このイベントは、Spotifyの広告ソリューションを深く理解し、クライアントのビジネス成長に貢献してくださった、Spotifyと共に新たな広告体験を切り拓くパートナーのみなさまへの感謝を形にするために誕生したイベントです。今回はアワード形式で「Agency of the Year」や「Hitmaker」「Multi-format Maestro」「Rising Star」「DIY Impact」「Amplifier」といった各賞を発表いたしました。本稿では会場を包み込んだ熱気と、各社代表の皆様から語られたエピソードの数々をレポートいたします。
Spotify Japan 執行役員 営業本部長の岸 昭がプレゼンターとして登壇した「Hitmaker」は、Spotifyにおいて数多くの「ヒット」を生み出し、目覚ましい成長を遂げた代理店に贈られるアワード。2025年、トップクラスの広告出稿実績を誇り、戦略的なパートナーシップを通じてオーディエンスの心を掴み続けた会社として受賞したのは博報堂・Hakuhodo DY ONE。代表して登壇した博報堂 プラットフォーマー戦略局の眞口 健司氏は「トップクラスの実績と高い成長を評価いただき光栄です。この賞は『2026年はさらにもう一段高いところを目指せ』というSpotifyからのメッセージだと受け止めています。グループで連携し、さらに上を目指していきたい」と、次なる飛躍への力強いコミットメントを示すスピーチを披露しました。
最後に発表された「Agency of the Year」は、2025年にSpotifyとのパートナーシップにおいて最も卓越した成果を収めた代理店に贈られる、最高位のアワード。年間を通じて最大の広告出稿実績を記録し、市場を牽引する戦略的なアプローチでSpotifyのビジネスに最大級の貢献を果たした会社に選ばれたのはdentsu Japanだ。代表してスピーチを行ったのは電通デジタル プラットフォーム部門 部門長の荻島 裕樹氏。同氏は「Spotifyの皆さんのことを、我々は家族のように感じています。オフィスにお邪魔すると必ず置き手紙を用意してくださるなど、この賞はSpotifyの皆様の手厚いサポートがあってこそのものです」と、深い信頼関係を強調。続けて荻島氏は「競合他社の方々とカラオケに行くと必ず盛り上がるように、そこにはいつも『音』があります。Spotifyはセレンディピティのあるメディアであり、自分のステータスに合わせて曲を流し、知らない世界を見せてくれます。まさに『熱狂の渦中にあるメディア』です」とSpotifyの魅力を熱弁しました。
そして、この熱狂の夜を音楽で祝福してくれたのが、Spotifyが選ぶ注目の新進気鋭アーティストをサポートするプログラム「RADAR: Early Noise 2021」にも選出された音楽プロジェクト、Tokimeki Recordsです。都会の夜を舞台に、80年代から90年代の洋楽・邦楽の名曲をノスタルジックなサウンドで奏でる彼らのスペシャルなライブパフォーマンスは、オーディエンスの心を優しく、そして力強く揺さぶりました。データやロジックが飛び交うビジネスアワードの最後に、純粋な「音楽の力」で参加者が一つになる瞬間。これこそが、他社のいかなるビジネスアワードとも異なる、Spotifyにしか生み出せない独自のカルチャーを表していたといえるでしょう。
「3DオーディオやASMR、スクリプトの工夫など、音声ならではのテクニックを活用して最も没入感のある体験を実現したキャンペーン」を表彰する部門である〈Ear Candy部門(ベストイマーシブオーディオキャンペーン)〉のプレゼンターを務めたのは北原規稚子氏(MICHI inc. CEO / Brand Creator)。
「Spotify上のアーティストやクリエイターのファンたちと効果的にエンゲージしたキャンペーン」 を表彰する部門である〈For the Fans部門(ベストオーディエンスストラテジーキャンペーン)〉では、Dos Monosのメンバーであり、クリエイティブディレクターとして活躍しながら、人気音声コンテンツを多数手掛けるTaiTan氏(ラッパー・クリエイティブディレクター)がプレゼンターとして登壇。
世界で7億1300万人以上が利用するオーディオストリーミングサービス Spotify(会社名 Spotify AB / 本社 Stockholm、Sweden)は、2025年11月10日、音の力で人とブランドをつなぐ革新的な広告・クリエイティブを称えるアワード「Spotify Hits Japan 2025」を開催し、各部門の受賞作品を発表しました。
Spotify Japanは、9月27日(土)、福岡にて「Spotify TALK LAB in Fukuoka」を開催しました。本イベントのハイライトとして、日本で初めて「Creator Milestone Awards 授賞式」を実施。Spotify上で累計ストリーミング数5,000万回を突破したポッドキャスト番組「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」がブロンズ賞を受賞しました。
福岡ミュージックマンスとともに
