Agency Awards 2025」を開催

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 Spotifyは2026年2月27日、Spotifyの広告ソリューションを最大限に活用し、クライアントの事業成長に貢献したパートナー企業を称えるアワード「Spotify Advertising Agency Awards 2025」を初開催し、各部門の受賞作品を発表しました。

 Spotifyにとって広告会社は、共に新たな広告体験を切り拓く重要なパートナーです。

 昨今、メディアの価値が再定義される中で、Spotifyは生活者の日常に深く入り込む独自の広告体験を提供してきました。本アワードは、Spotify独自の広告ソリューションへの深い理解と創造的な活用を通じて、クライアントの事業成長に貢献してきたパートナー企業への敬意と感謝を形にすることを目的に誕生した、日本発のプログラムです。記念すべき第1回となる今回、厳正なる審査を経て、次の6つの部門で受賞企業および受賞者を選出、発表いたしました。

各部門の受賞企業および受賞者紹介

  • Agency of the Year

 2025年、Spotifyとのパートナーシップにおいて特に優れた成果を収めた広告会社に贈られる、本アワードの最高位です。年間を通じて高い広告出稿実績を達成するとともに、市場を牽引する戦略的な取り組みを通じて、Spotifyの広告事業に大きく貢献しました。

受賞企業:dentsu Japan

  • Hitmaker

 Spotifyにおいて、数多くの「ヒット」を生み出し、継続的な成長を遂げた広告会社に贈られるアワードです。2025年に高水準の広告出稿実績を達成するとともに、、戦略的なパートナーシップを通じてSpotify上での広告活用を広げ、オーディエンスとの効果的な接点づくりに貢献しました。

受賞企業:株式会社 博報堂 / 株式会社Hakuhodo DY ONE

  • Multi-format Maestro

音声・動画・ディスプレイなど、Spotifyの幅広い広告フォーマットを効果的に組み合わせ、マルチフォーマット活用の「マエストロ」として高い評価を受けた広告会社に贈られるアワードです。各フォーマットの特性を生かした統合的な設計により、広告効果の最大化に貢献しました。

受賞企業:dentsu Japan

  • Rising Star

 2025年において、“ライジングスター”として注目を集めた広告会社2社に贈られるアワードです。新たな広告主層の開拓や、Spotifyならではの価値を生かしたキャンペーンの実現を通じて、Spotifyの広告事業の可能性を広げました。

受賞企業:株式会社オプト / ワンメディア株式会社

  • DIY Impact

 Spotify広告マネージャーを使いこなし、”DIY”型のセルフサーブ運用を通じて売上に貢献した広告会社に贈られるアワードです。独自の工夫を重ねながら、自社組織全体におけるSpotifyデジタル広告の活用を広げ、セルフサーブ広告運用における新たな可能性を切り拓きました。

受賞企業:dentsu Japan

  • Amplifier

Spotify広告マネージャーの導入・活用を推進し、フィードバックや教育、新たな取り組みまで幅広く貢献した広告会社担当者に贈られるアワードです。組織内においてSpotify広告の価値を高め、その存在感を拡張する「アンプ(Amplifier)」としての役割を果たし、Spotify広告の活用を力強く後押ししました。

受賞者:小尾口 陽菜 (株式会社電通デジタル)

 Spotifyは今後も、ブランドとオーディエンスを結ぶ最も親密で革新的なプラットフォームであり続けるために、パートナー企業の皆さまと共に、広告体験の未来を切り拓いてまいります。

音の力を信じ、クリエイティビティを解き放つ。『Spotify Hits Japan 2025』受賞作品発表

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 Spotifyは2025年11月10日、恵比寿のBLUE NOTE PLACEにて、広告事業者および広告会社向けのイベント『Spotify Hits Japan 2025』を開催しました。

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 このイベントは、日本では今年で2回目となるSpotify主催の広告賞『Spotify Hits』の授賞式として開催。昨年から規模を拡大し、3つの部門賞とグランプリである「Spotify Mic Drop」に加え、公募制の「Future Hitmakers」から3作の受賞作品が発表されました。

 会場には、合計100名を超える受賞者やファイナリスト、広告主・広告会社関係者が集まりました。

 開会の挨拶には、この日のためにニューヨークから来日したSpotify グローバル広告事業クリエイティブ戦略統括のケイ・スー(Kay Hsu)が登壇。クリエイター、ブランド、パートナーへの心からの感謝を述べ「みなさんのクリエイティビティ、そして音の力を信じるその情熱がこの機会を特別なものにしています」と語りました。『Spotify Hits』は、革新的な音声広告を称える場として始まりましたが、いまでは「クリエイター、マーケター、ストーリーテラーたちが音の可能性を広げるために集うコミュニティ」にまで進化していると強調。特に日本市場については「本当に素晴らしい」と絶賛し「ここから生まれる作品は、大胆で感情豊かで、そしてとても人間的です」と評価しました。

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 Spotify入社前のHsuはビジュアルメディアでブランドのストーリーテリングを手がけていたが、音声コンテンツと出会うことで「価値観が変わった」と告白。「音には人の心を動かす不思議な力があるし、目には見えないけれども心に残る」こと、その力がSpotifyを特別なプラットフォームにしているのだと述べました。最後にHsuは「みなさんはトレンドを追う側ではなく、トレンドを作る側です」と、会場に集まったクリエイターたちを鼓舞し、「想像力を祝い、チャレンジを称える」一日になることを期待し、授賞式が幕を開けました。

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 ここからは、実績のあるキャンペーンを対象とした3つの部門賞とグランプリの授賞式の模様を、プレゼンターによる選考コメントと受賞者の喜びの声に焦点を当ててご紹介します。

〈Ear Candy部門(ベストイマーシブオーディオキャンペーン)〉

受賞作品:『サラウンドコマーシャル「円陣」&「円陣(部活)」』
広告主:大塚製薬(ポカリスエット)
広告会社:電通 / 電通デジタル
制作会社:ビッグフェイス / ステップ / 音響ハウス

 「3DオーディオやASMR、スクリプトの工夫など、音声ならではのテクニックを活用して最も没入感のある体験を実現したキャンペーン」を表彰する部門である〈Ear Candy部門(ベストイマーシブオーディオキャンペーン)〉のプレゼンターを務めたのは北原規稚子氏(MICHI inc. CEO / Brand Creator)。

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 北原氏は「Spotifyユーザーの8割以上がイヤホンを使用して聴いている」というデータを踏まえ、審査では「リスナーの体験を邪魔せずに楽しんでもらえる没入感ある体験を、いかに実現できているか」 という点を重視したと説明しました。受賞作である大塚製薬株式会社(ポカリスエット)の『サラウンドコマーシャル「円陣」&「円陣(部活)」』については、ブランド体験として「シンボリックに象徴される部活の円陣のシーンに一気に連れていかれるような世界観」 が作り込まれている点を評価。「Spotifyのテクノロジーや特性、聴いているターゲットの状況をよく理解された上で作られていた」と絶賛しました。

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 今回の受賞について、大塚製薬の受賞者は「他メディアでは映像中心の施策が多いなか、『音だけで感情を動かす新しいアプローチ』に挑戦した」と語り、バイノーラル録音で臨場感ある音を再現し、リスナーが円陣の中にいるような感覚を楽しめるよう徹底的に音にこだわった結果、「音で汗を感じる」没入感ある広告体験を実現できたと明かしました。

〈Seized the Moment部門(ベストモーメントキャンペーン)〉

受賞作品:『家路言』
広告主:サントリー(金麦)
広告会社:電通
制作会社:AOI Pro.

