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Spotifyが”クリックできる音声広告” Call-to-Actionカードをローンチ

音声業界の次なるフロンティアとは一体何なのか?
この問いに対するSpotifyの答えは、”インタラクティブ性”です。昨年、私たちはビデオポッドキャストQ&Aや投票機能など、クリエイターがオーディエンスとよりダイレクトに交流するための新しいツールを導入しました。また、リスナーが自分と友達の好みをひとつの共有プレイリストとして統合できるBlendや、Spotify内で音声による操作が可能になる「Hey Spotify」をローンチしました。

そして今、私たちは音声広告体験にインタラクティブ性を取り入れようとしています。

朝のランニング中にパーソナライズされたOn Repeatで心と身体を鼓舞したり、夕食を作りながらHigher Learningでその週のポップカルチャーニュースをチェックしたり、渋滞中にArmchair ExpertMonicaDaxが人間の苦悩について語るのを聴いたりと、音楽とトークは常にあなたの傍にいることでしょう。

しかし、そんな時に、Ultaのホリデーセールや、Athletic Greensの月額コース25%オフの情報を耳にしたらどうでしょう。これまでの音声広告では、スマホやパソコンで広告情報をチェックするために、プロモコードやURLなどのキャンペーン情報を覚えておかなければならず、その体験はシームレスとは到底呼べないものでした。そこで私たちは、Call-to-Action(CTA)カードと呼ばれる新しい広告体験をポッドキャストに導入いたしました。

CTAカードは、ポッドキャスト広告の再生開始と同時にアプリ内に表示され、その後、Spotifyアプリの操作中にも再び表示されるため、広告に出てきたブランドや製品、サービスを簡単に確認できるようになります。もうプロモコードやURLを頭の中で何度も繰り返す必要はありません。

CTAカードの導入により、Spotifyはポッドキャスト広告を初めてインタラクティブなものにし、音声広告を聴くだけのものから、見て、さらにはクリックすることもできる体験へと昇華させました。

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マルチタスクに適しているというデジタル音声の特徴もあり、聴取者の数は増加の一途をたどっています。eMarketerによると、米国では、モバイルデバイス上で音声コンテンツに費やす時間は、SNSや動画視聴、ゲームに費やす時間を上回っています。CTAカードは、インタラクティブかつマルチウェイな体験としての音声の未来に向けた、Spotifyのさらなる一歩と言えます。

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CTAカードは、本日より米国内の一部のSpotifyオリジナル、独占配信ポッドキャスト番組で配信が開始されます。私たちのテストでは、クリックできないポッドキャスト広告と比較して、CTAカードではサイト訪問数が2倍になることが示されており、特に広告主のみなさまには魅力的な機能になるでしょう。詳しくはAds.Spotify.comをご覧ください。