Tag: Spotify Stage

『Spotify Stage in SUMMER SONIC 2026』DAY1レポート

20260816 ss in ss 2026 day1 99

 Spotifyは、日本最大級の都市型音楽フェスティバル『SUMMER SONIC(以下、サマソニ)』(東京)と今年もタッグを組み、4年連続となるコラボステージ「Spotify Stage」をプロデュース。25周年を記念して8月14日、15日、16日の3日間開催となる今年のサマソニでは、Spotify Stageもさらにパワーアップ。「RADAR: Early Noise」を軸に、「+81 Connect」「Gacha Pop」「.ORG」「Altar JP」の5つの人気プレイリストを通じ、それぞれの音楽性やカルチャーを体現するステージを届けました。

 初日には、Spotifyが躍進を期待する次世代アーティストをピックアップする「RADAR: Early Noise」から、Rol3ert、7co、First Love is Never Returned、ハク。、kurayamisakaが出演。さらに、日本とアジアの最先端インディーサウンドをパッケージする「.ORG」からは、ena mori、REJAY x Andr、Jeremy Quartusが登場するなど、ジャンルや世代を越えたアーティストがパフォーマンスを繰り広げました。本稿では、そんな8月14日のライブの模様をレポートします。

ena mori

 2026年のSpotify Stageは、プレイリスト「.ORG」の世界観を体現する3組のステージからスタート。トップバッターのena moriは、日本とフィリピンにルーツを持つ新進気鋭のシンガーソングライターです。イギリスの音楽誌NMEが選ぶ「The 25 best Asian albums of 2022」で1位に輝いたアルバム『DON’T BLAME THE WILD ONE!』に収録のシンセポップナンバー「KING OF THE NIGHT!」で幕を開けると、オーディエンスを煽りながら日本のトラックメイカー・Tomgggとのコラボ曲「いちごミルク」をチャーミングに歌い上げます。「little sunny baby」の後、6年前に「いつかサマソニに出れますように」と日記に書いていたことを明かし、「初めてのサマソニです」と出演できた喜びを語ったena mori。「Trust Me」では、ドリーミーなサウンドに乗せて伸びやかに歌声を響かせました。オーディエンスとのコール&レスポンスを経て、ポカリスエットのCMソングに起用された「なんてね」へ繋げると、爽やかなサウンドがステージを吹き抜けていきます。「SOS」から、ラストはダンスナンバー「19 Underground」で力強くフィニッシュ。かつて抱いた夢を6年越しに叶えたステージでした。

<セットリスト>

  1. KING OF THE NIGHT!
  2. いちごミルク
  3. little sunny baby
  4. Trust Me
  5. なんてね
  6. SOS
  7. 19 Underground

REJAY x Andr

20260816 ss in ss 2026 day1 05
20260816 ss in ss 2026 day1 06

 続いては、北海道ニセコ出身のシンガー・REJAYと、台湾出身のシンガーソングライター・Andrによるコラボレーションステージ。最初に登場したAndrは、「preTty girl bOY」、「Swapping Socks」をパフォーマンス。自身もギターを抱えて披露した「does your boyfriend know?」では、軽快なバウンドサウンドに乗せてはつらつとした歌声を届けました。「Amazing performance!」とAndrを称えながら入れ替わりで登場したREJAYのステージは「Meant to Be」でスタート。グルーヴィーなサウンドがオーディエンスを沸かせた「HAZY(Prod. A.G.O)」に続き、満たされない恋心を歌った「Too Late」では、持ち前の透き通るような歌声を切なく響かせました。最後はAndrも再びステージに戻り、コラボレーション曲「Hangover」を披露。中国語、英語、日本語の3言語を横断するリリックを紡ぐボーカルと、繊細なバンド演奏がオーディエンスを心地よく揺らします。新進気鋭のアーティスト2組による美しいハーモニーが、会場を優しく包んでいました。

<セットリスト>

  1. preTty girl bOY/ Andr
  2. Swapping Socks/ Andr
  3. does your boyfriend know?/ Andr
  4. Meant to Be/ REJAY
  5. HAZY(Prod. A.G.O)/ REJAY
  6. Too Late/ REJAY
  7. Hangover/ REJAY, Andr

Jeremy Quartus

 「.ORG Live」のラストを飾るのは、2024年に活動を休止したNulbarichのボーカル・JQによるソロプロジェクトであり、先ほどのREJAYのプロデュースも手がけるJeremy Quartus。今回は今年2月リリースのミックステープ『UP TO THE MINUTE MIXTAPE』に収録された「Deep End」を1曲目に届けると、「Relapse」へ。力強いビートの上を流れるたおやかなボーカルが、オーディエンスを揺らします。ここからは自身もドラムセットに向かい、「Knife & Fork」ではゴージャスなサウンドがサマソニらしい祝祭感を体現していました。「今日はメンバーほぼNulbarichでお届けしてます」と語ると、バンドメンバーとの濃厚なセッションから届けられたのは「Beat Tub」。続く、不安や迷いを振り切る想いが込められた「BIG BUG BEAR」では、あたたかく力強い歌声がオーディエンスに寄り添います。アンサンブルが盛り上がりを見せた後、「また会いましょう!」と呼びかけて今年5月リリースの最新曲「STILLNESS」へとシームレスに突入。洗練されたなかにも熱を感じるパフォーマンスを存分に見せてくれました。

<セットリスト>

  1. Deep End
  2. Relapse
  3. Knife & Fork
  4. Beat Tub
  5. BIG BUG BEAR
  6. STILLNESS

Rol3ert

 ここからは、「RADAR: Early Noise Special」のステージへ。オープニングを任されたのは、英語詞を軸に、繊細さと衝動が同居する音楽を鳴らす20歳のシンガーソングライター・Rol3ertです。最初に届けたのは、初のオリジナル曲「sweet tear」。少し緊張をにじませながらも、歌い始めた瞬間、その声が会場の空気を静かに引き寄せていきます。続く「savior」では一転して軽やかにフロアを揺らし、少年と大人の間で揺れる感情を描いた「Boy」では、20歳の今だからこそ歌える戸惑いや切実さをまっすぐに響かせました。「こんなに人が来てくれるとは思ってなかった」客席を見渡しながら、驚きと喜びを隠さずにそう口にするRol3ert。「この空間をスペシャルにしたい」という言葉に応えるように迎え入れたのは、REJAY。コラボレーション曲「Aftertaste」では、二人の声が重なることで楽曲の持つ余韻がいっそう鮮やかに広がっていきます。本格始動の一歩となった「meaning」から、「(how could i be) honest?」へ。曲を重ねるごとにRol3ert自身も解き放たれ、フロアとの距離が目に見えて縮まっていきました。ラストを飾ったのは「HOPE」。あたたかさをたたえた歌声の奥に、ステージに立てる喜びと、ここからさらに前へ進もうとする意志が滲む、まさに「スペシャルな空間」を作り上げました。

<セットリスト>

  1. sweet tear
  2. savior
  3. Boy
  4. Aftertaste w/REJAY
  5. meaning
  6. (how could i be) honest?
  7. HOPE

7co

 続いて、芦田菜名子(Vo)と音楽プロデューサーのRYUJAによる音楽プロジェクト・7coが登場。電飾を施したキックボードに乗って芦田が登場するユニークな演出から、アカペラでの「あっちゅうま」がスタート。「貴方観測日和」から、中国QQ Music J-POP週間チャートで1位を獲得した「0.0000%」、きらびやかなシンセサウンドが印象的なTommy february6のカバー「Lonely in Gorgeous」と畳み掛けていきます。「一緒に最高の1日にしたい」と意気込みを語ると、TikTokでも話題を集めた「恋愛後遺症」では、相手を忘れられない切ない恋心をリズミカルに歌い上げます。「ZIDANDA」の後、TVアニメ『正反対な君と僕』2期オープニングテーマにも起用されている「猫じゃらし」は、芦田のパワフルな歌声が光る一曲。そこから「真夏のパンクリアス」へと繋げ、オーディエンスとの掛け合いも繰り広げながら終始明るいステージを展開しました。

