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Spotifyの新機能「リスニングレポート」で、1週間を振り返ろう

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 Spotifyは、音楽との出会いをもっと楽しめるように、さまざまな取り組みを続けています。気分に合わせて音楽を選んだり、懐かしい曲に浸ったり。音楽はいつも日常のそばにあります。

 今回登場した新機能「リスニングレポート」では、自身の1週間の音楽体験を楽しく振り返り、シェアすることができます。

 この機能は、無料プランとPremiumプランのどちらでも利用でき、60以上の国と地域で提供されています。過去4週間のトップアーティストやトップソングを表示するほか、リスナーのリスニング傾向に合わせたプレイリストや、次に聴きたくなるおすすめ曲も提案してくれます。さらに、毎週更新される「特別ハイライト」では、過去1週間を象徴する瞬間を紹介。節目の出来事や新しい発見、ファンとしての推し活など、音楽との関わりを新しい視点で楽しめます。

 リスニングレポートは24時間ごとに更新され、最近よく聴いている音楽をリアルタイムで確認できます。リスニングデータに基づいたおすすめ楽曲も日々更新されるため、音楽の世界が自然に広がります。

 またリスニングレポートは簡単にシェアでき、音楽の好みを共有したり、友人や家族、同僚がどんな音楽を楽しんでいるのかを知ることもできます。

 この機能は、自身の音楽の好みを探したり、新しいサウンドに出会ったりするためのものです。daylist、Release Radar、Discover Weeklyと同じように、音楽体験をさらに豊かにしてくれます。

 そしてもちろん、年末恒例の「Spotifyまとめ」に向けた最高のウォームアップにもなります。

 アプリから直接、Spotify上の友達やInstagram、WhatsAppなどのSNSにシェアすることも可能です。

使い方

  1. プロフィールアイコンをタップし、メニューから「リスニングレポート」を選択
  2. トップアーティスト、トップソング、インサイトを確認
  3. 「シェア」をタップして、週ごとのリスニングレポートやハイライトを投稿

 自分のリスニングレポートをチェックして、どんな1週間を音楽とともに過ごしてきたのかを振り返ってみましょう。

 Spotify、広告・音声表現を表彰する『Spotify Hits Japan 2025』を開催し、各部門の受賞作品を発表

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グランプリにはヤマハの#LoveYourMistake「Knock Turn」が選出

 世界で7億1300万人以上が利用するオーディオストリーミングサービス Spotify(会社名 Spotify AB / 本社 Stockholm、Sweden)は、2025年11月10日、音の力で人とブランドをつなぐ革新的な広告・クリエイティブを称えるアワード「Spotify Hits Japan 2025」を開催し、各部門の受賞作品を発表しました。

 「Spotify Hits」は、Spotifyのストリーミング体験と広告ソリューションを掛け合わせ、ユーザーの感情や行動を動かす“音のクリエイティブ”を広く発信・表彰することを目的に創設されました。日本では2回目の開催となる本年度は、実績あるキャンペーンを対象とする部門に加え、若手クリエイターによるアイデアを競う公募部門の両軸で展開されました。

受賞概要

 2025年の「Spotify Hits」では、ブランド課題に対して革新的な方法で音声を活用し、ユーザーとの新たな接点を生み出したキャンペーンが多数選出されました。 グランプリ「Mic Drop」部門を含む、全5部門で音の持つ可能性を最大限に生かしたクリエイティブが表彰されました。

各部門の受賞企業紹介

  • Spotify Mic Drop(グランプリ)部門

#LoveYourMistake「Knock Turn」

https://www.youtube.com/watch?v=DhUS0yzV3v0
広告主:ヤマハ
広告会社:電通東日本
制作会社:ピラミッドフィルム / Massive Music

 楽器練習中の“ミス”を前向きに捉え、「ミスを愛そう」というメッセージを音で届けたキャンペーン。クラシックを好むリスナーに向け、ショパン《ノクターン Op.9-2》をベースに42人の演奏データから「ミスあるある」を解析・着想し、新たな楽曲を制作。日本・イギリス・インドの演奏者が参加し、音声広告の新たな表現領域を切り拓きました。

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  • Ear Candy(ベスト・イマーシブ・オーディオ・キャンペーン)部門

サラウンドコマーシャル「円陣」&「円陣(部活)」
*権利の都合上、音声は掲載不可

広告主:大塚製薬(ポカリスエット)
広告会社:電通 / 電通デジタル
制作会社:ビッグフェイス / ステップ / 音響ハウス

 バイノーラル録音を駆使し、リスナーが「円陣」の中にいるような没入体験を創出。音だけで感情を動かす新たなアプローチで、ポカリスエットブランドの好意度向上を実現しました。

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  • Seized the Moment(ベスト・モーメント・キャンペーン)部門

家路言
https://www.youtube.com/watch?v=zPwBkI8GQY4
広告主:サントリー(金麦)
広告会社:電通
制作会社:AOI Pro.

 “帰宅時間”というモーメントを捉え、金麦ブランドの「癒し」イメージを音で表現。ゆったりした「蛍の光」のアレンジと声の演出により、仕事のON/OFFを切り替える感情の瞬間を描きました。

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  • For the Fans(ベスト・オーディエンス・ストラテジー・キャンペーン)部門

い・ろ・は・す 2025年コミュニケーション「きっとあしたも、いい感じ」
https://www.youtube.com/watch?v=Lzp29MQwJ-s
広告主:日本コカ・コーラ(い・ろ・は・す)
広告会社:電通 / 電通デジタル
制作会社:VML & Ogilvy Japan / WPP OpenX / プラチナム / アクセンチュア

 藤井風氏の楽曲「真っ白」と共に展開し、心地よいライフスタイルを提案。Spotifyを通じた音声・動画・プレイリストのマルチフォーマットでの音楽的世界観の共有で、ファンダムとブランドが共鳴する体験を創出しました。

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  • Future Hitmakers(ベスト・イノベーティブ・アイディア)部門

味の素賞:「猫舌クノール 〜聴き終えると、ちょうどいい温度になるプレイリスト〜」
ワンメディア / 小宮寛平

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KDDI賞:「一生ものプレイリスト」
電通デジタル / 髙屋敷日奈子 / 大川憧子 / 植木隆斗