 「特定のモーメントを捉え、クリエイティブなアプローチでユーザーとエンゲージしたキャンペーン」 を表彰する〈Seized the Moment部門(ベストモーメントキャンペーン)〉のプレゼンターを務めたのは和佐 高志氏(Jukebox Dreams 代表取締役CEO)。

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 和佐氏は同部門について「Spotifyならでは、かつブランドと親和性の高いモーメントを的確に捉えている」 作品が多かったと振り返り「広告ではなく“モーメント”、重要なのはリアルタイムでありコンテンツ、という時代が来ています」 と広告の概念の変化について言及。受賞作の金麦『家路言』については、仕事帰りにオンからオフへ切り替わる「帰宅中」というモーメントの刈り取り方が「すごく妙でした」と評価。特に、電車やバスなどの「環境音」が入っており、リスナーが意識することなく「その世界に没入して自然に入っていく」 パワーが素晴らしかったと述べました。

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 受賞について、担当者は「従来の『帰れば金麦』というコミュニケーションに加え、これまで交通広告程度で手つかずだった『帰宅動線』をどう捉えるかをクリエイターと共に考えた」と種明かしをしてくれました。また、企画のインサイトとして、冒頭にゆったりした曲調にアレンジした「蛍の光」を流すことで「オンの状態からオフへのスイッチになった」という発見が、クリエイティブの価値を決定づけたと説明しました。結果として、ROIは約170%改善、広告認知も20〜40代で150%向上という成果を収めたと語りました。

〈For the Fans部門(ベストオーディエンスストラテジーキャンペーン)〉

受賞作品:『い・ろ・は・す 2025年コミュニケーション「きっとあしたも、いい感じ」』
広告主:日本コカ・コーラ(い・ろ・は・す)
広告会社:電通 / 電通デジタル
制作会社:VML & Ogilvy Japan / WPP OpenX / プラチナム / アクセンチュア

 「Spotify上のアーティストやクリエイターのファンたちと効果的にエンゲージしたキャンペーン」 を表彰する部門である〈For the Fans部門(ベストオーディエンスストラテジーキャンペーン)〉では、Dos Monosのメンバーであり、クリエイティブディレクターとして活躍しながら、人気音声コンテンツを多数手掛けるTaiTan氏(ラッパー・クリエイティブディレクター)がプレゼンターとして登壇。

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  TaiTan氏はアニメ、声優、人気アーティストなど「性格が全然違う」 ファンダムを捉えた作品が並び「決め手をどこにするかで悩んだ」 と審査の難しさを語りました。その上で受賞作の『い・ろ・は・す 2025年コミュニケーション「きっとあしたも、いい感じ」』については「藤井風さんのような『大きなファンダムを持っているアーティスト』 にアプローチする際はコンフリクト(衝突)やハレーションが起こる可能性も極めて高いが、それを乗り越えていったことが決定打になった」と述べました。続けて「音声広告は『嫌われたら一瞬でおしまい』という世界のなかで”直球ど真ん中”を射抜いた」 重要なキャンペーンだと評価しました。

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 受賞者は「若年層との『より強い絆』 を求めてキャンペーンを始めた」と説明し、そのうえで「情報過多で疲れている若者に対して透明で邪魔にならない、気持ちいい存在として、『きっとあしたも、いい感じ』というポジティブな気持ちを提供したい」と考えたと語りました。その結果、非常にシンプルなキャンペーン設計ながら、ファンから非常に大きな反響を得ることに成功したと、喜びを語りました。

〈Spotify Mic Drop(グランプリ)〉

受賞作品:『#LoveYourMistake「Knock Turn」』
広告主:ヤマハ
広告会社:電通東日本
制作会社:ピラミッドフィルム / Massive Music

 全キャンペーンの中で最も優れていた作品に贈られる〈Spotify Mic Drop(グランプリ)〉について、プレゼンターとして登壇したのはSpotify Japan 広告事業クリエイティブ戦略統括の橋本 昇平。

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 橋本は、グランプリ作品について「満場一致で決まりました」 とヤマハ株式会社『#LoveYourMistake「Knock Turn」』の名前を発表。歴史あるヤマハというブランドがSpotifyというプラットフォームを新しい使い方で活用し、世界共通のインサイトを捉えてグローバルに展開している素晴らしいキャンペーンだと評価しました。

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 受賞者は、ショパンのノクターンという有名な楽曲を崩すことは「かなりギリギリの判断」 だったと認めつつ、メッセージを貫き通したチームに感謝を述べました。企画の背景には、楽器練習に取り組む時間の「8〜9割は苦しい時間である」 というユーザーインサイトがあったと言います。「このネガティブな時間をポジティブな時間に変え、ブランドとして寄り添うこと」がメッセージだったとし、そのうえで「ただ楽曲を崩すのではなく、練習データからユーザーが「ここで間違う、ここでストップしちゃう」という箇所を抽出し、あえてそのまま楽譜に起こして制作。曲名も「ノクターン(Nocturne)」ではなく「Knock Turn」というスペルにしたと説明しました。

 また、リスナーが思わずクスッと笑い、「あるある」と共感する心理設計が奏功。結果、高い聴取完了率(94.61%)と目標の約2.5倍の楽譜閲覧数を記録しました。

 続いて、30歳以下の若手クリエイターを対象に実施された公募部門「Future Hitmakers(ベストイノベーティブアイディア)」 では、3社から出された課題に対し、最も優れたキャンペーンアイデアが表彰されました。

ファミリーマート賞(テーマ:フードロス削減)

受賞作品:博報堂『フード・ロス市警からのミッション “ファミマの値引き商品を救出せよ”』
審査員:足立 光氏(ファミリーマート チーフ・クリエイティブ・オフィサー)
制作会社:西村亮平 / 清水将也(いずれも博報堂)

 足立氏は、トランシーバーの音から始まる「キャッチーさ」 や、「音声による行動喚起」 の観点でアイデアを高く評価。値引き商品を「助けよう」というコンセプトが、ファミリーマートの「いろんな可能性に一貫している」 と述べました。

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 受賞チーム代表の西村氏は、ファミリーマートの「涙目シール」という既存施策の上に、Spotifyのプラットフォームの強みを使って「体験を拡張させよう」 としたと説明。「無線通信風」のクリエイティブ表現も功を奏し、考えた世界観を「聴覚的に立体化する」 ことができた喜びが語られました。

味の素賞(テーマ:若年層向けコミュニケーション)

受賞作品:ワンメディア『猫舌クノール 〜聴き終えると、ちょうどいい温度になるプレイリスト〜』
審査員:向井 育子氏(味の素 食品事業本部マーケティングデザインセンター副センター長)
制作会社:小宮寛平(ワンメディア)

 向井氏は、「ブランドイメージとのマッチングが最終的な決め手」 とし、「猫舌」という切り口が、スープを熱い温度で溶かさなければならないが故にすぐ飲めない、というインサイトを捉えており、共感を呼ぶと評価。クノールの基本価値である「心と体を温める」という優しさと合致していた点を絶賛しました。

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 受賞者の小宮氏は、自身の猫舌の経験から、スープが「ちょうどいい温度になるまで待てばいい」 と考え、その待ち時間をSpotifyらしく「音楽をディグする時間」 に変えることを発想の出発点としたと明かしました。

