昨年10月、Spotifyは音楽と音声(トーク)を組み合わせた一つの番組を楽しめる新たなオーディオコンテンツ「Music + Talk」を米国やカナダなどで提供開始いたしました。また対象国のクリエイターは、Anchorを利用すれば誰でも簡単にこの新しい音声フォーマットの番組を作成できるようになりました。
そして本日より、より多くのクリエイターやリスナーにこの新たな体験をお届けすべく、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアの15の国と地域でMusic + Talkを導入しました。
Music + Talkを利用できる国と地域
本日より新たに、日本、インド、フィリピン、インドネシア、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、オランダ、スウェーデン、メキシコ、ブラジル、チリ、アルゼンチン、コロンビアで、この新しいオーディオ体験にアクセスできるようになりました。
これらの対象地域のクリエイターは、Anchorを使えばSpotify上で配信されている7,000万以上の楽曲をどれでも自分の音声番組に利用できるようになります。一方、リスナーはプレイリストを再生したときと同じように、Music + Talkの番組に含まれる曲に「いいね!」をしたり、保存や共有をすることができます。
配信されたMusic + Talkの番組は、無料プランかプレミアムプランにかかわらず、すべてのユーザーが楽しむことができます。プレミアムプランのユーザーは、すべての曲を始めから終わりまで聴くことができ、無料プランのユーザーは各曲を30秒まで聴くことができます。Music + Talkを活用した番組は、Spotifyが利用可能な国や地域であれば、世界中どこでも聴取できます。
クリエイターにインスピレーションを
今回の対象市場の拡大に伴い、Music + Talkに興味があるクリエイターが必要な情報や企画のヒントを得られるよう、Spotifyは今後さまざまなリソースを提供していきます。
Spotify上のMusic + Talkコーナーでは、この機能を活用した多様な番組を見つけることができます。日本では、小泉今日子とYOUが、K-POPの魅力について語る「小泉今日子とYOUのK-POP PARTY」や、kemioが最近気になっているアーティストやお気に入りの楽曲を紹介する「kemio’s selection!っていうか、いい曲すぎて耳たりなくね?」、三原勇希、あっこゴリラ、長井優希乃の3人が、小中高時代を振り返り、当時のヒット曲とともにトークする「令和GALSの平成ポップ鬼語り」など、16のコンテンツが公開されています。
多くのクリエイターがこの機能を活用することで、より革新的でクリエイティブなストーリーテリングが世界中で生まれることを楽しみにしています。Anchorのブログ記事やクリエイター向けページでもMusic + Talkの使い方をご紹介していますので、ぜひご覧ください。