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Family Mart賞:「フード・ロス市警からのミッション “ファミマの値引き商品を救出せよ”」
博報堂 / 西村亮平 / 清水将也

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 いずれもSpotifyの音声広告フォーマットを活用し、若者世代に響く創造的なアイデアが評価されました。

審査体制

 本年度の「Spotify Hits」では、広告業界および音声・メディア領域の第一線で活躍するプロフェッショナルが審査員として参加し、厳正な審査を実施しました。

 総合審査員として、MICHI inc. 代表取締役/Brand Creatorの北原規稚子氏、株式会社電通 クリエイティブディレクター/CMプランナーの佐藤雄介氏、株式会社博報堂 執行役員の嶋浩一郎氏、ラッパー/クリエイティブディレクターのTaiTan氏、Spotify Japan広告事業 クリエイティブ戦略統括の橋本昇平氏、Jukebox Dreams 代表取締役CEOの和佐高志氏が審査を担当しました。

 また、「Future Hitmakers」部門の企業代表審査員として、株式会社ファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター CMO / マーケティング事業本部長 CCRO 兼 デジタル事業本部長の足立光氏、KDDI株式会社 ブランド・コミュニケーション本部 本部長の馬場剛史氏、味の素株式会社 食品事業本部 マーケティングデザインセンター副センター長 コミュニケーションデザイン部長の向井育子氏が参加しました。

 審査は一次審査、最終プレゼンテーション審査を経て行われ、創造性・オーディオ体験の深さ・ブランド課題との整合性・データ活用の先進性などを総合的に評価しました。

今後に向けて

 Spotifyは、今後も音が持つ可能性と広告のクリエイティビティを融合させ、ブランドとユーザーのより深い関係構築を支援していきます。

Spotify、デジタル音声広告のクリエイティブアワード「Spotify Hits」を日本で初開催し、グランプリと2部門の受賞作品を発表

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グランプリには、日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社「和風チキンカツバーガー」のデジタル音声広告作品が選出

 Spotifyは、Spotify広告の特性を活かしたクリエイティブなアプローチで人々の心を動かし、ビジネスの成長に貢献した企業やブランドのキャンペーンを表彰するクリエイティブアワード「Spotify Hits」を日本で初めて開催し、2024年10月15日に第一回目の受賞作品を発表いたしました。

 ストリーミングサービスを利用して音楽や音声コンテンツを楽しむオーディエンスが世界的に広がる中、Spotifyで1日を通して気分やシーンにあった自分好みの音楽やポッドキャストを楽しむリスナーにメッセージを届け、ブランドに対する好意やエンゲージメントを形成したいという企業のニーズは高まっています。デジタル音声広告市場の成長を牽引するSpotifyは、革新的で効果的なクリエイティブ溢れるキャンペーンを表彰するとともに、事例を通じてナレッジを共有し、さらなる市場の活性化を促す目的で2023年に「Spotify Hits」をスタートしました。

 日本で初めての開催となる本アワードでは、グランプリ(Spotify Mic Drop)に加え、ベストオーディオキャンペーン(Future Sounds)とSpotify上で音声や動画といったフォーマットを複合的に活用し成果を収めたキャンペーンを選出するベストマルチフォーマットキャンペーン(Sound & Story)の2つの部門賞を設置し、審査員に株式会社 博報堂 執行役員の嶋 浩一郎氏、株式会社 電通 CXCC局 CXクリエーティブ推進部 クリエーティブディレクターの田中 寿氏をお迎えして実施しました。

 受賞作品に関する詳細は、以下の通りです。

【グランプリ(Spotify Mic Drop )】

 和風チキンカツバーガー、通称「和カツ」の認知とトライアル促進を目的に、Spotifyの音声広告を展開。「和カツ食いに行く」と「高須クリニック」で韻を踏めるという発見から、誰もが聞いたことのある高須クリニックCMソングの替え歌を通じて、TVなど他メディアでは捉えることが難しい外出時・移動中等などオフスクリーン時のユーザーへ耳からアプローチすることで、「和カツ」の愛称と商品のユニークネスを印象的に記憶に残しました。

広告主:日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社
キャンペーン名:知られざる定番「和カツバーガー」 リローンチキャンペーン 『Yes! 和カツ食いに行く』
企画・制作:株式会社 博報堂、株式会社 博報堂プロダクツ、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、えるマネージメント、株式会社ミューズ、メロディー・パンチ

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【ベストオーディオキャンペーン(Future Sounds)】

 「蚊の不安から家族を守ってくれる信頼できる蚊取りブランド」というブランドパーセプションをより強固なものにするため、アースノーマットの製品機能を生活者の記憶に強く印象付けるプロモーションを実施。小島よしおさんを起用した音声広告を制作し、立体的な蚊の羽音と小島さんの持ちネタである「そんなの関係ねぇ」や「ダイジョブダイジョブ」のフレーズで、アースノーマットがあれば蚊がいても関係ない(=大丈夫である)ことを直感的に表現しました。

広告主:アース製薬株式会社
キャンペーン名:アースノーマット 小島よしお音声広告
企画・制作:CHOCOLATE Inc.