毎年9月、福岡の街は「福岡ミュージックマンス」によって音楽一色に染まります。Spotifyもこの街をあげた音楽の祭典と連動し、プレイリストやポッドキャストの発信、屋外広告の展開を通じて盛り上げに参加しました。そうした活気にあふれるなか、多くのアーティストやクリエイター、業界関係者とともに、今回、ポッドキャストに特化したセミナー型イベント「Spotify TALK LAB in Fukuoka」を開催しました。
明石: 昨年の番組になるのですが、FUJI ROCK FESTIVALのポッドキャスト『READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL’24 supported by iichiko』ですね。麦焼酎の「いいちこ」がスポンサードしている事例で、毎回出演アーティストをゲストに迎えてトークする番組なのですが、面白いのは冒頭に「いいちこ」で乾杯してから話を始めるものの、そこから「いいちこ」は全然出てこなくて。ただ、リスナーには好きなアーティストが「いいちこ」で乾杯し、楽しそうに話しているのがわかるので、ブランドネームのプレイスメントは冒頭の一瞬だけでも、その後の30分間はリスナーの頭の中に「いいちこ」が存在し続けるんです。見えないからこそ、シチュエーション自体にうまくブランドがプレイスメントされ、想像力を掻き立てるという構造が非常に優れていると感じました。
最初のセッション「The Next Era of Spotify Advertising: Spotifyが実現するユーザーとの深いエンゲージメント」では、Spotify プロダクトマーケティングアジア太平洋地域統括・岡本純一が登壇。岡本はSpotifyの特性について「人々の生活のあらゆるモーメントで利用される数少ないプラットフォーム」と語り、日常に寄り添う特性こそが、Spotifyの広告価値の源泉であることを示しました。また今年5月にリリースされたSpotify広告マネージャーは、「キャンペーン目的別の最適化」「独自のユーザーデータを基にしたターゲティング」「音声・動画・ディスプレイのマルチフォーマット対応」、「ファーストパーティとサードパーティの計測ソリューション」という4つの大きな特徴を持つと説明。実際の企業の活用事例も紹介し、従来手法を大幅に上回る成果を実現したほか、ポッドキャスト再生数獲得目的で実施されたキャンペーンでは効率的な獲得単価を達成したことが報告されました。また、Spotify広告マネージャー内の無料音声クリエイティブ制作ツールで制作された実際の広告音声も紹介されました。
「Add More to Your Mix: KDDIのクロスメディア活用」では、KDDIコミュニケーションデザイン部メディア企画グループグループリーダー・後舎満氏とスポティファイジャパン クライアントパートナー・澤田彬が登壇し、Spotify広告の実践的な活用戦略を共有しました。後舎氏は、KDDIがSpotifyを積極的に活用している背景として、若年層への強み、通勤中や作業中といった「ながら聴き」のモーメントでもオーディエンスと接点を持てること、過去に実施した調査から単体でのブランドリフト効果とクロスメディアでの相乗効果も確認できていることなどがあると説明。音声広告ならではの効果検証やクリエイティブのABテストなど、毎回テーマを持ってキャンペーンに取り組んでいると述べ、実際のキャンペーン事例とともに「キャンペーン実施2週間後のブランド認知リフト値の残存率がSpotifyの音声広告は動画広告の1.6倍高い」「動画プラットフォームの広告のみに接触した場合よりも、Spotifyと動画プラットフォームに重複接触した場合の方がブランドリフトスコアが最大1.4倍高い」といった調査結果を発表しました。また、今後チャレンジしてみたい領域として、リテールメディアやOOHとの連動を挙げ、音声メディアとショップやコンビニといったリアルな接点を組み合わせた“立体的なプランニング”にもチャレンジしていけたらと語りました。
「How to Make a HIT: Spotifyでヒットを生み出すための最新クリエイティブ戦略」では、スポティファイジャパン クリエイティブ戦略統括・橋本昇平がSpotifyを効果的に活用し、Spotifyユーザーの心をより効果的に動かすためのクリエイティブ戦略の3つのポイント、1) ファン目線で考える、2) クリエイターのように行動する、3) カルチャーとつながる を紹介。Spotify上で人気の新進気鋭アーティストが登場し、「移動」が夢を叶えるための可能性である事を自身のエピソードやおすすめ楽曲を通して伝えるトヨタ自動車のポッドキャスト番組『TOYOTA SOUND TRACK』など、さまざまな企業の実例を交えて、Spotifyだからこそ実現可能かつ効果的なクリエイティブを解説しました。
