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Spotify、日本で「Spotify Ad Exchange」を提供開始 リアルタイム入札と精緻なターゲティングで広告効果を最大化

 Spotifyは8月21日より、Spotifyのログインユーザーを対象としたリアルタイム入札型プログラマティック広告商品「Spotify Ad Exchange(SAX)」について、日本国内での提供を開始しました。

 この新しいプログラマティック広告商品は、2025年4月2日に米国で開催された Spotify初の広告体験イベント「Spotify Advance」で発表された、広告技術の中核となる新ソリューションです。日本の広告主は、The Trade Desk、Google Display & Video 360、Magniteを通じて、音声・動画・ディスプレイ広告を一元的に配信可能となります。

<「Spotify Ad Exchange(SAX)」の特長>

  • 簡便性:音声、動画、ディスプレイなど主要フォーマットでの広告枠に対し、好みのDSP経由でシームレスにアクセス可能。プログラマティック戦略への迅速な組み込みが可能です。
  • 柔軟性:オープンオークションとプライベートマーケットプレイス(PMP)での入札に対応し、近日中に在庫保証型のプログラマティックギャランティード(PG)も開始予定。より高い柔軟性とリアルタイムでの最適化が可能になります。
  • ターゲティング精度:「UID 2.0」(The Trade Desk)、「PAIR」(DV360)、「RampID」(LiveRamp)といった業界最先端のソリューションを活用し、オムニチャネルキャンペーンでより精緻なターゲティングと効果測定を実現します。
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 SAXはすでに米国、カナダ、欧州、オーストラリア、ニュージーランド、インド、シンガポール、ブラジル、メキシコなどで展開中で、日本での提供によりサービスエリアが拡大しました。

 Spotify アジア太平洋地域 広告事業統括のエリサ・ケルサルは、次のように述べています。「日本の広告主は、より効率的でデータドリブンな方法で適切なオーディエンスにリーチすることを求めています。Spotify Ad Exchangeは、そのニーズに応えるよう設計されました。リアルタイムで音楽に関心の高いリスナーへのアプローチを可能にし、日本のブランドがより関連性が高く、測定可能で効果的なキャンペーンを展開できるよう、私たちは支援していきます」