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【ベストマルチフォーマットキャンペーン(Sound & Story)】

 ブランドの認知獲得を目的に、Spotifyが多く利用される就寝時や自宅でのリラックスタイムといった「睡眠」につながるモーメントを捉え、「世界中の子守歌を聞いて楽しめる」キャンペーンを行いました。Spotifyにおける音声広告と静止画広告を活用し、SpotifyとAPI連携した世界の子守歌100曲を解説付きで楽しめる特設サイトへ遷移させ、幅広くかつインタラクティブな方法で認知獲得を目指しました。

広告主:エスエス製薬株式会社
キャンペーン名:ドリエル20周年 世界の子守歌キャンペーン
企画・制作:株式会社電通、株式会社電通デジタル、サムワンズガーデン、株式会社エムアイティギャザリング、ベルベットオフィス

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株式会社博報堂 執行役員 嶋 浩一郎氏からのコメント

「多くの人がイヤホンで音楽を楽しむようになったことで、これまで以上にコンテンツに対して前のめりな姿勢になっている。Spotifyにおける広告表現は効果があり、音楽というファンダムの中での情報提供は特に大きな可能性を秘めている。

音楽に乗せることで、強くなる言葉がある。Spotifyの音声広告の可能性を感じた。
同時に、コピーを書くことと、それを音楽に乗せることはまた別の仕事なのだということに気づく。歌詞にするという技術を探求しなければならない。」

株式会社電通 CXCC局 CXクリエーティブ推進部 クリエーティブディレクター 田中 寿氏からのコメント

「昔からの広告のサウンドジングルを聴くだけで鮮明にポジティブにその時の状況が脳内再生される。うまくいけば、その時の思い出も添えて。これは、まさに広告接触というより、“追体験” だ。

 時に、広告の限られた尺の中でクライアントの物語やカルチャーは語りきれないことがある。追体験は、そんな現代の尺という時間概念を超え、バックキャストして記憶を呼び出す。これはMROIとして計測するメモリを振り切った効果があると思う。

今回のアワードを振り返り、接触から体験の領域まで設計出来ている作品がいくつかあった。今でも審査中の音が頭の中で再生され、ある意味自分勝手に変換して楽しんでいる。」

スポティファイジャパン株式会社 上級執行役員 広告事業部統括 立石ジョーからのコメント

「日本国内でも多様な業種の広告主の間でデジタル音声広告の積極的な活用が広がる中で、今回Spotify Hitsを日本で初開催できたことを心から嬉しく思っています。

1日の平均利用時間が2時間に及び、95%の日本のSpotifyユーザーが「Spotifyを使うのが日課になっている」と回答していることからも分かるように、Spotifyはスクリーンを見ていない時間も含めたあらゆるシーンでユーザーと繋がれるプラットフォームです。また、音声だけでなく、動画・静止画など幅広いフォーマットを一つのプラットフォーム上で組み合わせて活用できることも大きな特徴です。本アワードを通じて、ユーザーやプラットフォームの特性を活かした広告クリエイティブの事例を紹介し、デジタル音声広告の力を広告主の皆様に実感していただけることを期待しています。」

2年ぶり開催の「Stream On」でダニエル・エクが語る、クリエイターの活動を後押しするSpotifyの取り組み

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Spotifyは、2年ぶり2度目となるグローバルイベント「Stream On」を3月8日に米国ロサンゼルスにて開催し、アーティストやクリエイターのオーディエンス拡大やキャリア形成をサポートする新たな機能やツール、デザインを一新した新しいユーザーインターフェースなどを発表しました。

オープニングには創業者兼CEOのダニエル・エクが登場し、次のように語りました。

「Stream Onは、Spotifyがキャリアのあらゆる段階にあるクリエイターのビジネスに対して開かれていることをお伝えする場です。私たちは、クリエイターがキャリアを築き、成功を収め、成長することができ、また世界中の人々が彼らのクリエイティビティから刺激を受けることができる最良の場を創ることに注力しています。これこそが私たちが17年間にわたって取り組んできたことであり、クリエイターのニーズに応えられるようにプラットフォームを構築・改善・再構築し、成功への新たな道筋を作るサポートをし続けてきました。そして今後はこの目標を新たなフォーマットの上でより多くのクリエイターに対して実現できるであろうことを嬉しく思います。最良のリソースやサポート、双方向性を提供することで、これまで以上に優れたクリエイティビティ、発見、パーソナライゼーションを実現できるものと思います」

ダニエル・エクのオープニングスピーチ動画を日本語字幕付きでぜひご覧ください。なお、SpotifyのYouTubeチャンネルでは「Stream On」の全容をご覧いただけます。

For The Recordでもご紹介した発表した各発表内容も下記よりご覧ください。

Spotifyが「Stream On」にてクリエイターがアクセスできるさらなるチャンスや機能を紹介
新しくなったSpotify for Podcastersで全てのクリエイターに最高の体験を

アーティストとファンをアルバムの世界観を通してつなぐ新プレイリスト「Liner Voice+」

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Spotifyは、パーソナライズされたリスニング体験やレコメンドを通じて、リスナーに新たなお気に入りの楽曲やアーティストを発見する機会をお届けする一方、お気に入りを見つけたリスナーには、歌詞機能やシンガロング(ボーカル音量を小さくしてアーティストと一緒に歌う体験を楽しめる機能)、e-Plusと連携したアプリ内でのコンサート情報の提供、楽曲とともに流れるループ動画のキャンバスなど、アーティストや作品をより深く知り、楽しむための様々な機能も用意しています。

「Liner Voice+」は、アーティストとファンのつながりを深めるためのさらなる取り組みのひとつで、アーティストの音声インタビューと楽曲を組み合わせたSpotifyオリジナルの新たなプレイリストです。このプレイリストでは、音楽やアーティストに深い知見を持つインタビュアーが、アーティスト本人との対話を通じて楽曲に込められたメッセージやアルバム制作エピソードを丁寧に引き出します。リスナーは収録曲とともに、アーティストの声に耳を傾け、アルバムの世界観をより深く体感することができます。

第一弾として公開されたaikoの『どうしたって伝えられないから』の「Liner Voice+」では、およそ2年9か月ぶりのリリースとなった最新アルバムをテーマに、これまで恋愛にこだわり楽曲を制作してきたaikoの独自の歌詞やメロディーがどのようにして生まれてきたのかを掘り下げて紹介。今作のタイトルの由来をはじめ、前作から今作までのaiko自身の活動環境の変化、コロナ禍の影響など制作の背景がaiko本人の口から語られています。

また、「自分とスタッフが繰り返し楽しめるメロディでなければリスナーが楽しめるはずがない」、「曲を数日寝かせて思い直すときもあれば、『それはやめとけ』と止める自分を更に振り切るときもある」といったリアルな制作風景をイメージさせるような発言もあり、また自身の代名詞である恋愛にこだわった楽曲を制作し続けることに対する葛藤について以下のようにも語っています。