KDDI賞(テーマ:UQ mobileがつなぐ、青春の瞬間)

受賞作品:電通デジタル『一生ものプレイリスト』
審査員:馬場 剛史氏(KDDI ブランド・コミュニケーション本部 本部長)
制作会社:髙屋敷日奈子 / 大川憧子 / 植木隆斗(いずれも電通デジタル)

 馬場氏は、審査は混戦だったが、受賞作は「UQ mobileらしさ」 から企画を立てており、同社の企業理念である「つなぐ」 が企画にしっかりと落とし込まれている点を評価。また、「ギガがいっぱい使える」 というUQ mobileの特徴ともコンセプトが合致していたと述べました。 

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 受賞チーム代表の高屋敷氏は企画について「『ずっと聴いている曲って高校生や中学生時代の曲ばかりではないか?』 という気づきから、それを示す研究結果のファクトに着目した」と説明。工夫した点について、学生にとって「いま聴いている曲は一生ものになる」と訴求し、親世代にも「この子がたくさん音楽を聴けるよう、ギガの多い会社にしよう」と思わせる共感設計にしたとし、さらに、Spotifyが毎年年末に行う「Spofiryまとめ」のようなまとめ機能を活用し、10代が今年一番聴いた曲が一生もののプレイリストになるというアイデアを提案しました。

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 授賞式の後には、Spotifyの橋本と博報堂の嶋浩一郎氏、電通の佐藤雄介氏によるパネルディスカッションや、19歳の大学生シンガーソングライターAKASAKIさんによるスペシャルライブパフォーマンスが行われ、受賞者やファイナリストたちを祝福しました。

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 閉会の挨拶を務めたのは、Spotify Japan 執行役員 営業本部長の田村 千秋。「昨年初めて開催してから1年間、その間にこんなに進化すると思わなかった」 と語り「みなさんと一緒にトレンドを作れていることをすごく光栄に思っています」 と、デジタル音声広告クリエイティブの急速な進化への驚きと喜びを表明しました。

 なお、授賞式終了後にはネットワーキングタイムが設けられ、来場者たちはSpotifyのロゴが入った限定フードやドリンクを楽しみながら、クリエイティビティへのインスピレーションを共有しました。

 Spotify広告の「音の可能性」がどこまで広がるのか、その未来への期待が高まるばかりです。

 Spotify、広告・音声表現を表彰する『Spotify Hits Japan 2025』を開催し、各部門の受賞作品を発表

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グランプリにはヤマハの#LoveYourMistake「Knock Turn」が選出

 世界で7億1300万人以上が利用するオーディオストリーミングサービス Spotify(会社名 Spotify AB / 本社 Stockholm、Sweden)は、2025年11月10日、音の力で人とブランドをつなぐ革新的な広告・クリエイティブを称えるアワード「Spotify Hits Japan 2025」を開催し、各部門の受賞作品を発表しました。

 「Spotify Hits」は、Spotifyのストリーミング体験と広告ソリューションを掛け合わせ、ユーザーの感情や行動を動かす“音のクリエイティブ”を広く発信・表彰することを目的に創設されました。日本では2回目の開催となる本年度は、実績あるキャンペーンを対象とする部門に加え、若手クリエイターによるアイデアを競う公募部門の両軸で展開されました。

受賞概要

 2025年の「Spotify Hits」では、ブランド課題に対して革新的な方法で音声を活用し、ユーザーとの新たな接点を生み出したキャンペーンが多数選出されました。 グランプリ「Mic Drop」部門を含む、全5部門で音の持つ可能性を最大限に生かしたクリエイティブが表彰されました。

各部門の受賞企業紹介

  • Spotify Mic Drop(グランプリ)部門

#LoveYourMistake「Knock Turn」

https://www.youtube.com/watch?v=DhUS0yzV3v0
広告主:ヤマハ
広告会社:電通東日本
制作会社:ピラミッドフィルム / Massive Music

 楽器練習中の“ミス”を前向きに捉え、「ミスを愛そう」というメッセージを音で届けたキャンペーン。クラシックを好むリスナーに向け、ショパン《ノクターン Op.9-2》をベースに42人の演奏データから「ミスあるある」を解析・着想し、新たな楽曲を制作。日本・イギリス・インドの演奏者が参加し、音声広告の新たな表現領域を切り拓きました。

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  • Ear Candy(ベスト・イマーシブ・オーディオ・キャンペーン)部門

サラウンドコマーシャル「円陣」&「円陣(部活)」
*権利の都合上、音声は掲載不可

広告主:大塚製薬(ポカリスエット)
広告会社:電通 / 電通デジタル
制作会社:ビッグフェイス / ステップ / 音響ハウス

 バイノーラル録音を駆使し、リスナーが「円陣」の中にいるような没入体験を創出。音だけで感情を動かす新たなアプローチで、ポカリスエットブランドの好意度向上を実現しました。

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  • Seized the Moment(ベスト・モーメント・キャンペーン)部門

家路言
https://www.youtube.com/watch?v=zPwBkI8GQY4
広告主:サントリー(金麦)
広告会社:電通
制作会社:AOI Pro.

 “帰宅時間”というモーメントを捉え、金麦ブランドの「癒し」イメージを音で表現。ゆったりした「蛍の光」のアレンジと声の演出により、仕事のON/OFFを切り替える感情の瞬間を描きました。

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  • For the Fans(ベスト・オーディエンス・ストラテジー・キャンペーン)部門

い・ろ・は・す 2025年コミュニケーション「きっとあしたも、いい感じ」
https://www.youtube.com/watch?v=Lzp29MQwJ-s
広告主:日本コカ・コーラ(い・ろ・は・す)
広告会社:電通 / 電通デジタル
制作会社:VML & Ogilvy Japan / WPP OpenX / プラチナム / アクセンチュア

 藤井風氏の楽曲「真っ白」と共に展開し、心地よいライフスタイルを提案。Spotifyを通じた音声・動画・プレイリストのマルチフォーマットでの音楽的世界観の共有で、ファンダムとブランドが共鳴する体験を創出しました。

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  • Future Hitmakers(ベスト・イノベーティブ・アイディア)部門

味の素賞:「猫舌クノール 〜聴き終えると、ちょうどいい温度になるプレイリスト〜」
ワンメディア / 小宮寛平

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KDDI賞:「一生ものプレイリスト」
電通デジタル / 髙屋敷日奈子 / 大川憧子 / 植木隆斗

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Family Mart賞:「フード・ロス市警からのミッション “ファミマの値引き商品を救出せよ”」
博報堂 / 西村亮平 / 清水将也

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 いずれもSpotifyの音声広告フォーマットを活用し、若者世代に響く創造的なアイデアが評価されました。

審査体制

 本年度の「Spotify Hits」では、広告業界および音声・メディア領域の第一線で活躍するプロフェッショナルが審査員として参加し、厳正な審査を実施しました。

 総合審査員として、MICHI inc. 代表取締役/Brand Creatorの北原規稚子氏、株式会社電通 クリエイティブディレクター/CMプランナーの佐藤雄介氏、株式会社博報堂 執行役員の嶋浩一郎氏、ラッパー/クリエイティブディレクターのTaiTan氏、Spotify Japan広告事業 クリエイティブ戦略統括の橋本昇平氏、Jukebox Dreams 代表取締役CEOの和佐高志氏が審査を担当しました。