<セットリスト>

  1. あっちゅうま
  2. 貴方観測日和
  3. 0.0000%
  4. Lonely in Gorgeous
  5. 恋愛後遺症
  6. ZIDANDA
  7. 猫じゃらし
  8. 真夏のパンクリアス

※©阿賀沢紅茶/集英社・「正反対な君と僕」製作委員会

First Love is Never Returned

 続いてステージを託されたのは、2024年に「RADAR: Early Noise」に選出された北海道発の5人組バンド、First Love is Never Returned。Keita Kotakemori(Gt/Key/Cho)の美しいピアノの調べから、Kazuki Ishida(Vo/Gt/Key)の甘い歌声が際立つ「シューズは脱がないで」へ。5人の芳醇なアンサンブルが心地いいアーバンポップ「夜的平成浪漫」を経て、「泡と文學」ではYuji Sato(Ba)、Mizuki Tsunemoto(Dr)、Arata Yamamoto(Gt/Cho)がソロを繋いでいきます。この時、MARINE STAGEではBUMP OF CHICKENがオンステージ。Keita Kotakemoriは「世界でいちばん大好きなバンドの裏で演奏できるのも光栄なこと」と、先輩アーティストへのリスペクトと今日のステージへの気合いを滲ませ、 続いて、白黒つけられない日々を歌ったポップソング「Black or White?」で会場を盛り上げます。そこから「Unlucky!!」、「OKACHIMACHI FRIDAY NIGHT」と、SpotifyのWEB CMにも起用された2曲をプレイ。「初恋のような、音楽と出会った時の初期衝動を忘れない」という意味を持つバンド名の通り、音楽への熱意と前向きなメッセージが込められたステージが、彼らの今後の躍進を期待させました。

<セットリスト>

  1. シューズは脱がないで
  2. 夜的平成浪漫
  3. 泡と文學
  4. Black or White?
  5. Unlucky!!
  6. OKACHIMACHI FRIDAY NIGHT

ハク。

 日が傾き始めたSpotify Stageにひときわエッジの効いたサウンドを持ち込んだのが、あい(Gt/Vo)、なずな(Gt)、カノ(Ba/Cho)、まゆ(Dr)から成るハク。。海外フェスへの出演や韓国でのワンマンライブの開催など、国内外でのさらなる飛躍が期待されている4ピースバンドです。「宇宙船ハート号」をチャーミングに届けると、「dedede」では空気が一変。力強いドラムからベース、ギターと音が重なっていき、疾走するバンドサウンドが会場の熱気を一気に引き上げました。TVアニメ『手札が多めのビクトリア』オープニングテーマに起用された「一進」は、揺れ動く感情を表したようなビート変化と緩急のあるサウンドが会場にドラマチックに響きわたります。サマソニには4人とも過去にスタッフとして訪れたことがあるといい、この日のステージに立てたことへの喜びを語りながら、エッジーなギターサウンドが印象的なメジャーデビュー曲「それしか言えない」へ。「回転してから考える」を経て、4人の瑞々しいアンサンブルが光る「奥二重で見る」まで、圧巻のステージを繰り広げました。

<セットリスト>

  1. 宇宙船ハート号
  2. dedede
  3. 一進
  4. それしか言えない
  5. 回転してから考える
  6. 奥二重で見る

kurayamisaka

 初日のSpotify Stage、最後にステージに立ったのは内藤 さち(Vo/Gt)、清水 正太郎 (Gt)、フクダリュウジ (Gt)、阿左美 倫平(Ba)、堀田 庸輔 (Dr/Cho)によって東京大井町で結成されたkurayamisaka。英メディア「NME」の“THE NME100 Essential Emerging Artists for 2025”に日本人アーティストで唯一選出され、『バズリズム02』(日本テレビ系)の新春恒例企画「今年コレがバズるぞ!2026」でも1位を獲得した注目の5人組バンドです。アイドルグループ・RAYへ提供した楽曲のセルフカバー「sagittarius」から3本のギター、ベース、ドラムが織りなす分厚いアンサンブルを響かせると、SNSにて発表されるやいなや話題となったバンドの始まりの曲とも言える「farewell」へ。ダイナミックなドラムを合図に「sunday driver」に突入すると、会場には開放的な空気が広がりました。8月5日にリリースされたばかりの新曲「summer film」で切ない夏の情景を描き出した後は、「あなたが生まれた日に」を経て、ラストは「cinema paradiso」。瑞々しさと轟音、その両方を携えたサウンドで初日のSpotify Stageを鮮やかに締めくくりました。

<セットリスト>

  1. sagittarius
  2. farewell
  3. sunday driver
  4. summer film
  5. あなたが生まれた日に
  6. cinema paradiso


 Spotify Stage1日目は、新進気鋭のアーティストが集結し、各々の個性が光るステージが繰り広げられました。なお、出演アーティストのセットリストは、Spotify公式プレイリスト「Spotify Stage in SUMMER SONIC 2026」にてお楽しみいただけます。

(撮影=石原汰一/瀬能啓太)

『Spotify Stage in SUMMER SONIC 2026』DAY2レポート 

20260817 ss in ss 2026 day2 999

 Spotifyは、日本最大級の都市型音楽フェスティバル『SUMMER SONIC(以下、サマソニ)』(東京)と今年もタッグを組み、4年連続となるコラボステージ「Spotify Stage」をプロデュース。25周年を記念して8月14日、15日、16日の3日間開催となる今年のサマソニでは、Spotify Stageもさらにパワーアップ。「RADAR: Early Noise」を軸に、「+81 Connect」「Gacha Pop」「.ORG」「Altar JP」の5つの人気プレイリストを通じ、それぞれの音楽性やカルチャーを体現するステージを届けました。

 2日目には、Spotifyが躍進を期待する次世代アーティストをピックアップする「RADAR: Early Noise」から、Litty、さらさ、OddRe:、luvが出演。さらに、J-Hip Hopカルチャーの最前線を牽引する人気プレイリスト「+81 Connect」が今年もステージをジャックし、7、MIKADO、Kohjiyaの3組が“81分”のマイクリレーを繰り広げました。夜には国内外のオルタナティブダンスミュージックプレイリスト「Altar JP」がキュレーションする特別枠「Altar JP After Hours」も展開され、FULLHOUSE、Dungeoneering、パソコン音楽クラブ、Verses GTが会場を沸かせました。本稿では、そんな8月15日のライブの模様をレポートします。

Litty

20260817 ss in ss 2026 day2 01
20260817 ss in ss 2026 day2 02

 2日目のSpotify Stageのオープニングを飾ったのは、アメリカと日本にルーツを持つ次世代ラッパー・Litty。今年は初のアルバム『Get Litty?』のリリースや、『POP YOURS 2026』へ初出演を果たすなど活動の幅を広げています。ライブはアルバム収録の「Lifestyle」でスタート。「Tekipaki」でトラップビートに乗せた小気味いいフロウでオーディエンスを惹きつけます。デビュー曲「Pull Up」の後、サマソニは子供の頃から父に連れてきてもらっていた思い出のフェスだと明かしたLitty。「ヨークシャテリア」「Outside Baby」と畳みかけた後は、「STACK」へ。失敗も成功も積み重ねた先にある未来を歌う同曲は、現在進行形で夢を追いかけるLittyの姿とも重なります。「BOUNCE」、「Nandaro?」、「WASSUP」と持ち前のローボイスを活かしたパワフルなパフォーマンスを繰り広げ、「みんな歌って!」と呼びかけて「Cheese」へ。現在は2ndアルバムを制作中であることも語り、ラストの「DND」までフロアを熱く盛り上げました。