「ネットで「いつまで恋愛の曲を書いてんだ?」といった書き込みを目にして「あかんの?」って思ってしまう私のほうが変なのかな? とか。たとえば漫画家の方はずっと恋愛ものやバトルものを書いていても何も言われないのに、どうして私は言われちゃうんだろうって。でもこれがずっと書き続けたいことだから――時が経って振り返ったとき、自分に自然な変化が生まれていることが理想だったんだけど、今回のアルバムで恋愛だけじゃない曲を書いている自分に気付いて、少しずつ変わってきたのかもしれません。」

こうした葛藤を乗り越えて生まれた曲が示す新たな作風に関する発言なども記録されており、aikoファンにとって貴重な音声ログになっています。

「アーティストが自身の言葉で語る強さはなにものにも代え難く、ファンはアーティスト本人の声で作品を理解したいという欲求を持っている」とSpotify Japan コンテンツ統括責任者の芦澤紀子は分析します。「ストリーミングやプレイリストで音楽を聴くことが普及し、楽曲単位で音楽が聴かれることが増え、新しい音楽との出会いは以前とは比べものにならないくらい広がっていますが、多くのアーティストがアルバム制作にかける想いや熱量は、以前と変わりません。こうした背景から「Liner Voice+」では、「アルバム」という作品単位で音楽を体験する楽しさを伝えることを考え、プレイリストというフォーマットを利用して、今までにない本格的な音声インタビューを展開するという考えに至りました。」

最後に芦澤は、「Liner Voice+」について、以下のように述べています。「日本の音楽ファンはこれまで、アルバムを物理メディアとして所有し、カバーアートや歌詞カードなども含めてアーティストの世界観に触れることでより愛着を感じ、作品を深く理解してきました。ストリーミングで音楽を楽しむことが広がる中で、ファンとアーティストがつながりを深める新しい手法を考えたときに登場したのが『Liner Voice+』です。作品に込められた思いやストーリーをアーティスト自身の声で語りかけるように伝えることで、ファンはアーティストをこれまでにないほどより近くに感じることができます。」

インタビュワーとの対話によって、アーティストの人生観やこれまで語られたことがないエピソードまでを引き出し、テキストだけでは表現できない空気感をお届けする「Liner Voice+」。アーティストが語る言葉に耳を傾けながらお楽しみください。

Stream Onで発表したSpotifyとオーディオの未来

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Spotifyは2月22日(米国東部時間)にグローバル バーチャルイベント「Stream On」を開催し、オーディオの持つ力や創造の旅、そして世界中の大勢のクリエイターやファンの前に広がる無限のチャンスについて深掘りしました。オープニングには創業者兼CEOのダニエル・エクが登場し、創業以来変わらぬミッションのもと歩んできたSpotifyの過去、現在、未来について語りました。

「この15年に私たちが目の当たりにし、また推進してきたのが、オーディオ・ルネサンスです。」とエクは語ります。「ストリーミングはオーディオのエコシステムを根本から変えました。ストリーミングは参入障壁を引き下げ、世界中のリスナーが簡単にオーディオへアクセスできるようになりました。かつてないほど多くのクリエイターが創作活動を行い、成功を収めています。」

3年前、Spotifyには300万人のクリエイターが参加していました。その数は2020年末には800万人に達しました。エクは、2025年には、Spotifyのプラットフォームに5000万人のクリエイターが登録し、世界中で10億人のユーザーがその作品を楽しむようになっていると考えています。

「これからオーディオ・クリエイターの数が増えるにつれ、Spotifyはその中でも最良の人々、すなわち大きな情熱と優れた才能を持ち、ファンの共感を得られるクリエイターが、Spotify上でオーディエンスを増やし、キャリアを構築できるようにしていきます。」とダニエル・エクは説明しています。

Spotifyは、オーディオの持つ無限の力に全力で取り組み続けています。この分野で唯一のオーディオファースト企業として道を切り開き、比類のないデータ、洞察力、強力なプラットフォームを使って世界中のクリエイターに力を与え続けています。そして何よりも、クリエイター、オーディエンス、そしてサウンドの未来に注力し続けます。

ダニエル・エクは次のように結びます「何年か後には、いまのこの瞬間がどのような意味を持っていたのかについて分かる日が来るでしょう。これは始まりにすぎません。オーディオの新たな黄金時代の輝かしい幕開けです。クリエイターにとっても、リスナーにとっても、Spotifyにとっても、オーディオにとっても、最良の時代はこれから始まるのです。」

ダニエル・エクのスピーチ動画を、日本語字幕付きでぜひご覧ください。

SpotifyのYouTubeチャンネルでは、オープニングスピーチを含む「Stream On」の全容がご確認いただけます(英語)。

For the Record日本版でもご紹介した「Stream On」での発表内容も、あわせてご覧ください。

Spotifyがモバイル向けに36言語を追加

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先月のグローバルイベント Stream On で、Spotify は、80 以上の新たな国と地域でのサービス開始を計画していると発表しました。それだけではありません。近く、新たに 36 言語に対応し、合計 62 言語でサービスを提供することも発表しました。これによって世界各地のより多くのリスナーが Spotify を簡単に利用できるようになり、真にボーダーレスなオーディオエコシステムを構築するという Spotify の目標に向けて、大きく前進することになりました。

新たな言語は、Web版では既に提供開始されており、モバイルアプリでは本日から利用可能となります。新たに追加されたのは、アフリカーンス語、アムハラ語、アゼルバイジャン語、ベンガル語、ボジュプリー語、ブルガリア語、簡体字中国語、クロアチア語、デンマーク語、エストニア語、フィリピン語、グジャラート語、ヒンディー語、アイスランド語、カンナダ語、ラトビア語、リトアニア語、マラヤーラム語、マラーティー語、ネパール語、ノルウェー語、オディア語、ペルシア語、ポルトガル語 (ポルトガル)、東パンジャブ語、西パンジャブ語、ルーマニア語、セルビア語、スロバキア語、スロベニア語、スワヒリ語、タミール語、テルグ語、ウクライナ語、ウルドゥ語、ズールー語です。