 また、「Future Hitmakers」部門の企業代表審査員として、株式会社ファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター CMO / マーケティング事業本部長 CCRO 兼 デジタル事業本部長の足立光氏、KDDI株式会社 ブランド・コミュニケーション本部 本部長の馬場剛史氏、味の素株式会社 食品事業本部 マーケティングデザインセンター副センター長 コミュニケーションデザイン部長の向井育子氏が参加しました。

 審査は一次審査、最終プレゼンテーション審査を経て行われ、創造性・オーディオ体験の深さ・ブランド課題との整合性・データ活用の先進性などを総合的に評価しました。

今後に向けて

 Spotifyは、今後も音が持つ可能性と広告のクリエイティビティを融合させ、ブランドとユーザーのより深い関係構築を支援していきます。

『Spotify Hits Japan 2025』ファイナリスト作品決定

『Spotify Hits Japan 2025』ファイナリスト作品決定

 今年で2回目の開催となる広告賞「Spotify Hits」。今年もたくさんの素晴らしい作品が集まりました。今年は3つの部門に加え、協力企業3社からの募集テーマに対するクリエイティブアイディアを評価するFuture Hitmakers部門も新設。厳正な審査の結果、全25作品がファイナリストに選出されました。グランプリと各部門の受賞作品は、11月10日(月)の授賞式で発表予定です。Spotify Hits Japan 2025の詳細はこちらをチェック。

『Spotify Hits Japan 2025』ファイナリスト作品決定

 音声ならではのテクニックや特殊効果を活用し、最も没入感のある体験を実現したオーディオキャンペーン。

サラウンドコマーシャル 「円陣」&「円陣(部活)」
広告主:大塚製薬
ブランド:ポカリスエット
広告会社:電通 / 電通デジタル
制作会社・関連会社:ビッグフェイス / ステップ / 音響ハウス

「音声広告x立体音響」での没入感のある音での訴求 ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー
広告主:ネスレ日本
ブランド:ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー
広告会社:電通デジタル / 電通
制作会社・関連会社:BubbleWrap

Talisker 「一瞬で、大自然。」キャンペーン
広告主:MHD モエ ヘネシー ディアジオ
ブランド:Talisker
広告会社:TBWA HAKUHODO
制作会社・関連会社:ヒッツコーポレーション

#LoveYourMistake「Knock Turn」
広告主:ヤマハ
ブランド:企業広告
広告会社:電通東日本
制作会社・関連会社:ピラミッドフィルム / Massive Music

オリジナルAIを用いて、ブラックサンダーを食べたときのザクザク音を再現【織田信長のザクザク音】
広告主:有楽製菓
ブランド:ブラックサンダー
広告会社:博報堂
制作会社・関連会社:playknot / フォンテック

Seized the Moment ベストモーメントキャンペーン

 特定のモーメントを捉え、クリエイティブなアプローチでユーザーとエンゲージしたキャンペーン。

家路言
広告主:サントリー
ブランド:金麦
広告会社:電通
制作会社・関連会社:AOI Pro.

BAUMホリデーシーズン ブランドプレイリスト企画
広告主:資生堂ジャパン
ブランド:BAUM
広告会社:博報堂
制作会社・関連会社:博報堂ケトル / invisi / HEACON LABO / music studio db fukuoka

Sofy Tampon IMC
広告主:ユニ・チャーム
ブランド:ソフィ ソフトタンポン
広告会社:博報堂

Shu-Chew Beats
広告主:ロッテ
ブランド:ガム全体
広告会社:博報堂
制作会社・関連会社:VIXI

For the Fans ベストオーディエンスストラテジーキャンペーン

 Spotify上の特定のアーティストや楽曲、コンテンツジャンルなどのファンをターゲットにし、彼らと効果的にエンゲージしたキャンペーン。

YOASOBIの主題歌で彩る『ウィッチウォッチ』キャラクターたちがアニメの魅力をお届け
広告主:ウィッチウォッチ製作委員会
ブランド:TVアニメ「ウィッチウォッチ」
広告会社:ADKマーケティング・ソリューションズ

L・システィーン デビューシングル「晴れの自分はつくれる」
広告主:エスエス製薬
ブランド:ハイチオール
広告会社:電通 / 電通デジタル
制作会社・関連会社:電通クリエイティブフォース / Aoi Pro. / OFFICE DOING / OFFICE HIGUCHI / Your Agent Tokyo

い・ろ・は・す 2025年コミュニケーション「きっとあしたも、いい感じ」
広告主:日本コカ•コーラ
ブランド:い・ろ・は・す
広告会社:電通 / 電通デジタル
制作会社・関連会社:VML & Ogilvy Japan/ WPP OpenX / プラチナム / アクセンチュア

ぼくらの春曲キャンペーン
広告主:ユニバーサルミュージック
ブランド:#ぼくらの春曲キャンペーン
広告会社:電通 / 電通デジタル
制作会社・関連会社:TYO MONSTER

Future Hitmakers ベストイノベーティブアイディア #1 味の素賞

テーマ 「味の素(株) 商品ブランドと若者を音でつなぐコミュニケーション」 

うまシッソ!!
スタッフリスト:(所属会社名 / 氏名 / 肩書き)
電通 / 森 達哉 / プランナー
電通 / 山口 高幸 / プランナー

Cooking Beats!コリアぁ〜食べたい!
スタッフリスト:
Septeni Japan / 田中 良平/ クリエイティブプランナー
Septeni Japan / 古賀 陸生 / クリエイティブプランナー
Septeni Japan / 三木原 麻佳 / クリエイティブプランナー
Septeni Japan / 高橋 かれん / クリエイティブプランナー
Septeni Japan / 石田 陽子 / クリエイティブプランナー

猫⾆クノール 〜聴き終えると、ちょうどいい温度になるプレイリスト〜
スタッフリスト:
ワンメディア / 小宮寛平 / プランナー

PLAYLIST RECIPE
スタッフリスト:
電通 /海谷 拓実 / プランナー・UIUXデザイナー
電通 / イー スピン / アートディレクター・UIUXデザイナー
電通 / 齋藤 敬介 / コピーライター・プランナー
電通 / 古杉 佑太郎 / プランナー・コピーライター

Future Hitmakers ベストイノベーティブアイディア #2 KDDI賞

テーマ 「UQ mobileがつなぐ、青春の瞬間」

一生ものプレイリスト
スタッフリスト:
電通デジタル / 髙屋敷 日奈子 / コピーライター・プランナー
電通デジタル / 大川 憧子 / プランナー
電通デジタル / 植木 隆斗 / デザイナー

音の鳴るクラT
スタッフリスト:
ADKマーケティング・ソリューションズ / 泉 聡一朗 / CMプランナー
ADKマーケティング・ソリューションズ / 田中 里奈 / ビジネス・プロデューサー
ADKマーケティング・ソリューションズ / 山内 沙南 / ビジネス・プロデューサー
ADKマーケティング・ソリューションズ / 渡辺 尊 / クリエイティブ・プランナー

Spotify保健室
スタッフリスト:
電通 / 岡村 香穂 / プランナー
電通 / 池田 樹 / プランナー・アートディレクター

つながりが、青春を強くする。
スタッフリスト:
ビーコンコミュニケーションズ / 山﨑 菜々実 / グラフィックデザイナー

UQ 応援ソングミサンガ
スタッフリスト:
ケー・アンド・エル / 福原 弘志 / コピーライター
テテマーチ / 大隅 絢加 / プランナー
個人 / 世一 麻恵 / プランナー