<セットリスト>

  1. Lifestyle
  2. Tekipaki
  3. Pull Up
  4. ヨークシャテリア
  5. Outside Baby
  6. Stack
  7. BOUNCE
  8. Nandaro?
  9. WASSUP
  10. Cheese
  11. DND

さらさ

20260817 ss in ss 2026 day2 07
20260817 ss in ss 2026 day2 08

 続いて登場したのは、湘南出身のシンガーソングライター・さらさ。2021年の活動開始以来、“ブルージーに生きろ(Live Bluesy)”をテーマに、ソウル、R&B、ロックなど、ジャンルにとらわれない音楽を追求してきました。今回のSpotify Stageはバンドセットでの出演。1曲目の「青い太陽」から、しなやかなバンド演奏の上でさらさの歌声が伸びやかに響きます。自身もギターを抱えて「太陽が昇るまで」を届けると、シームレスに「Thinking of You」へ。洗練されたグルーヴィーなサウンドがオーディエンスを心地よく揺らしました。8月5日には、メジャーデビュー作となるミックステープEP『Live Bluesy』をリリースしたさらさ。続いて、同作にも収録されたダンサブルなナンバー「KAMINARI」を軽やかに歌い上げます。同じくEP収録の「風になる」では、終盤にかけて厚みを増していくバンド演奏も相まってオーディエンスの熱も加速。ラストは「船」の繊細なパフォーマンスでステージに深い余韻を残しました。

<セットリスト>

  1. 青い太陽
  2. 太陽が昇るまで
  3. Thinking of You
  4. KAMINARI
  5. 風になる

OddRe:

20260817 ss in ss 2026 day2 11
20260817 ss in ss 2026 day2 12

 AirA(Vo)、ユウキ サダ(Ba/Vo)、SOI ANFIVER(Gt/Comp/Trackmaker)によって2024年に結成された3ピースバンド・OddRe:。2026年2月にはメジャーデビューを果たし、今勢いに乗る彼らのステージは「東京ゴッドストリートボーイズ」で幕開け。極太のバンドサウンドとAirAのパンチのある歌声が、一瞬にしてオーディエンスを沸かせます。力強いビートを刻むドラムとベースに呼応するように、序盤から自然とクラップが発生したのは「FEVER TIME」。同曲で会場のボルテージをさらに引き上げた後は、8月5日にリリースされた新曲「黄泉還」へ。一転して繊細なサウンドが、夏の儚さやセンチメンタルな心情を呼び起こさせました。「睡る君」に続き、EDMのアレンジの「CRASH OUT!!!」で会場を跳びはねさせると、ラストはメジャーデビューシングル「Revival」でフィニッシュ。昨年はオープニングアクトとして出演したSpotify Stage。1年を経て、大きく成長したバンドの姿を見せたステージでした。

<セットリスト>

  1. 東京ゴッドストリートボーイズ
  2. FEVER TIME
  3. 黄泉還
  4. 睡る君
  5. CRASH OUT!!!
  6. Revival

luv

 
 hinata miyake(Vo&Gt)、Hajime(DJ)、takaya hirosawa(Key)、baba kazuma(Ba)、shotaro kaneda(Ds)から成るluvは、今年は初のアジアツアーを開催し、『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』にて「最優秀ニューアーティスト賞」と「ラジオ特別賞」にノミネートされるなど、今注目の5人組バンドです。ライブは、日本古来の化粧文化“お歯黒”をテーマにした「Ohaguro」からスタート。独自のグルーヴでオーディエンスを引き込むと、「Send To You」へ。日本だけでなく台湾、香港、韓国のSpotifyバイラルチャートでもTOP5入りを果たしたこの曲が、会場の熱を一層高めます。続く「joe」は、躍動感のあるサウンドにファンキーなボーカルが光る一曲。hinata miyakeが「髪の毛をSpotifyカラー(緑)にしてきました!」とお茶目に告げながらこのステージへの気合いを示すと、「ojigi」に続き、ゆったりと届けられた「bye<3」ではチルなムードに。昨年『Spotify on PlayStation』キャンペーンにも起用された「Rear」では、takaya hirosawaの華麗なピアノソロを筆頭に各メンバーの高い演奏力と息の合ったグルーヴを見せ、5人が織り成すポップなサウンドが会場を彩りました。

<セットリスト>

  1. Ohaguro
  2. Send To You
  3. joe
  4. ojigi
  5. bye<3
  6. Rear

「+81 Connect Live」 

 ここからは、日本のHIPHOPシーンで存在感を高めるアーティスト3組がノンストップで繰り広げる「+81 Connect Live」が開幕します。

7

20260817 ss in ss 2026 day2 17
20260817 ss in ss 2026 day2 18

 最初に登場したのは、ABEMAのオーディション番組「ラップスタア誕生 2023」でファイナリスト入りを果たした次世代ラッパー・7。「非行少女」で幕を開けると、バイラルヒットした「Boss Bitch」で鋭いフロウを繰り出します。中盤は、7月7日にリリースされた新作EP『7Star』に収録された楽曲を次々と展開。中毒性の高いリリックとジャージークラブのビートが高揚感を生み出す「峰不二子」から、「Bitcoin」、「Big6」、「First Class」と畳みかけていきました。重厚感と浮遊感を併せ持つトラックの「ねぇ」を経て届けられたのは、自身の生い立ちが綴られた「7Star」。キャッチーなビートに乗せて繊細な歌声を届けた後は、未発表の新曲「MIAMI」をサプライズ披露し、盟友・MIKADOへとバトンを繋ぎました。

<セットリスト>

  1. 非行少女
  2. Boss Bitch
  3. 峰不二子
  4. Bitcoin
  5. Big6
  6. First Class
  7. ねぇ
  8. 7Star
  9. MIAMI

MIKADO

20260817 ss in ss 2026 day2 21
20260817 ss in ss 2026 day2 22

 続くMIKADOは、2024年リリースの「言った!!」のバイラルヒットでも知られ、現在のHIPHOPシーンを牽引するラッパーの一人です。ライブは、DJ CHARIの楽曲に客演で参加した「YRB」でスタート。7月にリリースされた重厚なトラップチューン「Bling Blaow」に続き、「石ころからダイヤ」、「やっぱりね」と次々に楽曲を投下し、フロアの熱気を着実に高めていきます。「ENVY」ではオーディエンスを煽りながら、熱い想いをぶつけるように力強くパフォーマンス。「Cloudy freestyle」を経て、4月にリリースされたEP『NEW ERA』に収録された「Started from the Bottom」でこれからも音楽シーンを突き進む強い決意を歌い上げます。ラストは「TIME IS MONEY」。自身のバックボーンを綴った楽曲群とエモーショナルな歌声で終始会場を沸かせました。

<セットリスト>

  1. YRB
  2. Bling Blaow
  3. 石ころからダイヤ
  4. やっぱりね
  5. ENVY
  6. Cloudy Freestyle
  7. Started from the Bottom
  8. TIME IS MONEY

Kohjiya

20260817 ss in ss 2026 day2 25
20260817 ss in ss 2026 day2 26

 MIKADOからバトンを受け取ったKohjiyaは、6月に初の日本武道館公演2daysも成功させるなど、今勢いに乗る実力派ラッパー。「Kick Back」、「Visitor」と畳みかけると、「Never Disappoint」の冒頭を歌い始めたところで曲を一時中断。「今日、相当気合い入れてきてるから」と煽り、お客さんと一体となってステージを作り上げていきます。「FRIDAY AT NOON」から、ホーンの音色が印象的な「Keep Goin’ Rozay」では原曲の披露と思いきや、サプライズとしてFuji Taitoがステージに登場。Remix バージョンを初披露し、多くの観客を熱狂させました。2人のアグレッシブな掛け合いが、終盤に差し掛かった「+81 Connect Live」をさらに熱く盛り上げます。「Ma Boyz」では再びMIKADOがステージインし、そのまま新曲の「Money Longer」を2人で披露。「次はもっと大きなステージで帰ってきます」と強く宣言し、ポカリスエットのCMソングへの客演で話題を集めた「99 Steps」へ。ラストは「You & I」で“81分”のマイクリレーを締めくくりました。

