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SpotifyとSUMMER SONICがプロデュースするスペシャルステージ「Spotify RADAR: Early Noise Stage」DAY1レポート 「+81 Connect」特別企画も 

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  Spotifyは、日本最大級の都市型音楽フェスティバル『SUMMER SONIC(以下、サマソニ)』とのコラボレーションにより、毎年期待の新進アーティストを選出していち早くリスナーに紹介するSpotifyのプログラムおよび人気プレイリストブランド「RADAR: Early Noise」を体現するスペシャルステージ『Spotify RADAR: Early Noise Stage』を昨年に続きプロデュースしました。

 本ステージは、8月17日・18日に幕張メッセで開催されたサマソニ東京にて展開し、Spotifyが注目する次世代アーティストが一堂に集結しました。今年の「RADAR: Early Noise」選出アーティストからはMFS、サバシスター、JUMADIBA、jo0ji、離婚伝説の5組に加え、a子、乃紫といった「RADAR: Early Noise」プレイリストでも支持を集めるフレッシュなアーティスト、さらにはこれまでに「RADAR: Early Noise」への選出や関連イベントへの出演などを経て飛躍を遂げたアーティストとして、Omoinotake、Tele、TOMOO、なとり、Yo-Seaが出演。計12組のアーティストがパフォーマンスを繰り広げました。

 17日のステージ終了後には、日本のヒップホップカルチャーを発信するプレイリスト「+81 Connect」から派生した特別企画「+81 Connect Live: after hours」を初の試みとして実施。kZm、LEX、JJJの3組が約90分にわたって「+81 Connect」を体現するステージを展開しました。

 本稿では、8月17日に行われたYo-Sea、離婚伝説、JUMADIBA、MFS、a子の5組によるライブと「+81 Connect Live: after hours」の模様をレポートします。

a子

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撮影=shima
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撮影=shima

 今年の『Spotify RADAR: Early Noise Stage』のトップバッターを務めたのは、a子。今年2月にポニーキャニオン/IRORI Recordsからメジャーデビューを果たし、7月に1stフルアルバム『GENE』をリリースしたばかりの彼女。序盤は「miss u」「あたしの全部を愛せない」でa子の特徴でもある繊細なウィスパーボイスを会場に響かせました。パフォーマンス後のMCでは、「『SUMMER SONIC 2024』、楽しんでいってください! ありがとうございます」と柔らかく呼びかけます。中盤からは「ベージュと桃色」「LAZY」とアップテンポなナンバーで盛り上げ、人気曲「天使」からシームレスに「racy」へ繋げると、間奏ではフロアが大きくジャンプ。その光景を見て、a子も嬉しそうな表情を浮かべます。最後はギターを置き、スタンドマイクで「samurai」をプレイ。クールさとポップさを兼ね備える彼女の魅力を存分に発揮したステージを創り上げました。

■セットリスト

1.miss u/2.あたしの全部を愛せない/3.ベージュと桃色/4.LAZY/5.天使(Short Ver)/6.racy/7.samurai

MFS

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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一

 2組目のアクトは、東京都出身、大阪を拠点に活動するヒップホップコレクティブ・Tha JointzのメンバーでもあるMFS。1曲目を飾ったのは、今年4月にリリースした1stアルバム『COMBO』収録の「BINBO」。ダンサーを従えた華やかなステージを繰り広げました。MCでは、「今日はこの日しかないから、楽しんでいきましょう!」と集まった観客に語りかけ、期待感と熱を高めていきます。「IMPACT」「SAICO」に続いて披露されたのは、Spotifyバイラルチャート(グローバル)で日本発アーティスト史上初の1位という快挙を成し遂げた楽曲「BOW」のSubmerse Remix。スピーディーで力強いラップを披露してフロアを圧倒すると、「Drink」を挟み、「今日38℃あるらしいよ。知ってる? でも、ここからもっとアツくしていきます!」と宣言。「Moonlight」「Please me」(パソコン音楽クラブ最新アルバムへのコラボ参加曲)「Chase Remix」と繋げると、最後は再びダンサーとともに「Don’t」「Combo」を披露。曲ごとに視覚的な変化もつけたステージで、会場を盛り上げました。

■セットリスト

1.BINBO/2.IMPACT/3.SAICO/4.BOW (​​Submerse Remix)/5.Drink /6.Moonlight/7.Please me/8.Chase Remix/9.Don’t/10.Combo

JUMADIBA

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撮影=shima
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撮影=shima
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撮影=shima

 3組目は、東京都杉並区を拠点に活動するラッパー・JUMADIBA。登場するやいなや「いくぞサマソニ!」と告げ、哀愁漂うメロディが印象的な「Asian」からスタート。「調子どうですか?」と観客を気遣いながら「UP」を届け、「Assaji」のイントロが流れるとフロアからはたちまち大歓声があがりました。「俺はいつでもフレッシュだよって曲です」と紹介した「超Fresh」、「知っている人いたら歌って!」と呼びかけた「静かに叫び」と、1曲ごとに言葉を交わしながらステージを創り上げていくのが彼のスタイル。6月にリリースした「BABE」でリズミカルなラップを披露した後、ralphを迎えた「Kick Up」ではふたりで躍動感のあるパフォーマンスを届けました。途中にはralphがステージを降りて観客にマイクを向ける一幕も。ラストの「Spike!」では、JUMADIBA自らフロアへダイブ。大盛り上がりの観客と揉みくちゃになりながら「楽しめた?」「ありがとう!」と笑顔を見せ、ステージを後にしました。

■セットリスト

1.Asian/2.UP/3.Assaji/4.てかまいこ/5.超Fresh/6.静かに叫び /7.Medi/8.BABE/9.Naiya/10.Kick Up feat. ralph/11.Sakasama/12.Spike!

離婚伝説

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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一

 続いて登場したのは、2022年結成された松田歩(Vo)と別府純(Gt)による2人組バンドの離婚伝説。多くの観客が見守るなか、1曲目に披露されたのは「あらわれないで」。別府の心地よいカッティングが観客を揺らし、そこから8月21日に配信リリースする新曲「まるで天使さ」を爽やかに届けると、TVアニメ『ラーメン赤猫』のEDテーマに起用された「本日のおすすめ」へ。バンドメンバーとの濃厚なセッションを経て、先日「THE FIRST TAKE」に初登場した際に披露された代表曲「愛が一層メロウ」に繋げると、フロアでは手を挙げる人が続出しました。沸き起こる〈愛が一層メロウ〉のシンガロングに、嬉しそうに耳を傾けるふたり。一度クールダウンするようにバラードナンバー「萌」をしっとりと届けると、「眩しい、眩しすぎる」では松田が透明感のある歌声を響かせ、「メルヘンを捨てないで」は別府の熱いギターソロでフィニッシュ。彼らの多彩な音楽がしっかりと届けられた密度の濃いステージでした。

■セットリスト

1.あらわれないで/2.まるで天使さ/3.本日のおすすめ/4.愛が一層メロウ/5.萌/6.眩しい、眩しすぎる/7.メルヘンを捨てないで

Yo-Sea

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撮影=shima
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撮影=shima
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撮影=shima