新しいマーケットと言語への対応は、これまで以上に多くの地域と言語での数百万の新たなクリエイターのキャリア形成を後押しし、また既にSpotify上で作品を配信していたクリエイターにとっても新たなリスナーとつながる可能性が大きく広がります。

原文はこちら

国際女性デーを記念する新しいキャンペーン「EQUAL」

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Spotify は、女性のクリエイターを支援し、コンテンツを世界発信する場の提供に常に力を注いでいます。国際女性デーの 3 月 8 日、Spotify は、オーディオ分野における女性の地位向上を推進し、女性の世界的な貢献を称える取り組みとして、新たなキャンペーン「EQUAL」を開始すると発表しました。このキャンペーンでは、様々な団体とのパートナーシップや、オーディオ分野における女性の地位向上支援活動の強化を実施するほか、「EQUAL」コーナー新設や関連するプレイリストなど新しいコンテンツ体験を提供します。これらのキャンペーンは、各地域にローカライズされたものから、地域に関わらず全世界を対象にしたものまで様々な規模で実施され、また、Spotifyのプラットフォーム内外に関わらず、広範囲で行われます。将来的には、国際女性デー当日だけでなく、日々のリスニング体験においてより多くの女性クリエイターの作品を楽しむようになってもらいたいと考えています。

プラットフォームでのサポート

Spotifyは女性アーティストやポッドキャストクリエイターの作品を集めた「EQUAL」コーナーを新たに設けます。また、「Today’s Top Hits」、「Viva Latino」、「Modus Mio」など 200 以上の人気プレイリストのカバーアートで女性を取り上げます。さらに、Girls Make Beats、She’s The Music、Sound Girls、GLAAD、Color of Change、Women in Music、Women’s Audio Mission などの非営利パートナーと協力して、音楽の未来を形作るアーティストを紹介するスペシャルプレイリストを制作します。

新しいコンテンツ体験

音楽 + トークの新番組「WOMN」では、国際女性デーに関するスペシャルエピソードを公開します。さまざまなクリエイター、インフルエンサー、文化人が、女性を中心とするトピックについて語り合い、影響を受けた音楽について振り返るとともに、女性による作品をおすすめする内容になっています。ゲストとして登場するのは、レコードプロデューサーで DJ でもある TOKiMONSTA、俳優でコンテンツクリエイターでもある Jenny Lorenzo、Spotifyのポッドキャスト「Dope Labs」でホストを務める Titi ShodiyaZakiya Whatley、モデルでインフルエンサーでもある Jazzmyne Robbins などです。

プラットフォーム以外でのプログラム

プラットフォームの外でも取り組みを始めています。世界の 15 の団体で構成される招待制の評議会、EQUAL Board を新たに設立し、オーディオ業界の男女不均衡を解消する具体的な方法を見つけることを目的に、各団体に 1 回限りの助成金を提供します。

また、ソーシャルメディアやそれ以外の場所でも、クリエイターを応援します。その一環として、世界中のトップレベルのストリーミング数を誇る女性アーティストや人気のあるポッドキャストクリエイターを大々的に取り上げます。楽曲のストリーミング数では、テイラー・スウィフトが 23 億回以上でトップを走り、次いでアリアナ・グランデ、さらにデュア・リパが続きます。他にも、ホールジーKAROL GBLACKPINK などの楽曲がよく再生されています。ポッドキャストでは、AshleyFlowersBritPrawat による「Crime Junkie」が、女性クリエイターによるポッドキャストのなかで世界一の人気を得ています。続く第 2 位は、AlexCooper による「Call Her Daddy」です。その他の人気女性クリエイターとしては、「TED Talks Daily」の EliseHu や、「My Favorite Murder」の KarenKilgariffGeorgiaHardstark などが挙げられます。

3 月は女性史月間(Women’s History Month)ですが、Spotify は年間を通して女性の声にスポットライトを当てています。Spotify の「EQUAL」キャンペーンは、3 月以降も続きます。4 月には、世界 50 か国の女性の地位向上推進に焦点を当てた EQUAL 音楽プログラムを開始する予定です。また、Sound UpEQL など、オーディオ業界の女性に新たなチャンスを与える既存のプログラムについても、これまでの成果をもとに、今後さらに発展させていきます。

オーディオ業界の女性に関する Spotify の取り組みについて詳しくは、以下の動画をご覧ください。

Spotifyの最新調査で、オーディオは生産性の向上に欠かせないものであることが判明

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「新しい日常」も、もはや「新しい」とは言えません。ステイホームの日々が始まってから約1年が経ち、多くの人々が、自宅でも集中力と生産性を維持できる新たな方法を探し求めています。これは仕事に限った話ではありません。Spotify が米国と英国で実施した最近の調査によると、回答者の 87% は、仕事やクリエイティブな活動から、家事や家族の世話まで、生活のあらゆる局面に生産性が関係すると考えています。

この調査でわかったのは、どんな活動をするときでも、オーディオは生産性の向上に欠かせないツールであることです。雰囲気を作ったり、場の空気を変えたり、精神状態を整えたりするのに、オーディオは有効です。オーディオは生産性の向上に欠かせないもので、回答者の 37% が、生産性が重視される局面ではオーディオが大きな効果を発揮すると答えました。この傾向は、Spotify の利用状況にも現れています。ソーシャルディスタンスとステイホームが続いたこの 1 年間に、集中をテーマにしたユーザー作成プレイリストは全世界で 26% 増えました。*

集中力を高めるために最適な BGM を見つけたい方のために、この調査に基づくおすすめのジャンル**と、作業や仕事に没頭するときに役立つ人気のサウンドをご紹介します。

作業に合わせたサウンド

回答者の約 75% が、ストリーミング再生するオーディオの種類は作業の内容に合わせて選ぶと答えました。つまり、パソコンで仕事をする、気分転換に散歩に出る、何かの用事で車を走らせるなど、そのときどきの状況に応じたオーディオを選ぶことが大切です。