FULLHOUSE

 2日目のSpotify Stageは、ここから4組のアーティストによる「Altar JP After Hours」と題したスペシャルなステージが幕開け。最初に登場したのは、大阪を拠点に活動するDJコレクティブ・FULLHOUSE。ジャンルやスタイルを超えて交差するプレイスタイルと多様なバックグラウンドを持つDJ陣によって、関西のクラブシーンに独自のカルチャーを築いてきた存在です。この日もジャンルを自在に横断しながら、多彩な音楽を自在に繋いでいくDJプレイを展開。カラフルな照明とともに強烈なビートが鳴り始めると、自然と身体を揺らすオーディエンスが増え、会場は次第にクラブさながらの熱気に包まれていきます。目まぐるしく変化するビートと遊び心のあるサウンドに、自由に身を委ねるオーディエンス。ローカルへの深いリスペクトを持ちながらグローバルな感覚を併せ持つFULLHOUSEならではのプレイによって、Spotify Stageにひと味違う夜の空気をもたらしました。

Dungeoneering

20260817 ss in ss 2026 day2 34
20260817 ss in ss 2026 day2 35

 「Altar JP After Hours」2組目は、電子音楽作家のAlbino Soundと、エレクトロニックロックバンド・D.A.Nのメンバーとしても活動するDaigos (櫻木大悟)によって2025年に結成されたユニット、Dungeoneering。2025年には『岩壁音楽祭』で初披露したライブセットを基に1st EP『Where 2?』を制作するなど、日本のクラブシーンに新たな風を吹き込んできました。スクリーンには多数の機材が並んだブースが大きく映し出され、ここから彼らの実験的な音楽が生まれていくことを想像させます。規則的なビートに波打つシンセ、Daigosが即興で繰り出すボイスループと、音の渦に飲まれていくような時間が続きました。重低音に身体を委ねる瞬間もあれば、流れるような音の連なりに意識を引き込まれる瞬間もあり、まさに不思議な音の世界に深く潜っていくような没入感。フェスの開放的な空気のなかに、ひときわ濃密な時間を生み出しました。

<セットリスト>

  1. Toxic Powder
  2. Mental Water Proof
  3. Time Quake
  4. Kellogg Means

パソコン音楽クラブ

 開始前から多くのオーディエンスが集まり、期待の高さを窺わせたのは、柴田碧と西山真登によって2015年に結成されたDTMユニット、パソコン音楽クラブです。「UFO-mie」、「Double Trouble」に続き、「tenk(e)i」では軽やかに疾走するトラックに乗せてフロアからクラップも送られました。きらびやかながらも浮遊感漂う「Colors」から、LAUSBUBのMeiをステージに呼び込んで届けられたのは「Day After Day」と「Drama」。彼女のウィスパーな歌声が、幻想的な世界観を浮かび上がらせます。サポートドラマーとして神谷誠汰を加え、生ドラムと電子音が絡み合うダイナミックな音像で届けられた「Inner Blue」を経て、ここで2人目のゲストボーカル・柴田聡子が登場。「Child Replay」で伸びやかな歌声を響かせました。 陽気なメロディの「hikari」で朝の情景を描き出すと、ラストは8月12日にリリースされたばかりの新曲「wonders」。ゲストとともににぎやかに繰り広げられたステージでした。

<セットリスト>

  1. UFO-mie
  2. Double Trouble
  3. tenk(e)i
  4. Colors
  5. Day After Day feat. 高橋芽以
  6. Drama feat. Mei Takahashi
  7. Inner Blue
  8. Child Replay feat. 柴田聡子
  9. hikari
  10. wonders

Verses GT 

20260817 ss in ss 2026 day2 45
20260817 ss in ss 2026 day2 46

 「Altar JP After Hours」のトリを務めたのは、Nosaj ThingとJacques Greeneによるコラボレーションプロジェクト・Verses GT。2023年に発表したコラボレーションシングル「Too Close」を皮切りに共同制作を続け、互いのソロ活動で培った表現を交差させながら重厚かつ触感的なサウンドを生み出しています。この日のステージでも、きらびやかな電子音と力強いビートが融合したトラックを次々と展開。時間が進むにつれて躍動感も増していき、自然と体を揺らしたくなるようなグルーヴが生み出されていきます。鮮やかに重なっていく電子音に呼応するようにスクリーンの映像も次々と変化し、幻想的な空間が広がっていきました。ビートを抜き差ししたり、音をかき回したり、2人の巧みなプレイが繰り出すダンスミュージックに乗せて、自由に踊ったり、跳びはねたりするフロア。50分のステージを通して、その場にいる人たちが一体となる特別な夜を作り上げました。

 Spotify Stage2日目は、3つのプレイリストを通じた多彩なラインナップにより、各プレイリストを代表するアーティストたちがステージをさまざまな色に染め上げました。なお、出演アーティストのセットリストは、Spotify公式プレイリスト「Spotify Stage in SUMMER SONIC 2026」にてお楽しみいただけます。

(撮影=石原汰一/瀬能啓太)

『Spotify Stage in SUMMER SONIC 2026』DAY3レポート 

20260818 ss in ss 2026 day3 99

 Spotifyは、日本最大級の都市型音楽フェスティバル『SUMMER SONIC(以下、サマソニ)』(東京)と今年もタッグを組み、4年連続となるコラボステージ「Spotify Stage」をプロデュース。25周年を記念して8月14日、15日、16日の3日間開催となる今年のサマソニでは、Spotify Stageもさらにパワーアップ。「RADAR: Early Noise」を軸に、「+81 Connect」「Gacha Pop」「.ORG」「Altar JP」の5つの人気プレイリストを通じ、それぞれの音楽性やカルチャーを体現するステージを届けました。

 最終日には、Spotifyが躍進を期待する次世代アーティストをピックアップする「RADAR: Early Noise」から、OSHIKIKEIGO、Maverick Mom、名誉伝説、にしな、PEOPLE 1が出演。さらに、日本の多彩なポップカルチャーをグローバルに紹介するプレイリスト「Gacha Pop」からNOMELON NOLEMON、HALCALI、yamaが登場するなど、ジャンルや世代を越えたアーティストがパフォーマンスを繰り広げました。本稿では、そんな8月16日のライブの模様をレポートします。

OSHIKIKEIGO

20260818 ss in ss 2026 day3 03
20260818 ss in ss 2026 day3 04

 3日目のトップバッターを務めたのは、2024年にSNSへの楽曲投稿を開始した直後から注目を集め、昨年4月にメジャーデビューを果たした新進気鋭のソロアーティスト・OSHIKIKEIGO。メジャーデビュー曲「モナリザ」でライブをスタートさせると、続く「メイラード」はTVアニメ『フェルマーの料理』のオープニング主題歌として書き下ろされた一曲。ゴージャスながらもどこかダークなバンドサウンドの上で、彼のエモーショナルな歌声が響きます。初めてのサマソニに「楽しみます!」と意気込みを語り、ドラマ『君が死刑になる前に』の主題歌「ReTake」を披露した後は「ダサめのステップ」へ。レトロなサウンドに乗せて自身もステップを踏むのはもちろん、ポーズを決めたり、ステージに転がったり、自由にステージを楽しむお茶目な姿を見せます。未リリース曲「感度」を経て、ラストは8月12日リリースの新曲「VEGA」で夢を持つ人たちへのエールを力強く届けました。

