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公平な競争を求める戦いに米国上院議員やテック企業のCEOなどが賛同の声。ポッドキャスト番組「For The Record Podcast」の最新エピソードにて公開

ここ数年、Appleが競争の場を歪めていることは明らかです。Appleは、ライバルを不利にし、Spotifyやその他多くの企業が競争しにくくなるように、自社のサービスが有利になるような行動をとっています。これらの行為は、消費者やアプリ開発者に悪影響を及ぼすだけでなく、企業のイノベーションを阻害するものです。

これはSpotifyだけに限った話ではありません。だからこそ、私たちは何年も前から公の場でプラットフォームの公平性について提唱し、支払いに関する選択肢の拡大を主張してきたのです。私たちは、公平な競争を実現するために立ち向かうことを約束し、これによって消費者の選択肢を増やし、イノベーションを推進してまいります。

本日Spotifyは、「Spotify: For The Record」のポッドキャスト番組で特別なエピソードを公開しました。このエピソードでは、私たちと同じように、全ての人に公平な競争の場を提供することに取り組んでいる人々の声をお届けします。Spotify CEOのダニエル・エク、米国上院議員のエイミー・クロブカー氏(ミネソタ州選出)、マーシャ・ブラックバーン氏(テネシー州選出)、リチャード・ブルメンタール氏(コネチカット州選出)、Agrin Health社 CEO カレン・トーマス氏、Fanfix社  CEOハリー・ゲシュテナー氏、Shibsted社  CEOクリスティン・スコーゲン・ルンド氏、ProtonMail社  CEOアンディ・イェン氏が、AppleのApp Storeに関する不正なルールが、消費者と革新的な企業にを与える影響への懸念とこれに立ち向かう行動の必要性について語っています。ぜひお聴きください。

以下、それぞれのコメントです。

私たちの見解はとてもシンプルです。この分野には規則が必要です。そして、規則によって開発者や企業は消費者と対話できることが明確になるべきだと考えています。開発者や企業は、プラットフォームと同等の条件で市場に新しいイノベーションをもたらす能力を持つべきであり、消費者はプラットフォーム上で商品やサービスに対する支払い方法を選択できるようにすべきなのです。そして、それはAppleに指示されるものではないはずです。-Spotify CEO ダニエル・エク

Appleが欧州において、競合するアプリストアがiPhone上で運営できるように計画しているという報道は、我々の法案に対する議論がそれを阻止するための単なる脅しであったことを示しており、だからこそ私たちは、法案を可決しなければならないのです。 –米国上院議員 エイミー・クロブカー氏

私がティム・クックに唯一お願いしたいのは、どうか私の法案を支持してくださいということです。こうした悪いことを一切していないのであれば、なぜ法案を支持しないのでしょうか。競争とイノベーションに賛成なのであれば、法案を支持してください。不当な料金設定、賃料などがないと確信しているなら、法案を支持してください。- 米国上院議員 リチャード・ブルメンタール氏

民主党か共和党か、あるいは他の党派かは関係なく、アプリ開発者やイノベーターたちは、市場へのアクセスには問題があり、さらに、この問題には解決方法があると言っています。 – 米国上院議員 マーシャ・ブラックバーン氏 

アプリストアとは何なのか、ゲートキーパーの観点から設置する境界や障壁は何なのかを再度考えてみる必要があると思います。現状維持という選択肢はもはやありません。私たちは今、分岐点にいます。この法案を成立させ、AppleとGoogleに、独占は通用しない、自由競争に参加するように、という信号を送るか、そうしないかです- Agrin Health社 CEO カレン・トーマス氏 

Z世代の大多数はこの問題に気づいていないでしょう。だからこそ、中小企業が声を上げ、クリエイターが声を上げ、消費者の目を覚まさせ、これが日常生活に影響を及ぼしているという事実に気づかせることが必要でしょう。- Fanfix社 CEO ハリー・ゲシュテナー氏

おそらく最悪の問題は、Appleが我々の顧客に関するデータへアクセスすることを阻止していることです。つまり、顧客がAppleのシステムを通じてどのサブスクリプションを購入してたのかがわからないのです。このことは、私たちがビジネスで敗北するか、顧客を満足させられないことを意味します。 – Shibsted社  CEOクリスティン・スコゲン・ルンド氏

声をあげる人が少ないのは、そこに問題がないからではなく、声をあげることを恐れているからです。そしてそれが今日のインターネットの現状であるとするならば、世界にとって恐ろしいことです。- ProtonMail社  CEOアンディ・イェン氏

ポッドキャストの中で、ダニエル・エクはこう述べています。
「私が声を上げるのは、Spotifyのためだからというだけではなく、心の底からこれが正しいことだと信じているからです。そして、それは経済の未来にとっても、アプリ開発者やクリエイターにとっても、非常に重要なことだと考えています」

私たちは、公平でオープンなプラットフォームの存在が、より良い消費者体験を可能にし、アプリ開発者を成長させ、成功させることができることを知っています。法案が可決されれば、誰もが勝利することになるのです。

以下のリンクからポッドキャストのエピソードをお聴きください。

またエピソードの全文はこちらになります。