2019年、SpotifyはAnchorとGimletの買収をもってポッドキャスト分野への本格的な進出を果たすとともに、世界をリードするオーディオプラットフォームになるというビジョンを打ち出しました。
それ以来、Spotifyは、ポッドキャストクリエイターやリスナーのためにフォーマットやオーディオ体験の革新に挑戦し、ポッドキャストの可能性を広げてきました。
そして本日、Spotifyはデジタルオーディオブック配信のグローバルリーダーであるFindawayの買収に係る最終契約を締結し、オーディオの未来を築くというミッションをさらに推し進めるための新たな一歩を踏み出しました。
「私たちは、リスナーとクリエイターの両方にとっての、オーディオコンテンツの中心地になることを目指しています。FindawayがSpotifyグループに加わることで、オーディオブック業界におけるSpotifyの存在感が高まり、私たちの目標にまた一歩近づくことができるでしょう」とSpotifyの最高研究開発責任者であるグスタフ・ソーダーストーム(Gustav Söderström)は述べています。
「Findawayのチーム、業界最高水準のプラットフォーム、強固なオーディオブックカタログとSpotifyの専門性を組み合わせることで、音楽やポッドキャストのように、オーディオブックの分野に革命を起こすことができると期待しています」。
2027年までに33億ドルから150億ドル規模に拡大すると予測されているこの急成長中の業界において、Findawayはオーディオブックのエコシステム全体を俯瞰しつつ、作家、出版社、消費者に寄与するプラットフォームとサービスを提供しています。
さらに、世界最大規模のコンテンツ数を擁する同社は、独立系作家が物語に命を吹き込むための先進的なツールを提供することで、オーディオブックの民主化にも積極的に取り組んできました。
Findawayとの協業を通じて、Spotifyはオーディオブック業界へスピーディーに参入するとともに、業界の革新を続けながらさまざまな障壁を取り除き、クリエイターの収益化を手助けするツールを開発していきます。
また、Findawayのインフラを有効活用することで、Spotifyはコンテンツ数を急伸しながら消費者の体験を革新すると同時に、出版社や作家が世界中の消費者にリーチするための新たな手段を提供できるようになるでしょう。
*このたびの買収の詳細は公開されておりません。本取引は2021年第4四半期に完了する予定で、規制当局の審査および承認を受ける必要があります。
将来予想に関する記述(Forward-Looking Statements)
上記の一部の記述は、1933年米国証券法第27A条および1934年米国証券取引所法第21E条が規定する「将来予想に関する記述(Forward-Looking Statements)」に該当します。「でしょう、いきます(will)」、「期待しています(expect)」やこれらに類似する表現は、将来予想に関する記述であることを示すためのものです。将来予想に関する記述の例として、買収による潜在的な利益や買収完了の予想時期に関する記述などがありますが、これらに限定されるものではありません。このような将来予想に関する記述は、1995年米国私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)に含まれる将来予想に関する記述のセーフハーバー条項の対象となることを意図しており、この記述はセーフハーバー条項を遵守する目的で記載されています。このような将来予想に関する記述には、米国証券取引委員会への提出書類に記載されたリスクを含む(ただし、必ずしもこれらに限定されない)、過去の実績や現在の期待、予測と実際の結果が大きく異なる可能性のある重大なリスク、不確実性および仮定が含まれています。当社は、本資料の日付以降に発生する事象や状況を反映させるために、将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。