<セットリスト>

  1. モナリザ
  2. メイラード
  3. ReTake
  4. ダサめのステップ
  5. 感度
  6. VEGA

Maverick Mom

 終始オーディエンスを巻き込むパフォーマンスを展開したのは4人組バンド・Maverick Mom。5月リリースのメジャーデビュー1stフルアルバム『Travessia』収録の「アルカディア」を投下すると、迫力あるバンドサウンドと南出大史(Vo/Gt)の突き抜けるような歌声が会場の熱を一気に高めます。「カラクリ」から、バイラルチャート入りを果たした「儚夏」を経て、次の「蝉時雨」は「儚夏」のアナザーストーリーを描いた楽曲。2曲続けて届けられた夏ソングが、さらなる高揚感を生み出しました。「来てくれたからには最高のジャパニーズエンターテインメントを届けていきたいと思います!」と南出が語り、「G.A.P.P.A」でクラップ、ジャンプと会場をひとつにすると、アッパーな「Shower!!!!!」から、「Monster」ではタイゾー(Ba)、中野武瑠(Gt)、ON(Dr)が華麗なソロ回しを披露。熱量あふれるパフォーマンスで最後の最後まで場を沸かせました。

<セットリスト>

  1. アルカディア
  2. カラクリ
  3. 儚夏
  4. 蝉時雨
  5. G.A.P.P.A
  6. Shower!!!!!
  7. Monster

名誉伝説

 続いては、10月に1stアルバムでのメジャーデビューを控え、アルバムを携えた国内外6都市のワンマンツアーを発表した今勢いに乗る2人組バンド・名誉伝説。けっさく(Gt)の小気味いいカッティングからサポートメンバーが音を重ねていき、アンサンブルが盛り上がったところで、こたに(Vo)がステージイン。「シャバイライ」でオーディエンスを跳びはねさせると、ロックチューン「共犯者」ではクラップを煽りながらさらに盛り上げていきます。MCで出演への喜びを語った後は、恋人への愛おしさをユニークなリリックで表現した「プロポーズ文句」へ。温かみのあるボーカルとキャッチーなメロディが、会場を優しく包み込みました。「トランスファー」から、「地獄でスキップ」、「ルビを振れ」でアグレッシブな演奏を届け、ラストはラテンの要素を取り入れたサマーチューン「新女神」で真夏の会場を鮮やかに彩ります。名誉伝説が掲げる“グッドミュージック”を存分に響かせたステージでした。

<セットリスト>

  1. シャバイライ
  2. 共犯者
  3. プロポーズ文句
  4. トランスファー
  5. 地獄でスキップ
  6. ルビを振れ
  7. 新女神

NOMELON NOLEMON

20260818 ss in ss 2026 day3 13
20260818 ss in ss 2026 day3 14

 ここからのSpotify Stageは、日本の多彩なポップカルチャーを世界に発信するプレイリスト「Gacha Pop」がテイクオーバーする時間が続きます。トップバッターのNOMELON NOLEMONは、ボカロPとしても活躍するクリエイター・ツミキと、シンガーソングライター・みきまりあの2人組音楽ユニット。1曲目の「INAZMA」で、みきは「サマソニついてこれんのか!」と煽りながら力強く歌い上げ、ツミキも鮮烈なギターソロを放ちます。オーディエンスを踊らせた「KILLERMOON」から、2人でギターをかき鳴らした「SUGAR」とアップテンポなナンバーを連続でプレイ。ツミキが「最高の思い出にしましょう!」と呼びかけた後は最新シングルの「ユラリユレル」を届け、カラフルなサウンドが会場をポップに彩りました。「ミッドナイト・リフレクション」、「I THINK」を経て、バイラルヒットした「SAYONARA MAYBE」ではクラップ、シンガロングで会場をひとつに。尖った音像とポップネスを自在に行き来するNOMELON NOLEMONが、「Gacha Pop Live」の幕開けを鮮やかに飾りました。

<セットリスト>

  1. INAZMA
  2. KILLERMOON
  3. SUGAR
  4. ユラリユレル
  5. ミッドナイト・リフレクション
  6. I THINK
  7. SAYONARA MAYBE

HALCALI

20260818 ss in ss 2026 day3 19
20260818 ss in ss 2026 day3 20

 昨年、2003年に発表した「おつかれSUMMER」が世界規模でバイラルヒットを記録したHALCALI。この日、14年ぶりのフェス出演となった彼女たちの姿を見届けるために多くの観客が集まり、開始前から会場は大きな熱気に包まれました。熱い手拍子に応えるように笑顔で登場した2人は、デビューシングルの「タンデム」を明るくパフォーマンス。「来てくれてありがとう!久しぶり!」とYUCALIが呼びかけ、自己紹介ラップを繰り広げる「ハルカリズム “CANDY HEARTS”」では、HALCAが〈15才〉を「30代」とアレンジする一幕も。その後も「エレクトリック先生」、「マーチングマーチ」、「ストロベリーチップス」と、中毒性の高いメロディの楽曲をゆるやかに届けていきます。サマソニ出演について「私たちが一番びっくりしています」とHALCAが語り、曲を聴き続けてくれている人たちへ感謝の言葉を贈ると、彼女たちをこのステージに連れてきてくれた「おつかれSUMMER」へ。会場を心地よく揺らした後は、同じく夏にぴったりの「ギリギリ・サーフライダー」でにぎやかにライブを締めくくりました。

<セットリスト>

  1. タンデム
  2. ハルカリズム “CANDY HEARTS”
  3. エレクトリック先生
  4. マーチングマーチ
  5. ストロベリーチップス
  6. おつかれSUMMER
  7. ギリギリ・サーフライダー

yama

 暗転したステージにピンスポットがあたり、「Gacha Pop Live」最終アクトとして姿を現したのはyama。透き通るようなアカペラで幕を開けた「蛹」が、会場の空気を震わせます。そこから一転して「U and I」を明るく披露すると、続く「Remember」ではゴージャスなバンドサウンドと美しいコーラスに乗せて伸びやかな歌声を響かせました。「たくさん曲をやろうと思っている」と宣言した通り、ここから怒涛のセットリストを展開。「a.m.3:21」で軽やかなメロディを歌いこなすと、彼女の名を一躍世間に知らしめたデビュー曲「春を告げる」ではバンドのダイナミックな生演奏に乗せて繊細に歌い上げ、フロアからもクラップやシンガロングが発生。8月11日の“山(yama)の日”にリリースした「mountain」を歌い終えると、〈明らかに絶景で〉の歌詞が今の景色と重なったといい、「皆さんが絶景の一部なんだよね」と喜びを滲ませたyama。その感謝の気持ちを込めるように、最後に「飛ぼうよ」を力強く歌い上げてステージを後にしました。

<セットリスト>

  1. U and I
  2. Remember
  3. a.m.3:21
  4. 春を告げる
  5. mountain
  6. 飛ぼうよ

にしな

20260818 ss in ss 2026 day3 27
20260818 ss in ss 2026 day3 28

 ここからの2組は再び、「RADAR: Early Noise Special」からのステージ。2021年に同プログラムに選出されたにしなのライブは、バイラルヒットを記録した「ヘビースモーク」でスタート。恋人をひたむきに想う気持ちを全身全霊で歌い上げる姿に、曲が終わるとフロアからも大きな歓声があがりました。続く「ワンルーム」では、後半にかけて熱を帯びていくバンドアンサンブルのなかで、彼女の唯一無二の歌声が際立ちます。オーディエンスにキャンディを配るお茶目な一幕も見せた「クランベリージャムをかけて」から、「ケダモノのフレンズ」もステージを端から端まで歩きながら届け、フロアの手が左右に揺れる光景に笑みを浮かべました。「グローリー」の後、今年も残り半年を切っていることに触れながら「(時間は)足りないけれどあふれるままに伝えていく」と語ったにしな。ラストの「わをん」ではモニターに歌詞も表示され、真っ直ぐに届けられる愛のメッセージが胸を打つステージでした。

