Spotify、スターバックス コーヒー ジャパンとのコーヒー×音楽 体験型イベント『Brew to the Beat Fest』レポート
Spotifyは、スターバックス コーヒー ジャパンとの、コーヒー×音楽の体験型イベント『Brew to the Beat Fest』を、8月28日にスターバックス リザーブ® ロースタリー 東京にて開催しました。
テーマは「Bloom from the Brew to the Beat」。1階と4階に特設ステージを設置した回遊型フェス形式で、8組のアーティストのライブパフォーマンスを中心に、ビバレッジやフード、コーヒーのワークショップなど、多彩なコンテンツが館内各所で展開されました。
出演した8組のアーティストは、イベントに先駆けてロースタリー 東京で開かれたワークショップでのインスピレーションから、オリジナル楽曲を制作し、イベント当日にそれぞれの楽曲を初披露しました。
本稿では、Chambers、古燈 直人、猫は液体、Som、mayu、モノンクル、Gingersamm、Julia Takadaのライブの模様をレポートします。
Chambers




トップバッターを務めたのは、2025年結成のバンドChambers。グルーヴ全開のアシッドジャズ「”I wanna dance”」を皮切りに、続く「乱反射」「狂い咲き」では爽やかな音像と対照的にソウルフルな歌声に乗せて佐々木寛武(Vo)が汗を流しながらステップを踏みます。続いてThe Cardigansの「Carnival」をカバー。自分たちのルーツであるファンク/ソウルへと昇華したアレンジが光ります。「よかったらみんな踊っていってください」と佐々木が誘い始まったのが、この日のために制作した新曲「グッドバイ」。夏の目黒川の景色からインスピレーションを得た同曲は、英語と日本語を行き交う歌詞が印象的な軽やかなナンバーです。ラストはムーディーな疾走感を生む「Runnin’ Away」で、フロアを揺らし、確かな熱を残してステージを後にしました。
<セットリスト>
- “I wanna dance”
- 乱反射
- 狂い咲き
- Carnival (Cover)
- グッドバイ
- Runnin’ Away
古燈 直人




この日がフェス初出演となる古燈 直人は、幼少期から合唱や舞台で培った音楽性を礎に、作詞・作曲・歌唱までを一貫して手がける24歳のシンガーソングライターです。「welcome」「誘引」の2曲でノスタルジックな世界観を放つと、18歳の頃に制作した連作の「1747」「Boring」へ。「9am」、「夢が醒めたら」と続けて「自由に楽しく聞いてください」と古燈が誘うと、会場には自然と手拍子が起こりました。ロースタリー 東京で働く日本一のバリスタの言葉からインスピレーションを受けて制作したという新曲「待っている」では、ピアノから立ち上がってビートに乗せて歌唱。吹き抜けの店内に〈waiting in the dark〉の歌詞がこだましました。
<セットリスト>
- welcome
- 誘引
- 1747
- Boring
- 9am
- 夢が醒めたら
- 待っている
猫は液体




猫は液体は、2024年に京都で結成されたギターロックバンドです。この日はアコースティックギターに、ベース、カホンといった”カフェスタイル”でのライブを展開しました。「ビー玉が割れる頃」、「ghost」、春夏それぞれの季節を歌った「ボブカット」「春霞」に続き、新曲「ほしくず」を初披露。小橋一輝(Gt/Vo)がロースタリー東京でのワークショップで得たインスピレーションから生まれた同曲で、「一番星じゃなくても光り続けていればいい」「あなたはもとから光ってるからそれを忘れないで」というメッセージをまっすぐに届けました。
<セットリスト>
- ビー玉が割れる頃
- ghost
- ボブカット
- 春霞
- ほしくず
Som




J-POPを聴いて育ち、K-R&Bに影響を受けたシンガーソングライター・Som。キーボードのHIYORiを迎えて、アコースティックデュオとしての初めてのライブを展開しました。〈氷が溶け切ってコーヒーに混ざるまで〉という歌詞がこの日のライブにぴったりの「I am」でライブをスタートさせると「Floating」、「TAKE1」「ミッドナイト」「天体」へ。コーヒーの実が弾ける瞬間と飲んだ時の安心感、恋愛の熱が上がる様子を夏の火花とリンクさせて制作した意欲作だという新曲「hibana」を披露すると、フロアにはゆったりとした穏やかな時間が流れていました。
<セットリスト>
- I am
- Floating
- TAKE1
- ミッドナイト
- 天体
- hibana
mayu