最後の「Connecting with Gen Z through Culture: 日本コカ•コーラが考えるカルチャー起点の若年層コミュニケーション戦略」では、日本コカ・コーラ メディアストラテジー統括・池田哲也氏とスポティファイジャパン 営業本部長・田村千秋が登壇。池田氏は、Z世代に向けた広告施策として行った過去のキャンペーンでは「押し付けすぎない適度な距離感を保ったコミュニケーション」を重視したと説明。Spotifyの「This is 」プレイリストの再生中にCMを流すという特定のアーティストのファンダム向けの施策や、J-POPやアニソンファンを対象に、楽曲視聴後に親和性の高い人気アーティストのボイスメッセージ広告を配信した施策を紹介しました。これによりターゲット層との強い繋がりが生まれ、ファンがSNSで自発的に投稿するなど大きな反響があったと言います。また、Spotifyでは音声、動画、プレイリストのタイアップやインタラクティブな体験を提供できるので、さまざまなメニューをうまく使いこなす事でより効果的な場になると述べ、他のメディアとの組み合わせも重要で、広告体験をマーケティング目的に合わせて設計することがキーであると語りました。その上でターゲット層のパッションポイントを重視することの大切さにも言及。「若い世代は広告然としたものを好まない傾向にあるので、自然と彼らの生活に溶け込むことが重要になる」と強調しました。
Spotifyでは、3月8日の国際女性デーを記念して、「Tokyo Super Hits」や「Hot Hits Japan」をはじめとするSpotifyの国内主要公式プレイリストのカバーを、あいみょんやAwichなど総勢27組の女性アーティスト/クリエイターたちが飾りました。また、女性アーティスト/クリエイターの活躍を讃えるランキングもあわせて発表しました。
Spotifyは、今年飛躍が期待される注目の新進国内アーティスト10組を「RADAR: Early Noise 2025」として選出しました。今回選出した10組をプレイリストやライブイベント、さらにはアーティストの魅力を紹介する様々なコンテンツやコラボレーション企画などを通じて、国内外の音楽ファンに積極的に紹介してまいります。
今年で9年目となる「Early Noise」は、プレイリストや様々な機能を通じて次の時代を担う新進アーティストの音楽と魅力を音楽ファンにいち早く紹介し、彼らがリスナー基盤を広げるサポートを行う目的で、2017年に日本でスタートしました。2020年春には、各国の注目アーティストを世界の音楽ファンに紹介するグローバルプログラム「RADAR」と連携し、「RADAR: Early Noise」へと進化。本プログラムを通じて、あいみょん、King Gnu、ずっと真夜中でいいのに。、Vaundy、藤井 風など様々なアーティストが多くの新たなリスナーを獲得し、国民的なアーティストへとステップアップしてきました。
2024年に選出されたtuki.は、1億再生を突破した「晩餐歌」が2024年国内で最も再生された楽曲5位にランクインしたほか、2024年世界で最も発見された国内アーティスト1位にも輝き、年間を通して国内外で大きな活躍を見せました。また、昨年8月に開催された『SUMMER SONIC 2024』では、Spotifyとサマソニのコラボレーションによる「RADAR: Early Noiseステージ」が2年連続で実現し、TOMOO、なとり、Yo-Seaなど過去選出アーティストに加え、サバシスター、JUMADIBA、離婚伝説など2024年の選出アーティストも多数出演して話題となりました。
この度発表された「RADAR: Early Noise 2025」には、ストリーミングやSNSの普及に伴う音楽トレンドも反映し、バンド、シンガーソングライター、ヒップホップなど多様な分野から、従来の枠組みを超えて活動し、個性的な作品を発信している10組を選出しています。
Spotifyでは、公式プレイリスト「RADAR: Early Noise 2025」と共に、選出アーティストやその音楽の魅力について音楽コンシェルジュ・ふくりゅうとSpotifyの音楽事業部門担当者が語るポッドキャストコンテンツを「New Music Wednesday [Podcast Edition]」最新エピソードとして公開中。
また2月14日(金)〜16日(日)には、OPENBASE SHIBUYA(東京・渋谷区)にて、選出アーティストの世界観を体感いただける「RADAR: Early Noise」ポップアップイベントを開催予定です。Spotify Tap™ に対応したソニーのLinkBudsシリーズでの楽曲試聴やアーティスト紹介パネルなどをお楽しみいただけます。今回のために用意したSpotifyコラボアクセサリーもご覧いただけます。
さらに3月19日(水)には、今年初となる「Spotify Early Noise Night #17」をSpotify O-EAST(東京・渋谷区)で開催します。AKASAKI、Billyrrom、ブランデー戦記、レトロリロンの4組の他、出演アーティストは今後も追加されていく予定です。ライブの前売り券はイープラスで販売中。イベントに連動するプレイリスト「Early Noise Night #17」では、出演アーティストの楽曲をライブに先駆けてお楽しみいただけます。
<イベント情報>
『Spotify Early Noise Night #17』
日時:2025年 3月 19日(水)開場17:30/開演 18:30
会場:Spotify O-EAST(東京都渋谷区道玄坂2丁目14-8)
出演:(50音順)AKASAKI / Billyrrom / ブランデー戦記 / レトロリロン / and more!