 沖縄出身のシンガーソングライター・Yo-Seaは、2019年「RADAR: Early Noise」選出アーティストからの登場。2023年8月には1stアルバム『Sea of Love』をリリース、今年は東京・大阪Billboardでのワンマンライブの開催、藤井 風のバンドメンバーとして『tiny desk concerts JAPAN』に出演するなど精力的な活動を見せています。まずはバイラルヒットナンバー「Without You」「Nana」を2曲続けて披露。「Body & Soul」ではGottzが登場し、フロアは大きな盛り上がりを見せます。続けてGottzと披露した「SUNSET」では、海に沈んでいく夕陽がスクリーンに映し出され、チルなムードに包まれました。スタンドマイクで歌った「Tokyo」「Night Ship」、「Flower」ではサウンドプロデュースを手掛けたSTUTSを迎えてのプレイ。バンドメンバーのソロ演奏も繰り広げられた「Rendezvous」の後、ラストは星空が浮かぶなかで「Moonlight」を届け、「頑張って生きていこう! 僕も頑張ります」と、爽やかなステージを笑顔で締めくくりました。

■セットリスト

1.Without You/2.Nana /3.Body & Soul (feat. Gottz)/4.SUNSET (feat. Gottz)/5.Tokyo/6.Night Ship/7.Flower (feat. STUTS)/8.Rendezvous/9.Moonlight

kZm

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撮影=shima
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撮影=shima
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撮影=shima

 今年初の試みとなる『+81 Connect Live: after hours』ステージのオープニングを飾ったのは、ヒップホップクルー・YENTOWNのメンバーでもあるkZm。「Aquarius Heaven」の疾走感のあるラップで一気に会場のギアを上げると、『DIMENSION』『DISTORTION』に続く3部作であり、6年半かけて制作したというアルバム『DISTORTION』を紹介。そんな3日前にリリースされたばかりの新作から披露された「初号機」ではCampanellaが、「ROKUDENASHI」では途中からステージにAwichが登場。なんと2分前に会場に到着したばかりだというAwichとのコラボパフォーマンスに、フロアからは大きな歓声が上がりました。さらに、「もう1曲やってほしい? 足りないよね?」と披露された「不幸中の幸い」では、Awichを含めたYENTOWNメンバーが集合。これだけでは終わらず、「DOSHABURI」ではJUMADIBA、「TRAUMA」ではralphをステージに呼び込んで会場を大いに沸かせたkZm。多数のゲストと創り上げたにぎやかなステージで、次のLEXへバトンを繋ぎました。

■セットリスト

1.INTRO/2.Aquarius Heaven/3.初号機 (feat. Campanella)/4.ROKUDENASHI (feat. Awich)/5.不幸中の幸い w/YENTOWN /6.DOSHABURI (feat. JUMADIBA)/7.Forever Young/8.Yuki Nakajo Remix/9.Dream Chaser Remix/10.TRAUMA (feat. ralph)

LEX

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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一

 登場するやいなやステージから降り立ち、フロア最前の柵に登りながら観客の目の前で7月にリリースしたばかりのアルバム『Logic 2』から「力をくれ」を歌い上げたLEX。〈もっと行きたい 上〉のフレーズが印象的な「GOLD」ではフロアへ時折マイクを向けながら、人差し指を頭上高く突き上げて熱唱。「STRANGER」「Romeo & Juliet」「大金持ちのあなたと貧乏な私」とバラエティに富んだメロディアスなナンバーを畳み掛けると、終盤はフロアの一人ひとりと目を合わせながら「Rico」「もう一度キスをして」「Control」を披露。このステージに立てたことへの感謝を告げながら、ラストはバイラルヒットを記録したJP THE WAVYとのコラボ曲「なんでも言っちゃって」を単独でプレイし、ステージを去る前にもう一度「力をくれ」のフレーズでコール&レスポンス。次々に繰り出されるエモーショナルな歌声とパフォーマンスに、多くの観客が釘付けになっていました。

■セットリスト

1.力をくれ /2.GOLD/3.STRANGER/4.Romeo & Juliet/5.大金持ちのあなたと貧乏な私/6.Rico/7.もう一度キスをして /8.Control/9.なんでも言っちゃって 

JJJ

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撮影=shima
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撮影=shima
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撮影=shima

 『+81 Connect Live: after hours』ステージの最終アクトは、トラックメイカー/プロデューサー、ラッパー、DJと幅広い活躍でシーンに存在感を放つJJJ。「幕張、調子どうよ?」とフロアへ呼びかけると、「YW」「Eye Splice」「Cyberpunk」とノンストップで畳みかけ、高いラップスキルと魂のこもった歌声で観客を圧倒。心地よいビートとトラックに乗せた「July」「STRAND」を経て1月に配信リリースされた「Kids Return」を披露した後は、ゲストを招いた熱いライブを展開。MFSと「Mirror」、KM、Campanellaと「Filter」で掛け合いを繰り広げ、最後には「スペシャルな日だから」とSTUTSを呼び込んで「Changes」をあたたかくパフォーマンス。まさに〈二度と戻らない今日 刻み込む〉ようなスペシャルなライブで、『+81 Connect Live: after hours』ステージを華やかに締めくくりました。

■セットリスト

1.YW/2.Eye Splice/3.Cyberpunk/4.July /5.STRAND /6.Kids Return/7.Mirror feat.MFS/8.Filter feat.Campanella, KM/9.Changes feat. STUTS

 今後飛躍が期待されるアーティストが集い、個性の光るパフォーマンスが繰り広げられた初日。なお、「Spotify RADAR: Early Noise Stage」出演アーティストの楽曲は、Spotify公式プレイリスト「RADAR: Early Noise Stage in SUMMER SONIC 2024」でお楽しみいただけます。

SpotifyとSUMMER SONICがプロデュースするスペシャルステージ「Spotify RADAR: Early Noise Stage」DAY2レポート

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 オーディオストリーミングサービス Spotifyは、日本最大級の都市型音楽フェスティバル『SUMMER SONIC(以下、サマソニ)』とのコラボレーションにより、毎年期待の新進アーティストを選出していち早くリスナーに紹介するSpotifyのプログラムおよび人気プレイリストブランド「RADAR: Early Noise」を体現するスペシャルステージ「Spotify RADAR: Early Noise Stage」を昨年に続きプロデュースしました。

 本ステージは、8月17日・18日に幕張メッセで開催されたサマソニ東京にて展開し、Spotifyが注目する次世代アーティストが一堂に集結しました。今年の「RADAR: Early Noise」選出アーティストからはMFS、サバシスター、JUMADIBA、jo0ji、離婚伝説の5組に加え、a子、乃紫といった「RADAR: Early Noise」プレイリストでも支持を集めるフレッシュなアーティスト、さらにはこれまでに「RADAR: Early Noise」への選出や関連イベントへの出演などを経て飛躍を遂げたアーティストとして、Omoinotake、Tele、TOMOO、なとり、Yo-Seaが出演。計12組のアーティストがパフォーマンスを繰り広げました。

 さらに、17日のステージ終了後には、日本のヒップホップカルチャーを発信するプレイリスト「+81 Connect」から派生した特別企画「+81 Connect Live: after hours」を初の試みとして実施。kZm、LEX、JJJの3組が約90分にわたって「+81 Connect」を体現するステージを展開しました。

 本稿では、8月18日に行われたなとり、Omoinotake、TOMOO、Tele、jo0ji、サバシスター、乃紫の7組によるライブの模様をレポートします。

乃紫

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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一

