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Spotify の次世代クリエイター向けポッドキャスト制作支援プログラム「Sound Up」が米国、英国、アイルランド、ドイツ、オーストラリア、スウェーデン、ブラジルで開始

自分のポッドキャスト番組を作ってみたいと思ったことがある方に朗報です。今年で 3 回目を迎える Spotify のプログラム「Sound Up」は、ポッドキャストで多様な声を届けるために、次世代クリエイター向けにポッドキャスト制作の研修、ワークショップの機会を提供し、支援します。米国では Sound Up 2020 の申し込みがすでに始まっており、他の国でも間もなく受付が始まります。

Sound Up は、自身のポッドキャスト番組を企画・制作するためのノウハウをワークショップ形式で詳しく学べるプログラムとして、過去 3 年間で2万を超える申し込みがありました。最終的に、英国オーストラリア米国ドイツを合わせて 60 人がプログラムを修了し、うち 10 人が自らのポッドキャスト番組を立ち上げ、3 人が Spotify で Spotify オリジナルのポッドキャストを配信しています。修了生の番組を応援するまとめページもあります。

2020 年の Sound Up は、新型コロナの影響で例年どおりの開催が難しいことから、少し形を変え、2 段階に分けて実施します。第 1 段階は今年後半に行われる4 週間のオンライン講座で、すべての受講者に平等なテクノロジー環境を提供するために、Spotify からコンピューター、Wi-Fi 、録音機材を支給します。第 2 段階では、優れたポッドキャスト企画を提出した受講者を選抜し、各自のアイデアを形にするための対面式トレーニングを開催します。

また今年は、より多くの方々に参加していただくために、ブラジルとスウェーデンでも新たに Sound Up を開催します。スウェーデンでは、女性およびノンバイナリーで、肌の色、文化、言語、宗教、民族による差別を経験しうる方々が対象となります。ブラジルでは、ペリフェリア (大都市周辺部の低所得者層地域) に住む有色人種の若者が対象となります。

それぞれの国で受講者を 20 人ずつ選出し、4 週間のオンラインプログラムを通じて、トークのスキル、ポッドキャストの企画、オーディオの編集、事業運営など、ポッドキャストの制作と配信に必要な知識と技術を学びます。プログラム修了までに、番組の予告編を作成できる技能が身につきます。

今年の米国のセッションでファシリテーターを務めるのは、Sound Up ではお馴染みの Rekha Murthy 氏です。また、共同ファシリテーターとして、制作会社 Pizza Shark の Maria Murriel 氏も参加します。

興味はあるけど、まったくの初心者だから心配……という方も、どうぞご安心ください。Sound Up に参加するのに、ポッドキャスト制作の経験は一切必要ありません。自分の言葉で伝えたいこととがあり、それをポッドキャストで伝えたいという気持ちがあれば十分です。(各国でのプログラムに申し込めるのは、その国にお住まいで、対象者となるコミュニティに属すると自認している方に限ります。)

米国にお住まいの方は、今年の Sound Up へのお申し込みをこちらで受け付けています。スウェーデン、ドイツ、ブラジルにお住まいの方は、今月中に受付を開始します。英国とアイルランドにお住まいの方は、8 月から受付を開始します。プログラムの対象者は国ごとに異なります。米国、英国、アイルランド、スウェーデンでは、女性とノンバイナリーの有色人種の方。ブラジルでは、ペリフェリアに住む有色人種の若者。ドイツでは、LGBQTI コミュニティに属する方です。どのような成果が生まれるのか、今から楽しみです。

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