<セットリスト>

  1. ヘビースモーク
  2. ワンルーム
  3. クランベリージャムをかけて
  4. ケダモノのフレンズ
  5. グローリー
  6. わをん

PEOPLE 1

 2026年のSpotify Stageのトリを飾るのは、PEOPLE 1。1曲目の「フロップニク」は、「新訳:フロップニク」と題されたライブアレンジバージョン。重厚なキックが高揚感を誘うなかでDeu(Vo/Gt/Ba/Other)の咆哮が響き、骨太なサウンドがオーディエンスを力強く揺らします。続いてIto(Vo/Gt)がリードボーカルを務める「新訳:東京」から、ファンキーな「夏は巡る」を経て、TVアニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマに起用されたメジャーデビュー曲「DOGLAND」を繰り出し、フロアの熱を一気に引き上げました。Deuが「選んでくれてありがとう」とあらためて感謝を告げると、集まったオーディエンスに寄り添うように「生活」をエモーショナルに届けます。ラストの「金字塔」では、Takeuchi(Dr)が牽引する躍動感のあるバンドサウンドに乗せて自然とクラップが発生。ポジティブなメッセージを歌い上げるDeuとItoのツインボーカルも爆発的なエネルギーを放ちます。渾身のパフォーマンスで、3日間のSpotify Stageを鮮やかに締めくくりました。

<セットリスト>

  1. 新訳:フロップニク
  2. 新訳:東京
  3. 夏は巡る
  4. DOGLAND
  5. 生活
  6. 金字塔

 5つの人気プレイリストブランドを体現するステージを通じて、これからの音楽シーンを担うアーティストとの新たな出会いをも生み出した今年のSpotify Stage。なお、出演アーティストのセットリストは、Spotify公式プレイリスト「Spotify Stage in SUMMER SONIC 2026」にてお楽しみいただけます。

(撮影=石原汰一/瀬能啓太)

Spotify、4年連続でサマソニとコラボ! RADAR: Early Noiseを軸に、5つの人気プレイリストブランドを体現するSpotify Stageがサマソニ東京に登場

20260423 spotify stage in ss2026 999

 Spotifyは、日本最大級の都市型音楽フェスティバル「SUMMER SONIC(以下、サマソニ)」との共同プロデュースにより、4年連続となるコラボステージ”Spotify Stage”の実施を決定しました。

 今年は25周年を記念して8月14日(金)・15日(土)・16日(日)の3日間開催となるサマソニ東京にて、Spotify Stageの内容もパワーアップ。4年目を迎えてSpotify Stageの顔として定着している「RADAR: Early Noise」を軸に、新たなラインナップも加え、計5つの人気プレイリストの世界観を体現したステージをお届けします。

RADAR: Early Noise Special

 Spotifyが躍進を期待する次世代アーティストをピックアップする「RADAR: Early Noise」からは、今年はもちろんこれまでに本プログラムに選出されたアーティスト、本プレイリストを中心にリスナーベースを大きく伸ばしているアーティストなど、ジャンルの垣根を超えて計14組が集結し、3日間にわたり個性豊かなパフォーマンスを繰り広げます。

3つの人気プレイリストが日替わりでステージをジャック

20260423 spotify stage in ss2026 01

 今年初の取り組みとして、日替わりでSpotifyの人気プレイリストがステージをテイクオーバーする時間帯が登場し、各プレイリストを代表するアーティスト達が、ステージを様々な色に染め上げていきます。

  • 8月14日(金):「.ORG」(読み:ドットオルグ)

日本とアジアの最先端インディーサウンドをパッケージしたプレイリスト

  • 8月15日(土):「+81 Connect」

J-HipHopシーンを牽引する最新注目曲をお届けするプレイリスト

  • 8月16日(日):「Gacha Pop」

日本の多彩なポップカルチャーをグローバルに紹介するプレイリスト

 さらに、8月15日(土)夜限定で、国内外のオルタナティブダンスミュージックプレイリスト「Altar JP」がキュレーションする特別枠「Altar JP After Hours」も展開されます。

 各日程のSpotify Stage出演アーティストについては、下記をご参照ください。

■Spotify Stage in SUMMER SONIC 2026 概要

● 開催日:8月14日(金)、15日(土)、16日(日)

● 会場:幕張メッセ

● 出演アーティスト:

8月14日(金)

[RADAR: Early Noise Special] kurayamisaka/ ハク。/ First Love is Never Returned/ 7co/ Rol3ert
[.ORG Live] Jeremy Quartus/ REJAY x Andr/ ena mori

8月15日(土)

[RADAR: Early Noise Special] luv/ OddRe:/ S.A.R./ Litty

[+81 Connect Live] Kohjiya/ MIKADO/ 7

[Altar JP After Hours] Verses GT/ パソコン音楽クラブ/ Dungeoneering/ FULLHOUSE

8月16日(日)

[RADAR: Early Noise Special] PEOPLE 1/ にしな/ 名誉伝説/ Maverick Mom/ OSHIKIKEIGO

[Gacha Pop Live] yama/ HALCALI/ NOMELON NOLEMON

● サマソニ公式サイト:https://www.summersonic.com/

● Spotify Stage in SUMMER SONIC 2026 イベントページ:https://spotify-earlynoise.jp/

Spotify限定コンテンツ「5×5 Years of SUMMER SONIC」

20260423 spotify stage in ss2026 03

 また、公式プレイリストとビデオポッドキャストの両軸でサマソニ25年の歴史を振り返るSpotify限定コンテンツ「5×5 Years of SUMMER SONIC」も本日から公開がスタートしました。2000年の初回から今年まで、5年区切りで歴代サマソニ出演アーティストの楽曲を追体験出来るプレイリストと、サマソニオーガナイザーである清水直樹(クリエイティブマン代表取締役社長)とサッシャ(サマソニメインステージMC)の振り返りトークを存分に楽しめるビデオポッドキャストを組み合わせた特別企画です。

 ビデオポッドキャストは「Episode 1: 2000-2004」が本日公開となり、該当するプレイリストの冒頭にも収録されています。今後、ビデオポッドキャストは5月22日まで、毎週金曜日正午に新エピソードが公開され、該当プレイリストに順次追加されていく予定です。トークの模様はRolling Stone Japan WEBサイト(https://rollingstonejapan.com/)にてテキスト版が掲載されるほか、4月29日(水・祝)放送のJ-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL「WE LOVE SUMMER SONIC」にて、一部の音声がエディット版でオンエアされます。

 なお、2026年のサマソニ出演アーティストの楽曲は「SUMMER SONIC 2026」、サマソニSpotify Stage出演アーティストの楽曲は「Spotify Stage in SUMMER SONIC 2026」の2つのSpotify公式プレイリストにてお楽しみいただけます。

■プレイリスト情報

サマソニ2026 出演アーティスト:

Spotify公式プレイリスト「SUMMER SONIC 2026」

URL:https://spoti.fi/SUMMERSONIC

サマソニ2026 Spotify Stage出演アーティスト:

Spotify公式プレイリスト「Spotify Stage in SUMMER SONIC 2026」

URL:https://spotify.link/SpotifyStageinSUMMERSONIC2026

サマソニ25周年記念スペシャルコンテンツ:

Spotify公式プレイリスト「5×5 Years of SUMMER SONIC」

20260423 spotify stage in ss2026 04

2000-2004https://spotify.link/5x5SUMMERSONIC2000-2004

20260423 spotify stage in ss2026 05

2005-2009https://spotify.link/5x5SUMMERSONIC2005-2009

20260423 spotify stage in ss2026 06

2010-2014https://spotify.link/5x5SUMMERSONIC2010-2014

20260423 spotify stage in ss2026 07

2015-2019https://spotify.link/5x5SUMMERSONIC2015-2019

20260423 spotify stage in ss2026 08

2022-2026https://spotify.link/5x5SUMMERSONIC2022-2026

(*サマソニ開催中止となった2020年・2021年を除きます)