Future Hitmakers ベストイノベーティブアイディア #3 Family Mart賞

テーマ 「日常の中のちょっといい選択を、ファミマと一緒に」

ファミマ寄ってください! キャンプフードの嘆き
スタッフリスト:
博報堂 / 池邊 航太 / Activation Planner・Strategic Creator
博報堂プロダクツ / 松村 ひかる / ディレクター・プランナー
博報堂 / 田嶋 千寛 / デザイナー

ファミマルのささやき
スタッフリスト:
ADKマーケティング・ソリューションズ / 草野 達哉 / ビジネスプロデューサー
ADKマーケティング・ソリューションズ / 萩原 陽菜 / ビジネスプロデューサー
ADKクリエイティブ・ワン / 渡邊 大己 / アクティベーションプランナー

フード・ロス市警からのミッション “ファミマの値引き商品を救出せよ”
スタッフリスト:
博報堂 / 西村 亮平 / クリエイティブ職
博報堂/ 清水 将也 / ビジネスデザイン職

Spotify Japan、福岡で初のCreator Milestone Awards授賞式を開催

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福岡発の人気ポッドキャスト「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」がブロンズ賞を受賞

 Spotify Japanは、9月27日(土)、福岡にて「Spotify TALK LAB in Fukuoka」を開催しました。本イベントのハイライトとして、日本で初めて「Creator Milestone Awards 授賞式」を実施。Spotify上で累計ストリーミング数5,000万回を突破したポッドキャスト番組「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」がブロンズ賞を受賞しました。

福岡ミュージックマンスとともに

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 毎年9月、福岡の街は「福岡ミュージックマンス」によって音楽一色に染まります。Spotifyもこの街をあげた音楽の祭典と連動し、プレイリストやポッドキャストの発信、屋外広告の展開を通じて盛り上げに参加しました。そうした活気にあふれるなか、多くのアーティストやクリエイター、業界関係者とともに、今回、ポッドキャストに特化したセミナー型イベント「Spotify TALK LAB in Fukuoka」を開催しました。

代表挨拶と授賞式の様子

 開会にあたり、Spotify Japan代表のトニー・エリソンは次のように挨拶しました。

「Spotify Japanとして初めてのCreator Milestone Awards授賞式を、ここ福岡で開催できることを心から嬉しく思います。福岡は数多くの才能あるアーティストやクリエイターを輩出してきた街です。その福岡で、日本初の授賞式を皆さまと共に迎えられることは、我々にとっても非常に大きな意味があります」

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(左から)株式会社BOOK 会長 樋口聖典、株式会社COTEN 楊睿之、Spotify Japan代表 トニー・エリソン(敬称略)

 会場では、「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」の樋口聖典氏、楊睿之(ヤンヤン)氏が登壇し、Spotify Japan代表のトニーからトロフィーが授与されました。株式会社COTEN CEOの深井龍之介氏からはビデオコメントも寄せられ、会場全体で受賞を祝いました。

 さらに、福岡市長の高島宗一郎氏からもメッセージが寄せられ、COTEN RADIOのこれまでの挑戦と国内外からの評価を称える言葉が紹介されました。

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(左から)株式会社BOOK 会長 樋口聖典、株式会社COTEN CEO 深井龍之介、株式会社COTEN 楊睿之 (敬称略)

TALK LAB

 授賞式に続いて行われた「Spotify TALK LAB」では、Spotify Podcastチームが配信に役立つ実践的なヒントを共有。「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」を交えたディスカッションやQ&Aも行われ、福岡のポッドキャスターや、クリエイター、業界関係者同士が交流を深める場となりました。

地域から世界へ

 Spotifyは、今後も地域に根ざした活動を広げながら、日本中、そして世界中のクリエイターの活躍を支えていきます。今回の福岡での授賞式は、その大きな第一歩となりました。

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■Spotify「Creator Milestone Awards」概要

Spotifyがポッドキャストクリエイターの功績を称えるため、2025年に開始したグローバル表彰プログラム。Spotify上で一定のストリーミング数を達成したポッドキャストクリエイターを表彰するもので、ポッドキャスト業界における新たな基準を打ち立てるとともに、進化し続けるクリエイターの活躍を称えることを目的に創設されました。本プログラムでは、累計ストリーミング数に応じてゴールド、シルバー、ブロンズの3つのカテゴリでクリエイターを表彰し、受賞者には、Spotify内の特設ハブでの紹介に加えてトロフィーを贈呈いたします。プログラムは四半期ごとに実施され、基準は以下の通りです。

ゴールド:Spotifyでの累計ストリーミング数 5億回以上

シルバー:Spotifyでの累計ストリーミング数 2.5億回以上

ブロンズ:Spotifyでの累計ストリーミング数  日本においては5,000万回以上

ブロンズ受賞番組公式プレイリスト:https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX2CKTlGIuFE9?si=619295f9d9774b27

■歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)番組概要

歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK2人と圧倒的歴史弱者がお届けする歴史インターネットラジオ。学校の授業では中々学べない国内外の歴史の面白さを学び、「人間とは何か」「現代人の抱える悩み」「世の中の流れ」を痛快に読み解いていく!?笑いあり、涙ありの新感覚・歴史キュレーションプログラム!

出演者は株式会社COTEN CEO 深井龍之介、株式会社COTEN 楊睿之、株式会社BOOK 会長 樋口聖典の3名

Spotify 配信URL:https://open.spotify.com/show/3qiAapMhh8UgWVfDWTSq2f
番組公式ページ:https://coten.co.jp/services/cotenradio/

Spotifyではスピンオフ番組「コテンラジオSpotifyオリジナル」も独占配信中
配信URL:https://open.spotify.com/show/4Vjj3kkElde5jmbMLDcMci

明石ガクト×野村高文対談 「若年層にポッドキャストが人気の理由と企業のポッドキャスト活用」

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 PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループ、ニューズピックスを経て、2022年にChronicleを設立し、現在は音声プロデューサー/編集者として活躍する野村高文氏と、ワンメディア株式会社の創業者・代表取締役社長であり『動画2.0 VISUAL STORYTELLING』などを著書に持ちながら、現在は『Fashion Victim』を配信するなど、音声コンテンツに可能性を感じている明石ガクト氏。それぞれコンテンツ制作のプロフェッショナルである2人は、ポッドキャストが盛り上がっている現状をどのように考えているのでしょうか。

 今回はそんな両者に音声コンテンツ・音声広告の魅力について伺うインタビューを実施。Spotifyが独自に調査したポッドキャスト利用に関する調査結果なども交えながら、若年層のポッドキャスト利用の現状や、若者に向けた効果的な音声コンテンツ・ブランデッドポッドキャストの届け方などについて、じっくりと語りあっていただきました。

ーーSpotifyの調査によると、10代から30代の音声コンテンツサービス利用者のうち、元々若年層含有率の高いSpotifyを通して使っている方が半数近く、と最も多いようです。いま若年層にポッドキャストが広がっている背景には何があると思いますか?