 『Spotify RADAR: Early Noise Stage』2日目のトップバッターを飾ったのは乃紫。2023年から本格的な音楽活動開始以降、TikTokに投稿した楽曲が軒並み話題を集めている、今注目のシンガーソングライターです。バンドメンバーがクラップを煽るなか、着物風の和テイストな衣装で登場した乃紫は「夏にぴったりな今年の最新曲から始めます!」と宣言し、7月にリリースしたロックチューン「ハニートラップ」でライブをスタート。「ヘントウタイ」でギターをかき鳴らし、再びハンドマイクで届けた「接吻の手引き」では曲中に学生、社会人などと分けたコール&レスポンスを取り入れて盛り上げていきます。力強いラップも光る「初恋キラー」に続き、「先輩」「A8番出口」を熱量たっぷりのバンドサウンドとともに届けると、『TikTok上半期トレンド大賞2024』でミュージック部門賞を受賞した「全方向美少女」へ。終始アップテンポなナンバーと力強いボーカルで、フロアのテンションを高めたアクトとなりました。

■セットリスト

1.ハニートラップ/2.ヘントウタイ/3.接吻の手引き/4.初恋キラー/5.先輩/6.A8番出口/7.全方向美少女

サバシスター

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撮影=shima

 2番手は、PIZZA OF DEATH所属、今年1月にメジャーデビューを果たしたスリーピースバンド・サバシスター。彼女たちの代表曲「ジャージ」からライブをスタートさせて勢いをつけると、「リバーサイドナイト」のサビでは観客が大きくジャンプ。四つ打ちのビートが高揚感を誘うロックナンバー「覚悟を決めろ!」、なち(Vo/Gt)が感情豊かな歌声を響かせた「タイムセール逃してくれ」から、来月リリースの2nd EP『あの夜のはなし』からの先行配信曲「ハイエースナンバー」へ。その後も「ミュージック・プリズナー」「ナイスなガール」「サバシスター’s THEME」と軽快なロックンロールを響かせました。結成からわずか5カ月の2022年、オーディションを勝ち抜いてサマソニのステージに立った彼女たち。当時を振り返りながら、なちは「自分たちがやってきたことが報われたような気がします」とコメント。一回りも二回りも大きくなった姿で2年ぶりのサマソニのステージを飾りました。

■セットリスト

1.ジャージ/2.リバーサイドナイト/3.覚悟を決めろ!/4.タイムセール逃してくれ/5.ハイエースナンバー/6.ミュージック・プリズナー/7.ナイスなガール/8.サバシスター’s THEME

jo0ji

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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一

 3月に行われたイベント『Spotify Early Noise Night #16』にも出演した、鳥取県出身のシンガーソングライター・jo0ji。音楽活動と並行して漁港で働くという異色の経歴を持つ彼が、サマソニのステージに登場。キーボードの前に座るjo0jiにスポットライトが当たり、冒頭は弾き語り、途中からハンドマイクで新曲を歌い上げると、ギターを抱えて「明見」へ。8月7日にリリースされた新曲「Nukui」では、ピアノの音色や美しいコーラスワークが感動的なムードを誘うなか、「もっといけるね!」と煽るjo0jiにフロアからはクラップが送られました。「サマソニに出るの夢だったんですよ」と語りつつ、あたたかみのあるバンドサウンドが響いた「ランタン」、音楽活動を始めるきっかけとなった「不屈に花」を届け、ラストは「≒」でフェイクを織り交ぜた表情豊かな歌声を披露。11月に控える自身初のワンマンライブへの期待も高まる渾身のパフォーマンスを届けました。

■セットリスト

1.新曲/2.明見/3.Nukui/4.駄叉/5.ランタン/6.不屈に花/7.≒

Tele

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撮影=shima
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撮影=shima
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撮影=shima

 6月に自身初の武道館ワンマンライブを成功させたことも記憶に新しい、谷口喜多朗によるソロプロジェクト・Tele。登場するとともに「遊ぼうぜ! サマーソニック東京!」と高らかに叫び、疾走感たっぷりな「ホムンクルス」でライブをスタート。ハンドマイクに切り替え、小気味いいビートの「ロックスター」でフロアを揺らした後は、再びギターを抱えて「金星」「私小説」といったロックナンバーを投下。会場のギアを一段と引き上げると、まくし立てるようなボーカルも特徴の「バースデイ」では「ジャンプ! ジャンプ!」とフロアを煽りながら、バンドメンバーのソロも織り交ぜて賑やかにパフォーマンス。さらに「歌わない?」と呼びかけて始まった「花瓶」では、観客のシンガロングが会場を包みました。ラストは「ことほぎ」で透明感のある歌声と爽快なサウンドを響かせたTele。観客を積極的に巻き込み、終始会場が一体となったステージを創り上げました。

■セットリスト

1.ホムンクルス/2.ロックスター/3.金星/4.私小説/5.バースデイ/6.花瓶/7.ことほぎ

TOMOO

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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一

 昨年1stアルバム『TWO MOON』をリリース、自身最大規模の全国ツアーを成功させるなど精力的な活動を続けるTOMOOは、2023年「RADAR:Early Noise」選出アーティストからの登場。メジャーデビュー曲「オセロ」でライブをスタートさせた後、軽やかなピアノの音色を奏でるとポップチューン「Ginger」へ。「会えて嬉しいです!」とオーディエンスに笑顔を向けながら楽しそうに歌を届けていきます。スタンドマイクで感情たっぷりに歌い上げた「Grapefruit Moon」、バラードナンバー「Cinderella」では、彼女の魅力である優しくも深みのあるボーカルが響きわたりました。MCでは「私人生初の夏フェスなんですよ」「自分が出られる日が来るというのは、嬉しいものですね」と語ると、その喜びを表すように、カラフルな照明と豊かなバンドサウンドが彩った「Present」を披露。ラストは「Super Ball」をパワフルに歌い上げ、幸福感に満ちたステージを終えました。

■セットリスト

1.オセロ/2.Ginger/3.Grapefruit Moon/4.Cinderella/5.Present/6.Super Ball

Omoinotake

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撮影=shima
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 続いて登場したのは、島根県出身の3人組バンド・Omoinotake。人気ドラマの主題歌を中心にここ数年でヒットナンバーを連発、9月からは自身初の海外公演を含むツアーが控えるなどキャリアのなかで今もっとも勢いに乗る彼ら。下積み時代の苦悩や未来への希望が込められたメジャーデビュー曲「EVERBLUE」では、疾走感のある演奏に加え、青色から虹色に変化する照明が曲への没入感を高めました。「2年前にBEACHステージに立たせてもらって、2年ぶり2度目」と、出演の喜びを語った藤井怜央/レオ(Vo/Key)。その後は「蕾」「One Day」「渦幕」と、重厚なバンドアンサンブルで観客を圧倒させました。「僕たちにとっても大切な曲だし、みんなにとっても大切な曲になりますように」と告げ、ロングヒットを記録中の「幾億光年」で会場をあたたかく包むと、ラストを飾ったのはブラックミュージックのルーツを感じさせる「トニカ」。集まった多くの人たちの胸を打つ音を響かせました。

■セットリスト

1.EVERBLUE/2.蕾/3.One Day/4.渦幕/5.幾億光年/6.トニカ

なとり

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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一
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撮影=石原 汰一