Spotify限定ビデオポッドキャスト「5×5 Years of SUMMER SONIC」

番組URL:https://spotify.link/5x5YearsOfSS_Podcast

SpotifyとSUMMER SONICがプロデュースするコラボステージ、2025年『Spotify Stage』DAY2レポート

20250820 ens 99

 オーディオストリーミングサービス Spotifyは、日本最大級の都市型音楽フェスティバル『SUMMER SONIC(以下、サマソニ)』と今年もタッグを組み、3年連続となるコラボステージをプロデュースしました。今年からはステージ名称を「Spotify Stage」にリニューアルし、Spotifyの2つの人気プレイリスト:「RADAR: Early Noise」、「+81 Connect」の世界観を体現したステージをお届けする形となりました。

 本ステージは、8月16日・17日に幕張メッセで開催されたサマソニ東京にて展開し、Spotifyが注目する次世代アーティストが一堂に集結しました。これまでの「RADAR: Early Noise」選出アーティストからはMega Shinnosuke、レトロリロン、ブランデー戦記、reina <reina (w.a.u BAND Set) x TRIPPYHOUSINGとしての出演>、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、PAS TASTA、Lavt、AKASAKI、Billyrrom、ziproomが出演。さらに、本プレイリストでもピックアップしリスナーベースを大きく伸ばしているKaneee、 Chilli Beans.、muqueが登場。計13組のアーティストがパフォーマンスを繰り広げました。

 また、17日の終盤には、J-Hip Hopカルチャーの最前線を牽引する人気プレイリスト「+81 Connect」が、昨年に続きステージをジャック。これからのシーンを切り拓くswetty、Elle Teresa、JP THE WAVYの3組によるマイクリレーでラストの“81分”を飾りました。

 本稿では、8月17日に行われたziproom、Billyrrom、AKASAKI、muque、Mega Shinnosuke、Kaneeeの6組によるライブと「+81 Connect Live」の模様をレポートします。

ziproom

20250820 ens 01
撮影=石原汰一、瀬能啓太


 2日目のSpotify Stage、トップバッターはArichとShimonによるヒップホップコレクティブ、ziproom。2人は静かにステージに登場すると、「nuzip」でライブをスタート。「神戸から来ましたziproomです!」と高らかに挨拶し、「TUKI NO USAGI」では曲名にちなんで「ジャンプ!」と煽りながら会場を盛り上げました。ミニマムなビートに乗せて繰り広げられる2人の軽快なラップは、「Renton」、「MINT」、「Sakura」、「bloom in the dark」と熱を帯びていきます。「次、みんなが知ってる曲をやるんで一緒に盛り上がっていきましょう!」と、日本を含めた世界9カ国でバイラルチャート入りを果たした「Dive」がドロップされると、フロアのボルテージは最高潮に。8月13日にリリースされたばかりのEP『2CITIES』より「Sound Body」を経て、「Electronica」、「Dance With Me」と続けると、2024年リリースにされたEP『nuzip』のラストを飾る「Zero Island Point」でステージを終えました。

20250820 ens 02
撮影=石原汰一、瀬能啓太
20250820 ens 03
撮影=石原汰一、瀬能啓太

■セットリスト

01.nuzip/02.TUKI NO USAGI/03.Renton/04.MINT/05.Sakura/06.bloom in the dark/07.Dive/08.Sound Body/09.Electronica/10.Dance With Me/11.Zero Island Point

Billyrrom

20250820 ens 04
撮影=石原汰一、瀬能啓太

 2番手は、“トーキョー・トランジション・ソウル”を掲げ、次世代ポップミュージックを創出する町田市出身の6人組バンド、Billyrrom。Mol(Vo)、Rin(Gt)、Taiseiwatabiki(Ba)、Shunsuke(Dr)、Leno(Key/Syn)、Yuta Hara(DJ/MPC)がステージに揃うと、「来てくれたなら絶対後悔させません!」とMolが呼びかけ、心地よいファンクロックがフロアを揺らす「Defunk」をドロップ。日本、台湾、ベトナムでのバイラルチャート入りや、アジア9カ国でプレイリストインを果たした「Once Upon a Night」では、観客を積極的に巻き込んだライブを展開しました。その後も、この日のステージへの想いが込められたRinのフリースタイルラップから「CALL, CALL」へと続け、懐かしさを感じさせるメロディとMolの甘い歌声が心地よい最新サマーチューン「Funky Lovely Girl」では、シンガロングが発生。ラストの「Magnet」に至るまで、力強く洗練されたサウンドが終始響きわたる圧巻のパフォーマンスでした。

20250820 ens 05
撮影=石原汰一、瀬能啓太
20250820 ens 06
撮影=石原汰一、瀬能啓太

■セットリスト

01.Defunk/02.Once Upon a Night/03.CALL, CALL/04.Funky Lovely Girl/05.Magnet

AKASAKI

20250820 ens 11
撮影=石原汰一、瀬能啓太

 登場を待ち侘びる大勢の観客に迎えられたのは、注目の19歳シンガーソングライター・AKASAKI。ライブは、彼がTikTokに初めて投稿した楽曲「今夜は君と」からスタート。バンドメンバーと一緒にサイドステップを踏みながら、心地よいサウンドに乗せて真っ直ぐな歌声を届けました。そこから、Spotify Japanのトップソングチャートで首位を獲得した「Bunny Girl」が披露されると、フロアからはクラップも発生して一気に大盛り上がり。CMソングとしても人気を集めた「ルーツ」の後は、「波まかせ」、「夏実」と2つのサマーチューンを届けて会場を爽やかな雰囲気に包みました。「徘徊」の四つ打ちのビートで踊らせると、中毒性のあるメロディと早口でまくし立てるようなボーカルが印象的な「爆速論理ness」でフィニッシュ。最後の曲の披露前、「紛れもない、トップになりたいです!」と放っていた言葉が現実になることを予感させる、アグレッシブなステージでした。

20250820 ens 10
撮影=石原汰一、瀬能啓太
20250820 ens 12
撮影=石原汰一、瀬能啓太

■セットリスト

01.今夜は君と/02.Bunny Girl/03.ルーツ/04.波まかせ/05.夏実/06.徘徊/07.爆速論理ness

muque

20250820 ens 30
撮影=石原汰一、瀬能啓太

 4番手は、Lenon(Ba)、takachi(Track make/Dr)、Asakura(Vo/Gt)、Kenichi(Gt)から成る福岡発の4人組バンド、muque。2022年の結成以降、わずか3年の間でドラマやアニメのタイアップも手がけるなど話題を集めています。「Ghost」でライブをスタートさせると、夢へ向かっていく決意を歌った「456」を力強く披露。疾走感のある「feelin’」では、Asakuraがステージを駆け回りながら観客の近くで歌いかけ、会場の熱気を高めました。「Spotifyを通じて海を越えて楽曲を聴いてもらえている」とLenonが語り、このステージに立てることへの喜びを伝えました。その後、バンドの名前が広く知れわたるきっかけとなった『素晴らしき哉、先生!』の挿入歌「nevermind」へ。そこからベース、ギター、ドラムと鮮やかにソロを繋いだ後に披露された「Bite you」は、ダークな一面も垣間見える一曲。TVアニメ『ONE PIECE』のエンディング主題歌「The 1」でラストスパートをかけ、「カーニバル」で華やかにステージを締めくくりました。

20250820 ens 32
撮影=石原汰一、瀬能啓太
20250820 ens 31
撮影=石原汰一、瀬能啓太

■セットリスト

01.Ghost/02.456/03.feelin’/04.nevermind/05.Inter(Solo)~Bite you/06.The 1/07.カーニバル