  • 勉強するとき: 回答者の 69% が、勉強するときにはアンビエントやリラックス系の音楽を選び、67% が、勉強中にはゆったりしたビートの曲を好むと回答しています。Spotify の「フォーカス」コーナーのプレイリストで全世界的に人気があるトップ 3 は、「Peaceful Piano」、「Lo-Fi Beats」、「Instrumental Study」です。また、ストリーミング再生で人気ナンバーワンのリラックス/アンビエント曲は、Drake and Giveon の「Chicago Freestyle (feat. Giveon)」であり、これに Peach Tree Rascals の「Mariposa」、Ant Saunders の「Yellow Hearts」、AURORA & Idina Menzel の「Into the Unknown」、Carly Rae Jepsen の「Call Me Maybe」が続きます。 
  • 家事をするとき: 回答者の 64% が、家事や片付けなどをするときはテンポの速いハイエナジー系の楽曲を流したいと答えました。それにぴったりの曲が揃っているのが、Spotify の「Get Chores Done」と「Housewerk」プレイリストです。
  • クリエイティブな作業をするとき: 回答者の 43% が、書き物をするときや、データや情報を分析するときに、インストルメンタル曲をよく聴くと答えました。

心を落ち着かせるサウンド

生産的な活動を妨げる最大の障害は、心の乱れです。ストレスを感じ、気分が落ち込み、疲れがたまっていては、生産性が上がりません。回答者の約 80% が、音楽を聴くことで集中力が高まり、雑音をシャットアウトし、自分だけの空間を作れると答えました。

  • 午後のやる気を引き出す: Spotify の「フォーカス」コーナーのストリーミング再生がピークを迎えるのは、午後の時間帯 (正午から午後 5 時まで) です。 
  • その場にふさわしい曲を見つける: シーンにぴったりの曲やポッドキャストがいつも簡単に見つかるとは限りません。回答者のおよそ 4 人に 1 人 (24%) が、ちょうどいいコンテンツを見つけるのに苦労すると回答しました。そんな方々におすすめなのが、Spotify で人気の「Discover Weekly」や「Brain Snacks」といった、パーソナライズされたプレイリストです。あなたにふさわしい、絶好のオーディオが見つかるでしょう。
  • 疲れたときに一休みする: オーディオは、作業に集中するときだけのものではありません。一休みするときにも有効です。事実、回答者の 87% が、集中を解いてリラックスするときにオーディオが役立つと答えました。毎日 2 回更新される Spotify の「Daily Wellness」プレイリストの夜編には、健康維持とセルフケアに欠かせない安眠を得るためのコンテンツが選ばれています。あるいは、「Happier with Gretchen Rubin」もおすすめです。幸福と良い習慣についての実践的なアドバイスが語られています。 

すぐに集中したいなら、Spotify の「フォーカス」コーナーをおすすめします。

* 注釈がない場合は、2020 年 2 月 4 日から 2021 年 2 月 4 日までの期間に収集された全 Spotify データに基づきます。

** 米国と英国の成人 4,000 名を対象に実施されたこの調査では、回答者にとって生産性がどのような意味を持つのか、日々の生活で生産性を得るためにどうしているのか、というテーマに注目しました。調査データには、米国人の参加者 6 名への定性調査が含まれます。

Spotify HiFiについて知っておくべき5つのこと

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音質の重要性についてアーティストやファンから寄せられた声を受け、Spotifyは本日Spotify HiFiに関する発表をStream Onのイベントで行いました。

一部の地域のプレミアムプランのユーザーは、今年の後半よりSpotify HiFiに音質をアップグレードすることができるようになり、アーティストが届けたかった形でお気に入りの曲をお楽しみいただけるようになります。 

この新しい高音質の音楽体験について、知っておくべき5つのポイントをご紹介します。

  1. 高音質での音楽ストリーミングは、ユーザーから最も多くリクエストが寄せられた機能の1つです。
  2. Spotify HiFiは、CD並の音質のロスレスオーディオ形式でデバイスやSpotify Connect対応のスピーカーでご利用いただけます。これによってファンは、お気に入りの曲を今まで以上にクリアな、奥行きのある音質で楽しむことができます。
  3. Spotifyの取り組みの中核であるユビキタスを実現するために、現在、いくつもの世界最大級のスピーカー製造メーカーと連携し、できるだけ多くのファンにSpotify Connectを介してSpotify HiFiをお届けできるよう取り組んでいます。 
  4. 「ユーザーが好きな方法で好きな音楽を聴けるようにする」というSpotifyの約束に則って、HiFiはシームレスなユーザー体験とセットになっています。 
  5. Spotify HiFiは今年後半に一部の地域で導入されます。詳細は近日発表予定です。  

さらに詳しくお知りになりたい方は、アメリカのシンガーソングライタービリー・アイリッシュと音楽プロデューサーFINNEASのメッセージをお聞きください。クリエイターとファンにとって高音質再生のオプションがいかに大切か、知ることができます。

https://www.youtube.com/watch?v=W07MvWbuWkI&feature=emb_logo

Spotifyがサービス対象地域をグローバルで拡大 オーディオを80以上の新しい国と地域へ

ETW FTR Header

クリエイターとリスナーそしてコンテンツをつなぐ、真のボーダレスなオーディオエコシステムの構築に向けたSpotifyの継続的な取り組みの一環として、世界で最も人気のあるオーディオストリーミングサービスの提供を、世界80以上の新しい国と地域の10億人以上の人々に拡大し、プラットフォームに36の言語を追加します。これはSpotifyにとってこれまでで最も広範な市場拡大となり、これによってかつてはその地域にとどまっていた音楽やストーリーを世界のオーディエンスに届けられるようになりました。

Spotifyのグローバルなアーティストとリスナーへの約束は揺るぎません。各地のクリエイターやパートナーと密接に連携し、各地のニーズに合わせた言語化や決済手段の導入などを提供します。これらの80以上の国と地域には、まだSpotifyを利用したことがない潜在リスナーが10億人以上存在します。

各地の豊かな音楽文化も、Spotifyのグローバルなオーディエンスに届くようになります。革新的なクリエイターツールへのアクセスは、アーティストを新たな高みへと押し上げ、情熱を職業に変える力を与えます。

