「海外で最も再生された国内アーティストの楽曲」ランキングでは、『東京喰種トーキョーグール』のオープニングテーマであるTK from 凛として時雨の「unravel」が2位。この曲は同ランキングで3年連続で本ランキングのTOP3入りを果たす世界的なロングヒットとなっており、Spotify上で再生回数は1億回を突破しました。3位にはKANA-BOONの「シルエット」、4位にはいきものがかりの「ブルーバード」と、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』関連の楽曲がランクインしています。
日本にも日本のポップシーンを彩るヒット曲を紹介するプレイリストとして、国内外のリスナーに愛される人気プレイリスト『Tokyo Super Hits!」があり、この度、世界中のJ-POPファンに向けて同プレイリストをコンセプトにした初めてのオンライン・ライブイベント「Tokyo Super Hits Live 2020」を11月26日に開催しました。
同イベントには、嵐、Perfume、End of the World(SEKAI NO OWARIがグローバル展開を目的としたプロジェクト)、[Alexandros]といったSpotify上で国内外の多くのリスナーから支持されるトップアーティストから、ビッケブランカ、Vaundy、マカロニえんぴつといったSpotifyが『Early Noise』などを通じてサポートする注目の次世代アーティストまで、計7組が出演。アーティストたちのパフォーマンスやトークセッションを3時間に渡って生配信し、日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア、韓国、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアの12の国と地域で数多くのリスナーが日本を代表するアーティストたちのパフォーマンスを楽しみました。
Spotify Japan コンテンツ統括責任者の芦澤紀子は、最近のストリーミングで音楽を聴くリスナーの傾向について、次のように語っています。「ストリーミングで音楽を聴くリスナーには、プレイリストで音楽を聴く中で、ジャンルや国境、時代に関係なく気になったものをチェックして、そこからどんどん深堀していく傾向が見られます。先入観を持たずに自分が気に入った音楽を楽しむリスナーが増えてきた印象があります」。
こうした傾向を踏まえ、「本イベントの開催目的は “日本のアーティストを世界のリスナーと繋ぐ”ことです。『Tokyo Super Hits Live 2020』では、『Tokyo Super Hits!』の世界観をより多角的に楽しんでもらうとともに、イベント配信を通じて、日本の音楽シーンを世界に紹介し、日本のアーティストを世界のリスナーに見てもらう機会を作ることです。ストリーミングで日本のアーティストに出会い、興味を持ったリスナーにパフォーマンスに触れてもらうことで、より愛着を感じてもらい、彼らのファンになってもらいたいと考えました」と述べています。