Mega Shinnosuke

20250820 ens 21
撮影=石原汰一、瀬能啓太

 数々のアーティストへの楽曲提供でも注目を集める2000年生まれのアーティスト、Mega Shinnosukeのステージは、メロウなバンドサウンドに乗せて「あの子とダンス」に登場するフレーズ〈へいがーる〉のコール&レスポンスで幕開け。そのまま楽曲に繋げた後は、力強いビートが高揚感を誘う「iPhone」を歌い上げました。「Thinking Boyz!!!」を経て、自らもギターをかき鳴らして披露したのは7月にリリースされた「ナードと天使」。夏らしい爽快なロックサウンドが会場に響きわたりました。2017年に活動を開始してから「不安な時期もあった」と振り返りつつも、「自分のことを信じて自分の好きなことをやっていたら、このステージに立てました!」と喜びを見せたMega Shinnosuke。後半は「人生を変えたような2曲」として「桃源郷とタクシー」、そしてTikTokをきっかけにバイラルチャート入りを果たした「愛とU」を披露し、会場を大きな熱気で包みながらステージを後にしました。

20250820 ens 20
撮影=石原汰一、瀬能啓太
20250820 ens 23
撮影=石原汰一、瀬能啓太

■セットリスト

01.あの子とダンス/02.iPhone/03.Thinking Boyz!!!/04.ナードと天使/05.桃源郷とタクシー/06.愛とU

Kaneee

20250820 ens 40
撮影=石原汰一、瀬能啓太

 6番手は新進気鋭のラッパー、Kaneee。ヒップホップフェスティバル『POP YOURS 2023』にてSTUTSとの共作「Canvas」を披露しデビュー、その後も精力的な楽曲リリースに加え、多数のアーティストの作品に参加しています。まずは爽快な一曲「SHIBUYA」で勢いよくライブをスタートさせると、客演として参加したDJ CHARI & DJ TATSUKIの楽曲「Oh! Yeah!」へ。「Need More」の後、「音楽を始めた頃からこのステージに立つことが夢でした」と思いを告げて、「Factor」「Blessed」を歌い上げると、メロウな「P.M. Sunsett」では会場が一気に夏のムードに包まれました。「みんなで歌おうぜ!」と始まったのは、1stフルアルバム『Remember Me?』収録のバイラルヒット曲「Life is Romance」。STUTSと再びタッグを組んだ楽曲「SPACE」ではジャージークラブのリズムに合わせて観客をジャンプさせ、最後は迷いながらも上を目指し続けることを歌った最新曲「Super Shine」で観客に温かくエールを届けました。

20250820 ens 41
撮影=石原汰一、瀬能啓太
20250820 ens 42
撮影=石原汰一、瀬能啓太

■セットリスト

01.SHIBUYA/02.Oh! Yeah!/03.Need More/04.Factor/05.Blessed/06.P.M. Sunset/07. Life is Romance/08. SPACE/09. Super Shine

swetty

20250820 ens 50
撮影=石原汰一、瀬能啓太

 Spotify Stageの最後の一枠は、人気プレイリスト『+81 Connect』がジャックするステージ。プレイリスト名にちなんで、3組のアーティストによる“81分間”のマイクリレーが行われました。トップバッターは、大阪を拠点に活動する若手アーティスト、swetty。「disconnect」でライブを始めると、「韓国から友達を連れてきていて」とYeilを呼び込み、「oh, baby say my h」を賑やかにパフォーマンス。「IJNL」の四つ打ちのビートで観客のテンションを上げた後は、lil soft tennisを迎えて「夜をぬけて」へ。入れ替わるようにKamuiが登場した「Run Now」では、〈何度でも舞い上がる〉という決意のメッセージを届けました。「cuz u just memories」、「gloom」の後、イントロから歓声があがったのは、Taka(ONE OK ROCK)のレコメンドをきっかけに人気が広がり、Spotify Japanバイラルチャート首位を獲得した「junkie」。ラストは「i don’t care anymore but how about you?」で、エモーショナルな歌声をステージに響かせました。

20250820 ens 51
撮影=石原汰一、瀬能啓太
20250820 ens 52
撮影=石原汰一、瀬能啓太
20250820 ens 53
撮影=石原汰一、瀬能啓太

■セットリスト

01.disconnect/02.oh, baby say my h (feat. Yeil)/03.IJNL/04.夜をぬけて (feat. lil soft tennis)/05.Run Now (feat. Kamui)/06.cuz u just memories/07.gloom/08.junkie/09.i don’t care anymore but how about you?

Elle Teresa

20250820 ens 62
撮影=石原汰一、瀬能啓太

 続いて登場したのは、Hip Hopで新たな“カワイイ”を体現する新世代のフィメールラッパー、Elle Teresa。多数の固有名詞を織り交ぜた刺激的なリリックが印象的な「ラブ・デラックス」でライブをスタートさせると、「Bikini Freestyle (Remix)」で一気にフロアを沸かせました。「Organic Thing」の後、ポップチューン「Bubble」の透明感ある歌声とセクシーな身のこなしで観客を熱狂させた後、重低音が自然と体を揺らすキラーチューン「GOKU VIBES (Remix)」で会場の盛り上がりはさらに上昇。続いてNENEをステージに迎え、2人で「バナナボート」をパフォーマンス。入れ替わりで登場したのは、先ほどステージを終えたswetty。4月にリリースしたコラボ曲「I JUST」で、葛藤や悩みを抱えながら自らを肯定して生きていくメッセージを届けました。O-Zone「恋のマイアヒ~Dragostea Din Tei~」をサンプリングしたユニークな一曲「野良猫」の後、「ここからはリラックスして楽しんでください」と披露したのは「Tsukema」。最後に「LOVE (Remix)」を届け、大きな歓声に包まれながらJP THE WAVYへとバトンを繋ぎました。

20250820 ens 60
撮影=石原汰一、瀬能啓太
20250820 ens 63
撮影=石原汰一、瀬能啓太

■セットリスト

01.ラブ・デラックス/02.Bikini Freestyle (Remix)/03.Organic Thing/04.Bubble/05.GOKU VIBES (Remix)/06.バナナボート (feat. NENE)/07.I JUST (feat. swetty)/08.野良猫/09.Tsukema/10.LOVE (Remix)

JP THE WAVY

20250820 ens 70
撮影=石原汰一、瀬能啓太

 ラストを飾ったのは、いまや日本を代表するラッパーの一人となったJP THE WAVY。重々しいトラックに高速のラップが乗る「EYES」の後、イントロから大歓声が起きたのは、彼を一躍スターダムに押し上げたバイラルヒット曲「Cho Wavy De Gomenne」。「みんな歌えますか?」と呼びかけると、フロアからキャッチーなフックの大合唱が起きました。「Friends」、「GO GO GO」、「GILA GILA」に続き、ダンサーを呼び込んで「Okay」を届けた後、「新曲だけど、とりあえずサビになったらジャンプしてほしい」「これ跳びはねたら絶対いいことあるんで!」と含みを持たせて始まった「READY OR NOT」では、フィーチャリングで参加しているLEXが登場。そのまま2人でヒット曲「WAVEBODY」を歌い、ステージ上で熱く握手を交わしました。「BIG BANDS」、「Neo Gal Wop」を経て、Issei Uno Fifthを迎えて「GOOD LIFE」、Kaneeeとともに「ROLLING DICE」を届け、最後は「Miss Luxury」「What’s Poppin」で大団円。多彩なゲストを交えた豪華なステージを繰り広げました。

20250820 ens 71
撮影=石原汰一、瀬能啓太
20250820 ens 72
撮影=石原汰一、瀬能啓太

■セットリスト

01.EYES/02.Cho Wavy De Gomenne/03.Friends /04.GO GO GO/05.GILA GILA/06.Okay/07.READY OR NOT (feat. LEX)/08.WAVEBODY (feat. LEX)/09.BIG BANDS/10.Neo Gal Wop/11.GOOD LIFE (feat. Issei Uno Fifth)/12.ROLLING DICE (feat. Kaneee)/13.Miss Luxury/14.What’s Poppin

2日間にわたり、個性豊かなアーティストによる熱いステージが繰り広げられたSpotify Stage。なお、出演アーティストのセットリストは、Spotify公式プレイリスト「Spotify Stage in SUMMER SONIC 2025」にて終演後もお楽しみいただけます。