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Spotify、「Locker Room」を買収し、新たなライブオーディオ体験の計画を発表

Spotify が初めて開催した先月の「Stream On」イベントでは、クリエイティブの旅やインタラクティブ性が約束するものや、オーディオの可能性をさらに引き出すための投資について詳しく説明しました。

本日、Spotify は、スポーツ関係者とファンの交流に革命をもたらしたライブオーディオアプリ「Locker Room」の開発元である Betty Labs を買収したことを発表いたします。この買収*は、「オーディオの未来のフォーマット」を構築するための戦略の一環であり、Spotify のライブオーディオ分野への参入を加速させます。

Spotify の最高研究開発責任者 Gustav Söderström (グスタフ・ソーデルストロム) は、以下のように述べています。

「Spotify でライブオーディオを配信してほしいと望むクリエイターやファンの声は以前からありましたが、今回の買収によってその実現が近づきました。まもなく、Spotify の数億のリスナーと数百万のクリエイターにライブオーディオをご提供することができます。すでに音楽やポッドキャストなどユニークなオーディオ体験を世界中でお楽しみいただいていますが、この新しいライブオーディオは、現在のオンデマンドの体験を向上・拡張するものとなります」

今後数か月で、Spotify は Locker Room を進化させ、より幅広いクリエイターとファンに楽しんでいただける高度なライブオーディオ体験をお届けします。

Spotify はこの新しいライブオーディオ体験を通して、スポーツや音楽、カルチャー番組、そしてクリエイターがリアルタイムでオーディエンスとつながるための豊富なインタラクティブ機能を提供してまいります。プロのスポーツ選手やライター、ミュージシャン、作曲家、ポッドキャストクリエイターなどグローバルに活躍する人々が議論し、語り、質疑応答する様々なセッションをリアルタイムでお届けします。

Betty Labs は、開発者やエンジニア、プロダクト設計者、スポーツファンが集まった先進的なチームとして、画期的なライブ体験を創造することに取り組んできました。

初期に Lightspeed Venture Partners から資金提供を受け、その後GV と Precursor Ventures から出資を受けた Betty Labs は、2020 年 10 月にスポーツファンをターゲットにした Locker Room をリリースしました。今後は、Spotify が Locker Roomが持つ 独自のデータや分析力といった強みを活かしながら、リスナー体験を強化するとともに、ライブとオンデマンド両方のコンテンツを世界のリスナーとクリエイターにお届けします。

Betty Labs の創業者で現 CEO の Howard Akumiah は、次のように述べています。

「Spotify と協力して、オーディオの未来を築くために貢献できることをうれしく思います。今後、我々はプロダクトへの投資を強化し、Spotify リスナーにライブオーディオの世界を紹介することでコンテンツを多様化させ、これまで築いてきたコミュニティをさらに拡大するために力を尽くしていきます。Spotify とともに、引き続きスポーツファンのみなさまに最高の『ホーム』を提供しつつ、これまでの学びを活かして、音楽やカルチャーの分野でもライブオーディオ体験を実現させるべく取り組んでまいります」

より詳しい情報については、今後こちらに掲載される最新ニュースと続報をご覧ください。

*買収額は非公開
*将来予測に関する記述については原文をご確認ください

原文はこちら