アーティストにグローバルなプラットフォームを提供することは、リスナーに比類のない音楽カタログを提供することにもつながります。新しいマーケットに参入することは、K-POP、レゲトン、アマピアノなど、既に世界的に認識されている音楽ジャンルの発見を加速させることにつながります。

アジア、アフリカ、カリブ海、ヨーロッパ、ラテンアメリカの多くの国と地域にサービスを拡大することで、何百万人もの新しいクリエイターに創作や発見、オーディオ制作においてキャリアを構築する機会を提供できるようになり、何億人ものファンがその作品を楽しめるようになります。詳細はインフォグラフィックをご覧ください。

spotify market infographic

それぞれの新しい国と地域で、各地のクリエイターやパートナーと協力し、各地のニーズに合わせたSpotifyならではの体験を提供します。各地域で今後提供を目指すサービスは次の通りです。

  • プラン:無料プランとプレミアムプランは、すべての国と地域で利用可能になります。プレミアムプランは、一部の国と地域で「Spotify Premium Standard」、「Spotify Premium Family」、「Spotify Premium Duo」、「Spotify Premium Student」のオプションも提供します。*
  • ユーザー体験:リスナーは、Spotifyが持つ全世界のカタログから検索し選ぶことができ、利用初日からパーソナライズされた体験をお楽しみいただけます。ホーム画面には、新規リスナーのためのパーソナライズされたプレイリストが表示されます。ブラウズページと検索ページには、世界中のコンテンツを集めたコーナーが表示され、Spotifyを使えば使うほど、地域やリスナーの好みに合わせて調整されます。
  • 音楽カタログ:今回進出する国と地域では、サービス開始時よりSpotifyのグローバルな音楽カタログをすべてご利用いただけます。Spotifyは、それぞれの国や地域で権利所有者やパートナーと継続的に協力し、各地の楽曲も拡充し、音楽カタログ全体を拡大していきます。
  • ポッドキャスト:多くの国と地域では、サービス開始時点でSpotifyのポッドキャストのカタログ全てをお楽しみいただけるようになります。それ以外の国と地域では、Spotifyが保有するクリエイタープラットフォームであるAnchorのポッドキャストのみならず、各地のパートナーとの協力を通じて彼らが保有するカタログからもより多くのポッドキャストを紹介していく予定です。
  • プラットフォーム:サービス開始とともに、SpotifyのモバイルおよびデスクトップのWeb Playerをお使いいただけます。その他の機能と同様、テレビやスマートスピーカー、ウェアラブルデバイスや車などより多くのプラットフォームにて、今後数ヶ月内にSpotifyを利用できるよう、パートナーと協力していきます。

新しい国と地域
アンゴラ、アンティグア・バーブーダ、アルメニア、アゼルバイジャン、バハマ国、バングラデシュ、バルバドス、ベリーズ、ベナン、ブータン、ボツワナ、ブルネイ・ダルサラーム、ブルキナファソ、ブルンジ、カーボベルデ、カンボジア、カメルーン、チャド、コモロ連合、コートジボワール、キュラソー、ジブチ、ドミニカ、赤道ギニア、エスワティニ、フィジー、ガボン、ガンビア、グルジア、ガーナ、グレナダ、ギニア、ギニアビサウ、ガイアナ、ハイチ、ジャマイカ、ケニア、キリバス、キルギス、ラオス人民民主共和国、レソト、リベリア、マカオ、マダガスカル、マラウイ、モルディブ、マリ、マーシャル諸島、モーリタニア、モーリシャス、ミクロネシア、モンゴル、モザンビーク、ナミビア、ナウル、ネパール、ニジェール、ナイジェリア、パキスタン、パラオ、パプアニューギニア、ルワンダ、サモア、サンマリノ、サントメ・プリンシペ、セネガル、セイシェル、シエラレオネ、ソロモン諸島、スリランカ、セントクリストファー・ネイビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、スリナム、タンザニア、東ティモール、トーゴ、トンガ、トリニダード・トバゴ、ツバル、ウガンダ セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、スリナム、タンザニア、東ティモール、トーゴ、トンガ、トリニダード・トバゴ、ツバル、ウガンダ、ウズベキスタン、バヌアツ、ザンビア、ジンバブエ

*各地での提供サービスには例外が適用されることがあります。お住まいの地域のガイドラインをご覧ください。

オーディオライフをもっと楽しくするSpotifyの活用方法

Spotify オーディオライフ

現在、Spotifyは、ユーザーの音楽の好みや聴取履歴からパーソナライズされたオーディオ体験を通じて、無料・プレミアムユーザーともに6億曲以上、190万本以上のポッドキャスト番組を楽しむことができるオーディオストリーミングサービスとして、日本の音楽リスナーの間でも広く知られるようになってきました。しかし、まだまだユーザーの中には馴染みのない機能も多いはずです。この記事では、オーディオライフを満喫するために、Spotifyをうまく活用する方法をご紹介します。

1. アーティスト名、リリース年、音楽ジャンルなどで一歩進んだ検索してみよう!

スポティファイ 検索機能

聴きたい楽曲を探すとき、曲名やアーティスト名だけでなく、さらに詳細を絞り込んだ高度な検索をしてみましょう。特定の音楽ジャンル、リリース年、レーベル名などから自分が聴きたい曲やアーティストの検索を行えます。やり方は検索窓に「year:」、「genre:」、「label:」を入力するのみでとても簡単。たとえば、「2020年にリリースされた曲のみを検索したい場合は「year:2020」、ロックの楽曲のみを検索したい場合は「genre:rock」と入力することで、検索したい条件を絞り込むことができます。

「アドバンスド・サーチ」の詳細はこちら

2. お気に入りの曲がつまったオリジナルプレイリストを作ってみよう!

Spotifyでは音楽のエキスパートである世界中のエディターが選曲した公式プレイリストを楽しむだけでなく、好きな楽曲やポッドキャストの好きなエピソードを集めて自分だけの「プレイリスト」を作成することができます。お気に入りがつまったあなただけのプレイリストを作ってみましょう。

プレイリスト作成方法はこちら

3. 友だちを誘ってコラボプレイリストを一緒に作ってみよう!