 2日間にわたった『Spotify RADAR: Early Noise Stage』、最終アクトは音楽クリエイターのなとり。夜の街並みを思わせる映像をバックに、SpotifyのブランドTVCMに起用された「フライデー・ナイト」でライブを始めると、「今日は全員踊らせて帰りたいと思います!」と強く宣言。攻撃的なバンドサウンドに乗せて「Catherine」を歌い上げた後は、「金木犀」で低音ボーカルを響かせました。「いけるよね、サマソニ?」と呼びかけ、会場をダンスフロアへと変えたのは、Spotifyのバイラルチャート5カ国で1位を獲得した「Overdose」。四つ打ちのビートに体を揺らす観客たちに「いいね、サマソニ!」とうなずき、自身も大きく跳びはねながらシャウト。一転、9月公開の映画『傲慢と善良』の主題歌に決定している「糸電話」で優しいファルセットを聴かせると、ラストは「全部燃やし尽くして帰るぞ!」と歌詞にちなんで煽り、「絶対零度」のアグレッシブな演奏でステージを締めくくりました。

■セットリスト

1.フライデー・ナイト/2.Sleepwalk/3.Catherine/4.金木犀/5.ラブソング/6.Overdose/7.糸電話/8.絶対零度

 2日間あわせて計12組のパフォーマンスが繰り広げられた『Spotify RADAR: Early Noise Stage』。なお、「Spotify RADAR: Early Noise Stage」出演アーティストの楽曲は、Spotify公式プレイリスト「RADAR: Early Noise Stage in SUMMER SONIC 2024」でお楽しみいただけます。

離婚伝説×First Love is Never Returned、『RADAR: Early Noise 2024』選出の2組に共通するものとは

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 3月15日、東京・Spotify O-EASTにて行われたライブイベント『Spotify Early Noise Night #16』に出演した離婚伝説とFirst Love is Never Returned。Spotifyが次世代のアーティストをサポートするプログラム『RADAR: Early Noise 2024』選出の2組でもある彼らに、イベント前にインタビューを行いました。

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松田歩、別府純(離婚伝説)

――『RADAR: Early Noise 2024』に選出された感想を聞かせてください。まずは離婚伝説のお二人から。

別府純(離婚伝説):嬉しいです。 どのアーティストが選ばれるのか毎年チェックしていたし、「選ばれるといいね」と話していたので、「おお、選ばれたぞー!」って感じで。

松田歩(離婚伝説):おかげさまで、Spotifyでもたくさん聴いていただけています(笑)。ありがとうございます!

――First Love is Never Returned(以下、FLiNR)のお二人はいかがでしょう?

Kazuki Ishida(FLiNR):僕らは札幌の小さいライブハウスでずっと活動を続けてきたので……メンバー誰も選ばれると思ってなかったんじゃないんですかね?

Yuji(FLiNR):本当にローカルな活動しかしてこなかったんですけど、『RADAR: Early Noise 2024』に選ばれたことで、今までにないくらいの再生数になってて。

松田:分かります。びっくりしますよね。

Ishida:はい。今もまだ実感が追いついていないくらいなんですけど、すごく嬉しかったです。

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Yuji、Kazuki Ishida(First Love is Never Returned)

――音楽活動をする上で、Spotifyをはじめとしたストリーミング配信サービスの存在にはやはり助けられていますか?

別府:とっても助かってます。

Ishida:僕自身Spotifyユーザーで、リスナーとしてもずっと楽しませていただいているんですけど、今は自分たちのアーティストページがあったり、曲をプレイリストに入れてもらうことがあるので、不思議な感覚で。

Yuji:「This Is First Love is Never Returned」ができたりね。

Ishida:そうそう。

松田:俺たちまだできてないんですよ。もしかして曲が足りないのかな?

別府:そうかも。「This Is 離婚伝説」ができるくらい、たくさんリリースをしていきたいですね。

――Spotify O-EASTで開催のライブイベント『Spotify Early Noise Night #16』の本番前に集まっていただきましたが、離婚伝説とFirst Love is Never Returnedは初対面だそうですね。お互いに対して、どのような印象を持っていますか?

松田:制作期間中に(First Love is Never Returnedの曲を)2人で聴いたんですよ。ノスタルジックな音楽をやっている方だなと思って。

別府:うん、キラキラしてるよね。楽器の音色にすごくこだわりながら制作してるんだろうなという印象を受けました。

Ishida:僕は、離婚伝説さんのことがずっと気になっていたんですよ。というのも、Spotifyの関連アーティストの欄にずっと出てきていたので。

松田:こいつら、なんだよって(笑)?

Ishida:いやいや(笑)。「眩しい、眩しすぎる」という曲が出た時に初めて聴いたんですけど、いい曲だなと思ってお気に入りボタンを押しました。そこから今でも聴いてますし、スタジオに向かう時の車内とかでもかけてます。新譜もめちゃくちゃよかったです。

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3月15日『Spotify Early Noise Night #16』@Spotify O-EAST
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3月15日『Spotify Early Noise Night #16』@Spotify O-EAST
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3月15日『Spotify Early Noise Night #16』@Spotify O-EAST

別府:多分、お互いのルーツを辿っていけば似たところも出てくるのかなと思います。もちろん生きていく上で違うエッセンスもそれぞれ取り入れていると思うので、そこが音楽性の違いとして出てきているんだと思うんですけど。

Ishida:離婚伝説というお名前は、マーヴィン・ゲイの『Here My Dear』の邦題から取っているんでしたよね? 最初は「気になるバンド名だな」「どうしてこういうバンド名をつけたんだろう?」と思っていたんですけど、マーヴィン・ゲイの作品からだと聞いて、シンパシーを感じました。僕だけじゃなく、他のメンバーもそう言ってました。

松田:マーヴィン・ゲイ、いいですよね。きっと、みんな通りますよね。

別府:こういう音楽をやってると、もはや通るとかじゃないよね。義務教育の一環みたいなもの(笑)。

Ishida:離婚伝説さんはどうやって今の音楽性に行き着いたんですか?

別府:いやー、実はあんまり考えないようにしていますね。俺たちは、自分たちの好きなようにやって、いい曲であればなんでもいいぐらいの気持ちで。こだわりがあるようでないんです。

別府:その上で、前に生演奏で歌えるカラオケ屋さんでアルバイトで演奏していた経験はけっこうデカいのかなと思ってます。

松田:お客さんの年齢層が比較的高かったので、歌謡曲とかを耳にすることが多かったんですよ。

別府:そういう曲を毎日聴きながら働いていたので、「やっぱりみんなが歌える音楽が残っていくのかな」というふうに思うようになりました。

Yuji:僕らも、長く愛される音楽っていいなと思っていて。

別府:そうですよね。

Yuji:そういうところを目指しながら活動しているんですけど、まだ変化している途中というか。「これだ」と思える道をまだ見つけている最中のバンドなのかなと、自分たち自身感じています。だから「こだわりがあるようでない」というのもすごく共感できる。

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3月15日『Spotify Early Noise Night #16』@Spotify O-EAST
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3月15日『Spotify Early Noise Night #16』@Spotify O-EAST
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3月15日『Spotify Early Noise Night #16』@Spotify O-EAST

――今後の活動についても聞かせてください。実現させたい目標や描いているビジョンなどはありますか?