明石:まずは、ワイヤレスイヤホンの普及はかなり大きいと考えています。今、電車の中や外を歩いていて、イヤホンをつけてない方の方が少ないくらいですよね。また、僕は「YouTubeとの役割の違いが明確になってきた」とも感じています。まず、ポッドキャストには画がないですよね。私自身、ワンメディアという会社を経営して動画制作をずっと行ってきたのですが、画がありきで考えるストーリーと、画がない前提で考えるストーリーというのは全く別物なんです。ポッドキャストは声だけで伝えるのが得意な人が活躍できるメディアであり、テレビに対するYouTubeのように、ラジオに対するポッドキャストという二項対立的な概念が、ここ数年で急激に定着してきたと感じます。

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明石:さらに、動画の世界では、アップロードする人が増えすぎて、コンテンツが飽和し、時間の奪い合いが極限に達しています。昔は100万再生が当たり前だった動画でも、今は厳しくなってきていますから。だからこそより細かい隙間時間や「ながら」の時間にフィットするメディアが求められており、その結果として「ショート動画の隆盛」と「ポッドキャスト人気」が生まれているのだと考えます。

ーー可処分時間の奪い合いにおける最後の砦が「ながら時間」であり、そこにハマったということですね。

明石:シェールガス採掘みたいですよね。これまで採取できなかったけど、テクノロジーの進化によって採れるようになった、みたいな(笑)。

ーーそうした行動変容の部分でいえば、コロナ禍の世の中を経た、という部分も大きかったりするのでしょうか。

野村:僕は元々日本にあった深夜ラジオカルチャーの流れが大きく影響していると考えています。テレビやYouTubeのような「顔出しで大勢の前で話す」場とは異なり、ラジオには「素顔をこっそり語る」という文化が長く存在していました。芸人の方がラジオ局の深夜枠で本音を語る番組が人気でしたが、ここ数年間は「親密に“素顔の話”をする場」がポッドキャストにも広がっています。

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野村:それは現在のお笑いブームや、様々な文脈で人気を得ている芸人さんたちが多いこと、さらにそのコアな話を聴ける場としてポッドキャストを選ぶ方が多いことが大きな要因だと考えています。ラジオ局の放送枠には限りがあって、起用されないと場を得られませんが、ポッドキャストは芸人さん自身が自由に場を持てますから。

ーーちなみにお二人はどのような隙間時間でポッドキャストを聴くことが多いですか?

明石:先ほどお話しした細かい移動時間もそうですが、飛行機移動のような長距離で特定の番組を一気聴きしたり、家事の合間に聴くことも多いですね。先日もカンヌとの往復でコテンラジオ(『歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)』)をまとめて聴きましたし、家事に関してはポッドキャストを聴くようになってから率先的にやるようになった気がします(笑)。

野村:私も実際に家事がはかどるようになりました(笑)。皿洗いや部屋の片付けなど、手が塞がっていても耳が空いている家事と相性が良いので、そっちを積極的に担当するようになったりして。退屈だった時間を有意義なエンタメの時間に変えることができている実感がありますね。

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ーーSpotifyの調査結果によると、移動中、仕事中、勉強中、家事中など、まさに「ながら聴き」で利用されており、学習に使えるイメージも持たれています。特に若年層は学習目的で利用を開始する傾向があるものの、最終的にはエンタメコンテンツを多く聴いているという結果も出ています。それらの点を踏まえて、若年層はポッドキャストを「どう使っている」と感じますか? 

野村: 彼らはトレンドセッターに近く、様々なジャンルに興味を持ち、新しいものへの抵抗が少ない傾向があります。単なる情報収集や暇つぶしだけでなく、生活の一部、習慣として組み込まれているという感覚が強いですね。弊社の制作している番組でも「休日の犬の散歩中に聴くのが日課になっている」などという声が多くあり、まさに人生のルーティンに組み込まれていると感じます。

明石:わかります。私が関わっているある番組でも、前に配信の曜日を変更していいかどうかをリスナーの方にアンケート形式で聞いてみたのですが、見事に「生活の中に組み込まれているから変えないでほしい」という意見が圧倒的多数でしたから。

ーーお二人の関わっている番組がいずれもそうだ、というのは貴重な情報ですね……。

野村:動画コンテンツは流行り廃りのサイクルが早く、ともすれば「使い捨て」になりがちな中で、ポッドキャストは一度好きになってもらえれば、その後もリスナーの人生に寄り添い続けられる特徴があります。これは、コンテンツが単なる消費ではなく、深い体験となっている証拠だと思います。あと、私はコンテンツクリエイターとして「情報は人生を変える」と思っていて。せっかく作るなら人々の人生に良い作用があるようなものを作りたいという気持ちで活動しているのですが、ショート動画では人生が変わらないなと。

ーーなるほど。そう思われた理由はなんでしょう?

野村:自分がこれまで人生を変えられてきたものって、書籍や映画、それに誰かとじっくり話した経験、つまりは“長い時間をかけて体験したこと”なんです。文芸評論家の三宅香帆さんも著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で、同様のことを指摘されていますが、「自分が知りたい情報を検索してすぐに答えが出てしまうことって、今の課題を解決するものの、これまでの自分の枠組みから外に出ないぶん、人生を変えることにはならない」なと。ただ、スクリーンに向き合い続けている私たちの人生において、集中して何かをみるのはだんだん難しくなってきている。だからこそ、スクリーンを見なくても受容できるポッドキャストは、今の時代において数少ない“長くても大丈夫なコンテンツ”なのだと思います。

ーーそれらを踏まえて、若年層が「熱心に聴いてくれる番組」と「スルーされる番組」の違いはなんだと考えますか?

野村: 若年層が熱心に聴いてくれる番組にはいくつかの特徴があると思います。コンテンツの種類としては、道具としての有用性を求める場合と、共感や安心感といった心理的な快楽を求める場合に分かれます。Spotifyの上位コンテンツにお笑いが多いのは、後者の価値が大きいと感じますね。番組が人気化するためには、まず「発信者が誰であるか」「何者であるか」がリスナーにある程度見えることが非常に重要です。その人がどういう課題を持ち、どんな視点に基づいて話をしているのか。音声コンテンツは聴けば聴くほど良さが分かりますが、その手前にある番組のコンセプトや発信者のキャリア、概要欄などで、自分が何者で何を語っているのかを開示・説明することは可能です。それが世間の課題を捉えていると、人気が出やすい印象があります。

明石:動画の世界でも「やらされてる人」はダメですからね。自ら「なぜマイクの前に・カメラの前に立っているのか」という意思が明確な人ほど強いんです。あとは、同性同士のトークが人気なことも面白いと思っていて。「盗み聴き感」のようなものが重要で、自分もそのインナーサークルに入りたいと思えるような番組が人気を集めている印象です。

ーー同性同士のトーク番組で人気のコンテンツはたしかに多いですね。

明石:昨年の流行語に「界隈(かいわい)」という言葉が入って一気に「界隈」という言葉が一般化しましたが、ポッドキャストはまさに「界隈」のメディアだと感じます。『コテンラジオ』は歴史界隈、『経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独〜』は経営者界隈のように、従来のマス媒体や動画ではメディア化しづらかったニッチなテーマ、ビジュアルで表現しにくい抽象的な話も、ポッドキャストならコンパクトに始められ、それが「私のための番組だ」と色んな人が思えるものが支持されている傾向にあると思います。

野村:まさに明石さんのおっしゃったように「関係性」にリスナーがつくという点がポッドキャストの大きな特徴です。発信している情報ももちろん大事ですが、パーソナリティ同士が楽しそうに話している、その関係性自体にリスナーが魅力を感じているということです。

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ーー若年層に対して「音声でのアプローチ」が広告として有効になってきているという感触はありますか?