スポティファイ コラボプレイリスト

Spotifyでは、友だちを誘って一緒に「コラボプレイリスト」を作成することも可能です。コラボプレイリストでは、プレイリストをシェアされた人も曲の追加や削除、再生順の変更ができるようになります。友だちを誘ってコラボプレイリストを作り、お気に入りの音楽を一緒に楽しみましょう。

コラボプレイリスト作成方法はこちら

4. SNSでお気に入りの曲やポッドキャストを共有しよう!

Spotify Share on SNS

今、聴いている曲やポッドキャストのエピソードを自分だけで楽しむのはもったいない。そんなとき、SpotifyではFacebook、Twitter、LINEなどのSNSを通じてあなたのお気に入りをシェアすることができます。また、Instagramではお気に入りの楽曲やアルバムをいつでも簡単に「Instagramダイレクト」機能を通じて直接友人に送ったり、「Instagram Stories」に投稿することもできます。さらに、編集ツールを使用してスタンプとして表示されるカバーアートをキャプションや絵文字で装飾することができたり、再生画面にループ映像 “Canvas”が表示されている楽曲をシェアできるなど、楽しい機能が多数用意されています。

SNSでのシェア方法はこちら

5. Spotifyコードでお気に入りの楽曲やアルバムを写真を撮るように簡単に検索・再生、シェアしよう!

スポティファイ コード

お気に入りの楽曲やアルバム、プレイリスト、ポッドキャストを友人とシェアしたい場合、スマートフォンのSpotifyアプリでは、各コンテンツのカバーアートの下部に表示される「Spotifyコード」を撮影し、SNSに投稿するだけでそれらのコンテンツを簡単に友人とシェアすることができます。また、この機能ではシェアされたSpotifyコードをSpotifyアプリ内の「カメラ」マークをタップしてスキャンするだけでコンテンツを再生することも可能です。

「Spotifyコード」の詳細はこちら

6. お気に入りの楽曲の歌詞を表示できる歌詞機能を使ってみよう!

Spotifyでは、再生中の楽曲の歌詞を表示する「歌詞機能」も用意されています。この機能では、お気に入りの楽曲の歌詞が歌(ラップでもシャウトでも)に合わせて表示されます。使い方はスマートフォンやタブレットの場合、楽曲の再生ビューを開き、画面下の歌詞をタップするだけ。もう一度タップすると全画面表示にもなります。デスクトップの場合だと、画面右下のマイクボタンをクリックすると歌詞が表示されます。歌詞機能を使って、表示される歌詞を見ながら、よりアーティストが楽曲に込めた意味を感じ取ってみてください。


「歌詞機能」の詳細はこちら

7. シンガロングを使って、歌詞を見ながら好きなアーティストと一緒に歌ってみよう!

スポティファイ シンガロング機能

スマートフォンのSpotifyアプリでは、ボーカル音量を調整し、楽曲にあわせて歌詞を見ながら歌うことができる「シンガロング」機能を使うことができます。この機能では歌詞表示の左下にあるマイクのアイコンをタップして再生中の楽曲のボーカル音量を上げ下げすることができ、実際の楽曲にあわせてお気に入りのアーティストと一緒に歌うことができます。また、楽曲によっては曲の進行とともに音節ごとに歌詞を表示することも可能です。さらに幅広いジャンルからシンガロング対応楽曲の人気曲をピックアップしたプレイリスト「歌うシリーズ」や簡単な質問に答えるだけであなたにぴったりなシンガロングプレイリストを作成するサイトも用意しています。

8. 好きなアーティストのコンサート情報やチケットをゲットしよう!

Spotifyではチケット予約・購入・販売サイトの「イープラス」との連携により、アプリ上で好きなアーティストのコンサート情報を確認できるだけでなく、気になるコンサートがあればすぐにチケット購入サイトへ移動することができます。おすすめのコンサート情報はユーザーの聴取履歴や音楽嗜好に基づいて表示され、Spotifyでお気に入りのアーティストをフォローしておけば、表示されるコンサート情報のラインナップはさらに充実したものに。また、フォローしたアーティストのライブ情報は、メールでも通知されるようになるため、お気に入りのアーティストの情報を見落とすこともありません。コンサート情報は、現在地の近くでこれから開催予定の情報も表示されますが、場所は任意で変更することもできます。

コンサート情報やチケット購入サイトとの連携についてはこちら

9. デスクトップやスマートフォンに保存しているローカルファイルを再生してみよう!

Spotify ローカルファイル再生機能

ストリーミングで配信されていない楽曲もSpotifyアプリで管理して聴いてみたい。そんなときは、デバイスに保存された「ローカルファイル(音楽ファイル)」をインポートしてみましょう。デスクトップでは、「mp3」、「m4p (動画を含まないもの)」、「mp4 (デスクトップにQuickTimeがインストールされている場合)」、スマートフォン、タブレットでは「mp3」がサポートされ、各デバイスにインポートして再生することができます。

「ローカルファイル」の再生方法の詳細はこちら

*タブレットでのインポートはプレミアムユーザーのみ対象
*違法コンテンツを保存またはダウンロードすることは禁止されています。

10. 離れた場所にいてもリアルタイムで一緒に音楽を楽しめるグループセッションを使ってみよう!

Spotify グループセッション機能

プレミアムユーザーは、スマートフォンまたはタブレットで離れた場所にいてもリアルタイムで一緒に音楽を楽しめる「グループセッション」機能を使うことができます。グループセッションでは、一緒に楽曲を聴きたい相手を招待することで、全員が同じ楽曲を再生、スキップなどの操作を行えます。招待の方法はSNSやメッセージアプリでのシェアのほか、リンクをコピーしてメールで送信したり、Spotifyコードをスマートフォンのカメラで読み取ってもらうなどの方法があります。お好きな方法でグループセッションを開始して、お気に入りの音楽を仲間と一緒に楽しんでみてください。

「グループセッション」の詳細はこちら

*グループセッションはベータ版でテスト中の機能のため、今後変更される可能性があります。

いかがでしたでしょうか? 今回ご紹介した10の方法を活用することで、これまでよりも充実したSpotifyでのオーディオライフが満喫できるはずです。