別府:こういう質問、いっつも困っちゃうんですよ(笑)。

松田:ビジョン、明確にはまだ持てていないですからね(笑)。いい曲を作り続けられれば、それでいいかなと思います。

Ishida:その気持ちは僕らも同じです。

別府:そうですよね。

Yuji:はい。今こうして『RADAR: Early Noise 2024』に選出していただいて、キラキラのジャケットを着させてもらっているような状況だと思うんですよ。なので、今後も継続して、いい音楽をSpotifyやストリーミング配信サービスを通じて届けられたらいいなと思ってます。

Ishida:そうですね。初めて楽曲を配信した頃と比べて、今はすごくたくさんの方に聴いていただいてるのがすごく嬉しいです。これからは、もっといろいろな人に聴いていただけるような曲を1曲でも多く作っていきたいです。

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『RADAR: Early Noise 2024』選出アーティスト、jo0jiインタビュー 漁港で働く青年が特異な表現者になるまで

jo0ji

 今年1月発表の『RADAR: Early Noise 2024』選出アーティストの一人であるjo0jiは、漁師の父親のもとに育ち、地元・鳥取の漁港で働きながら音楽活動を行うシンガーソングライターです。2023年以降、音源発表を中心に活動を行っており、3月15日に開催した『Early Noise Night #16』出演の際には、独特な存在感を放つパフォーマンスで多くの観客を魅了していました。jo0jiとはどのようなアーティストなのか、音楽活動を始めたきっかけや制作で心がけていることなどお話を聞きました。


映画音楽や歌謡曲からの影響

――『RADAR: Early Noise 2024』に選ばれた感想を教えてください。

jo0ji:目標に掲げていました。2023年にEP『475』を出して、2024年度の『RADAR: Early Noise』に選ばれたら万々歳、という話をまわりの人たちとしていて。なので選んでもらえたときには本当に嬉しかったです。

――幼少期や学生時代はどのように過ごしていましたか?

jo0ji:これといって熱中したものがなければ、一生懸命に取り組んだこともなかったんです。音楽はずっと好きで聴いていたんですけど、かといって作るところまではのめり込めず。夢もないし、「何がしたいんだろうな」って漠然と生きていました。家の前の海で特になにもしゃべらず、友達とぼーっとする放課後を過ごしていました。楽しいというより、気持ちいいみたいな感じでしたね。

――ピアノは小さい頃から弾いていた?

jo0ji:小学2年生の頃、母親が昔使っていたピアノを家に持ってきて、「もったいないから」と弾くのを勧められて。「ピアノが家に来たから習ってみるか」くらいの気持ちで、近所のピアノ教室に通いました。小学5年生くらいでやめちゃったんですけど、楽譜が読めないので、その後も弾きたい曲があったら先生のところへ行って教わって。久石譲の「Summer」やボカロ曲の「千本桜」とか、目の前で弾いてもらって覚えました。ピアノを弾くのが面白かったんです。

――家族が聴いていた音楽からの影響は?

jo0ji:漁師は海に出る時期と出ない時期があるんですけど、海に出ない時期は、夕方の5時くらいから暇なので家でお酒を飲むんですよ。両親はずっとレコードをかけていて、中島みゆきさんや吉田拓郎さん、柳ジョージさん、RCサクセションが家で流れていました。自分が今シンパシーを感じるアーティストも忌野清志郎さん、中島みゆきさん。みゆきさんや清志郎さんの音楽を古いと感じたことがないんです。たまに聴き返すと、大人になってから気づくこともめちゃめちゃあります。あとは、音楽好きな3つ年上のいとこがおすすめの音楽を教えてくれるんです。毎回センスが良いからハズレがなくて。自分で新しい音楽を見つけるより先に、彼が見つけた音楽を聴いています。

――意識的に好きな音楽を聴くようになったのは?

jo0ji:気に入った音楽を自分で聴くようになったのは、小学校4、5年生くらい。『glee/グリー』などの海外ドラマや『天使にラブ・ソングを…』などの映画を観ることも好きだったのですが、『グーニーズ』でシンディ・ローパーを知って、ベスト盤を買ったりもしました。

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3月15日『Spotify Early Noise Night #16』@Spotify O-EAST(撮影=石原汰一、shima
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3月15日『Spotify Early Noise Night #16』@Spotify O-EAST(撮影=石原汰一、shima
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3月15日『Spotify Early Noise Night #16』@Spotify O-EAST(撮影=石原汰一、shima

――jo0jiさんが音楽活動を始めたきっかけは?

jo0ji:ラップを始めた友達に「ピアノが弾けるならトラックを作ってみてよ」と言われて。それで、ラップ向きなループするトラックを作るだけじゃ面白くなかったので、Aメロ、Bメロ、サビがあるトラックを作りました。でも、彼はラッパーなので聴かせる前に「ないよな」と思ってボツにしました。でも、せっかくトラックを作ったし「あいつができるなら俺もできるかも」と歌ってみたのがきっかけです。

――最初に作った曲は?

jo0ji:「不屈に花」です。曲を作ってみようと思ったタイミングに元気のない友達がいて。その友達に向けて名言っぽいものをいれた応援歌を作ろうと思いました。最初はネタのつもりだったんです。だって、友達が曲を作る時点で、おもろいじゃないですか。だから、かしこまって真面目に作ったわけではなかったんですけど、作った曲を友達に送ったら「いいこと言うな、お前」と受けがよくて。そのときは1番までしかなかったので、その先を真面目に作って今の形になりました。

――歌詞はどのようにして生まれるのでしょうか?

jo0ji:「こういうものを作ろう」と決めてから作り始めるので、テーマが決まってしまえば歌詞が書ける感じです。逆にいうと、テーマとなる出来事がないと作れないんです。なので、日常生活からテーマを見つけているときが、歌詞が生まれる瞬間かもしれないですね。

――歌詞を綴るうえで、大事にしていることは?

jo0ji:「ジジィになっても歌えるもん」が、ひとつの軸ですね。年を重ねても似合うような曲というか。あとは、自分のひねくれているところを出すようにしています。人って深く考えれば考えるほど、結果的にある程度同じところへ辿りつく気がしていて。言うこととか考えることって、みんなそんなに違わないと思うんですよ。でも、その答えを導きだすまでの過程って、人によってそれぞれじゃないですか。僕はだいぶひねくれて結果に辿りつくので、その過程が見えるような言い方をするようにしています。曲がった言い方にしたほうが、自分らしい気がして。

生活に近い曲を作れたら

――海の傍で育ち、漁港で働いている経験が創作活動に影響を与えていると思いますか。

jo0ji:どうなんですかね。イマイチわからないんですけど……おおらかな性格にはなったと思います。一緒に働いているおじちゃんやおばちゃんがすごく甘やかしてくれて。みんなに甘やかされてなんでも許してもらってきているから、人のことも許せるというか。余裕のある年上の人たちに囲まれているおかげで人間関係を客観的にみれるところはあるかもしれません。

――リスナーには、どのように自身の音楽を楽しんでほしいですか。

jo0ji:困ったときとか、どうしようもねえなってときに、何かしら救いの手を差し伸べるつもりで曲を作っているので、もしかしたら救いを求めて聴いてもらってもいいのかもしれないですね。基本的に、僕は「大丈夫だよ」って言われるのが好きなんです。周りにそう言われて育ってきたので。だから、自分の曲も「大丈夫だよ」って言われてるように感じてもらえたらいいな。