野村: 若年層へ音声コンテンツでアプローチすることは非常に有効だと思います。特にポッドキャストでは、リスナーが広告を「番組をサポートしてくれるもの」として捉え、「ありがとう」という感謝の気持ちを抱きやすいというユニークな特徴があります。これは、広告がノイズになりがちな他の媒体とは大きく異なる点ですね。

ーーそれ以外に、映像やSNSに比べて音声広告にはどんな強み・差別化ポイントがあると考えますか。

野村:映像やSNSに比べた音声広告の強みは、リスナーとの深い信頼関係と、広告がコンテンツ体験にシームレスに溶け込める点にあります。ポッドキャストは、再生回数よりも「滞在時間の長さ」や「リピート率」といった体験の質が重視されます。最後まで聴かれる割合が高く、各エピソードの再生数が安定しているため、パーソナリティとリスナーが深く繋がっていることが数字にも表れています。これは、コンテンツが単なる消費ではなく、リスナーの人生の一部になる「体験」であるためです。

ーーでは、音声コンテンツ・音声広告のKPIについてはどのように考えますか?

明石:動画の世界は再生回数のようなわかりやすいKPIに注目が集まっていましたが、ポッドキャスターにおいて再生回数はあまり関係ないと思っています。

野村:そうですね。具体的な指標でいえば「滞在時間の長さ」と「リピート率」に注目すべきでしょう。弊社が作った番組も、音声を一度再生すると最後まで聴いてくれる率が高いんです。さらに、特定のエピソードに偏らず、各回の再生数がそこまで変わらないのも面白いですね。パーソナリティとリスナーの一人ひとりが素通りする関係性ではなくて、かなり深くつながっていることがよくわかるエピソードとデータだと思います。

明石:例えば『奇奇怪怪』は最近長尺化が止まらなくて、毎回2時間くらいの尺になっているのですが、これってもう毎週映画を見ているくらいの長さなわけですよね。これをひとつのIPが体験させようと思うと、なかなか難しいことだし、再生回数などでは計り知れないインパクトです。「習慣化」という言葉には収まりきらない強度があるというか…。

野村:たしかに「脳の回路が組み替えられてる」くらいの粘着性がありますよね。同じ1回の再生数でも、深さと強さが全く違うように感じます。

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ーーたしかにその感覚はよくわかります…。ちなみに、お二人が最近「これはうまくハマってるな」と感じた企業コラボやスポンサー付き番組があれば教えてください。

明石: 昨年の番組になるのですが、FUJI ROCK FESTIVALのポッドキャスト『READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL’24 supported by iichiko』ですね。麦焼酎の「いいちこ」がスポンサードしている事例で、毎回出演アーティストをゲストに迎えてトークする番組なのですが、面白いのは冒頭に「いいちこ」で乾杯してから話を始めるものの、そこから「いいちこ」は全然出てこなくて。ただ、リスナーには好きなアーティストが「いいちこ」で乾杯し、楽しそうに話しているのがわかるので、ブランドネームのプレイスメントは冒頭の一瞬だけでも、その後の30分間はリスナーの頭の中に「いいちこ」が存在し続けるんです。見えないからこそ、シチュエーション自体にうまくブランドがプレイスメントされ、想像力を掻き立てるという構造が非常に優れていると感じました。

野村:なるほど。家具や空間、飲食物などの「ながら」で消費される商品や製品は、音声ならではの想像力を活かしたプレイスメントと非常に相性が良いかもしれませんね。

ーー野村さんはご自身が手掛ける番組のなかで、手応えを感じた瞬間などはありますか?

野村:数々の番組を配信する中で、企業がポッドキャストを発信することの意義がかなり見えてきました。一定のクラスタのリスナーに対して、深くメッセージを届けられるメディアのため、リスナーから従業員採用に結びついたり、顧客の獲得につながることは再現性のある効果として発生しています。また職業的専門性に基づき、体系的な発信をすることで、出演者がその業界の有識者として認知されることも、企業活動にとって計り知れない効果をもたらしていると感じます。

ーー明石さんは若年層をターゲットにしている企業に対して、Spotifyでのポッドキャスト施策をどう提案していますか?

明石:そもそも動画などの視覚コンテンツを見まくっている若者の心の深いところを撃ち抜くには、従来とは異なる手法、つまり音声でやらないと目立つことはできません。動画の得意な領域と、音声の得意領域は違うので、企業さんには「誰かの人生にとって大事なものになり、コミュニティになっていくようなところに対して、広告資金を投下していく必要があるのでは?」と話しています。映像化しづらいようなテーマや、極端にマニアックなもの、そういった従来のマスコミュニケーションでやりづらいものほど、ポッドキャストには向いていると考えます。そうやって作られるコミュニティは絶対的な数が多いわけではないが、その一人ひとりがエヴァンジェリストになってブランドを広めていってくれる味方になる。だからこそ企業はポッドキャストをやるべきなんです。

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ーー最後に、若年層に向けてポッドキャストでの発信を検討されている企業の皆さまへメッセージをお願いします。

野村: 若年層に響くコンテンツ作りにおいては、「企業が言いたいことを主にするのではない」という姿勢が非常に重要です。あくまで、企業が持つ知見や歴史など、リスナーが「面白い」と感じてくれるであろう情報やストーリーを提示することから始める「ギブファーストの精神」が大事です。それが面白いと感じてもらえてから、徐々に自社のメッセージを織り交ぜていく形が理想です。番組によってリスナーさんがどういう属性で何が好きかというのがはっきりしている・偏っているのがポッドキャストの特徴でもあるので、その番組の特性を把握しつつ、そこにマッチする企業と番組がともにコンテンツを作ることが、共感されるブランデッドポッドキャスト番組につながってくると思います。

明石:ポッドキャストのリスナー、特に「ながら聴き」で積極的にインプットしようとしている層は、「丁寧に生活をしている人」「人生に対してプロダクティブな人」という属性があると感じています。彼らは空き時間に家事をしたり、ウォーキングをしたりと、時間を有効に使おうとしている層です。そういった層に対しては、単なる商品紹介ではなく、彼らのライフスタイルに寄り添い、生活をより豊かにするような知見や体験を提供するテーマが向いています。例えば、ワイドショーのように「話が入ってきているのかいないのか分からない」ノイズではなく、ポッドキャストで「フランス革命についてこういうことだったんだ」と知るような、有益なインプットになる情報が好まれる傾向がありますね。

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野村:「深い情報」が重要とは意識しつつも、スクリーンに向き合っていると集中力が持続しにくいというのが、現代人に共通する課題だと思います。音声コンテンツは、スクリーンから解放されることで、長く滞在しても無理なく情報をインプットできる唯一のメディアです。企業が発信するコンテンツも、このような「人生を変えるような深い情報」や「具体的な課題解決に繋がる知見」を、「友人同士の会話」のような親密なトーンで提供することが、これからも求められ続けるでしょう。

若年層のポッドキャスト利用についてより詳しく知りたい方は、「Culture Next ポッドキャスト利用実態編」をチェックしてください。

(撮影=林直幸)

音で、カルチャーを、そしてビジネスを動かす。広告事業者向けイベント『Spotify Sparks 2025』イベントレポート

『Spotify Sparks 2025』

 Spotifyは2025年6月5日、東京・渋谷のTRUNK(HOTEL) CAT STREETにて、招待制ビジネスイベント『Spotify Sparks 2025』を開催。最新広告イノベーションと成功事例を通じて、Spotifyで効果的にファンとエンゲージするためのヒントを紹介しました。