今年『FUJI ROCK FESTIVAL ’26』の新人登竜門ステージ「ROOKIE A GO-GO」に出演したシンガーソングライターのmayu。「Fallin」「Bump」でオルタナティブなサウンドを展開すると、ティーンの頃の葛藤や心の叫びを絞り出すように歌う「Young Life」、続く「むさぼる」「Driving My Car」「カラフル」の3曲では、ローファイなギターの音色と温かな歌声が、心地よく夜に溶けていく感覚を与えてくれました。ラストは新曲「ふたりの惑星」。楽曲制作に込められた「気持ちよく過集中していく感じ」を、ノイジーかつサイケなアレンジにて表現していました。
<セットリスト>
- Fallin
- Bump
- Young Life
- むさぼる
- Driving My Car
- カラフル
- ふたりの惑星
モノンクル




モノンクルは、吉田沙良(Vo)と角田隆太(B)による、ジャズをベースにした心地よいポップサウンドが特徴のユニットです。ポルノグラフィティ「アポロ」のカバーでライブの幕を開けると、現代版ポップディスコソング「HOTPOT」へ。擬人化されたコーヒーが主人公の盲目的で情熱的なラブソングだという新曲「マーブルプラネット」を初披露しました。「渦」、ダンスチューン「GINGUA」を経てラストは「ここにしかないって言って」で締めくくる、圧巻のステージでした。
<セットリスト>
- アポロ
- HOTPOT
- マーブルプラネット
- 渦
- GINGUA
- ここにしかないって言って
Gingersamm




Gingersammは、2024年に結成された山田京侍(Vo/Gt)と片岡智哉(Dr)からなる2人組ユニットです。この日は、サポートメンバーの澤井悠人(Ba)、川人唯(Key)を迎えたアコースティック編成にて「風を掴んで」からスタート。「Eye」、「廻る」を経て披露した新曲「white nights」は、夜に飲むコーヒーが連れていく、ドリーミーで現実的なその相反するバランスを翻訳した一曲です。ラストは代表曲「サテライト」「火花」の2曲を披露し、フロアを盛り上げました。
<セットリスト>
- 風を掴んで
- Eye
- 廻る
- white nights
- サテライト
- 火花
Julia Takada




トリを務めたのは、日本とアメリカにルーツを持つインディーポップ・シンガーソングライターのJulia Takadaです。バンドメンバーのRyuju Tanoue(Syn)、Kazuho Otsuka(Gt)、Luna Takeuchi(Key)とともに、「Introduction」、「How to forget you」でライブの幕を開けると、Spotify公式プレイリストで国内外から高い評価を受けている「Take you away」、心地よいリズム感が癖になる「Brave」と続き、新曲「Voyage」を初披露。広くて未知な世界でも”Voyage”として楽しむ旅人の気持ちを描いた、コーヒーからインスパイアされた楽曲です。「Catch me when I fall」、「HOSHIKUZU」と続いてラストはアルバムのタイトル曲「Reverie」。夢と現実の狭間をイメージしたドリームポップで、夢見心地な空間を作り出しました。
<セットリスト>
- Introduction
- How to forget you
- Take you away
- Brave
- Voyage
- Catch me when I fall
- HOSHIKUZU
- Reverie
ライブ終了後より、今回パフォーマンスを披露した8組のアーティストから、スターバックス初のアーティストアンバサダーを決める一般投票がスタートしました。投票結果をもとに選ばれたアーティストは、ロースタリー 東京での単独ライブへの出演をはじめコーヒーと音楽の魅力を発信するアンバサダーとして活動していきます。
※活動内容は予告なく変更となる場合がございます。
投票はこちら:https://brew-to-the-beat-fest-vote.com/
楽曲はこちら:Brew to the Beat Fest
(写真=Tatsuhito Watatani)