――今後どのような表現者を目指していきたいですか。

jo0ji:カリスマみたいな人間っていうよりは、身近なやつが頑張ってるみたいに思ってもらいたいんです。スーパースターがカッコイイことを歌ってるというよりも、「一般人みたいなやつが、いいこと言っとんな」みたいに思ってもらえるほうがいいなって。そんな存在でありたいし、それくらい生活に近い曲を作れたらなって思っています。曲を作り始めたときと同じように今も友達は大切だし、活動していくなかで音楽の友達も増えました。ずっと「この曲はあいつが好きだろうな」とか「この曲はあいつのお気に入りになるな」って思いながら作っている気がしていますね。

SpotifyとSUMMER SONICがプロデュースするスペシャルステージ「Spotify RADAR: Early Noise Stage」に注目の新進アーティストが集結

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 Spotifyは、日本最大級の都市型音楽フェスティバル『SUMMER SONIC(以下、サマソニ)』とのコラボレーションにより、国内の新進気鋭のアーティストをサポートするプログラム「RADAR: Early Noise」を体現する特別なステージ『Spotify RADAR: Early Noise Stage』を8月19日(土)と20日(日)の2日間にわたり幕張メッセ内で開催しました。

 Spotifyは、「RADAR: Early Noise」の一環となるライブイベント『Early Noise Night』を2017年5月より定期的に開催しており、これまであいみょんやSIRUPなど、多数のアーティストがブレイク前に出演を果たしてきました。今年3月にはTOMOO、ヤングスキニーら5組を迎えた第15回をSpotify O-EASTにて開催。オンラインとオフラインをつなぐイベントを通して、「RADAR: Early Noise」選出アーティストをサポートしています。

 その流れも汲んだ本公演では、春ねむり、chilldspot、Skaai(yonawo x 鈴木真海子 x Skaai名義によるコラボステージ)、Daichi Yamamoto、Bialystocks、DURDN、CHAI、LANA、tonun、ao、新しい学校のリーダーズ、imaseの計12組がパフォーマンスを行いました。ここでは2日間のライブの模様を振り返っていきます。

■8月19日(土)

chilldspot
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 初日のトップバッターを飾ったのは、全員2002年生まれの4人組バンド・chilldspot。比喩根(Vo、Gt)は「去年に続いてサマソニ2回目、嬉しい!」と喜びを爆発させ、「素敵なアーティストしか出ない中、ここに来てくれてありがとうございます。次はみんなに知ってもらうきっかけになった曲を」と告げて「ネオンを消して」を演奏。Honda VEZEL e:HEV CMソングでお馴染みのロックチューン「BYE BYE」、アッパーな「Like?」ではナイスな煽りを受けてジャンプする人が続出。ラストのアンセミックな「Don’t lose sight」まで、高い熱量の30分を走り抜けました。

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<セットリスト>
1. supermarket
2. full count
3. ネオンを消して
4. Groovynight
5. BYE BYE
6. Like?
7. Don’t lose sigh

Bialystocks
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 甫木元空(Vo)、菊池剛(Key)からなる音楽ユニット・Bialystocksがサポートメンバーとともに登場。力強いドラムが地響きを起こしたかと思えば、いきなり甫木元のトップノートで始まる「雨宿り」でスタートしました。高い歌唱力と演奏スキルで圧倒したあとは軽快な「Upon You」「差し色」で和ませます。「サマーソニック、初出演でこんなに集まっていただいてありがとうございます! 一日、楽しんでいきましょう」と甫木元が笑顔で呼びかけると、菊池の柔らかなエレピの響きで「Over Now」へ。スリリングな「I Don’t’ Have a Pen」の披露など、初見のオーディエンスも含め大いに魅了しました。

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<セットリスト>
1. 雨宿り
2. Upon You
3. 差し色
4. 灯台
5. Over Now
6. I Don’t Have a Pen
7. Nevermore

DURDN
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 シンガーのBaku、トラックメイカーのSHINTAとトップライナーのyaccoによるプロデュースデュオ・tee teaによるプロジェクト、DURDN。ベース、ドラム、キーボードを従えたバンドスタイルで、ダンサブルなR&Bナンバー「TOKIDOKI」や「WARUNORI」、「Vacation」をテンポよく披露していきます。強いグルーヴとワードを持つ新曲「Runner’s High」では、自由に体を動かし踊るオーディエンスの姿も。キャッチーなナンバーをスピーディに演奏し続け、フロアをロックした彼らのラストはフェスにぴったりな「Drink!」。夕方に向かう時間を楽しく彩りました。

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<セットリスト>
1. TOKIDOKI
2. WARUNORI
3. Vacation
4. Apart
5. Runner’s High
6. All of You (Remix)
7. Drink!

yonawo×鈴木真海子×Skaai
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 今回、唯一のコラボレーションであるyonawo×鈴木真海子×Skaai。yonawoの「矜羯羅がる」の曲中で鈴木真海子とSkaaiを招き入れます。それぞれの曲をyonawoのバンドサウンドで披露することが最大の見どころであるこのスタイル。特にフロアが沸いたのはSkaaiの「FLOOR IS MINE」でした。鈴木真海子の「じゃむ」の歌い出しでは、荒谷翔大(Vo)とのデュエットでグッとオーディエンスの心を掴みます。意表を突いたのは「夏の終わりのハーモニー」カバーでのSkaaiの熱唱。そして、この3組ならではの一曲「tokyo」をラストにドロップ。笑顔が絶えない貴重なコラボステージとなりました。

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<セットリスト>
1. 矜羯羅がる
2. FLOOR IS MINE
3. じゃむ
4. 夏の終わりのハーモニー(カバー)
5. tokyo feat. 鈴木真海子, Skaai

Daichi Yamamoto
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 Daichi Yamamotoがサポートメンバーとともにステージに登場すると、観客からは大きな拍手が巻き起こりました。冒頭はノリのいいヒップホップナンバー「Let it be」「One Way」、コーラスのソウルフルなアカペラが響き渡るターンを挟み、リリックがこの場所にしっくりハマる「Paradise」などを披露。ステージが進むごとに、Daichiのバックボーンが窺えるナンバーがオーディエンスを深いところへ誘います。約30分のセットリストでも物語性を感じさせるステージは「EVERYDAY PEOPLE」、自分の内面を見つける「ATHENS」と続き、Daichi Yamamotoと仲間が一つの旅のような体験を残してくれました。

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<セットリスト>
1. Let it be
2. One Way
3. interlude
4. Paradise
5. MYPPL
6. Blueberry
7. Wanna Ride
8. Power
9. EVERYDAY PEOPLE
10. Athens

春ねむり
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 初日の大トリは海外フェスでも常に注目を浴びるシンガーソングライター/ポエトリーラッパーの春ねむり。バンド形態で臨む1曲目「Kick In the World」から、春のスクリームとバンドの生音が入った瞬間の凄まじい音像に圧倒されます。「Riot」や「森が燃えているのは」に続いて投下されたのは、SiNNER MOONとPeatleが参加した「Old Fashioned」。終盤はギリギリの精神状態を思わせる「あなたを離さないで」、現在の春ねむりを代表する「春火燎原」を体の中の全てを吐き出すように歌い切る絶唱を見せ、初日のステージを終了しました。

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<セットリスト>
1. Kick in the World(déconstructed)
2. Riot
3. 森が燃えているのは
4. Old Fashioned feat. SiNNER MOON & Peatle
5. あなたを離さないで
6. 春火燎原