 冒頭、Spotifyアジア太平洋地域広告事業統括のエリサ・ケルサルは、Spotifyが「今やオーディオだけでなく、マルチフォーマットのプラットフォーム」に進化したことを説明。さらに「動画広告と音声広告を組み合わせることで、ユーザーの好感度と購買意欲が2倍になる」と最新調査結果を発表し、Spotifyのマルチフォーマット化がもたらすマーケティング効果を示しました。

『Spotify Sparks 2025』
Spotifyアジア太平洋地域広告事業統括 エリサ・ケルサル

 最初のセッション「The Next Era of Spotify Advertising: Spotifyが実現するユーザーとの深いエンゲージメント」では、Spotify プロダクトマーケティングアジア太平洋地域統括・岡本純一が登壇。岡本はSpotifyの特性について「人々の生活のあらゆるモーメントで利用される数少ないプラットフォーム」と語り、日常に寄り添う特性こそが、Spotifyの広告価値の源泉であることを示しました。また今年5月にリリースされたSpotify広告マネージャーは、「キャンペーン目的別の最適化」「独自のユーザーデータを基にしたターゲティング」「音声・動画・ディスプレイのマルチフォーマット対応」、「ファーストパーティとサードパーティの計測ソリューション」という4つの大きな特徴を持つと説明。実際の企業の活用事例も紹介し、従来手法を大幅に上回る成果を実現したほか、ポッドキャスト再生数獲得目的で実施されたキャンペーンでは効率的な獲得単価を達成したことが報告されました。また、Spotify広告マネージャー内の無料音声クリエイティブ制作ツールで制作された実際の広告音声も紹介されました。

『Spotify Sparks 2025』
Spotify プロダクトマーケティングアジア太平洋地域統括 岡本純一
『Spotify Sparks 2025』

 続く「Why Attention Matters: 音声ストリーミングの高いアテンションがエンゲージメントを加速する理由」では、電通ジャパン・インターナショナルブランズのスティーブン・リョウ氏とスポティファイジャパン マーケティングサイエンスリードの原田桃子が共同調査による戦略的洞察を発表。インプレッションが溢れる現代において、その質を測る新指標「アテンション」の重要性と計測方法を解説しました。Spotifyユーザーの85%が「Spotifyの広告は押し付けがましくない」と回答しているため広告の受容度が高いとした上で、調査の結果、他のスキップ不可のメディアと比べても約2倍以上のアテンション秒数を達成したことを報告しました。このSpotify広告の高いアテンションは単にスキップできず強制的に広告を見聞きさせられるためではなく、Spotifyユーザーの広告へのポジティブな態度によってもたらされ、それがブランドリフトの向上にもつながると語りました。

『Spotify Sparks 2025』
電通ジャパン・インターナショナルブランズ スティーブン・リョウ氏
『Spotify Sparks 2025』
スポティファイジャパン マーケティングサイエンスリード 原田桃子
『Spotify Sparks 2025』

 「Add More to Your Mix: KDDIのクロスメディア活用」では、KDDIコミュニケーションデザイン部メディア企画グループグループリーダー・後舎満氏とスポティファイジャパン クライアントパートナー・澤田彬が登壇し、Spotify広告の実践的な活用戦略を共有しました。後舎氏は、KDDIがSpotifyを積極的に活用している背景として、若年層への強み、通勤中や作業中といった「ながら聴き」のモーメントでもオーディエンスと接点を持てること、過去に実施した調査から単体でのブランドリフト効果とクロスメディアでの相乗効果も確認できていることなどがあると説明。音声広告ならではの効果検証やクリエイティブのABテストなど、毎回テーマを持ってキャンペーンに取り組んでいると述べ、実際のキャンペーン事例とともに「キャンペーン実施2週間後のブランド認知リフト値の残存率がSpotifyの音声広告は動画広告の1.6倍高い」「動画プラットフォームの広告のみに接触した場合よりも、Spotifyと動画プラットフォームに重複接触した場合の方がブランドリフトスコアが最大1.4倍高い」といった調査結果を発表しました。また、今後チャレンジしてみたい領域として、リテールメディアやOOHとの連動を挙げ、音声メディアとショップやコンビニといったリアルな接点を組み合わせた“立体的なプランニング”にもチャレンジしていけたらと語りました。

『Spotify Sparks 2025』
KDDIコミュニケーションデザイン部メディア企画グループグループリーダー 後舎満氏
『Spotify Sparks 2025』
スポティファイジャパン クライアントパートナー 澤田彬
『Spotify Sparks 2025』

 「How to Make a HIT: Spotifyでヒットを生み出すための最新クリエイティブ戦略」では、スポティファイジャパン クリエイティブ戦略統括・橋本昇平がSpotifyを効果的に活用し、Spotifyユーザーの心をより効果的に動かすためのクリエイティブ戦略の3つのポイント、1) ファン目線で考える、2) クリエイターのように行動する、3) カルチャーとつながる を紹介。Spotify上で人気の新進気鋭アーティストが登場し、「移動」が夢を叶えるための可能性である事を自身のエピソードやおすすめ楽曲を通して伝えるトヨタ自動車のポッドキャスト番組『TOYOTA SOUND TRACK』など、さまざまな企業の実例を交えて、Spotifyだからこそ実現可能かつ効果的なクリエイティブを解説しました。

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 最後の「Connecting with Gen Z through Culture: 日本コカ•コーラが考えるカルチャー起点の若年層コミュニケーション戦略」では、日本コカ・コーラ メディアストラテジー統括・池田哲也氏とスポティファイジャパン 営業本部長・田村千秋が登壇。池田氏は、Z世代に向けた広告施策として行った過去のキャンペーンでは「押し付けすぎない適度な距離感を保ったコミュニケーション」を重視したと説明。Spotifyの「This is 」プレイリストの再生中にCMを流すという特定のアーティストのファンダム向けの施策や、J-POPやアニソンファンを対象に、楽曲視聴後に親和性の高い人気アーティストのボイスメッセージ広告を配信した施策を紹介しました。これによりターゲット層との強い繋がりが生まれ、ファンがSNSで自発的に投稿するなど大きな反響があったと言います。また、Spotifyでは音声、動画、プレイリストのタイアップやインタラクティブな体験を提供できるので、さまざまなメニューをうまく使いこなす事でより効果的な場になると述べ、他のメディアとの組み合わせも重要で、広告体験をマーケティング目的に合わせて設計することがキーであると語りました。その上でターゲット層のパッションポイントを重視することの大切さにも言及。「若い世代は広告然としたものを好まない傾向にあるので、自然と彼らの生活に溶け込むことが重要になる」と強調しました。

『Spotify Sparks 2025』
日本コカ・コーラ メディアストラテジー統括 池田哲也氏
『Spotify Sparks 2025』
スポティファイジャパン 営業本部長 田村千秋
『Spotify Sparks 2025』

 今回のイベントのコンテンツが示すように、Spotify広告はフルファネルでより高い効果をもたらすプラットフォームへと進化しています。カルチャーの最前線に立つSpotifyは、今後もブランドのマーケティング戦略をビジネスパートナーとして支えてまいります。

『Spotify Sparks 2025』
『Spotify Sparks 2025』
『Spotify Sparks 2025』
『Spotify Sparks 2025』
『Spotify Sparks 2025』
『Spotify Sparks 2025』