■8月20日

ao
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 2日目の一番手には17歳の高校生アーティスト・aoが登場。MCでは「現役高校生なので夏休みフェス」といって笑いを生んだり、自分を知っていてステージを見に来てくれた人の数の多さにテンションが上がるなど、aoの素直なキャラクターにふれてオーディエンスも笑顔に。ラテンテイストのR&Bナンバー「余所見」や10代のリアルな心情を聴かせる「幻想」など、気がつけば会場はすっかり彼女の世界観に染まりました。新曲の「ENCORE」、ハーゲンダッツCMに起用された「月の光」を経て、aoの声と曲の良さが広く知られるきっかけになった「you too」で締めくくりました。

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<セットリスト>
1. チェンジ
2. リップル
3. 余所見
4. 幻想
5. ENCORE
6. 月の光
7. 4ever
8. you too

tonun
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 昼下がりの幕張メッセを宵のムードに塗り替えたのはtonun。腕ききのメンバーがセッションする中で登場し「東京cruisin’」からスタート。「Sweet My Lady」ではtonunもギターを奏でます。ダンサブルな「d.s.m」はオーディエンスの腰を揺らすグルーヴが心地よく、サビでは多くの手が上がりました。曲の認知度の高さを実感した「Sugar Magic」での歓声、「Friday Night」では思い思いに踊る人たちでフロアが華やぎます。最後は残りの夏を愛おしむようなニュアンスの「琥珀色の素肌」で幕を閉じました。

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<セットリスト>
1. 東京cruisin’
2. Sweet My Lady
3. d.s.m
4. Sugar Magic
5. Friday Night
6. 琥珀色の素肌

LANA
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 場内が暗転しただけで壊れんばかりの歓声が起き、ステージに現れたLANA。ほとんどビートのみで、その圧倒的なラップの力を証明していくナンバーが続きます。ブロンドの三つ編みツインテールもビキニトップスのワイルドな衣装も、全てが彼女流で堂々とした佇まいがカッコかわいい。ダンサーとのパフォーマンスはセクシーかつパワフル。ほとんどのナンバーをショートアレンジにして、次々と間髪入れずに披露していきます。“うちら令和のBad bitches!”と強めのヴァースをキックする「Huh?」など、曲のおいしいところを惜しげもなく畳み掛け、令和ギャルズのリアルなアンセム「L7 Blues」では最高の盛り上がりを見せました。

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<セットリスト>
1. FLAME
2. Twerk Jersey Remix
3. PULL UP
4. Huh?(Solo)
5. HATE ME
6. Somebody to you
7. Makuhari
8. TURN IT UP(Solo)
9. What’s Poppin(Solo)
10. BASH BASH
11. L7 Blues

imase
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 幅広い年齢層のオーディエンスで溢れかえったimaseのステージ。まずは「みなさん、imaseです! サマソニは去年初めて見せてもらっていつか出たいなと思ってたら、翌年出させていただいて、ありがとうございます」と挨拶。短期間のうちに飛躍を遂げたimaseの自然と音に乗るようなパフォーマンスの魅力に、オーディエンスは一気に引き込まれていきます。歌い出しから大歓声があがった代表曲「NIGHT DANCER」では、柔らかな声がいきるファルセット、思わず口ずさみたくなるサビメロでフロアは一体に。鳥山明の名作アニメ化で話題の『SAND LAND』への書き下ろし曲「ユートピア」でフェスらしい祝祭的な空間が広がりました。

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<セットリスト>
1. Nagisa
2. 僕らだ
3. Pale Rain
4. Have a nice day
5. NIGHT DANCER
6. ユートピア

CHAI
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 この日初となるバンドは、タフな海外ツアーも重ね、さらに進化したパフォーマンスが期待されるCHAI。マナ(Vo、Key)とカナ(Gt、Vo)のマイクパフォーマンスで魅せる「END」や、彼女たちのキャッチフレーズを冠し、サウンドをグッとアップデートした「NEO KAWAII, K?」などを披露。マナもユウキ(Ba、Cho)もサンプリングパッドを叩き、ゲームミュージックのようなトラックをプレイした「PING PONG! feat. YMCK」では、会場が一気にダンスフロアに。パワフルな音圧でオーディエンスを大いに沸かせた「クールクールビジョン」は、圧倒的なヒューマンパワーでフロアをロック。よりいっそうスケールの大きなバンドになったCHAIの魅力を存分に堪能できるステージでした。

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<セットリスト>
1. END
2. NEO KAWAII, K?
3. N.E.O.
4. PING PONG! feat. YMCK
5. クールクールビジョン
6. PARA PARA

新しい学校のリーダーズ
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 暑く熱い2日間もいよいよ大詰め。トリには海外フェスでも大きな反響を呼んでいる新しい学校のリーダーズが登場。チャイムが鳴ると騎馬でステージに登場し、全力という言葉が生ぬるいほど強烈なダンスで「青春を切り裂く波動」を投下。「最終人類」はキレの良いフォーメーションに圧倒されます。背中に“青春日本代表”の刺繍を施した長ラン姿で臨んだのはハードコアトランスな「Pineapple Kryptonite(Yohji Igarashi Remix)」。汗だくの長ランを脱いだあとは大ヒット曲「オトナブルー」が続きます。誰にも似ていないオリジナルなパフォーマンスに満場のオーディエンスは興奮気味に会場を後にしたのでした。

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<セットリスト>
1. 青春を切り裂く波動
2. 最終人類
3. Free Your Mind
4. マ人間
5. Pineapple Kryptonite(Yohji Igarashi Remix)
6. オトナブルー
7. NAINAINAI
8. 迷えば尊し

    国内のみならず海外でも注目を集める12組が、それぞれ唯一無二の個性や圧倒的な才能を惜しみなく見せつけた2日間のステージ。Spotifyはさらなる躍進の可能性に満ちた彼らをこれからも引き続きサポートしていきます。出演アーティストの演奏曲は、プレイリスト「RADAR:Early Noise Stage in SUMMER SONIC 2023」にてお楽しみいただけます。

ストリーミングで出会った新進アーティストとリスナーをリアルにつなぐ 『Spotify Early Noise Night』2年半ぶりに開催

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 ライブイベント『Spotify Early Noise Night #14』が、11月25日に東京・Spotify O-EASTにて開催される。2020年に開催を予定していた前回イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となり、今回は約2年半ぶりの開催を迎える。期待が高まる中、いま改めて本イベントについて振り返りつつ、最新回のアーティストについても紹介したい。

ネクストブレイクアーティストをいち早くプレイリスト&イベントでフックアップ

 Spotifyの『Early Noise』は、毎年飛躍を期待する注目の国内アーティストを10組選出する企画として、2017年より日本でスタートした。5年目の2021年からは世界各地の多様な新進アーティストをピックアップするグローバルプログラム「RADAR」と連携し、名称を『RADAR: Early Noise』へと変更。これにより、国内アーティストを日本のみならず海外のリスナーにも発信する目的が強化された。

 ネクストブレイクアーティストの萌芽を素早くキャッチすることで、徐々に話題性を高めてきたこの企画は、これまでにOfficial髭男dismやKing Gnuといった現在第一線で活躍しているアーティストをブレイク前夜よりサポートしてきた。

 その一環として行われているのが、『Spotify Early Noise Night』である。これまでに13回開催されているライブイベントで、第1〜5回は代官山SPACE ODD、その後は大阪・心斎橋Music club JANUSやHotalunaでの船上ライブなど、様々なロケーションを含め展開されている。

 なにより本イベントで特筆すべきはそのラインナップだ。例えば、2017年の第3回はあいみょんとCHAIをいち早くブッキング。当時のあいみょんはまだ「マリーゴールド」を発表する前で、「君はロックを聴かない」リリース直後のタイミングだった。また、第5回では現在快進撃が続いている羊文学とカネコアヤノを迎えるなど、今振り返っても音楽好きならばおさえておきたい面々が顔を揃えている。コロナ禍であえなく中止となった2020年の第13回は、まだ1stアルバム発売前の藤井風とVaundyの出演が決定していた。もし予定どおり開催されていたとしたら、奇跡の一夜と呼ばれていたかもしれない。

Spotifyが生み出した、新たな音楽との交流の場

 このように、今の音楽シーンを牽引する存在のアーティストたちが、かつて出演していたイベントとしても業界関係者や音楽ファンの間で認知度を高めている『Spotify Early Noise Night』だが、音楽を楽しむ手段として一般的となったストリーミングサービスが、リアルの場と繋がることにこそ大きな意義がある。

 スポティファイジャパン株式会社 音楽事業部門統括 大西響太は、本イベントについて「オーディオストリーミングサービスを中心に注目度を高めつつあるアーティストたちに、リアルにパフォーマンスをする場を提供すると共に、ファンに新たな音楽との出会いを提供することを目的に立ち上げられたもの」だと説明する。

 さらに、「一つのライブの中でさまざまなタイプのアーティストの音楽を楽しめることも特徴的」と語る。『RADAR: Early Noise』では、音楽ジャンルにとらわれない多様なアーティストを選出し、新たな音楽との出会いの機会をオーディオストリーミングサービス上で創出している。幅広い音楽性を楽しめるという点はイベントの出演陣においても同様であり、イベントというリアルな場を提供することで、アーティストとリスナーがより強く繋がれる仕組みを生み出している。リスナーにとってはアーティストの成功物語に早いうちから参加できる入り口としても捉えることができるかもしれない。アーティストが飛躍していく時期をリアルタイムで体験するワクワクは何にも替え難いものだ。『Spotify Early Noise Night』は、大きく飛躍を遂げる直前の、未来のスターたちのパフォーマンスを体感できるまたとない場所になりつつある。

新時代をリードするジャンルの垣根を越えた4組が集結

 最新回の第14回には、(sic)boy、tonun、ao、Teleといった新進気鋭の4組が出演する。

 (sic)boyは、ロックとヒップホップを融合させた存在として注目を集める1998年生まれのラッパー。憧れの存在にL’Arc〜en〜CielのHYDEを挙げ、サウンドにおいては90年代のラウドなロックや近年のオルタナティブなヒップホップからの影響が色濃い。

 tonunは、メロウなグルーヴと甘く柔らかなボーカルを特徴とするシンガーソングライター。その都会的な意匠と洗練された音作りは、早くも耳の肥えた音楽ファンから支持されている。

 aoは、2006年生まれのシンガーソングライター。声にはハスキーさがありながらも、高い音で美しく伸びる透明感のある歌声は唯一無二。今年発表した「チェンジ」はiriやSIRUP、藤井風などの作品に参加しているYaffleによるプロデュースとあって、俄然注目が集まっている。

 Teleは、谷口喜多朗のソロプロジェクト。フォーキーかつポップなサウンドに、文学的な歌詞と繊細な歌声とが絶妙なバランスで溶け合った楽曲で現在話題沸騰中。今後の飛躍が期待されている。

 こうしたジャンルの垣根を越えた幅広い音楽を一挙に楽しむことができるチャンス。アーティストにとっても感度の高いリスナーにアピールできる絶好の機会となるのではないだろうか。そしてきっと何年後かにこの日を振り返った時、誰もが重要な一夜だったと思い返すはずだ。

■イベント情報

『Spotify Early Noise Night #14』

https://spotify-earlynoise.jp/

日時:2022年11月25日(金)開場17:30 / 開演 18:30

会場:Spotify O-EAST(東京都渋谷区道玄坂2丁目14-8)

出演:(sic)boy, tonun, ao, Tele

料金:前売券 ¥2,000-(税込 / スタンディング / 整理番号付き/1ドリンク別)/当日券 ¥2,500-(税込 / スタンディング / 整理番号付き/1ドリンク別)

※入場料の他に別途1ドリンク代が必要

※Spotify Premiumユーザーは1ドリンクサービス

チケット販売: イープラス https://eplus.jp/enn14/

Early Noise Night #14 プレイリスト

https://spotify.link/EarlyNoiseNight

■開催実績

・Spotify Early Noise Night #1

2017/5/10(水) 渋谷/代官山SPACE ODD

出演者:WONK / RIRI / JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB

・Spotify Early Noise Night #2

2017/7/5(水) 渋谷/代官山SPACE ODD

出演者:向井太一 / 大比良瑞希 / chelmico / DJ: YonYon

・Spotify Early Noise Night #3

2017/9/27(水) 渋谷/代官山SPACE ODD

出演者:CHAI / Tokyo Health Club / あいみょん

・Spotify Early Noise Night #4

2017/12/20(水) 渋谷/代官山SPACE ODD

出演者:STUTS / JJJ / CHICO CARLITO / MIYACHl / DJ: YonYon MC: 鈴木真海子(chelmico)

・Spotify Early Noise Night #5

2018/5/16(水) 渋谷/代官山SPACE ODD

出演者:羊文学 / カネコアヤノ(BAND SET) / SPiCYSOL / ドミコ

・Spotify Early Noise Night #6 OSAKA 

2018/6/15(金)大阪・心斎橋 Music club JANUS

出演者:あっこゴリラ / Attractions / SIRUP / 向井太一 / AFRICA / The engy / DJ DAWA(FLAKE RECORDS)

・Spotify Early Noise Night #7

2018/7/18(水)代官山SPACE ODD

出演者:TENDOUJI / SUSHIBOYS / Newspeak / THREE1989

・Spotify Early Noise Night #8 Osaka

2018/10/7(日)大阪・心斎橋Music club JANUS

出演者:ドミコ / THREE1989 / WOMAN / tricot / The ManRay / Ryu Matsuyama

・Spotify Early Noise Night #9

2018/11/14(水) 代官山SPACE ODD

出演者:SIRUP / CIRRRCLE / Taeyoung Boy(TAEYO) / eill

・Spotify Early Noise Night #10

2018/6/5(火) 代官山SPACE ODD

出演者:SASUKE / Mega Shinnosuke / 竹内アンナ / ghost like girlfriend

・Spotify Early Noise Night #11

2018/7/5(金) Hotaluna(ホタルナ)

出演者:Yo-Sea / 3House / DJ CHARI / Gottz / DJ KANJI

・Early Noise Night #12 Osaka

2018/9/13日(金) 大阪・心斎橋Music club JANUS

出演者:秋山黄色 / Omoinotake / kiki vivi lily / Kitri / THE CHARM PARK / Maica_n

・Spotify Early Noise Night TYO ※開催中止

2020/3/10(火) 恵比寿 LIQUIDROOM

出演者:藤井 風 / Vaundy / JP THE WAVY / Mom (Spincoaster opening act)